2020/08/05 のログ
■園刃 華霧 >
「マ、今も似たようナもんダけど。
自分で洗濯シない分、楽ダよねェ」
雑な生き方だというのは分かっているが、どうにも其の辺を改善する気にはならない。
意識が少し改まったいま、これも変わったりするのだろうか。
少し、考えてみる。
「……うん、無いナ?」
薄汚れた姿も当たり前で生きてきたし、
食べられれば何でも良かったし、
……うん、料理洗濯まるで駄目
おしゃれ? 当然しない
女子力の道は遠かったらしいな?
■園刃 華霧 >
「いやホント。あの時に比べりゃ、此処は天国ダよな。」
食事は出る。
寝床は有る。
洗濯はまあなんかたまにできる。
風呂、もまあなんか一応有る。
とりあえず、夜襲を受ける心配はあまりない。
これだけ『手に入る』って凄いことなんだがねえ
ご案内:「留置所」に持流 童男さんが現れました。
■持流 童男 > 「あー・・・華霧殿、元気でござるか・・?」
言いつつも気まずそうに華霧殿を見つつ。
まさかトゥルーバイツの面々だったとは全然あの時は気になってなかった。
無関心を貫こうとしたが、体が勝手に動いてた。
「お主がまさかトゥルーバイツの面々だったとは、あの時の某を殴ってやりたいでござる」
冗談めかしつつも無理をした笑顔をしながらも
■園刃 華霧 >
「ンぁ……? 」
気がついたら訪問客一人。
ああ、確か浜辺に来たやつだ。
「タソガレくんじゃン。なニ? 今頃気づイたの?
そレはそれハ」
ひひひ、と笑う。
なんとまあ、間の抜けたオハナシか。
「ンで、何シに来たノ?」
だから逆に、真意は気になる。
■持流 童男 > 「・・・ちょっとした、お話を・・」
すこしだけ笑いつつも。その笑顔は張り付いている。
「・・・・はは、某は・・・・持流童男でござるよ・・・最低な」
寂しく言いつつも、語っていく
「・・・すまぬ、でござる。こんな事を言うのもあれでござるが。」
辛そうに言っていく。だが言わなければならない。
「・・・トゥルーバイツの二人を・・・殺してしまった。」
語っていく
「・・・『会話』をせずに・・『寄り添い』もせずに・・!!!」
「『最低』な!!某は・・!!!二人に何もできずに・!!!」
「『見殺しに』してしまった・・!」
そう語っていく、
「・・・は、は。本当に入るべきなのは・・!!!そこに入るべきなのは某なのに・・!!!」
背負う、背負う、背負う。
■園刃 華霧 >
「は―ン?」
切なる語りをとりあえずは一部始終聞いてみる。
ふぅん?
「そレで? 言いタいことハ、ないデもナいけド。
ソれをアタシに言って、オマエはどウしようっテの?
罵倒さレたいノ?
慰めテほしーノ?
懺悔シたいだケ?
そレとも、ただ言い捨テたいだケ?
もット別の意味あル?」
ただただ、淡々と聞き返す。
いつもの雑な胡座の姿勢。
目は……ただ、じっと相手を見ている。
■持流 童男 > 「あぁ・・・ただ罵倒してくれればいいでござる。」
そうかすかに笑いつつも華霧さんに笑いつつ、
「そうしてくれた方が・・いいでござる」
すこしだけ笑いながらも華霧さんに対して笑顔で笑いつつ
張り付いている。
「・・・あの子達の痛みも、会話もせずに、何もできなかった」
「多分罵倒されたいのでござろうな。某は。それで・・自覚を持てる」
かすかに笑いつつも華霧さんに対して目を合わせる。
■園刃 華霧 >
「はァ……なルほどネぇ……
そレが望みナら……」
頭をボリボリとかく。
だるそうな仕草。
■園刃 華霧 >
「ヤなこった」
■園刃 華霧 >
「そモそも、説明が足りン。人に話すナら、もっとわかルようニしろっテ。
『最低』とかいわレても、さっぱリだ。
『見殺し』ってのも、よクわからン。まあ、そもそもそこ自体ツッコミどこなンだけど……
だいたい、入るべきは自分って、なンでそーナんだ。というカ、なんでアタシより上になンだよオマエ」
一通り言いたいように突っ込む。いや、言いたいことはまだまだ有るけど、言いすぎてもきりがない。
でもまあ『話し合い』は大好きだ。
楽しもうじゃないか。
■持流 童男 > 「な・・・ぜだ・・??!」
言いつつ初めて動揺する。
それは・・そうだ、確かにこの話をすれば、おそらく罵倒して否定してくれる。こんなどうしようもない最低な・・・・僕を
ならば・・・
「・・・・わかったでござる話していくでござるよ」
話していく。
「某は、風紀・・委員として・・どうしようもない、ヒーロー以前の最低な人間として・・デバイスの回収に・・回ってたでござる。そこで、・佐藤・・花殿という天使殿に・・・であったでござる・・・!」
声が震える。
■園刃 華霧 >
「さ、とう…?
