2021/08/28 のログ
ご案内:「キャンプ場」に白亜 愛さんが現れました。
ご案内:「キャンプ場」に阿須賀 冬織さんが現れました。
白亜 愛 > テントに荷物を置いて、川に出陣。
川の幅は広く、深さは膝丈くらいで、水も透き通っている。

一定間隔で置かれている看板には注意事項や住んでる魚について書かれており、遊べと言わんばかりの場所だった。

「かわだーーーーーーーーー!!!うみじゃないけど。へへへ」

そんな水辺にテンションを上げる少女。

阿須賀 冬織 > 「おーっ! スッゲー綺麗!」

 少し遅れて走ってくる青年。普段の生活だと中々感じない自然と、
見るからにテンションの上がっている彼女につられて、テンションも高くなってくる。

「んで、何しよっか?」

 キャンプ場の一部として整備されているようで、周りを見れば泳いだり釣りをしたりと楽しんでいる人たちの姿も見える。

白亜 愛 > 「遊び道具はないですし、水着じゃないですし……?」

全くのノープランで来た様子。
そこに看板の内容が目に入り。

「おぉ!浅いところのお魚さん、人に慣れてるんですって!
それに川の中には宝石が転がってるみたいですよ……!
ちょっと探してみません!?」

食べられない魚と遊べることや、何かしらの原石が上流から運ばれてくる胸が書かれていた。それと転ばないように注意書きも。

阿須賀 冬織 > 「あー、確かに。……水着持ってくればよかったかなあ」

 といってもないものはどうしようもないなあと。

「ん、どれどれ……おぉ! いいじゃん、楽しそう!」

 横から同じ看板を覗き込む。魚との触れ合いも楽しそうだし、原石なんかは綺麗なのを見つけたらプレゼントしようかな、なんて考えて。

「うおっ、つめたっ!! ……よっし、魚と宝石はどこかな」

 レギンスをまくって川に足をつけ――夏場のこの時間でも冷たくて、思わず声が出た。川底を探し始める。

白亜 愛 > 「今日は浅い所で楽しんじゃい゛ましょう!うへへへ」

こちらは濡れることを気にせずそのまま川へ。
冷たいと言っていたので覚悟したが想像以上で悲鳴が出る。

「ぅきゃぁぁあ!?おぉ……この冷たさは、確かに泳ぎたぐなる……」

ぶんぶんと顔を振り、川の中へ視線を向け。

「ふふふ……どちらが先に見つけるか勝負ですよ!」

そしていい感じのものが見つかったらプレゼントしようと画策。

阿須賀 冬織 > 「あっはは、な、冷たいだろ? ……ほんと、泳いだら気持ちいいんだろうなあ」

 面白いくらいのリアクションに、水をかけてみたらどんな反応するんだろうなと思ったり。

「おっ、その勝負のった!」

 先にデカイの見つけるぞと意気込む。

白亜 愛 > 「これは……また海やらプールやら行って発散するしか?」

それはそれでやったーまた遊べるー!と思うわけで。
夏休みが終わってもどこか行けるかなと期待する。

「負けませんよぉっと、お魚さんはそれなりにいますねぇ」

石を探しつつ魚にちょっかいを出そうとする。
よそ見して無防備状態となり、水をかける絶好の機会だ。

阿須賀 冬織 > 「そうだな……夏休み終わってからになるだろうけど、また海とかプールとかも行くか!」

 増える予定に楽しみだなあと。

「こっこいつら、ほんっとに人懐っこいな…!」

 足を小魚がつんつんとつついてくるのが、少しこそばゆくて笑いそうになる。

「ん、そっちの方は……」

 どう? と聞こうとして見ると、無防備な背中が見えた。
……ごくりと唾を飲み込んで少し悩む。

「……えいっ!」

 悪戯心が勝り、声と共にぱしゃりと、両手で掬った水が弧を描くだろう。

白亜 愛 > 「おぉ……掴んでも暴れない……」

フナくらいの魚に触れ、掴むこともできた。
滅多に体験できないことに目を輝かせ、

「ぬっひょぁあん!!?や゛りましたねぇ゛!?」

唐突な冷たさにオーバーリアクション。
すぐに振り向き、犯人へと反撃を開始した。

阿須賀 冬織 > 「あっはははは、だってすっげー無防備だったもん!」

 思ってた以上のリアクションにお腹を抱えて笑う。

「あははっ。やばっ、笑いすぎてくるしっ」

 ツボに入ったようで、今なら彼女の動きには気が付かないだろう。

白亜 愛 > 腹を抱える犯人に頬を膨らませる。
そして今度はこっちが笑ってやりますとも、と両手で水をすくい、

「ぬ゛っ!!!」

ザバァと音を立てて水をかけた。
一匹、小魚ロケット付き。

阿須賀 冬織 > 「ははっ、あはははっ……ちょう゛ぁ!?」

 油断していたところに冷たい水がかかって思わず変な声が出た。

「な゛っ……!」

 おまけでべちっと何かが当たった。……え、魚じゃねこれ?
かかった水を腕で拭う。

白亜 愛 > 「ふふっ、ふふふふふ……ちょう゛ぁ!?だって」

