2020/09/05 のログ
ご案内:「お散歩」に阿須賀 冬織さんが現れました。
ご案内:「お散歩」に白亜 愛さんが現れました。
阿須賀 冬織 > 夏休みが終わって最初の休日。
この前の海で思ってたよりも動くのが好きだと知ったから。
なんとなく、彼女を散歩に誘ってみた。特に行く当てはない。

白亜 愛 > 「♪」

特に何もない昼下がり。
夜ご飯を何作ろうかと考える以外は特になかったので、お誘いに喜んで乗った。

(どこへ行くのかな?どこでもいいな)

彼の近くをふらふら行ったり来たりしながらついていくのを楽しんでいる。

阿須賀 冬織 > 「特に行くところとかも決めてないけど、なんかぶらぶらと歩きたいなって。
どっか行きたい所とか見たいものあったら教えて欲しいな。」

自分の周りをふらふらと動く、なんだか御機嫌な彼女に声をかける。
行く先は希望があればそっちへ、なければまあ適当に歓楽街や未開拓地以外の方向へ。
ゆっくりと歩き出すまえに、すっと手を彼女の方へ差し出す。

白亜 愛 > 「へへ、おさんぽ楽しいですしね。ただ歩くのも好きですよ。
んー、目的かぁ」

まだまだ暑い日が続くけど、日に当たるのもそれなりに好き。
それでいて涼しい場所はあるかなー?と色々想像を膨らませる。

出された手を握り、彼の横に並ぶ。
最近はずっと一緒にいて手を繋いでいると安心するようになった。
子犬っぽい。

阿須賀 冬織 > 「んあ、ないならまあ適当に。俺もこうやって話しながら歩いているだけで楽しいし。」

暑さは残るがまあたまにはこういうのもいい。……隣に彼女がいるという前提条件が付くが。
手が握られたことを確認してから歩き始める。

「この前の海でも思ったけど、愛って運動結構好きなんだよなあ。
なんか好きなスポーツとかあったりすんの?」

急ぐ理由もないので彼女の歩幅に合わせてゆっくりと。
歩きながら話題を振ってみる。

白亜 愛 > 「運動は好きですけど、スポーツってなると、ちょと苦手ですね。
こう、ルールがあってこうしなきゃーっていうよりは、身体を動かすのが楽しいって感じなので」

つないだ手をぶんぶん振ったり、ぴょんぴょんと跳ねたり。

「なのでこう、追いかけっことかキャッチボールとか水泳みたいな、ただ遊ぶだけのものが一番です。冬織さんはどんなものが好きです?」

阿須賀 冬織 > 「あー、体を動かすのが好きなのか。」

元気な彼女に引っ張られて腕は上下左右にぶんぶんと振り回される。
確かに体を動かすのが好きなようだ。ぴょんぴょんと跳ねる彼女を微笑ましく思う。

「んー……。好きな物。なんだろ、運動とかスポーツは大体好きなんだけど……強いて言うならみんなでやるやつかな。
一対一でやるよりも、多人数でやるほうが俺的には楽しいかな。」

好きなものと聞かれて、うーんと悩む。体を動かすことが好きなのは同じだが、あまりルールに縛られることも嫌いではない。
少し悩んで彼女にそう返す。
……実際のところ、みんなで遊ぶというか、遊ぶみんながいるってことに喜びを感じるのだろうが。

白亜 愛 > 「ほぁー、そうなんですね!みんなでわいわいするの、楽しそうですもんね!」

色んな人の輪に混ざって走り回る冬織さん……優しい彼のことだ。皆と打ち解けて楽しく遊ぶ姿が容易に想像できる。

「私も大人数で遊んでみたぃ……っ?」

何故か自分がいじめられる姿が想像できた。なんでじゃ。

「???」

よくわからないが不安になったので、首を傾げながら冬織さんの腕にしがみつく。
ちょっと安心する。

阿須賀 冬織 > 「おっおい、大丈夫か……?
……言えることでいいからさ、もしなんか困った事とか起きたら言って欲しい。力になるし、なりたいからさ……。」

突然言葉を途切れさせてしがみついてきた彼女に戸惑いながら声をかける。何か嫌な思い出でもあったのだろうか。
空いてるもう片方の手はそっと彼女の頭の方に。
……すぐに安心した様子を見る限りちょっとオーバーかもしれないが。