天使……あァ」
名前に覚えはない。所詮寄り合いだし、マトモに名前を出してない面子も居た。
けれど、天使、と言われれば心当たりっぽいものはあった。
あれもだいぶ重いやつだったなあ
「いヤ、だカらなンでもう最低なノが前提なンだよ……
まあいい、ンで?」
早速突っ込みどころだった。
ツッコミ先製造機、意外と面白いかもしれない。
■持流 童男 > 「そこで・・助かってほしいと思って、その子の願いを、踏み潰そうと、砕こうと思い、・・ヴィランの仮面をかぶって・・近づいたでござる・・誰かの願いを潰そうと、覚悟をしたんでござるが・・」
言いつつ拳に力が入る。
「なにも・・できなかった・・!某は『会話』すらしてなかった・・・!!!」
拳から血が滴る。
■園刃 華霧 >
「ン―、イや、そコな? ソこンとこ、肝心ナ話がブっとんデんナ?
オマエさー。自分の言いタいことシか言ってナいだろ?
アタシには『会話』すらシてなかッタって、全然伝わらンぞ、そレ。」
呆れたように口にする。
こいつ、口下手だな……
存外、そこが理由だったりしないだろうか。
「オマエの話。アタシには
『力づくで止めに行きました。でも会話してませんでした。』に聞こエるんダだが……
そりゃ、『力づく』でいきゃ『会話』しないワな? 当たり前すギて何が駄目かもわカんなイぞ?」
タダでさえ頭悪いんだから、分かりやすく話しておくれ。
そうすればきっと世界はもう少し平和になる。
いや、ほんとか?
■持流 童男 > 「・・・・あぁ、全くでござる。某は、『力づく』で『会話』もせずに、相手の話も聞かずに、デバイスを破壊しようとしてたでござる。」
笑いつつも、
「・・・相手のことも見ずに、『会話』もせずに、『とりこぼした』話でござるよ・・・救いたいだけが先行して、何も救えなかった。何もできなかった。」
笑いつつも、
「これで分かったでござろう、某が最低だと」
笑いつつも。
■園刃 華霧 >
「いヤ、だかラ。
何が最低なンだって。」
再度ツッコミ。
今日何度目だろう。
なんでやねん、とか言ったほうが良いだろうか?
「そモそも噛み合っテないンだヨな、その辺。
ま、最初からナんだけどサ。」
やれやれ、と肩をすくめる。
この手の問答、あの時から幾人、何度目なんだろうな。
まあでも、聞く気になってる今はだいぶマシだろうな。
「デ。聞くけド。何が『最低』なンだ?」
■持流 童男 > 「・・・・・何もできなかった、会話もできなかった、相手を見れてもなかった、聞く耳さえ持たずに、救いたい気持ちだけ先行して救われる側の気持ちも、考えてなかった、より添えなかった、苦しみを理解ってやれなかった。その結果が、何もしてやれなかった・・・」
いいつつ拳を再度握りつつ
「『最低』でしかないでござろうが・・!!!!」
悔いるように、苦悶の表情をする。
少しだけ感情が声に乗る。
■園刃 華霧 >
「何もできなかった、
会話もするつもりもなかった、
相手を見る気もなかった、
聞く耳さえ持ってなかった、
"絶対"に救われたい気持ちだけで生きてきた、
より添いなんて欲しくもなかった、
その結果、真理を求めた」
一つ一つ、指折り数えていく。
同じだけ言ったかな?
