2021/09/04 のログ
ご案内:「キャンプ場」に白亜 愛さんが現れました。
ご案内:「キャンプ場」に阿須賀 冬織さんが現れました。
阿須賀 冬織 >  すっかりと陽が沈んだキャンプ場。
夏ではあるものの、終わりの時期にこの時間だからか少し肌寒く感じた。

「なあ、星見にちょっと外行かないか?」

 川遊びで服がびしょびしょになったのもあって寝間着姿だけど、まあ暗いし他の人にはバレないだろうと、提案する。

白亜 愛 > お昼のキャンプで濡れ鼠になったので、干して着替えて。
夜ご飯を用意し食べているうちにすっかり暗くなっていて。
あとは寝るだけだというところでお誘い。

「お?星です?見ます見ます!」

無論、ゆったり過ごすしかなかったので賛成。
ちょっと肌寒いので、ぴったりとくっついて外に出る。

阿須賀 冬織 > 「じゃあ決まりってことで。いこっか、ちょっとだけ歩くから離れるなよ」

 ここでも上を見ればそれなりには星が輝いているのだろうが、
他のテントの灯りなんかもあるので、少し離れた広場の方まで足元をライトで照らしながら。

 離れないようにと、引っ付いてきた彼女の腰に手を回そうとする。
いつもよりプライベートな姿だからか、それとも肌寒さで体温が余計気になるからか、
こうして手を繋いだり寄り添ったりは何度もしているはずなのにドキドキが収まらない。
暗くて赤くなった顔を見られなさそうなのが救いだろうか。

白亜 愛 > 「はぁい……んっ」

回された腕から体温が伝わる。あったかい。
そして自分の熱も彼に伝わっているのだろうか、と頬が熱くなる。

そんな彼の腕を拒絶することはなく、むしろ赤い顔を見られたくなくてよりピッタリとひっつく。
先導してくれる彼には歩きづらくなって申し訳ないなーとは思っている。

阿須賀 冬織 > 「……ん、着いたぞ」

 温かいなあ、なんて思いながら、ゆっくりと歩く。歩きにくい以外にしばらくこの体温を楽しみたいというのもあったのかもしれない。
少しの間、森の中の道を歩けば目的地に着き、名残惜しくはあるものの腕を解く。

「おおー……! すっげえ綺麗…! ほら、愛も上見てみな」

 広場と言っても灯りもない芝生の空間だが、だからこそ星を見るのにはうってつけで。
見上げれば、街中では見れないようなまさしく満天の星空が広がっているのだろう。

白亜 愛 > 腕が離れて残念な顔をするも暗闇で届かず。
彼の感嘆を聞いて顔を見上げれば。

「ほぁー……」

すごい、という言葉すら出ず、神秘的な光景に圧倒される。
手を伸ばせば一つは取れそうで、天に向かって手を伸ばした。

阿須賀 冬織 > 「プラネタリウムも綺麗だったけど…やっぱ実際に見る方が迫力あるな……」

 天の川や夏の大三角と言った星々も街中とは違ってはっきりと見て取れて。
隣を見れば手を伸ばしている姿が目に入り、同じくこちらも片手を伸ばしてみる。

白亜 愛 > 「へへへ。でも、見比べることはできませんね」

結局星には届かず、そのままごろりと寝転がれば、芝生の柔らかさと夜風の気持ち良さが心を揺さぶる。
大きなドームの中心に、一人取り残されるような、大自然に包まれるような。

