2021/10/02 のログ
ご案内:「ラ・ソレイユ」に修世 光奈さんが現れました。
■修世 光奈 > 「いらっしゃいませー♪ハロウィンキャンペーン中でーす」
常世島では幽霊騒ぎが起こっているが
それはそれとして、バイト先でもキャンペーンが始まった
ハロウィンとはお菓子が売れる期間なのだ
せっかくだからとお願いして、可愛い服を着ることにした
ハロウィンとはコスプレが盛んな期間でもあるのだから
さて、今やっていることと言えばビラ配りである
持ち前の元気さをフルに発揮してお店の近くを通る人にハロウィンのお知らせを配っている
そろそろ日も少し落ちてくる時間だが、ここからが本番だ
「―――…?」
と、不意に少し背筋に寒いものが走った気がする
体は冷えてないのだが…?
「まあいっか。…よろしくお願いしまーす♪」
すぐにそれは消えたので、また元気に声掛けを続ける
犬の耳を模したカチューシャとメイド服に縫い付けられた尻尾がゆらゆら揺れる
コンセプトは、獣人メイドさんである
ご案内:「ラ・ソレイユ」に幣美奈穂さんが現れました。
■幣美奈穂 >
『はろうぃん』。それは、その時期にしか現れないという怪異が悪いことをする時期・・だそうです。
悪いことに敏感な美奈穂は、街の飾りに目つきの悪いカボチャの絵を見て、
ぴぴんっ!
またこの季節が来たのだと察したのです。
「巡回です!。今年もきちんと、礼に始まり礼に終わることをきちんと教えなければなりません!」
生憎と、皆さんが忙しいらしく。
今日、集まった部下?は茶色いウサギさん1羽。
もしゃもしゃしてます。
その子を抱いて、さっそく街を巡回するのです――。
「・・早速見つけました・・獣人さんですね!」
ポストの陰からお顔を出して、はろうぃん妖怪らしい方を見つけました。
どこかで見たことがある気がしますけど、そっくりさんなのでしょう。
じ~、捜査の基本は監視です。
身体が半分もポストから出ていて、もひもひと口を動かすウサギさんを抱えた美奈穂。
犯行現場を抑えようと見はるのでした。
■修世 光奈 > 仕事仕事、ケーキ作りは中の人に任せているから
私は私の仕事を果たすのだ
「いらーっしゃいまーせー♪………………ん?」
1枚、またチラシを配ったところで視線を感じて少しきょろきょろ
そこにいたのは、隠れられてない状態でじーっとこっちを見る巫女さんだった
しかも、なぜかウサギを抱えている!
悪そうな気配は全然しないけれど、どうしてこっちを見ているんだろう
入るかどうか悩んでるのかな?
そう思った私は、にっこり笑いながら近づいていって
「いらっしゃいませー?どーかしましたか?」
こういうのは逃げられる前に先手を取るのが大事
かわいいイラストが描かれたチラシを差し出しつつ、話しかけてみよう
犬耳カチューシャと尻尾には仕掛けが施されていて、動く度にぴくぴくひらひら揺れていて
■幣美奈穂 >
あの獣人さん。
美奈穂が見たことがない獣人さんです。
光奈お姉様になんとなく似ている感じはしますが、お姉様にお耳と尻尾はなかったのです。
つまり――そっくりな別人さん!
「今、大事な所ですので・・」
話しかけて来る空中にいる透明なおばあ様に、へにょり。
なんやなんやと足元に来た野良猫が、何もないはずの空中を見上げて長い尻尾をゆらりと動かすのです。
もひもひするウサギさん、抱きかかえられたまま、前足をしゅっしゅっと素振りです。
特技が首落としな、居合が得意なウサギさんです。
今は頭の後ろの柔らかさと心の中で戦っているのかもしれません。
「あの獲物を狙う雰囲気・・きっと、悪戯してお菓子を渡そうとしているに違いありません」
ウサギさんに捜査状況を伝えます。
ベテラン風紀委員の目から逃れられないのです。
「・・・」
近くに寄ってくるのを、お顔を上げてじーっと見てから。
こちらに視線が向いている気がして、首をかくり。
後ろに誰かいるのかしら?、と振り返っても誰もいません。
「――わたくし?」
お顔を上げてお目めぱちぱちしてから首を傾げさせます。
差し出されるチラシ、かわいいイラストに目を取られて、そして見上げて。
またチラシに。
ベテラン風紀委員ののーみそで考えるのです。
・・・・。
「い、悪戯はだめなのです!。
あと、怪異さんでも、きちんと就労許可証を取ってからでないと・・!」
きりっ!
