2020/07/31 のログ
ご案内:「常世病院 一般個室室(逃亡禁止用)」に持流 童男さんが現れました。
■持流 童男 > 「・・・・・・・・」
こんな顔じゃ、誰にも会えない。
わからない。もう自分が何かわからない。
体育座りをしながらベッドに座っている
もう、誰にも関わらないで、関わらずに、ここにいよう。
そうすれば、誰にも、迷惑がかからない。ただ少しだけ
「寂しいでござるな・・最低な某がいえたことじゃないでござるが」
三角ずわりを強くする。
■持流 童男 > 薄暗い部屋に、嗚咽が木霊する。
■持流 童男 > 「某は、自己陶酔野郎で、好きな相手に心配されてほしいクソ野郎で、
約束を破る最低な野郎でござる。」
言いつつも、自覚をもたせるように、自分に言い聞かせる
『だからこの恋心も、きっと嘘なんでござる・・・なのに殺そうとすると軋むでござる。』
なのにこの恋心は、どうしても消えない。殺せない。
■持流 童男 > 「もう・・・わからないでござる」
嗚咽を漏らしながらも三角ずわりをしている。
ご案内:「常世病院 一般個室室(逃亡禁止用)」にNullsectorさんが現れました。
■Nullsector >
カチャッ。扉の電子ロックが解除された音が響いた。
スライド式に開く扉の向こう側には、白衣姿の女性。
手元には、紫色のホログラムモニターとホロキーボードが添えられている。
甘い煙を撒き散らす煙草を咥えたまま、当たり前のようにツカツカと部屋に入ってきた。
「……随分と、情けない格好してるねぇ。」
■持流 童男 > 入ってきた女性に少しだけびくっとしつつも
「・・・お主は確か、あの時の白衣の女性・・・」
言いつつも三角ずわりをしている。
「はは、情けないでござるか・・そのとおりでござる」
「某は、・・最低な自己陶酔野郎で、色欲魔でござ・・る。」
顔を合わせない。見られたら情けない顔をしてるから。
よく見れば、涙の跡があるだろう本人は、気づいていない。
■Nullsector >
気だるげな表情を浮かべたまま、女性は童男を見据えたまま。
胡乱な常盤色の瞳が瞬きもせずに、情けない表情を見据えている。
白衣の裏から取り出した携帯灰皿に、トントンと灰を落とした。
流石に病院、そう言ったものは弁える。
「……あたいが誰かはどうだってもいいだろう?
何処にでもいるような『存在しない』人間さね。」
「随分と自責の念に駆られてるようだけどアンタ……実際に見ると結構サマ代わりしたねェ。」
かくも、情報屋である女が其れを知らないはずも無く
彼がこうなっている経緯もある程度知っている。
此の島に張り巡らされた"目"は未だ健在であり、衰える事は無い。
「……で、慰められたいのかい?
それとも話を聞いてほしいのかい?
泣くだけなら、赤ん坊でも出来るけど?」
■持流 童男 > 「・・・・話を聞いてほしいでござる。頼らせてくれでござる。」
言いつつもつらつらと、話をしていく
今度は目を合わせる
「某は、女の子を、助けられなかった・・!!」
なぜか今まで出ていた感情が出てくる。
今まではなかったこんなことは
「ただの女の子の・・・・!!見せたくない傷を見せられて、見ないふりをしてしまった・・!!!!怖かった・・でも友達なのに逃げてしまった・・・!!!!!」
「最低でござる・・!!許されるならば、仲直りしたいでござる・・!!!!また友だちになりたいでござる・・エゴでござるが・・本音でござる・・・」
アール殿の話し
「寄り添うと思ったけど困ってない女の子に対して、地雷を踏み抜いて、自分自身を突き通せなかったでござる・・!!!!!!!会話をしようとしたんだけどできなくて・・!!辛くて・・!!苦しくて・・・!」
モノ・クロ殿の話し
「好きな女の子に心配されたいがために・・!!風菜殿に心配がされたい為に・・!!某は、『約束』を破り、傷ついてたでござる・・!!!約束を守れなかった・・!!!ヒーロー以前の問題でござる・・・!!」
鼻水を垂らしながらも涙で布団を濡らしながら、ヌルセクターさんにしっかりと話す。目をそらさないように 涙を流さないようにしたけど、駄目だった
「自分を殺そうと、何回もしたでござる・・だけどこの恋だけはなんで殺せない・・?なんで・・・!?なんで某にその資格はないのに・・?!なんで殺せないんでござるか・・!自分を」
好きな人の話
布団を思い切り叩いた
■Nullsector >
「ふぅん。」
素気なく返事をして、煙を吸い上げ、吐き出した。
薄暗い室内には、あっという間に甘い匂いが充満する。
「まぁ別に、『知らない』訳じゃないけど、興味もある訳じゃないさね。
いいんじゃない?"超ド級の地雷女"が二人、爆発して清々するって事で一つさ。」
「大体、此の島の連中はどいつもこいつも"我が強すぎる"。
