2021/12/27 のログ
ご案内:「二人の部屋」に修世 光奈さんが現れました。
ご案内:「二人の部屋」にジェレミア・メアリーさんが現れました。
修世 光奈 > 「~♪ きょーはーたのしー、クーリスーマスー」

寒いクリスマスの日。
キッチンに立って、のんびり料理をする私
スープは問題なく良い感じに味付けできてるし、メインも焼きあがりそうだ
大体、彼の帰ってくる時間はわかっているし、せっかくだからできたてを食べてもらいたい気持ちを込めてオーブンをじ~、と見る

「んー。そろそろ…かなー?」

ネットにあった簡単レシピとはいえ、失敗すると悲惨な事になる
骨付きの鶏もも肉を入れたオーブンの時間を確認しつつ様子を窺い
お風呂も沸いているし、チキンはいっぱい焼いているし、お祝いのシャンメリーもしっかり置いてある
飾りつけ…は少し簡素だけどミニツリーを置いてクリスマスっぽさをプラス

外は寒いから暖房をしっかり効かせて準備万端だ
お皿も既に並んでいるから、後は盛り付けるだけ

そろそろ帰ってくるかな?とちらちら玄関の方を気にしながら待っていよう――

ジェレミア・メアリー >  
「ふぅ……」

吐き出す紫煙と共に、白い溜息が漏れた。
元々寒波が来ていて十分寒かったが、余計寒くなって来てしまった。
ジャケットの下には特殊なヒート機能の付いたアンダーシャツが効いているが
身を切る寒さは容赦がない。肌に感じる冷たさに身震いだ。

「すっかり遅くなっちまったな……」

既に夜空。おまけにちょっと雲行きも怪しい。
クリスマスとは言え、風紀の仕事がある以上抜けられず
すっかり家にいる彼女を待たせることになってしまった。
夜も更ける手前、寝ていてもおかしくはない。
ちょっと残念な気もするけど、仕方ない。

同じ部署の先輩には"サプライズ"を置いてきたし
後は手元の紙袋を彼女の枕元に置いておけばいいか。
咥えた煙草から立ち上る煙を眺めつつ、ようやく家が見えてきた。

「ん……」

窓からしっかり明かりが見える。
消し忘れか、待っていてくれたのか。
何にせよ咥えていた煙草を携帯灰皿にねじ込み、玄関を開けた。

「……ただいま、光奈」

扉が開けば、落ち着いて静かな少年の声音。
ちょっと寝ている可能性を考慮して小声だ。

修世 光奈 > 非常に遅くなりそうなら、一度連絡を入れて返答を確認してから寝るつもりではあったけれど
まだまだ、光奈が活動できる時間帯だ
ということは、寝るという選択肢はない

眠気よりも、暖かく明るい部屋に彼を迎えてあげたい気持ちが強いから
そんな中、玄関が開けば…温かい光と空気、それに混じっていい具合に焼けた肉の匂いが漂ってくることだろう

更には、出迎える…というより料理を作っている光奈はミニスカサンタ姿だ

「あ、おかえり。ジェレミア。
寒かったでしょー、大丈夫?沸かしてあるから、お風呂入るー?
急に冷えて来たよねー」

丁度帰ってくるであろう時間を考えて待っては居たが、それを前に出すことはせず
にっこり笑って出迎える
ちょっと焼き具合を確認するため、目は長く離せないがその中でも精一杯出迎えよう

「ご飯もその間にできるからさ、あったまってから…ん?おみやげ?」

一先ずはあったまってもらうように促してから
彼が持っている紙袋に視線をやる
何だろう、と思いつつ料理の方をしっかりしたいから、深くは言及しないつもりではある

ジェレミア・メアリー >  
暖かい空気が肌に触れる。
如何やら暖房が効いているらしい。
つけっぱなしなのは間違い。ただ、理外の嬉しさと言えば……。

「ん……ただいま。光奈」

彼女が起きてた事だ。思わず頬が綻んだ。
綻んだあとやってきた彼女の姿にキャップを目深に被る。
そう言えば前も"派手な"格好をしていた気がする。
あの頃よりも健全(?)な格好をしているが
現在、戻ってきた青春真っただ中。なんやかんや刺激は強い。
んん、思わず誤魔化すような咳払い。

「前々から思ってたけど光奈ってコスプレ好き?
 いや、似合ってると思ってるけどスカート……短いね」

彼女の美貌(惚気100000%)なら大概何でも似合う。
何でも似合うからある意味目に悪い。
いい加減見慣れたいとは思うが、中々慣れないものだ。
太もものチラリズムと見えそうで見えない下着が男の子に色々悪い。

「ん、お風呂は大丈夫。最初にご飯……がいいかな?
 そう。お土産。今日はクリスマスだからね。用意はしてるさ」

ちゃんと忘れてはいない。
何気なしに冷えた自身の頬を指で撫でると少しちくりと痛んだ。
気づけば頬が切れている。多分仕事中にやったんだ。
今日も少し大変だったからだろう。
目には付いたが気にする事は無く、笑みを浮かべたまま軽く紙袋を上げて
リビングへと歩いていく。暖かな空気がとても心地良い。