白亜 愛 > 「いや、ううーん、私もわかってないです。言葉にできない。
とりあえず、こうしてると落ち着くのでこうします」

皆と遊ぶというより皆に遊ばれる想像、って伝わらないだろうし。
ううーん?何で思い浮かんだのも不明。

このままぎゅっとして落ち着く。
……あの手で頭が撫でられたらちょっと嬉しいかも。
私はワンちゃんじゃありませんけども。

と、この近くには公園があったような。
日陰にベンチ、そのそばに自販機と噴水の記憶。
……休憩にこっそり誘導してみよかな。

阿須賀 冬織 > 「そっか。……よくわかんねーけど、落ち着くんなら気が済むまでいいぞ。
……そういや最初にあった時もちょっと違うけどこうやって頭撫でたよなあ。」

そう言って、彼女の気が済むまで頭を撫でる。
あの時はちょっと犬っぽいなんて思ってたけど、今は彼女が自分の腕に抱き着いて、
その頭を自分が撫でているということで頭が一杯で他に考える余裕なんてほどんどない。

彼女が歩く方向を変えればそれについていき、そのまま公園へと。
……周囲に人がいれば視線があるかもしれない。

「ん、ベンチとかあるしちょうどいいから一旦休憩するか?」

撫でるのを一旦やめ、身体的というよりは精神的に疲れているのではと思い休むかと提案してみる。
ちょうどよく、木陰に入っているベンチがあった。

白亜 愛 > 「ありましたねぇ……ん……」

この手で頭撫でられるのは気持ちいい。
人はいなさそうなのでむしろ頭を押し付けてちょいちょいせがむレベル。

「……ぁ゛はい、休憩しましょう」

離れた手が惜しいが、せっかく休みにきたのでベンチに座る。
冬織さんも、と隣をぽんぽん。

阿須賀 冬織 > 頭から手を離したときにちょっと残念そうにした彼女に嬉しくなりながら、
座った彼女が隣をぽんぽんと叩いているのでそこに腰掛ける。

「ふー。やっぱ木陰は気持ちいいなあ。」

両手を上げてぐぐぐっと身体を伸ばし、顔を横に向けて笑いかける。

「あっそうだ、確か自販機あるけどなんか飲むか? 飲むなら買ってくるけど。」

確か二回目も、ベンチじゃないがこうやって木陰で休んで飲み物買ったんだったけかと、少し懐かしく思いながらたずねる。

白亜 愛 > 「ん゛!動くのも好きですし、こういう場所でゆっくりするのも好きです!」

同じく、ぐいっと伸びてみる。手とか伸ばしても、冬織さんとの身長差を感じる。
けっこう大きいなぁ。

「飲み物……うん、じゃぁ、なんかジュースで!」

あと、冬織さんに我儘を言う回数も増えてきたなぁ。

阿須賀 冬織 > ちょっとでも大きく見せようとしているのか伸ばす姿が可愛い。……ちゃんとした身長聞いたことないが30センチくらいは差がありそうだ。

「おっけ、ジュースね…………選択肢ひれえな。」

立ち上がって自販機の方へと向かう。……おしるこコーラはなかった。まあ流石にあれを彼女に買うつもりはないが。
さて、ジュース。ジュース……。ちょっと違う方向で買って、合わなさそうなら交換すればいいか。

「買ってきたぞー。確か特別嫌いなもんねーって言ってたから大丈夫だと思うけど。」

両手に持ったペットボトルの内片方を差し出す。入っているのは透明の液体。ほんのりとではあるが桃の味がするものだ。
もう片方は普通のリンゴジュース。彼女が飲み始めるまで飲もうとはしないつもりだ。