『お互い様』って言葉知らないのかね。」
ふ、と鼻で嘲り笑い飛ばした。
細い人差し指が、童男に向けられる。
「お前も。」
ス、とすぐその先は自分へと向けられた。
「あたいもね。」
その人差し指と中指で煙草を取り、煙を吐きだした。
「だから、いいんじゃない?『アンタはよくやった』」
「─────って、慰められて終わりで良いか。それとも、『小言』を言われるが良いか、どっちがいい?」
■持流 童男 > 目をゴシゴシとして、深呼吸してから
「『小言』をお願いしてもいいでござるか」
しっかりとヌルセクターさんの目を見ながらも
意思を持った目でしっかりと言った。
「頼むでござる。」
頭を下げつつも
■Nullsector >
「……そんな頭下げるような事でもないよ。『小言』だからね。」
言ってしまえば文句も変わらない。
だとすれば、人様にお願いして迄言わせる事でも無い。
その真面目さには感心しながら、呆れたようにその辺の椅子に座った。
「……別にさぁ、自分を殺すとかどうとか、そんな話でもないんじゃないの?」
「別にあたいは、アンタの恋路も、その相手も、周りにも特に興味がない。
精々、メシの種になれば十分だしねェ。」
「だから、別に『アンタの事はどうでもいい』。此れは前置き。」
ギシ、椅子に深くもたれかかる。
「仲直りしたいなら、自分が悪いと思ったんならちゃんと謝って伝えればいいさ。
誠心誠意、謝って、土下座でもしてさ。大体、ありゃ向こうも悪いなら悪いんじゃないかい?」
「別にアンタだけじゃないし、その子も、あの子も、他の子も。
皆『頑張ってる』んだよ。『頑張らない』とかそういうんじゃなくてさ。」
「脛に傷ある奴は一生傷を抱えても生きなきゃいけないし
いきなり触られたらそりゃ、逆鱗さ。『ヒーロー』とか言うけどさ……。」
「結局は『一個人』のやる事。失敗も成功も、守るも守れないもなんでもある。」
「当たり前の事なんだよ、『ヒーロー』以前の問題。皆やってる。」
「失敗すりゃ、挫けもするし、泣きもする。そのまま潰れる奴も珍しくない。」
「……で、アンタはあたいに啖呵切っといてそのザマかい?
『構って欲しい』から、一々そこで頭をたれてんの?」
足を組み、呆れたように目を細めた。
■持流 童男 > 頭を上げて、そしてそこから、深呼吸して。
「・・・・白衣の女性殿・・ありがとうでござる。」
しっかりと、目を見つつも
ベッドから立ち上がる。
「・・・ちょっと女の子と仲直りしてくるでござる」
「それで誠心誠意謝ってしっかりと赦してもらって仲直りするでござる」
言いつつ。
深呼吸しながらも立ち上がり 一歩前に足を出しつつ
「それで駄目だったら、また逃げて、また謝りに行くでござる!!!」
その顔はにっとわらいつつ、出口に向かおうとする。
■Nullsector >
「まぁ、待ちなよ。話はまだ終わってないよ……。」
立ち上がった傍からとりあえず引き留める。
如何にもせっかちと言うか、なんというか。
ひたむきなのは悪くないとは思うけどね、と少しばかり呆れ気味。
「それは飽く迄、アンタが仲良くしたいって言ったからその方法を一つを提示しただけ。」
「何も考えずに言っても、突っぱねられて終わりにならないかい?
その女の、曲がりなりにも『見られたくない』ような所見ちゃったんだろう?」
「そりゃ、一筋縄じゃいかないさ。
何も考えなく『ごめんなさい』ですんじまったら、風紀も公安もいらないんだよ。」
呆れ気味に溜息を吐いて、煙草を携帯灰皿にねじ込んだ。
「……『自分』が相手に『何をしたか』
……その上で、それに対して『何をし』『何が出来て』『自分はどうしたいか』」
「……その辺はちゃんとわかった上で行こうとしたんだよね?アンタ。」
胡乱な常盤色が、横目で見やった。
■持流 童男 > 「うっ・・・」
と言葉に詰まる。
「すまぬ・・まっすぐしか見えてなかったでござる。突っぱねっれて終わるところでござった。」
言いつつも正直に言う。
「・・・某が、アール殿の傷に対して、『目をそらした』」
言いたくない事実をなんとか理解する。
考える。
「だから、その上で「目をそらさずに」「相手を見て・・」「誠心誠意、謝罪をしたいと思ってるでござる。」
言い切った。
■Nullsector >
二本目の煙草を懐から取り出した。
口に咥えれば、溜息を一つ。
「……ちょっとだけ話変えるけどさ、寄り添うとかどうとかの、アレ。
相手が困ってないのにどうこうって言うの。要するに
『相手の気持ち』を考えてなくて、『自分ばかり先行してた』……って、事でいいのかい?」
「それが本当なら、同じ女として……」
カチッ。
「……同情するよ。」
ジッポライターで煙草の火をつけた。
甘ったるい香りが帰ってくる。
「……で、話を戻すけどね。その『謝る相手』ってのの立場で、考えた事ある?
