2021/02/14 のログ
ご案内:「歓楽街の一角にあるアパート」に葉山翔一さんが現れました。
ご案内:「歓楽街の一角にあるアパート」に一樺 千夏さんが現れました。
■葉山翔一 > 世間的にはチョコレートを渡す事に忙しくなる日。
前日までに大儲けというほどに売るに売り当日は自宅でまったりとした時間。
飼い猫の世話をしたり商品の在庫の整理を終えれば後は空き時間となり。
「偶にはゆっくりとするのも悪くはないな」
時折に客は来るがそれ以外は本当に平和で暇な時間。
世話をされた子猫がテーブルの上で伸びているのをスマホで撮影しつつ…知り合いに日遅れで配るチョコはどうするかと考えて。
■一樺 千夏 > 呼び鈴が鳴ると同時に開く扉。
勝手知ったるを通り越して我が物顔でズンズンと入ってくる大きな人影。
「やっほー 遊びにきたわよん」
左手には抱えるような紙袋。
どうやら勝った日らしく、戦果は大量だ。
煙草は小さな動物がいるので我慢中。
■葉山翔一 > だらけて居れば呼び鈴と共に開く扉。
一瞬緊張をするが直ぐに誰か思い当たり部屋の隅に伸ばしかけた手を畳に降ろして。
「いらっしゃい。いい加減慣れたけどな、せめて返事を待てよ…」
視線を向けると見知った女の顔。
今日は左手に紙袋を抱えているので勝ったのだと直ぐに判り。
以前なら咥えていた煙草も子猫のために我慢をしてくれているのが判れば悪いなと片手を揺らして軽く頭を下げて。
■一樺 千夏 > 「呼び鈴を押しただけ、マシでしょ?」
自分で言うのだ、この女は。
押さずに鍵を開けたりすることも多々あるのだけれど。
「まぁー細かいことは良いのよ、別に。
大勝ちしたから、適当に食べちゃってー、とりあえずで適当に買ったものもあるし。
……食材も買ったから、料理は任せた!」
■葉山翔一 > 「まー、それもそうだな」
その言葉に確かにと納得してしまう辺りマシだと。
押さずにも多いだけに今日は押したから良いかと考えて。
「細かいってな…前にそれで一回撃っただろ?
食べちゃってって事はそれは食べ物か。
何か食べたい物のリクエストはあるか?」
紙袋の中身が何かとわかれば立ち上がって紙袋を受け取り。
先ほどまで座っていた座布団を進めると何が食べたいかと確認しつつ冷蔵庫へとしまっていく訳で。
■一樺 千夏 > 「ハンドガンくらいなら、怪我くらいだからどうでもいいのよ。
死角からヘッドショットでもされなきゃ問題ないわ」
特別製だから、と笑って右手をヒラヒラと。
それにピクリと反応した子猫を構おうとするが警戒して近寄ってくれない。
解せぬ。
「お肉、もしくは天然素材から出汁とった饂飩。
……あれ食べちゃったから故郷の合成食料のやつ食べるのに抵抗できちゃいそうなんだけど、美味しいのよねー」
食は意外と安上がりなのである。
「ああ、そうだ。
下の方に色々とお菓子とか詰めてるからこっち回してー」
■葉山翔一 > 「それで怪我で済むのが凄いと毎回思うんだよな。
俺でも傷が治るのに数日かかるんだぞ…」
ヘッドショットも簡単に防ぎそうだと思うが口にせず。
子猫も見慣れた来客に視線を向けるが右腕が怖いのか鳴きはするが近づかない。
「肉なぁ……焼くなら出来るけど、饂飩は即席スープになるぞ。
こっちじゃ普通に食べれるのが美味しいってな、食生活が危ないって本当に思うぞ?」
一体どれだけ不味いのかとその合成食料に興味を持ってしまい。
「お菓子……?あ、これか。
はいよっと」
袋の中身を詰めていけば底にお菓子を見つけて視線を女に移し。
少し考え明日用に取っておいたホットドックとビールを手にして女の元へ戻り紙袋と共に前にと置いて。
■一樺 千夏 > 「体の内側に薄くて丈夫な鉄板を仕込んでるみたいなもんよ。
もしくは、機械に置き換えちゃうか。
鉄の腕なら9mm弾なんて豆鉄砲よん?」
治療も、直す方だから実にスムーズ。
在庫品があれば、だが。
カラカラと笑いながら。
「味が良く似た別のモノよ。大体は大豆みたいなやつの加工品。
栄養価だけはちゃんとあるから、倒れやしないわ」
お菓子を受け取りながら。
「あー焼くか即席スープなら、今の間に合わせで――――っと。
ビールとホットドッグ さいこー!