まっすぐに見上げて、はっきりという美奈穂。
足元の猫が欠伸をして、抱えられたウサギさんはやれやれという具合に首を振るのです。
■修世 光奈 > 何か、この巫女さんに近づくとぞわぞわが増してくるような?
気のせいかな、と思いつつ、近寄っていくと
夜闇になりかけの暗さから脱却し、よーく相手の顔が見えるように
よく見ると足元には更に猫さんもいる
動物に好かれる人なのかな、と思っていると
巫女さんと、その顔に見覚えがあると気づいた
確か、名前は―――
「そうそうあなた。え、えーっと悪戯?そういうわけじゃない………………
ん―――?、………………。あ、美奈穂ちゃんだー」
久しぶりで、記憶が少し曖昧だけれど
尻尾と耳を揺らしながら、名前を言ってみる
間違ってたらごめんなさいの構えだ
けれど、顔に見覚えがあるから、大丈夫だと思う
「わぁ、久しぶり!元気してたー?
最近会わなかったけど!うさぎさんとねこさんもこんばんはー」
ぱあ、と自然に笑顔になって挨拶。
うさぎさんとねこさんにもにっこり笑いかけてから
「私私、光奈だよー。
今ちょっとバイトしてて……可愛い?」
くるん、とその場で一回転
作り物とは思えないしっかりした造りの尻尾と耳がまたぴくぴくゆらゆら
メイド服の丈は膝くらいまでの長さのもので、スカートもひらひら
意見を求めて小首を傾げて聞いてみよう
■幣美奈穂 >
足元のにゃんこさん、するりと脚に身体を擦りつけてから。
近付いてきた修世様の足元をぴすぴすと嗅ぎにいくのです。
ちょっと太り気味な呑気そうなにゃんこさん。
「違いますの?。ほら、悪戯してお菓子押し付けるというのじゃ・・。
――?」
誰でしょう?
知らない獣人さんなのですけど・・はっ!?
ベテラン風紀委員だから有名なのでしょうか!
「あっ、はい!。
わたくしはいつも元気です・・え?え?」
まだ判っていない美奈穂です。
にゃんこさん、修世様の脚にも頭を擦りつけてからにゃんっとご挨拶。
うさぎさんも無難にぺこりとご挨拶ですけど。
「え?えーっ!?。
光奈お姉様、いつの間に獣人さんになったのですか!?
わんこさんに噛まれたのですか?大丈夫ですか?」
あわわとなってしまうのです。
あわわとなって、ぱたぱた修世様の周囲をくるり、尻尾も確認です。
「はい、可愛いですけれど・・お耳触っていいですかしら?」
ほへ~と、小さく口を開けてお耳をじっと見上げるのです。
■修世 光奈 > かわいいねこさんがすりすり寄ってくる
ちょっとくらい太ってる方が可愛いと私は思うので、なでなで
「あはは、違う違う。
ハロウィンだからお菓子もケーキもお安くなってますよ~、特別なものもあるよ~っていう宣伝だよ!」
何か勘違いをしてるらしいお相手に、優しく訂正
ちらしには可愛らしいお菓子やケーキが印刷されています
ご挨拶してくれるお二人にもふふふ、と笑いかけてから
「ん?これ?噛まれたりは……、あー、あー………………。
………………、ふふふ、良く気付いたねー、私、実は変身できるのだー
犬の獣人だったのです」
嘘は言ってない。
コスプレして、変身して、今はいぬみみメイドさんなのだから
でも流石に触られると体温が無いからバレてしまいそうだけれど
それはそれで、反応が楽しみだ
「ふふ。元気なら、よかったよかった
いいよ、どうぞどうぞ。いっぱいふにふにしてー」
よいしょ、と少し屈んでお耳を差し出して
触ると…感触は犬耳に近いけれど、暖かさは伝わってこないでしょう
「―――…」
さて、ベテランさんはわかるかなー?とどきどきしながら様子を窺ってみる
■幣美奈穂 >
にゃんこさん、大人しくごろごろ喉を鳴らし撫でられるのです。
美奈穂はきょとんとするのです。
「はい、はろうぃんですから。気を付けないと・・。
お菓子、お安いのですか?」
大体、手作りする美奈穂ですけど。
お菓子は主に和菓子ですし、その和菓子もやはりお店の方が多いので買うことが多いのです。
ウサギさんと一緒に、ふむふむとチラシを覗きこみます。
ウサギさんはもひもひしているだけですけど。
「な、なんですって!?
