2020/10/02 のログ
鞘師華奈 > 「ああ、装備に関しては…そうだね、私に関してはある程度の耐熱仕様のプロテクターか衣服が欲しいかも。
ユウリの方の装備は私とはちょっと変わってきそうだから、そちらはユウリの意見も交えて決めるかな。

――あと、最悪の場合は”離脱”出来るように、緊急用の脱出装備が欲しい所だけど、そちらは最悪自前で何とかするさ」

そう言って肩を竦めてゾネさんに最低限まず必要な装備は打診しておく。
それから、ボスへと視線を向けて頷く。この作戦は自分のもう一つの力が要となる。

「了解だよボス。少なくともユウリには”不確定要素”を含めて、作戦前に私の力の情報共有はしておくさ」

――炎の力…単純な炎ではない。炎が持つ破壊や再生、浄化などの側面を全て内包した力。
ソレについて説明しておかなければ、相方のユウリも上手く立ち回れないだろう、と。

ただ、同時にこの力のことを話すのは、幾ら公安四課の仲間といえどユウリくらいだろうが。
で、”例のアレ”とは何だろうか。ボスとアールマティのやり取りにやや半眼になりつつ。

「まぁ、ボス達も作戦というか勝算があるなら任せるけどさ。そちらはどのタイプを討伐するんだい?」

などと彼らに尋ねつつも、細かい所はメンバーで話し合いを続けていこうか。
そうしていれば、何時の間にか良い時間にもなっている頃合だろうか。

四方 阿頼耶 >  
「俺とアールマティは強いからね。特にアールマティは朧車と相性いいから、柔軟に動けるかを視させてもらうよ。
 
 俺?まぁ俺は強いからね。」

余裕、といように軽く言う。
実際何か考えがあるのだろうか。

「ともあれ…っと。
 一つだけ、室長代理らしい台詞を言って締めに入ろうかな。

 

 俺たちの仕事は常世島の平穏を守る事。
 それは全員分かっているよね?
 その中でやる事になる仕事は、自分にとって相性の悪い、条件が最悪な案件が飛び込んでくる事も珍しい事じゃあない。

 だからこそ、ね。
 俺たちは柔軟に立ち回らなきゃならない。
 仕事を全うするためにも。
 ”個人の目的”を全うするためにも、ね。

 

 人間らしく、頭使っていこうか。」

そういって、ぱん、と手を合わせる。
全員の意志を確認するように、見る。
静かに見て、そして少し、笑う。

「はい、じゃあ今日はこの辺で解散っと」

鞘師華奈 > 「まぁ、私も相性は兎も角、別の問題があるのでそちらが懸念材料かな」

先ほどから言っている不確定要素だ。例の力はまだ反動などが未知数の部分が多い。
最悪、自滅する事になってはいけないので、力の調整などもかなりシビアだ。

と、ボスの締めの言葉に静かに耳を傾ける。何だかんだも自分は公安の一員で彼の部下の一人だ。
聞くべき言葉はしっかり聞くし、室長命令にも逆らう事は無い。

(柔軟な立ち回りと――個人の目的、か)

自身の目的などももしかしたらボスは薄々察しているのかもしれないが。
それはそれだ。今は指令が最優先。ユウリと共にどうやってヤツを撃破するか。
少なくとも、役割分担は明確なので後は連携して各々の役割がしっかり果たせるか、そして不測の事態が起きても即座に対応が出来るか。

今回の討伐は、或る意味で自分にとっては公安の新人卒業試験みたいなものだ。

(頭を使う…か)

ならば、手持ちの使える札は出来る限り使っていくしかないか。
そう考えながら、ボスの言葉に静かに頷いて。解散を宣言されれば――

「さて、じゃあユウリ。ちょっと作戦会議もしておこうか」

そう口にすれば、彼を連れて自室か何処かの店にでも夕食を兼ねて向かうことだろう。

夢莉 >  
「ん、おう。オレん家でいーか?」

そろそろ帰ってニーナの飯作んなきゃなんねぇし、と言って。

それを見た四方から「すっかりママだねぇ」なんてからかわれて、キレたりもしながら。
今回の会議は終了となるだろう……

ご案内:「第四特別教室本部」から四方 阿頼耶さんが去りました。
ご案内:「第四特別教室本部」から鞘師華奈さんが去りました。