何をされたらいやだとか、何をしてほしいとかさ。……少なくとも、『怒られる』位には、アンタに情があるんだ。」
「それを考えたうえで、ちゃんと伝えなよ。……それでいてさ。」
「『救う』とか宣うなら、そりゃ『一個人』を纏めて変えるか自分で背負うの。
その気になりゃ、『他人を殺せる』魔法にもなり得る訳。……今時流行る言葉じゃないよ?」
「超ド級の『我儘』、それでも相手に救われて欲しいって言うね。
その辺全部踏まえたうえで、『我儘』を通すなら……」
「こんな所で、泣いてる暇ないんじゃない?」
それこそ傷ついても立ち止まる暇なんてない。
一度賽を投げてしまったら、事が終わるまで止まってはいけない。
何を言われようと、止まってしまった時点で『我儘』は貫き通せない。
その『重さ』を理解させなければ、とてもじゃなければ『我儘』なんて通せるものか。
■持流 童男 > 「謝る相手の立場で・・・」
そう言いつつも、「相手の気持ちになる」という言葉を思い出す。
「・・・怒られるくらいには某を思っていてくれている・・・」
「あの子は、某の、人間が大好きな、怖くて、気持ち悪いけど、友達(化け物)なんだ・・」
「なのに傷を見ずに自分を見て、あの子を見なかった・・」
いいつつしっかり理解させるようにいいながらも
「・・・・救われてほしいでござる。だったらもう足を止めてる暇はないでござるよな」
いいつつも
「それが、某のド級の我儘でござる」
「やっと、クロ殿の言ってることが分かったでござるよ。」
ヌルセクターさんに笑みをこぼす。
■Nullsector >
「……まぁ、わかるって言うならいいけどねぇ。後は、アンタ次第。」
「一度やっちまったモンはそう言う事だって受け入れるしかないさ。
……それに、『我儘』なのは自分ばかりとも思わない事。」
「誰も彼も、そういうのに『折り合い』つけて、向こうも『我儘』ぶつけて傷つけて来たんじゃないのかい?知らないけどね。」
ふ、と少しばかり口元が緩んだ。
そっと椅子から立ち上がり、煙草を携帯灰皿にねじ込んだ。
「だから、『そういうもの』ってのは考えておきな。貫き通すばかりじゃなくて、『折り合い』『落としどころ』」
「『他人行儀』じゃなけりゃ、少しくらいはあるんじゃないかねェ?……ああ、そうそう。」
「別に頑張ってもいいけどさ、常時頑張りっぱなしって疲れるだろう?」
「アンタは幸いにも、休ませてくれる、弱音を聞いてくれる『止まり木』があるじゃないか。」
「そういうの、いるだけで幸せだよ。大事にしてやりな。」
何を言おうが所詮は人間。
ここで述べたのは全て綺麗事にもなり得る程度。
後はどうするかは結局、彼自身の力でどうにかするしかない。
その先に興味は無いが、何時も通りカメラの向こうから見守る位はしてあげよう。
軽く手をヒラヒラと振れば、病室を出ようとし……
「あ、そういえば……『匂い』」
「ちゃんと消しとかないと、怒られるかもねェ?」
甘い匂いが残る、女性煙草。
外出禁止しといて女を連れ込むなんて誤解をされたら、どうなるのか。
くつくつと喉奥で笑い声を漏らしながら、女性はそのまま立ち去って行った。
ご案内:「常世病院 一般個室室(逃亡禁止用)」からNullsectorさんが去りました。
■持流 童男 > 「とまり木でござるか・・、大事にするでござるが・・!!」
言いつつも笑いながらも
「匂い・・・?うおおお!!?消しておかねば!!!!」
言いつつ焦って消そうとするその顔は、暗い顔ではなく清々しいものだった
■持流 童男 > 「さて、ここからでござるな。
行く気満々なのでござるが、これ以上、約束を破ると、風菜殿に怒られてしまうでござるな、あと見捨てれる可能性があるでござる・・!」
うーむと悩みつつ、部屋の中をウロウロしている
「・・・・待てよ?ネットで誘えば・・?いや駄目でござるな!・・バレないでいけば・・!?駄目でござるな。うーむ!」
「携帯・・?駄目でござる!!連絡先こっちは教えたでござるがあっちの携帯電話しらないでござる!!!」
思いっきりいつもの調子に戻りつつもあーでもないこーでもないと画策している。
■持流 童男 > 「うーむ!ここから思い切りアール殿連呼すればわり来るのでは・・・?」
言いつつも窓を開け放ちつつ大声で叫ぼうとするが
「いやいやいや!!駄目でござろう!!」
「怖すぎるでござろう!!絶対精神病連にはいることになるでござろうが!!!」
自分自身にツッコミを入れる。
■持流 童男 > 「アール殿も大事にしたいし、風菜殿も大事にしたいでござる・・・!!!」
うおおおおと悶て部屋の中ぼいんぼいんと肉弾戦車が飛んでいる。
■持流 童男 > 「うし、色々と画策するでござるか」
言いつつ紙とペンを出して。画策している。
ご案内:「常世病院 一般個室室(逃亡禁止用)」から持流 童男さんが去りました。