「これは……たまらない……」

一度帰ってもまた体験したくなるほど。

阿須賀 冬織 > 「まあ、どっちも綺麗で楽しい思い出ってのはかわんねーか。
……寝間着、汚れるぞ?」

 芝生の上に寝転がる音を聞いて、そう問いかける。

「んーっ。でも、確かに気持ちいいなこれ」

 返事は待たずにそのまま、自分も芝生の上に寝転がる。
自然と見上げる形になるから、視界は星空で一杯だ。

白亜 愛 > 「へへへ。気持ちいいでしょう?」

にこにこ笑いながら、ずり、ずり、と昼と同じように身を寄せて。

「うへへ。あったかい」

星空を眺めながら、彼に頬ずりをしている。
そして何か仕掛けようとそわそわ。

阿須賀 冬織 > 「うん。とっても」

 両手を広げて大の字になって、自然の中に溶け込んでいる様な感覚を楽しむ。
そうしていると、横に体温を感じた。

「……あったかいな。……ちょっ、くすぐったいって」

 満更でもなさそうに頬ずりを受け入れる。

白亜 愛 > 「♪」

甘えてる様はどう見ても小動物。
二人っきりというところに自覚なくテンションが上がっている。

「へへへへ……あれっ?
流れ星、かな?たぶん」

少し起き上がろうとしたところで、空に何か通った気がしてまた寝直す。
もう一度くるかも、と少しわくわくして。

阿須賀 冬織 >  こちらもテンションやらなにやらが高くなっているので、彼女がそわそわして居る事には気が付かない。

「ん? そろそろかって……おおっ!」

 立ち上がろうとしたのを感じて、そろそろ帰るか? と聞く前に。
視界の隅で光が流れた気がして。

「かもな。……っし、願い事考えとくか」

 何がいいかな、と頭の中で考えながら星空を期待しながら見る。

白亜 愛 > 「あっ願い事!!えーとえーと」

流れ星に願い事をかけるの忘れていて、慌てて何かないか考える。
次の流れ星が来るまでに決めなくては。

みんなが元気に過ごせますように……いやこれは普通すぎるし、レイちゃんが普通に過ごせますように?お外で沢山遊びたいし色んなごはん食べたいし、
冬織さんも元気に過ごして欲しいし、これからも色んなところに行きたいし撫でてもらいたいしぎゅーしてほしいし喜ばせたいし笑ってて欲しいしえーとえーと」

阿須賀 冬織 > 「よし、決まった! 早く流れてこないか…な……」

 願うことを決めて、まだかなと待っていると、横から声が聞こえてきた。

「なあ、愛。……途中から、声出てるぞ?」

 仰向けになっていた体を横に向けると、考え事をしている彼女の顔が視界に入った。
……口が動いていて、願い事の内容が聞こえてくる。正直、聞いてる方も凄く恥ずしい。
そう、願うのなら……寝転がる彼女に背中から腕を回して抱きしめてみようか、なんて。

白亜 愛 > 「あれもしたいしこれもしたいしまたあっちへ……ぇ?」

うんうん唸ってるところに横やりが入り、彼の方へ顔を向け。

「ぇ゛?」

二度見。顔を真っ赤にして、全ての動作が処理落ちする。
難なく抱きしめられてしまうほどにオーバーヒート。

阿須賀 冬織 > 「ほっ、ほら……お望み通り、ぎゅーってしてやる」

 かくいう彼も恥ずかしくないわけがない。
顔を真っ赤にしながら、同じく真っ赤で固まる彼女を難なく抱きしめる。
……勢いに乗って抱きしめたはいいもののどうしようこれ。
とりあえず、腕の力をちょっとだけ強めてぎゅーっとしてみる。

白亜 愛 > 「ほわ……ほぁあーーー!?」

抱きしめられていることに気づき奇声を上げる。
絶賛体温上昇中。

「ふひっふへへへ……冬織さん……」

強めに抱きしめられれば頭に!?を浮かべながらもしっかり抱き返す。
お出かけだけでなくこういうところも恋人っぽくなってみたかったので願ったりかなったりの状況。
変な笑い声もあふれ出し、心音も向こうに届きそうで流れ星どころではなくなっている。

阿須賀 冬織 > 「ん……愛。……好きだよ」

 自分の心臓が早鐘を打つのがわかる。……体が熱い。
名前を呼ばれて呼び返す。ついでに自分の気持ちも添えて。
可愛いなぁ、なんて恥ずかしさとかでボーっとする頭で考えている。

