2021/11/16 のログ
ご案内:「洋菓子店 ラ・ソレイユ」に神代理央さんが現れました。
神代理央 >  
学生街の一角に構えられた、小さな洋菓子店。
腕の良いパティシエと、愛想の良い店員達によって評判は上々。
今では、生徒達の間でも人気洋菓子店の一つに数えられる。

そんな洋菓子店で、少年が一体何をしているのかと言えば。
こじゃれたレジの前に腰掛けて、読書。
常世祭の期間中という事もあって、昼間でも客入りはぼちぼち。
講義が無いので、こうして久し振りに。久し振りに顔を出して加勢に来ては見たのだが。

「……くぁ…」

客が来れば会計はきちんとする。
聞かれればわかる範囲で説明くらいはする。
しかし、特に混雑しているという状況でも無ければ、ずっとレジの前で読書に耽るばかり。
エプロンまでつけてさも店員です、みたいな服装の癖に。
ちょこんと置かれた自分用のトレーから時々洋菓子を摘まんでいたりする。

神代理央 >  
放課後になれば、ホールに入るだの接客だの本格的に手伝いに入らないといけないのかもしれないが。
今はまあ、そういう時間でもない。混みだすのは、もう少ししてからだろうか。
となれば、そういう時間に他のメンバーに休憩を回し、オーナーの自分がレジに立つ(座っているが)
それくらいはまあ、しても良いかな。とか、思ったのだ。

「……ん。ああ、丁度だな。領収書は必要か?……そうか。なら、また来ると良い。
次はもっと美味しい菓子が入っているさ」

愛想は無い。無くは無いが、店員と呼べる代物ではない。