愛してる!」
とても力強く、とても安い愛してる 入りました。
■葉山翔一 > 「そう言えばそうだったな。
9ミリが豆鉄砲なら十分すぎるだろ」
治療は大変そうだとふと思ってしまい。
機械に置き換えは丈夫だが色々と苦労も多そうだと。
けれども笑う姿を見れば大丈夫そうだなと自然と笑みを浮かべてしまい。
「味が同じならいいと思うけどな。むしろ大豆の加工品なら非常食に欲しいもんだよ。
栄養があるならなお俺としては欲しいな」
食べれない時の非常食に良いなと大真面目に考えていたりとして。
「そんなので良いなら後で何か作ってみるか。
……喜んでくれるならいいか」
力強い安い愛、現金だと思いながらもまあいいかと笑い。
女からじりじりと離れていた子猫を抱き上げてあやしたりとして。
■一樺 千夏 > 「よく似てるだけで、やっぱり別物なのよ。
ホンモノを食べたあとだよよーくわかるわ。
……そんなに食べたいなら、こんど持ってくるけど。
缶詰とか、液状飲料食とか」
そっちの味はひっどいわよ、と念押しだけはしておいて。
「ちゃんとした料理とかはマナーもよく知らないもの。
気軽、お手軽で美味しいならそれで充分ってもんよ」
ガツガツと食べて、ゴッゴッと飲み干す。
ジャンクのお作法なのかもしれない。
「さて、と。
食後の甘いもの~♪」
適当に歌いながら取り出したのは、煙草のようなパッケージのお菓子である。
ココア味。
■葉山翔一 > 「それはそれで興味はあるんだよな。
本物との違いっていうのがな……。
本当か?是非に頼むよ」
不味いと言っても青汁程度だろう、そう考えて是非に頼むとお願いし。
「俺だってマナーなんて聞きかじりだって。
そもそもな…お高いレストランじゃないんだ、箸で十分だって」
あっという間に食べてしまう光景に早いなと呆れ。
腕の中でもがく子猫を床に降ろし、寝床へ向かっていくのを見送って。
「甘いって言いながら煙草はって…あ、ココアシガレットだったか?」
見えた箱に煙草なら止めようとしたが、あれは確かお菓子だったなと。
部屋にはなかったものなので紙袋にあったのかと珍しそうに見て。
■一樺 千夏 > 「不味くてもそっちで処理してよ?
アタシは食べないからね」
それも食のギャンブルと思えば、拒否をするつもりもなく。
「そうよん。
この部屋が禁煙になっちゃったからねー、それくらいのルールは守るわよ。
ヘビースモーカーでもね」
咥えたソレをピコピコと動かして。
「一緒に食べる?」
■葉山翔一 > 「それは大丈夫だって。
食えなかったら売るから」
その時は別の犠牲者に売り払うとさらりと口にする。
「悪いな。
一人暮らしには癒しが必要なんだ……。
ベランダがあればよかったんだけどな」
無理なルール変更だったが守ってくれている女には本当に感謝しかない。
後で何か美味いものを作ろうと心に決めて。
「いいのか?そんじゃ一本貰えるか?」
貰えるのなら貰うと手を出しだしていき。
■一樺 千夏 > 出された手を左手で握って。
「ん」
顔を近づけて ソレ をピコピコと動かして主張させる。
■葉山翔一 > 「これを食べろってか…?」
手を掴まれて動かされるソレ。
箱をこちらに向けなかったのはそういう事かと察し。
「動かすなよ、食べにくいって」
そう告げるとタイミングを見計らい反対側を口にして。
■一樺 千夏 > 「バレンタインでしょ。
このお菓子、食べ溶かすものだし……ね。
じっくりと味わいましょ」
反対側を咥えられれば、さらに顔を近づけて唇を重ね。
ねっとりと、味わうように。
■葉山翔一 > 「チョコを贈る日だな。
そうなのか…?普通に食べるもんだと思ってたな。
じっくりって……」
反対側を咥えてかじれば近づいてくる女の顔。
そのまま唇が重なると狙ってたなと思いがするが抵抗はせずに受け入れて。
■一樺 千夏 > 「ええ、じっくりよ。
……だって、まだまだ たくさん あるもの」
少し離れて喋ったかと思えば、また口付けを再開して。
そのまま右手を使って器用に立ち上がる。
そのまま右手で肩を抱いて……あれ、これ男女逆じゃない?とちょっとだけ眉を顰めたものの。
まぁ、いいかと抱き上げて。
「続きはベッドでしましょっか♪」
■葉山翔一 > 「全部食べ終わるまでこれで食べる気か?」
チョコがなくなり唇が離れての言葉。
あと何本あるのか聞く前に唇を塞がれてしまい。
立ち上がっていく事に気が変わったのかと思えば肩を抱かれ、そのま待抱き上げられ。
「…最初から狙ってたな?」
こうなると逃げることもできず、好きにしろというだけで。
■一樺 千夏 > ふふん と いつもの勝気な笑みを浮かべて。
「内緒♪」
そう返してから、それこそ飽きるまで口付けを。
ご案内:「歓楽街の一角にあるアパート」から一樺 千夏さんが去りました。
■葉山翔一 > 「確信犯め…」
いつもの笑みだが何となくそんな気がし。
返された言葉の後はお互いに飽きるまで口づけを…。
ご案内:「歓楽街の一角にあるアパート」から葉山翔一さんが去りました。