多分言ってる。
よしよし。
「……なルほど、『最低』ダな。アタシたちはさ?」
■持流 童男 > 「・・・・なんで・・・・そうなるんでござるか・・・」
言いつつも悲痛な面持ちをしつつも
「・・・お主らは、一生懸命足掻いて足掻いて足掻きぬいたでござろうが・・!!『最低』なわけがない!!!」
「その願いの為に一生懸命に足掻いて、その願いの為に・・・死んでいった!!!」
感情がこもる。
「苦しみに苦しみぬいて!!やるだけやった!!者たちが!!!諦めなかった者たちが、『最低』なわけがないでござろうが・・!!」
感情が篭もってしまう
■園刃 華霧 >
「あノなー。オマエ、端っカら勘違いシてんノ。
こノ話は、最初っかラただの『意地の張り合い』なンだヨ。」
やれやれ、と再度頭をボリボリとかく。
覚悟っていうのはそういう話。
まあ、そういう意味じゃ覚悟が足りなかったのかもしれないな。
「アタシらは、自分の『意地』と『ワガママ』で足掻いた。
オマエらは、自分の『意地』と『ワガママ』で止めに来た。
そコに違いなンてなイだろーニ。」
そもそも論で言えば、集団自殺みたいなものだ。
正義、悪、なんて括りで言うならアレは紛うことなき悪。
「ンで、『意地』と『ワガママ』の張り合いで殴り合って勝った方の結果にナッた。
そンだけダろ。
ま、つまリ。オマエは喧嘩に負けたダけ。」
あんま解説することでもないんだけどなあ……と思いながらも、本質を理解されてないのもモヤモヤするので口にする。
■持流 童男 > 「意地の張り合い・・なんでござるか・・」
しょんぼりしつついいつつも
覚悟は・・・意地の張り合いなのか、
つまり・エゴを突き通せなかった。
「某は、意地の張り合いに負けたのか・・・」
「自分自信のエゴを突き通せなかったのだなぁ・・・某は」
鎮痛にいいつつも、
「もうちょっと『わがまま』になってたら・・・救えたんでござるかなぁ。机上の空論になるでござるが。」
落ち込みながらもいいつつも
■園刃 華霧 >
「さーナ、知らンよそンなコト。アタシは神様でモなんデもナい。
あとナ。」
しょんぼりしやがった。
ま、気づいてなかったんだしなあ。
「『救う』っテのは難しイぜ? 今、トゥルーバイツの生き残りハ何人か居るラしーけド。
さて、そいツらのうち、何人が『幸せ』なノかはわカらん。
だっテ、サ?」
きひひ、と笑う。
この問いは、前にも別のやつにした。
あのニーサン、どうしてるのかなあ、そういや。
「いツも苦しミを味わウ病気にかカってるヤツが居たとスるヨ?
そいツに医者が言ったトさ。『成功率は1%。失敗すれば死ぬけれど、治せる方法があるかもしれない』。
苦しクて仕方ナいから、ソイツは言ったとさ。『それで良いからやってくれ』っテ。
んじゃ、誰かガそいつを止めルなら……どンだけ代わりが要るンだっテ話」
救うっていうのはそういう話。
止めるだけなら簡単なこと。
そこには大きな違いが有る。
■持流 童男 > 「『救う』っていうのは、・・確かに難しいでござるな・・
止めるのは簡単でござるけど・・。」
言いつつもしょんぼりしつつ
「骨身に染みるくらいに・・・理解ってたつもりだったでござる・・!!」
拳を握りしめる
「だけど・・それでも、『救う』のを『誰かを助けるのを』、諦めたくないんでござる。」
しょんぼりしつつも落ち込みつつ、ここははっきりと言いつつ。
救うのと止めるだけなのには大きな違いがある・・ここはきっちり理解してわからないと次に進めない。
■園刃 華霧 >
「あッそ。そンなら、そいツはオマエの『ワガママ』だ。
アタシの知ったコっちゃナい。」
勝手にすればいい。
人それぞれワガママなんてあるもんだし、勿論、それを押さえつけて生きているやつだっている。
どれを選ぶかは自由ってもんだ。
「ケどな。『ワガママ』ってノは何処マでいってモ『ワガママ』ダかンな。
どッカで喧嘩になル。そりゃ、絶対ダ。
そらモー、喧嘩になる。そりゃ覚えトけ。」
ひひひひ、と笑う。
実際大喧嘩をやらかしたのだから。
「あトな。さっきカらグダグダグダグダ、オマエがいってタやつナ?
