2021/11/07 のログ
ご案内:「ゾンビサバイバル「Zurvival」」に朝宮 小春さんが現れました。
朝宮 小春 > 「ひいいいぃぃぃっ!!」

悲鳴を上げながら、全力疾走をする生物教師。
元々野球で二塁から三塁まで走って肉離れをして倒れた人間である。
電脳世界とはいえ、体力は元のデータを反映する。

走るだけでぜいぜいと肩が上下して息が切れる。

「………だ、騙された。騙されましたね……。」

はっ、はーっ、はーっ、と。
生徒に誘われて、それじゃあ一度どんなことをしているか見てみましょう、と入り込んで。

ゾンビの群れの中にスポーンしました。

朝宮 小春 > 元々彼女は体力的にはぽんこつでしかない。
学生時代は射撃の腕前は良かったのだけれど、それは昔の話。

ようやく拾った拳銃を片手に、ボロボロのリュックを背負って常世学園の商店街(らしい)道を走り、今はようやく、小さな民家の2階に隠れたところ。

息を殺しながら畳の床にしゃがみこみ、激しく心臓が跳ね回るのを、じっと待つ。
落ち着け。 落ち着け………。


明るい茶色の髪をした白衣の生物教師。
元研究員だが、研究を断念して教師についた変わり種。
生徒と距離は近く、生徒の最近の趣味を一生懸命理解をしようとする教師でもある。

朝宮 小春 > ………さて、落ち着いた。
一緒にログインした生徒はおそらく全滅しただろう。
今頃は外部のロビーで私のことを見ているに違いない。

………最初は怖かったが、これはアレだ。
教師としての威厳を取り戻すチャンスかもしれない。

よし、と拳を固める。

窓を開けて屋根から落ちてログアウトするまで、3分前。

ご案内:「ゾンビサバイバル「Zurvival」」から朝宮 小春さんが去りました。