2020/10/11 のログ
ご案内:「女子寮・部屋」に雪城 氷架さんが現れました。
■雪城 氷架 >
女子寮の一室…もう陽も沈み部屋の照明は煌々と点いている
窓のカーテンをシャッ、と閉めてソファへと戻る氷架
髪もリボンではまとめず適当なお団子ツインテールに部屋着、楽なスタイルだ
ソファ、少女が座る前のローテーブルにはいくつかのプリント
そしてその周りに筆記用具が散らばる、どうやら課題らしいが…
………
……
…
コチコチ、と時計の針の音の進む静寂…は割とすぐに破られて
「あー、もう止め!明日だ明日」
わー、と課題を放り投げた。いや物理的に投げたわけでもないけど
ご案内:「女子寮・部屋」にアリスさんが現れました。
ご案内:「女子寮・部屋」からアリスさんが去りました。
ご案内:「女子寮・部屋」に劉 月玲(リウ・ユェリン)さんが現れました。
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > 同じ女子寮の同じ部屋。
課題を明日の自分に擦り付けたであろう彼女の行動を横目に見てから、
テレビに視線を戻し。
「なになに、ひょーか勉強おしまい?
そんなに難しいところあったの?」
かちかちとコントローラーを動かしながら声をかける。
テレビゲームの真っ最中だ。
■雪城 氷架 >
「…難しくはないし考えればわかるけど考えるのがめんどくさい」
怠惰の極みのような台詞を吐きながら、さっさと散らばった課題を物理的に片付けはじめる
はじめるのはスローモーだが終わるのはスピーディー
「大体数学なんてもう全部コンピューターでいいじゃん…」
もう此の世の中において何億回と言われたであろう不平不満を零しながら冷蔵庫へ行って、戻ってくる
紙パックのココア2つ、自分の分とゲームしてる幼女の分
ソファに気怠げに背を凭れ、視線はこちらもテレビへと
「ゆぇは課題とかないの?」
自分もゲームはやるほうだけど、この幼女も気づくとゲームを遊んでる気がする…
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「あるよぉ~。
あるけ、どぉ……ふぎっ。
急ぎの課題じゃ……このっ。
ないから……さ、さわ……さわんなっ!!
このばかっ!!あ、フォオオオォォォォ!」
ゲームをしながら彼女の問いに答える。
画面ではもちもちしたマスコットキャラが大量にせわしなく動いていたが、『ELIMINATED!』と画面に文字が表示されると吼えるシャオリン。
「ばーか!!ばーか!!!
ほんと性格わるいばーか!!!
うえぇぇぇひょーかー!!」
ひとしきり画面に向かって吼え終わると、愛用のにらぬいぐるみを抱えながら氷架のソファへやってきて泣きつく。
■雪城 氷架 >
「よーしよし。
負けて悔しがるのは上手くなる才能の持ち主ってことだ」
子供のように──まぁ、見た目は完全に子供だけど──泣きついてきた月玲を撫でる
しかし趣味の悪いぬいぐるみである…どこに売ってるんだ?
「まー対戦相手もこんなロリがネットの向こうで
戦ってるだなんて思わないだろうししょうがないな…」
相手の嫌がることをするのが対人ゲームの鉄則であるし、
全力で叩き潰すのはある種の礼儀ともいえる
…まぁぴーぴー泣きついてるこんなのを見せてみたら
ゲーマー達がどんな反応するのかは気になるところではあるけど
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > うぎぎ、と呻きながら氷架の膝を独占。
昔から遊びの才能はないので、勝ったり負けたりの一喜一憂。
まぁ、甘える口実でもあるのだが。
「人の見掛けで手加減とかされたら、それはそれで腹立つから怒るけど!」
あからさまな手加減とかされたらそれはそれで怒る。
噛みつくぞ。
血を流させるぞ。
「私もひょーかみたいにゲームうまかったらなー。
ああいうやつらを千切って投げて千切って投げてするのに」
■雪城 氷架 >
「やってりゃそれなりに上手くなるし、悔しけりゃ強くなるよ」
まぁアイスココアでも飲んで落ち着け、と顔の前に差し出してみる
「ゲームなんて勝って負けてってしてるうちが一番楽しいんだし」
可愛らしい呻きをあげながらダイブしてる幼女を撫でつつ
なんとなくこんなやりとりも慣れたな、なんて考える
親元を離れて…と言えるほど離れてでもないけど、生活すること事態に最初は不安もあったものだが
「そういえば、ゆぇって…親とかいないの?」
そんな話、聞いたこともなかった気がしてなんとなしに訪ねてみる
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「むぇ~……」
いってることはわかるけど、と言いたげな顔で鳴き声。
頭を撫でられるのは全く嫌じゃないので、そのまま脱力しつつ。
「ん……親?