人のこと言えない。

「ふふふ油断しましたね!一矢報いてやりましたとも!!」

ダブルピース。
突撃した魚も自慢げ(に見えるだけ)。

阿須賀 冬織 > 「なっ、そこはお相子だろ!! ぬっひょぁあん! だぞぬっひょぁあん」

 ぐぬぬと悔しがって言い返す。大事なことなので二回。

「くっそー、次は油断しねえからな!」

 流石に水着じゃないのでこれ以上やると風邪ひいちゃうかなと、そう宣言するに留めようか。
……負けた時の台詞じゃんこれ。

白亜 愛 > 「あっ!ぬぎぃ!気のせいですよ!そそそんな声だしてないですもん!!」

耳を塞いでわーわー声を出して拒絶。いいえ手遅れです。

「んぅ……絶対石を先に見つけますもん!どりゃ」

対するこちらは上も下も濡れてるから変わらない、と顔を水につけて探し始める。
あとで着替えるからいいや理論。

阿須賀 冬織 > 「ちょっ……! ……ったく、こうなったら俺も!」

 制止しようとしたけど間に合わず。……どうせなら一緒に楽しむかと息を吸い込んでから顔を水につける。
服がぴっちりと肌に着く感覚がちょっと不思議だけど、たまにはこうやって羽目を外すのも悪くないな。

「……っはぁ。…んー、見つからねえ」

 少しすれば息が切れて顔を上げる。

白亜 愛 > 「ぷは。もうみんな持ってかれたんですかねぇ?」

色んな人が来ているから持ち去られたあとなのかと推測する。
もしくは特別な手段とか。

「うーん……川の石を掘り起こすか悩みますね……せめて一個は思い出に、ん?」

彼からつかず離れずの距離をうろうろし、彼の足元にそれらしきものが見えた気がして止まる。

阿須賀 冬織 > 「うーん、かもなあ……って、流石にそれは不味いんじゃないか?」

 やりすぎたら後で管理人の人なんかに怒られそうだ。

「……ん? どうした?」

白亜 愛 > 「いえ、ちょっと」

彼に近づき、意を決して足音に手を伸ばす。
何個か石をどけて、目的のものを手に取ると。

「…………」

にやぁと笑うような顔で、丸みはあるがあちこち欠けた赤い石を見せつける。

阿須賀 冬織 >  近づく彼女にちょっとドギマギしていると、何やら足元の石をどけ始めた。 

「……! もしかしてこれって」

 彼女の手にあるものを見て気が付く。

「んー、負けちゃったなあ。…なんの原石だろ? これ」

白亜 愛 > 「へへへ、勝ちました。何の石でしょうねぇ?」

水かけの件もあり、とても自慢げな顔だ。
石についてさっきの看板に書いてあったかな?と思い出すも出てこなかったのでそのうち調べようと。

「……というわけで、はい!」

いつもありがとう、と彼に向かって石を差し出す。

阿須賀 冬織 > 「んー、赤いのって何が合ったっけ?」

 ルビーとかくらいしかしらないなあと。

「……へ?」

 固まって、目をパチクリ。

「え、あ…いいの? 愛が見つけたのに」

白亜 愛 > 「さぁ……なんかこの学園のことですし異世界の鉱石だったり?」

そんな絵空事に笑いを浮かべ。

「へへへへ。だからこそ冬織さんにあげるんです!いつも貰ってばっかりですもん!」

さあさあ受け取れと言わんばかりに彼の手に押し付けようと。

阿須賀 冬織 > 「あー、もしかしたらそうかもしれねえな。後で帰ったら図書館で調べるか」

 一緒に笑う。

「……んー、俺の方はそんなつもりないんだけどなあ」

 自分だって愛から色んなもの貰ってる、そう思っているけれど。

「……でもまあ、そうしたいって言うなら受け取っておこうかな。ありがとう」

 受け取ろうと手のひらを出す。

白亜 愛 > 赤い石を手渡し満足気に頷くと。

「へへ。なんだかんだ、結構楽しめましたねぇ」

気が付けば夕方に近づいており、ぐいーっと伸びをして、青紫に近い空を見上げた。


「……あ。結構テントから離れてますね……。御夕飯の下準備もありますし、そろそろ暖をとりに戻りますか」

全身水浸し、肌に張り付いたワンピースから水を絞って、テントへの移動を提案してみる。

阿須賀 冬織 > 「だな。嬉しいプレゼントも貰えたし」

 同じく伸びをしてから、貰った石を軽く眺めて。

「ん、このまま夜になったら風邪ひくし、着替えもしないとだからな」

 かけられた声に賛同して。戻ろうかと手を伸ばす。

白亜 愛 > 「はい!」

伸ばされた手をしっかり握り、にこにこと笑いながらテントに戻るだろう。

「へへへへ、それでですね、今日の御夕飯は……」

阿須賀 冬織 > 「おう! その話聞いてるだけでお腹すいてきたや」

 離さないように握り返して、談笑しながら笑顔でテントへと戻るのだろう

ご案内:「キャンプ場」から阿須賀 冬織さんが去りました。
ご案内:「キャンプ場」から白亜 愛さんが去りました。