それガ、喧嘩に負けた理由ナんだローから少しは考えロ。
あとオマエ、話下手すギ。もっと話の繋がリ考えロまじデ。」
いいたい放題いってやる。
まあアタシに相談なんか持ってくるからこうなる。
キャラじゃないんだっての。
「ついでナ。死んダやつラは、アレはアレで『救われ』テんの。
オマエがどう思おウとナ。勝手に『かわいそうなやつ』にスんな。
自分で『一生懸命足掻いた』って言ってンだろーガ。
言葉と考えヲちゃンと一つにしロ。ズれまくってんだろーガ。」
最後に取っておいたツッコミをいれる。
■持流 童男 > 「うぐぅ!?・・・それもそうでござるな。本当に・・ずれまくってるでござるな某は」
貼り付けたような笑みではなく普通な笑みになりながらも華霧さんに対して笑いつつも
「話下手でござるかぁ、こればっかりはなかなか直そうとしてるんでござるが、なかなか難しいんでござるよなぁ」
たははと少しだけ立ち直れたのかマシな表情で笑いつつも
「だからまぁ・・この『ワガママ』をもって、某は貫き通して折り合いをつけるでござるよ」
しっかりと神妙な顔をしつつ
「・・・お主に相談して、頼ってよかったでござる。華霧殿」
すこしだけ苦笑してそういった。
■園刃 華霧 >
「しーラね。アタシは相談なンて受けテないシな。
いきナり『罵ってください!』とか来たマゾのブタヤロウが
うっとうシーかラ、適当に言っタだケ。
ほんと、脈絡なさスぎてびっくりしたゾ。
ってか普通、ドン引くゾ……? 実際、引いタ。
オマエ、絶対どっかデ引かれテんぞー?
気をつけロー?」
けらけらと笑う。
そもそも、罵れとか言われて罵るような真っ当な精神構造は持ってない。
そこは完全にお門違いだ。
選ぶ相手が悪い。
誰かの思惑通り、なんてのだいっきらいだしな。
アタシはアタシから奪わせない。
そこの人生哲学は変わらないみたいだ。
■持流 童男 > 「うぇ!?まじでござるか!?・・うーむ重すぎるのか某・・いや脈絡がなさすぎるのか・・!」
ブツブツ言いながらも悪かった所考えつつも
「それじゃ、そろそろ帰るでござるよ」
笑いながらもいいつつも
「今日はありがとう、華霧殿」
そういって帰ろうとしようとする。
■園刃 華霧 >
「へーへー。行け行け、どこナりと、
ンで、別にナーんもシてないけド。
礼をすルってンなラ、物理的にお願いシたいネ。」
ひひひ、と笑う。
花より団子。そういうキャラだ
ごろり、と横になりながら雑に手をふる。
ご案内:「留置所」から持流 童男さんが去りました。
■園刃 華霧 >
訪問者は去った。
まあコロコロと色々変わるやつで面白かったな。
とはいえ
「さて、と……ン―……」
やっぱ眠い。
本格的に寝る体勢になる。
「ほんと、今は……二度寝シても、許さレるの、いいよ……ね」
丸まった姿は猫か何かのよう。
そのまま、静かに寝息を立て始めた。
ご案内:「留置所」から園刃 華霧さんが去りました。