どしたの突然。
なんかあった?」
うつ伏せからころりん、と膝上で動いて仰向けに。
氷架を見上げる形になって尋ねる。
質問を質問で返すのはどうかとは思いつつ。
■雪城 氷架 >
「んや、あんまり聞いたことないなと思って、そういう話」
この見た目なら否応なく親の所在を尋ねられることもありそうなものだけど…
なんて思いつつ…
「別に話したくないならいいけど、
なんとなく聞いてみたかっただけ」
まぁ、親がいるとしたら離れてて寂しくないのかなとか
そういうことを思わなくもないわけである
「私なんかはこうやって親元から離れての生活、はじめてで。
不安もあれば新鮮なトコもあったりして、って感じだったからさ」
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「まー、確かにそういう話しないもんね。
別に話したくないわけじゃないけど」
手持無沙汰な両手を虚空でわきわきさせつつ考える。
「両親はもういなくて。
私が11歳のときに死んじゃったかなー。
なんで死んじゃったかはもう覚えてないけど……」
むいむい、と頭を撫でている氷架の腕を揉む。
柔らかい肌、すべすべの肌。
触っていて気持ちいいなぁ、なんて考えつつ。
■雪城 氷架 >
「…じゃ、その時からずっと一人?」
薄々感じてはいたけど、やっぱり少女に両親はもういなかった
聞いて悪かったかな、なんて少し思ったけれど、
話したくないわけではないと少女自身が言っていたのだから…そういうことにしておく
「っていうか11歳って…」
今現在の月玲の年齢に近い…というかそのものなんじゃないだろうか
何かしら事情めいたものがそこにあったんざないかと勘繰るものの…
深く突っ込むのも無粋か、なんて思ったりもして
「…寂しくとか、ないの?」
なでなで継続しつつ、なぜか腕を揉まれる
肉づきが良いとは言えない細腕、雪のように白い肌はすべすべで心地良いのかもしれないけど
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「うん、一人。
寂しくはないよ?
もうずっと昔のことだから、記憶も薄れてきてるし」
異能のせいで長生きをしているが、その記憶もだんだんと薄れている。
あるいはそれも、異能のせいかもしれないが。
「それに、今はひょーかがいてくれるし、せれなもいるし、すずかもいてくれるし。
この学校にいれば、誰かがいてくれるから寂しくないよ。
……あ、もしかしてひょーかはお母さんとかがいなくて寂しい感じ?」
ルームメイトの弱点見つけたり、と言いたげに悪戯顔で微笑む。
――本人は考えないようにしている。
皆が卒業していなくなったらどうしようかとは、考えず、今を楽しもうと。
■雪城 氷架 >
「ふーん……そっか」
素っ気なくも聞こえる応答
ずっと昔の記憶、なんて今の氷架には実感できることでもなかったし、
月玲がそう言うなら、きっとそうなんだろう、と素直に思うことにした
自分達がいるから…なんて言われればほんの少し擽ったさも感じるけれど、悪い気はしない
「別にすぐに会えるし、寂しいってことはないけど…」
ないけど、母・涼子と顔を会わせるとやはり安心するあたりは…自分はまだまだ子供なんだと理解できる
「…まぁ、一応お前らもいるし?」
悪戯顔を向けてきた幼女はほっぺをつまんでひっぱってやろう
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > みょいんと伸びる頬。
「むぇ~!