白亜 愛 > 「へへ……私も好き……!!
ななんか、こう、ロマンチックでいいですね……!」

照れ隠しに余計なこと言ってしまうくらい、顔がへにゃへにゃになっているのが自分でもわかる。
このまま腕に包まれていたいながらも、顔を向け、近づけて。

阿須賀 冬織 > 「うん……そうだな。……ん?」

 幸せを感じながら、ぎゅっぎゅしていると、彼女の顔が目の前に。

白亜 愛 > 「へへへ……んっ」

向こうが何か反応する前に口付けて。
前髪の隙間から見える目は「やってやったぞ」と言いたげで。

「っぁ……ぁあ゛ー!わあー!」

離したあとに「やってしまった」と見せられたものではない顔を彼の胸元に埋めようと。
でもぎゅーは継続。

阿須賀 冬織 > 「……むぐ」

 どうした、と聞こうとした口が柔らかい感触で塞がる。……うん、甘酸っぱい。
ついさっきまで星空で一杯だった視界には彼女しか映っていない。

「…………なっ」

 驚きで固まっていると、感触は離れて、あっと声が漏れる。

「……好き」

 胸元に埋められた彼女の頭を撫でてから、髪の上に唇を落とす。
多分、後で思い出して恥ずかしくなるんだろうなとどこか他人事のように考えつつ、幸せを目一杯享受する。

白亜 愛 > 「うぁ……!むぁーー!!
しんじゃう!しんじゃうー!」

自分からやっておいて、もう逃げ出したい。
心臓がうるさい。
でも好き。離れたくない。
より一層抱き着いて、彼の熱を確かめるように。

「うぅー好き……あつい……寝られるかな……へぶしっ」

阿須賀 冬織 > 「あはは、死なないって」

 彼女が抱き着いてくればぎゅっと抱き返して。
……いつもよりも薄手の寝間着だから、いつもよりも熱い体温だけでなく、鼓動まで伝わってくる。

「俺も好きだよ。……寝られないなら抱き枕になろっか?」

 ジョーク。そんなことしたら自分が絶対寝られない。
というか、今がその状況なわけだし、彼女も多分眠れないだろう。
……さっきから、雰囲気にあてられてかいつもよりも積極的になっている気がする。
時間的にも、涼しいはずなのに熱い。

白亜 愛 > 「んー、抱き枕なってぇ……テント戻らなきゃ……星すごかった……」

抱きしめられるのが好きでふにゃふにゃに戻っていき、何も考えずに返事を返す。
そろそろ起き上がろう?と茹だった顔を見せて。

阿須賀 冬織 > 「……え。……んんっ……そうだな。そろそろ戻ろうか。……うん、綺麗だったな。また、いつか来よっか」

 なんだか肯定の返事が来てあれれーおっかしいぞー。
……ふにゃふにゃとしている彼女も可愛いなあなんて逃避しつつ、とりあえずテントに戻ることに賛成して。

「ん、起きれるか?」

 腕を解いて、半身を起こす。

白亜 愛 > 「はい……また来ましょう」

彼に抱き着いたままなので一緒に起きることになり、一緒に立ち上がる。
今は彼と一緒にいることを楽しみ、自分が何を口走ったか理解するのは多分寝る前だろう。

阿須賀 冬織 > 「おう、今度来た時は何するかなー。……あっ」

 彼女の体を支えながら、起き上がって。
歩き出すときに、ふと上を見上げると光の筋がいくつも見えた。

「愛…上見てみな。綺麗だぞ」

 足を止めて、そう声をかけてから、目をつむる。

もっともっと、愛と一緒に幸せな思い出を作れますように

白亜 愛 > 「はい?……わぁ」

彼に倣って見上げれば先ほど探していたものが。

彼に先導してもらいながらテントに戻る際、頭の中は先程駄々洩れていた願い事を全部願掛けしていましたとさ。

ご案内:「キャンプ場」から阿須賀 冬織さんが去りました。
ご案内:「キャンプ場」から白亜 愛さんが去りました。
ご案内:「テント」に白亜 愛さんが現れました。
ご案内:「テント」に阿須賀 冬織さんが現れました。
白亜 愛 > 星空観賞を堪能して、テントに戻ってきた。
内部に入って早速、自分の寝袋の上にダイブ。

「むっはぁー……綺麗な空だったなー……へへへ」

そして足をばたばたとしながら思い出し笑い。

阿須賀 冬織 > 「ほんと、綺麗だったよなー。…………」

 さっきの出来事が抜けきってないからか体はまだ熱い。
……同じ部屋で寝るのでもドキドキなのに、本当に抱き枕にされるのだろうか……?
テントの入り口で悶々と考えて固まっている。

