2022/01/12 のログ
ご案内:「落第街 閉鎖区画」にハインケルさんが現れました。
ハインケル >  
過ぎたる力は身を滅ぼす…とは、よく言ったもの
まあ、身の丈を超えたことはリスクがついてくるから気をつけなさいよという名セリフ?なんだけど
自己責任と言っちゃえば、自己責任
自滅する分には周りがとやかく言うことでもないわけで

問題はそれが大迷惑だったり、自滅した後も"力"が残り続ける場合

「でー、こうなってる、と…」

大規模な暴動があったらしく封鎖されている落第街の一角
風紀委員によって頑丈そうなバリケードが張られ、
少し離れた位置からでも数名の制服を来た生徒が厳重に監視しているのがわかる

「結構厳重~。これは中の様子は見れないかな?」

口の中でキャンディを転がしつつ、離れた位置のビルの影から少女が様子を伺っていた

ハインケル >  
噂程度で色々と情報は入ってくるものの、所詮は眉唾
この街で起こる騒動は一応確認しておきたいなと思ったものの
風紀委員が暴徒鎮圧のための有志を募っているとはいえ、正体を隠したい少女としては誓約書まわいがネックでメンドい
出席日数の補填とか魅力的ではあるけどもー

「どっかからこっそり忍び込めたりしないかなー… …お?」

様子を見ていると、数名で構成された討伐隊らしき生徒達がバリケードのほうへと向かってゆく
落第街の住人っぽくないし、戦闘に自信のある異能者達だろうか──

「───よーし」

パリッ、と尖った犬歯がキャンディを噛み割って、少女は駆け足に集団の元へと向かった

ハインケル >  
「実は二級学生の友達が中にいるの!
 助けて上げたいんだけど、討伐隊の一員ってことにして中に入れてくれない?」

口はっちょー手はっちょー
中に入るまででいいし迷惑かけないしー
なんなら、なんでも言うこと聞くしー
私のコト好きにしていいからー

なんか適当なことを色々並べ立てたら数人のうちの一人が食いついた
ちょろい、けど餌撒きすぎたかな?目がヤバかったよこのヒト

ちょうど一人欠席がいたらしく、そのヒトの名前と誓約書で入ることに
運がイイね、こういう日はいい拾い物をしたりするかもしんない

入る時に身体チェックされたけど持ってるモノが飴くらいだったのでスルー
むしろ非武装だったから心配されたけど問題ナシ──というわけで

「ありがとー♪じゃあまた後でね♡」

内部に入り数歩進むなり、翠色の風を纏って駆け出す
あっオイとか待てとか聞こえてきたけど待つわけなし、用済みなので!

そんなこんなでバリケード内の封鎖空間へ侵入成功。単独行動開始──