それでしたら、生活委員会できちんとお注射しませんと!。
予防接種、ちゃんと受けておりますか??」
びっくりです!。
獣人系の方々や、魔獣系のペットもきちんと予防接種しないといけません。
あと、蚤とり薬とかも。
今年の予防接種、まだどこでやってたかしらと頭の中で思い出そうとするのですけど。
目の前に、獣耳がきてしまったのです。
片手をウサギさんから離して、ふにふに。ふにふに。
ウサギさんのお顔が修世様のお顔のすぐ前。ぴすぴすして、お鼻をぴとっとしてくるのです。
「――?」
ふにふに・・なんか変な感じのお耳です。――冷えてます!
「た、大変です!。
お耳、冷たいです!
あの、ストレスとか?。何か不安なことがあるのですか?」
本気で心配した目を向けて、瞳がウルルンとしてくるのです。
老衰とかしもやけも考えられますが、修世様はまだお若いですから――。
「う、うさぎさん。光奈お姉様のお耳、温めてくださいませ。
あわわわわっ、病院です!
普通の病院?、動物病院?、産婦人科がいいのかしらっ!?
あわわわわっ!」
一生懸命に、修世様の頭にウサギさんを乗せようとしかける美奈穂なのです。
■修世 光奈 > そうそう、お安いよー、とか言いつつきょとんとしている美奈穂ちゃんに笑いかける
動物たち、うさぎさんもねこさんもとってもかわいい
もちろん、美奈穂ちゃん自身もすごくかわいい
だから少し、揶揄いたくなってしまう
ちょっと悪戯好きになったのは、彼の影響かなあ……なんて思うけれど
チラシは後で渡せばいいから、一度抱え込んでからお話を続けよう
だけど…
「………………。」
予想以上に慌てさせたあと、予想以上にうるうるさせてしまった
ちょっとからかうつもりで、お耳を触ってもらってわかってもらうつもりだったのだけど
お鼻ぴと、の状態から、頭の上にぴょこんと乗ったうさぎさんを落とさないようにしながら、こっちもきょとんとしてしまって
「あ、あー、美奈穂ちゃん。ごめん。
これ、付け耳と尻尾だからだいじょーぶだよ」
ここは素直に謝ろう!
ちょっとした悪戯のつもりだっただけれど、純粋さを甘く見ていた
「毎日充実してて、ストレスとか全然ないから大丈夫。
ほら、美奈穂ちゃんもつけてみる?」
ひょい、と付け耳カチューシャを取ってつけてあげよう
少し色合いは違うけれど同じ黒髪だから似合うはず
「私はちゃーんと人間だよー。悪戯のつもりだったんだけど、驚かせすぎちゃった」
苦笑いしながらまた謝って
うさぎさんとねこさんにも謝っておきます
「こーいう格好をしたら、お客さんの目を引けるでしょ?
それに可愛いから着てみたいなーって思ったんだー」
大丈夫かな?もっと混乱してないかな?と思いつつ
もう一度なでなでしようと手を伸ばす