修世 光奈 > 外からなだれ込んでくる寒気を暖房で相殺していく
ただ、暑くなりすぎても不快であろうから、そうはならないように調節機能を使っている

「あ、照れた。
んー、そうだね。最初はこう、行事の時にミアに喜んで欲しいなーって始めたんだけど
今は…いつもと違う自分になれる感じで好きかな?」

外ではこんなかっこはしないけどね、といって
裾をちら、とゆるーく持ち上げる小悪魔ムーブ
意外と彼が可愛い反応をしてくれることを知っているからこその動きだ
ただ、その手はすぐ離れて

「そっか。おみやげかー。楽しみ!
じゃあ少し待っててね。もうちょっとでできるからさ。
……ん。って、怪我してる!もー、メッセージ入れておいてくれたら絆創膏とか用意してたのに」

むむ、とすれ違う際に、目ざとくその顔の傷を見つけて膨れる
怪我をするのは仕方ないし、帰ってきてくれるだけで嬉しさが溢れるけれど。

彼自身、気づいていなかったとは知らず、少し火力を緩めて救急箱を用意

「はい、小さいの。薬も入ってる絆創膏だから貼っておいたら明日には治ってる…んじゃないかな?どーぞ」

にっこり絆創膏を手渡してから、救台所へ戻る
肉は確実として、後はスープとシャンメリーだ
遅い時間ではあるから、量は少しだけ控えめなようだ

ジェレミア・メアリー >  
「そりゃぁ、まぁ……幾ら恋人だからって……」

照れるとも。異性相手だもの。
多分相手も知っていてやっているのか。
やっているな?今裾持ち上げたもんね。
見えそうで見えないチラリズム。
目深に被った隙間からチラ、チラ、と碧眼が悲しい事に追ってしまう。
夏場の時、水着姿とか風紀委員の温泉旅行とか
そう言うのは異能の関係上"よく見ちゃう"わけで
まぁ、その、うん。ほんのり顔が赤いし頬が熱い。
とりあえず首を軽く振って落ち着くことにする。

「あ、当たり前だろ!やめてよ、他の男にあんまり肌を出すのは……
 ……まぁ、その、ワガママを言うならあんまりいい気分はしない、かな」

海や薄着ならまだしも、こういうコスプレになると少し気分は良くない独占欲。
救急箱を持ってきたときに軽く、すれ違うように抱きしめた。
ちょっとだけ髪の毛を、彼女の匂いを吸い上げるように。
正直彼女に依存しているのは間違いない。
たまにはこうして、自分の欲をさらけ出してしまうのも二人っきりだからだ。

「ありがとう、光奈。今日のご飯も美味しそうだね」

絆創膏を受け取り、張り付けながら席に着いた。
思えばちょっと前まで適当な食事や外食ばかりなのに
気づけば女性の手料理。同棲生活、奥さんがいるってこんな感じなんだろうか。
何処となく美味しそうに湯気が漂っているように見える。
先に手を付けるのはよくない。彼女を待つ前に、携帯端末を叩く。

手首に巻き付けるタイプのものだ。
ホログラム画面が立ち上がり、現状の常世ニュースを流してくれる。
今日の夜は平和そうだ。安心。

修世 光奈 > 「んー、嫌だったら止めるけど、そういう感じじゃないもんねー」

ふふふ、と笑ってからからかうのは一旦止めておく
視線が足元、というか太腿に注がれるのはわかっているけれど
それはそれで、好きな人の視線を奪えるのは嬉しい

「わ、っとと。もー、大丈夫だって。私だって恥ずかしいし
こーいう際どい恰好するのは、ミアの前だけだよ?」

伸ばした髪。
お風呂は先に入ったから、ふわりとシャンプーの香り
抱き着いてくる彼にちょっと煽りすぎたかなー、と思いつつ
後は単純に寒いしね、なんて言いながら料理の仕上げ

中まで火が通っている事を一応確認してから、お皿に乗せて持っていき
光奈一人では多い、彼と二人だと丁度いいくらいのチキンだ
少し濃い味付けをしてスパイスが効いている

それを中和するため、スープは少し甘いコーンスープ
それらを運んだあと、シャンメリーの瓶を持ってテーブルへ
すす、と隣へ座って彼を見上げよう

「何かあった?…それにしても、クリスマスなのに大変だったねー。おつかれさま。
ささ、どーぞどーぞー。チキンも切るね」

わざと大仰な言い方をしながら、瓶を掲げてシャンメリーをグラスに注いでいこう
お互いに注ぎ終われば、別のお皿にチキンを取り分ける

「じゃー、めりーくりすます!」

用意が終われば、後はお祝いの言葉を言ってグラスを軽く傾けて差し出す