白亜 愛 > 「へへへ……次なんかあったら私が奢りますよ。
いただきます」

なんだかんだで応えてくれる優しさが嬉しくて。
ついつい調子に乗ってしまう。

受け取ったのは桃フレーバーのお水。。ちゃんと味もするから不思議だよねって思いながら買ったりするやつ。

蓋を開けて、口元へ。
暑い日の木陰で冷たい水を飲む。最高のシチュエーションだなぁとか変なことを考えつつ喉で音を鳴らす。

阿須賀 冬織 > 「あんまり気にしなくてもいいって。」

こうやって喜んでくれるだけで充分すぎるほどなのであんまり気にならない。
彼女が口を付けたことを確認してから自分もごくごくと飲み始める。
口の中にりんごの甘酸っぱさが広がる。

「ぷはーっ。暑い日に飲む冷たいもんは格別にうめえな。」

白亜 愛 > 「っぷぁ!へへへへへ!!」

同意の声。とてもそうには聞こえない。

「はー……暑いのは体に毒ですが、太陽の下っていうのは心地いいですねぇ……。
も少し涼しくなったら、あちこち歩き回ってもいいですね……」

阿須賀 冬織 > 「あっはは。もしかしてそれ返事か?」

言葉にならないような返事をした彼女に笑いながら返す。声の調子的には多分肯定だろうか。

「まあ、夏は嫌になるくらい暑いけど、それでも太陽の下は確かに心地いいな。
んー、そうだなあ。……確か農業区の方に山とかあったから、涼しくなったらハイキングでも行くか? 紅葉なんかも見れるかもしれねーし。」

涼しくなったら歩き回りたいなといった彼女に提案してみる。
他にも最近できた水族館だとかいきたい場所は沢山あるが、折角だし彼女がより楽しめる所を選びたい。

白亜 愛 > 「ハイキング!いいですねぇ!私、疲れ知らずですよ!
あ!それにおべんと用意できますね!ピクニック!!」

楽しそうな予定にはしゃぐ。

「へへへ。こんな感じで、ずっと、色々、できたら楽しいですね!
冬織さんとなら、一緒に、どこでも……」

こうしたい、ああしたい、何を言おうかな、えーとえーとと喋っているうちに口数が少なくなる。

阿須賀 冬織 > 「ほんと身体動かすのが好きなんだなあ。……! 愛の作った弁当! ……あっ、いや……その。…楽しみにしとくな。」

はしゃぐ彼女を可愛いなと思いながら、ついお弁当を用意するとの発言に反応してしまう。
少し恥ずかしくなって最後は声がすぼむ……ハイキングに行くことが自身の中で決定した瞬間である。

「そうだな。俺の方こそ愛と一緒ならどこでも楽しいってか。……ん、どうした?」

さりげなく恥ずかしくなるような言葉を吐いていると、彼女の方の口数が少なくなってきた。声もどこかふにゃふにゃとした印象を受ける気がした。

白亜 愛 > 「へへへ……」

スヤァ。
笑いながら寝ていた。

そのまま頭が揺れ、隣の人に体重を預けるように体ごと傾く。

阿須賀 冬織 > 「……寝て…る?」

小さな声で囁いてみるがへへへと言った笑い声が返ってきた。
……実に幸せそうな寝顔である。

「っととと……どうしよこの状況。」

こちらに体ごと傾いてきたので倒れないように慌てて支える。
どうしようか……ツンツンと頬を軽く触ってみるが起きる気配はなさそうだ。
こうやって幸せそうに寝てるのだから、起こすのは嫌だった。

少し考え、この姿勢だとしんどいかなと両手を彼女へ伸ばし、ゆっくりと体を動かす。
彼女の頭を自分の膝の上に……所謂膝枕の状態だ。
さて、彼女の方が寝てしまったのだから、自分の方が起きて守らないとな…なんて。

時々吹き抜ける風が心地よい。彼女の髪が靡いて顔にかかればそれを整えて。
聞こえてないことをいいことに好きだよ、なんて言ってみたり。


……静かな時間が流れる。寝顔は可愛いし見ていて飽きないのだが……。



こくり、こくりと頭が揺れる。




……しばらくすれば、すーすーと、彼女とは別の寝息が聞こえ始めるだろう。
腕は、守るように彼女に添えられている。