白亜 愛 > 中に入ってこない彼の様子に首を傾げる。

「冬織さんー?」

何も気づいていない様子で忘れ物でもしたのかな?とのんきに寝転がっている。
一応、外で寝転がったときの埃はテント前で払ってある。

阿須賀 冬織 > 「えっ? ああ、うん……なんでも、ない……」

 声には反応して、埃を払ってからテントの中に入る。
……なお、人がこういう時は大抵なんでもある時だ。

 テントの中は明るくて、外着とはまた違った私服姿に否応でも目が行く。
可愛いなと思うと同時に、ホントに同じテントの中で寝るんだなあと実感が湧いてくる。

白亜 愛 > 「んん?そっかぁ」

男の子ってよくわからんという結論に至り綺麗に流した。
そして彼が中に入ってくればニコニコ笑い。

「……へへ」

先ほどの出来事を思い出し、隣で寝てくれるんだなぁという嬉しさもあり。
緩む頬を必死に隠して、もじもじと縮こまる。

阿須賀 冬織 > 「まあでも、楽しんで貰えたようでよかった。……どうしたんだよ」

 なんだか縮こまっている彼女に疑問を投げかける。
楽しそうにしてたのに、なんかあったっけ……? いや、結構心あたりあるな……。

「……んでさ。……その……ほんとに、さ。……だ、抱き枕にする…のか……?」

 とりあえず心の準備をするためにも聞いておかないとと、直球な質問を。
自分で言ってて恥ずかしくなったのですっごくしどろもどろ。

白亜 愛 > 「だきまくらにする?あーそっか。抱き着いて寝ちゃうと、寝袋だから大変ですね……」

まず首をかしげ。
見当違いの返答を返し。

「だきまくらにする……する……ぇ、ぅええと」

反対方向に首をかたむけ、ようやく真意に至る。
ぷるぷると震え、あわあわと口を開く。

阿須賀 冬織 > 「……えっと、そのだからさっき…ほら……」

 一応、肯定が返ってきたから聞いておかないといけないわけで。
首を傾げている姿が可愛い。あっ、反対になった……なんて、彼女の様子を眺めながら。

「ああ……まあ、あくまで確認だからさ、嫌だったら別に……」

 気が付いたようで、慌て始めたので、付け加えておく。
というか、声には出さないが理性が持つかわからないのでこう、拒否してくれていいんだよと。

白亜 愛 > 前髪の隙間からはぐるぐる目が見えるだろう。
言ってしまったことの恥ずかしさとか、承諾拒否それぞれした場合の反応とか。大混乱である。

「~~~~!!ん!!!」

しばらく悶えて口を開けても言葉にならないらしく。
必死に何かを言おうとして、ばんばんと自分の横の寝袋を叩く。
とりあえず寝転がれとかそんな意味の気がする。

阿須賀 冬織 > 「……んあ? 寝ればいいのか?」

 ばんばんと寝袋を叩く彼女の意図を考えながら、
どうなるにせよそろそろ寝ないといけないのは事実なのでもそもそと寝袋に入る。
……抱き枕にされるかは置いておいても、同じ部屋の中で寝るんだよなあ、
と考えるとあんだけ抱き着いたりしておきながらドキドキしてくる。

白亜 愛 > 彼が寝袋に入ったのを確認して、
その上に跨って抱き着いてみる。

有言実行。抱き枕にする方向で決まったらしい。

顔を真っ赤にしながらいい感じのポジションを探し始めた。

阿須賀 冬織 > 「ほわっ!? ちょっ、なっ……!」

 まさか本当に抱き枕にされるとは思っておらず、突然のこともあって、変な声を出しながら慌てる。
手足をバタバタさせるも、寝袋の中なのであまり意味はなさそうで。

「あははっ! ちょっ…くすぐったいって!」

 顔を赤く染めながら、彼女の動きがこそばゆくて身をよじる。
……多分、それで位置がずれて余計悪化するだけだが、そんな事を考える余裕はなかった。

白亜 愛 > 「むっ……、んっ……!するったらするんです……!!」

無駄に覚悟を決めて吹っ切れた少女は男の上でマウントを取り始め。
向こうが身をよじるたびにポジションを整えようとさらに動く、傍から見たら何をやっているんだ状態の攻防。

「ん゛ーー!!冬織さん゛が枕になってくれ゛ない!!」

直接動きを封じるべしと判断して、彼の寝袋をこじ開けようと。

阿須賀 冬織 > 「ちょっ、ストップストップ! 一旦落ち着けって!!」

 傍から見たら凄い絵面な気もするが、こちらも必死で。

「なっ……!?」

 真ん中にあるファスナーを開け閉めするだけなので、簡単に開くだろう。
驚きで体の動きが止まる。……身をよじっていたので寝間着は多少乱れているかもしれない。

白亜 愛 > 「落ち着いてますぅー!!よいしょ゛ー!」

落ち着いてない。

こじ開けた寝袋に足を突っ込み、一つの寝袋に入り込んでだきしめようという暴挙を目論む。

無論、そんなことができるわけがなく、
ぎゅうぎゅう詰めになってからファスナーを上がるとこまで上げる。
閉まらない場所は自分の寝袋を布団代わりに被って、彼女の理想形態が完成。
……という図式を頭の中に組み立てた。

「これなら冬織さんも動けまい!そして抱き心地もばっちりです!たぶん!」

そしてそれを実行しようと真っ赤な顔で手を伸ばす。