2020/06/30 のログ
ご案内:「落第街『リバティストリート』」にグランブルさんが現れました。
ご案内:「落第街『リバティストリート』」にさんが現れました。
グランブル >  
我々、違反部活『トライアド・クロウ』の開発担当はこの僕。
そりゃもう色々と苦労があるものだ。
例えば……作った発明品の試運転とかしちゃったりなんてー!!

今回の発明品は『トランスペアレント迷彩』だ。
このマントを羽織ってボタンをポチッとな。そうすると…
なんと透明になっちゃうんだなー!!
ちょっとの衝撃で解除されるのが玉に瑕。
人も機械も、弱みがないと面白くない。

リバティストリートの壁に!!
まずは落書きだー!!
スプレーがひとりでに浮いて壁に風紀委員よ立ち去れ!!とか書いちゃうワケ。

うっひょー!! 誰もが不思議そうに見てる!!
本当に透けてるわけだ、僕ってば天才ー!!

> 「ええと、どこ、ここ?」
ふうきいいん、のおてつだい、で、がれきてっきょ、のおしごとをしていた希は、風紀の他の仕事に行ってしまったおねーさんおにーさんについていってたら逸れてしまったのだ、オロオロと周囲を見回し、どうしようって顔

グランブル >  
お次は疾風スカートめくり!!
その次は珍しく牛肉の串焼きなんて出してる生意気な店から一本拝借!!
うめー!! 牛はうめーなー!!

誰もが首を傾げながら僕の凶行を止められない!!
ああ、これは使えるぞ!! マトロナ様に褒められちゃう!!
エスケイプもこれがあればかなり大規模な盗みを手伝ってくれるんじゃないか!?

僕って最高ー!!
エビバディセイ!!
僕って最………

気ままに走っていると足元に注意が向かず。
小さな子供とぶつかってしまう。

「おっと、大丈夫かいお嬢さん。こんなところに来ちゃ…」
「ってトランスペアレント迷彩が解除されちゃってるー!?」

この子とぶつかったせいだ!? くそうー!!

> どうしようどうしようと頭がぐるぐるして、内側からアオイヒカリが溢れそうになったとき

「わぷっ」

大人の人とぶつかってしまいキョトンとしてしまった

「ご、ごめんなさい」
ちょっと涙目だ

グランブル >  
「ああいや、こっちもよそ見してたよごめんねぇ~」
「飴ちゃんいる? 泣いちゃダメだよ、今の時代ガールだって強くあるべきだ」

そう言ってあやしていると。
腰にラッカースプレーやらあるし。
手には食べかけの串焼きなんかあるわけで。

後ろには怖い人が大勢いた。

「の、のわぁ!? なんだお前らぁ!!」
「僕を違反部活『トライアド・クロウ』のグランブル様とわかってないな!?」

舌打ちをしてさっきまであやしてた幼女に向かって刃物を向ける。

「オイ、動くなよ? 落第街とはいえこーんなカワイ子ちゃんが死ぬ姿なんて見たくねーだろ」

刃物は刺すと刃物部分のプラスチックが引っ込んでケチャップが出る自死偽装グッズなんだけど。
こういう時のハッタリに使えることもある。

> 「あ、あう、はい」

目、目、たくさんの人の目
怖い目、怖い目だ、あれはわたしを傷つける目だ

「だめ、こないで、ちかよらないで」

危険だ、と周りの人も感じるだろう、光が胸元に集まり、収束せずに明滅して

グランブル >  
「へ?」

近づいて彼女の肩に手を置く。もちろんニセ刃物は向けたまま。

「なんか光ってるけど大丈夫?」
「若い子って華やいでるからねぇ……これくらい光るのも、むべなるかな」

俺を囲んでいた落第街ピーポーどもはジリジリと距離を離している。
なんか知らんがラッキー!!
あとはこの幼女を人質に逃げ切ってみせる!!

> 「だめッ、こないで……」
白から青白く、なりかけて
人が去った事で、また白くなった、頑張って抑え込んでいるようだ、怖いのに、一人で耐えている

グランブル >  
「へっへっへっ、来ないでと言われて来ない悪党はいつまで経っても来ないやつだ」
「行けたら行くってやつが絶対に来ないのと同じようになぁ!!」

ワルい顔で凄みながら刃物をちらつかせる。

「僕ちゃんについておいで……君は僕の人質だぁ!!」

アーッハッハッハ!! 気持ちが良いなぁ!!
知恵と機転でピンチを切り抜ける時、生きてる実感が湧くというものさ!!

> 「や、やだ、だめ」

光があふれてしまう、あぶないの

「おじちゃん、にげ、てっ」

涙を流しながら、ぎりぎりまで高めた極光を、上、つまり上空まで解き放つ

グランブル >  
「え? ボカァおじちゃんって年じゃ………」

光に巻き込まれて、僕は。
上空まで舞い上がった。

そのままどっかの屋根に頭から刺さる。

グランブル > 「かーねぎーめろんッ!!」
グランブル >  
悲鳴と共に首を屋根から引き抜いて。
やべー幼女だ!! とんでもねー幼女だ!!
俺はガールは強くあるべきと言ったがね!!
それは多少の話だよこりゃ完璧じゃないか!!

「クッソー……今回は邪魔が入った、また会おう諸君!」

そろそろエネルギーがチャージされているはず!!
トランスペアレント迷彩のスイッチを入れて透明になり。
屋根伝いに逃げ、途中で通りに降りて逃げ出した。

あと逃げてる途中で車に轢かれた。
透明はもうコリゴリだよー!!

> 「ひっ、ぐ、ごめんなさい、ごめんなさい」

解き放った閃光が落第街上空を揺らし、爆音が響いたが、被害は、なかった

グランブル >  
それからほうほうの体で逃げ出した僕は。
アジトにたどり着く頃にはボロボロのグデッグデになっていた。
うわようじょこわい。

> そして騒ぎを聞きつけてきた風紀委員に幼女は回収され、慰められながら帰っていったのだ
ご案内:「落第街『リバティストリート』」からグランブルさんが去りました。
ご案内:「落第街『リバティストリート』」からさんが去りました。