図星だからって照れ隠しに人の頬を引っ張らないで~!」
ぺしぺしと引っ張る手を叩く。
ちょっとのデレが見れたと思ったら、ツンの代償が大きい。
「まぁ、会えるうちに沢山甘えるのは悪いことじゃないと思うよ~。
死んじゃったらなかなかお話なんてできないしー」
■雪城 氷架 >
「……ん」
猛烈な抗議?を受けぱっと指をはなす
見た目通りのやわらかほっぺだったね
「なかなか、っていうか普通はできないんだけどな」
そういう意味では…うーん、まぁ恵まれているのか
母親が事故で死んだにも関わらず、今も普通に話せて、触れられる現在の状況
何かしらの奇跡、だとしたら…いつまでそれが続くのかはわからないのかもしれない
「ゆぇなんかもそんな口ぶりで、ホントは全然甘え足りてなかったんじゃないのか~?」
遠い記憶だから寂しくない、と少女は言ったが…それとこれとはまた別だろうと
煽ってくるのは照れ隠し継続中、なのがよくわかる
「一応ゆぇよりも私のほうが身体的には大人だからなー。
甘えさせてやるのだって吝かじゃーない」
母性とは程遠い身体つきだがそれはそれ、これはこれ
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「ぷぇ~、私はそんなに子供じゃないもーん」
とはいいつつ、膝上で頭をぐりぐり動かしてマーキングみたいな行為。
「ひょーかはおっぱいが足りない!
もっとボインボインのばいんばいんになって」
自分とそう変わらないおっぱい力のくせになにが大人だ。
頬を伸ばされた仕返しに胸を掴んでみる。
■雪城 氷架 >
「"ぷぇ~"なんて言ってる大人がいるわけないだろ。ガキんちょだガキんちょ」
わざわざ声真似までして誂ってやる姿勢
まぁ、じゃれ合いみたいなものなのだろうけど
「…!? ゆぇよりはマシ!!」
わし、と掴める程豊かでもない
部屋着のシャツが虚しく揺れた
そしてその言い訳もまた…10歳前後の少女と比べてもなという虚しさがあった
「いいよならないよそんなの。
対して背丈も伸びてないし胸だけでかくたって気持ち悪いだけだし、
下着だって安いヤツで済むしそもそも世界人類皆がおっぱい大きくなるわけじゃないしそもそも──」
つらつらと早口で並べた悲しき言い訳の数々
最後に『遺伝だ』と言い掛けて口を噤んだ
さすがにそれは、申し訳ないので
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「うわ、ひょーかのおっぱい掴めないんだけど~。
大丈夫?私と大差ない感じするけど大丈夫~?」
ぷぷぷ、と口を抑えながら笑いかけ。
シャオリンはちょっとだけ膨らみがあるからご期待下さい。
「でも、ひょーかに好きな人とかできたらどうするのさー。
男の子は口ではなんていっても、やっぱりおっきいおっぱいが好きだよ?
ひょーかもおっきいおっぱいにならないと!」
■雪城 氷架 >
「…比べるか?」
流石にこんな幼女には負けていない……と、思いたい
ぺったんこではないし、一応膨らみはあるし
静かなライバル心
…そんなのを幼女相手に抱くのもどうなんだという話だが
「知らないよそんなの。
でかい胸が好きなやつはでかい胸の女と付き合えばいいだろ」
ふん、と投げやり
未来成長は絶望的だとこれでもわかっているのだ
…豊胸はさすがになんかこう…プライドもあるし
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > 「あ、ちょっとムキになってる。
11歳に負けそうでムキになってる」
ぷ~、くすくす笑いながら膝上から脱兎。
何かされる前に逃げろぉ!
「えー、そうなの?
ひょーか好きな人とかいないんだっけー?」
なんか以前も聞いた気がするが。
揉んでもらえばいいのに―って言いだす数秒前。
■雪城 氷架 >
「あっこいつ」
ムッとなって捕まえてやろうとしたら逃げた、なんてやつだ
別にムキになってるわけではない。…多分
やれやれ、とアイスココアのパックにストローを差して口元へ
「いないな。…別に胸が小さいからモテないとかそういうんじゃないぞ」
言い訳っぽく聞こえるのがやや悲しい
「そういうゆぇだって、色恋なんざと縁ないんだろ」
勝手に決めつけた
ガキんちょっぽい見た目だからって!
■劉 月玲(リウ・ユェリン) > そのまますたた、とソファの後ろに周り込み、氷架の首に抱き着く。
なんだかんだ、甘えたいのです。
「私は今のところ恋人とかはよくわかんないかも。
一緒にずーっと生きてくれるなら、ちょっと考えちゃうけどー」
見かけ変わらない自分とずっと一緒にいてくれるのかと問われてそう言ってくれる人が果たして何人いるか。
「………、吸血鬼になったら、ひょーかを手下にしてずっと長生きさせようかな……」
じーっと氷架の首を見る。
まだ、吸血鬼じゃないからね。
あくまで吸血種だからね。