2020/08/17 のログ
阿須賀 冬織 > 「ああ、まあ他のところ片づけてる人もいるしなあ。」

流石に三人で全部片づけるのはちょっとしんどい。当然ハルシャッハさんも頭数に数えている。

「ん、とりあえず俺の方はこんなもんっすかね。とりあえず、先片づけ始めるんで。」

とりあえず目の前のものを消化し終えて軽く片づけを始める。

ハルシャッハ >  
「OKOK・・・。 ま、やることやっていくかね……。」

肉と野菜、諸々食べるものをガッツリ食べれば、
後は片付けだけだろう。 押し付けられるものは押し付けつつ、
それでもやることはやっていく辺りが男であった。

夏の熱い空気の中、男も後に会場を後にする、
そんなひと夏のシーンである。

ご案内:「BBQ祭り会場」からハルシャッハさんが去りました。
阿須賀 冬織 > 「うぃっす。お疲れさまでした。俺も帰りますね。また機会あればー。」

残っていた人たちにも手伝ってもらい片づけを終わらせて彼も会場を後にした。

ご案内:「BBQ祭り会場」から阿須賀 冬織さんが去りました。
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」にアーヴァリティさんが現れました。
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」に追影切人さんが現れました。
アーヴァリティ > 「それ込みでも負ける気がしないね
ほら、前回だってあれでも使ってない攻撃あったんだよ?」

たとえ異能が解禁されていても、新たな攻撃手段を得ていたとしても
負ける気はしない、と。
自分が全力を出せなくなりつつあると気付いていない怪異は余裕ありげで。

「ふーん…
え?なんで?」

一度はまあそうだろうなーとばかりに受け取ったのだが。
手に何か持っていたら落としてしまうであろうほどの驚きの表情を見せて。

「え、いや確かに、切人が”刃”なの、は、わか、るけど…
らしいといえば、らしい、けど…死な、なくても、…いい、んじゃないか、な?」

何かに酷く怯えているのを無理やり平常にねじ曲げるような。
引きつった表情と、覚束ない声でそう、尋ねる。

追影切人 > 「どうかな。テメェは楽しみを優先してわざと”出し惜しみ”する傾向あるしなぁ。」

勿論、ヤバくなってきたらその限りでは無いだろうが、そうならない限りは”遊ぶ”傾向があるように思える。
アーヴァの露骨に動揺したような反応を、本人は割りと淡々とした表情で一瞥しており。

「あ?死ぬ時は誰だって死ぬだろーが。俺もテメェも例外じゃねーよ。
大体、最近どーも勘違いされがちだが――俺の人間性は”上っ面”でしかねぇ。中身は”刃”のまんまなんだからぽっきり”折られても”不思議じゃねーだろ」

悟りきった顔で一言。刃は死を恐れない。刃に死は関係ない。刃に――死は理解できない。

「んで、俺の事なんぞよりテメェだアーヴァ。俺の魔術の反動とか出てないだろーな?」

と、面倒臭そうに話を切り替える。あの時、時間限定で魔術を行使したが――この馬鹿の魔術はかなり特殊な部類だ。
もっとも、術者本人への反動も相応に強いので、そうそう気軽には使えない。そもそも申請が必要だ。

アーヴァリティ > 「え、あ、いや僕の方は大丈夫、だけど
うん、反動とかは、ないよ」

唐突に話を切り替えられれば、戸惑いながらも大丈夫だと告げて。

「いや、そう、じゃなくて
確かに、死ぬ時は......死ぬけどさ
でも、別に今死ななくても...いいんじゃないかな?ほら、いつか折れるから、って今折れなくて、も...」

切人の身を気遣うと言うよりかは、自身を正当化する為の言葉のように聞こえるかもしれないそれは、死なないで欲しいと言いたげで。
ただ、繰り返すが切人の身を気遣うと言うよりかは自分を気にしているようで。

追影切人 > 「何かあったら一応言えよ。アレ使ったの数年ぶりだったからな…まぁ正直もう使いたくねーけど」

柄じゃないし。それはそれとして、先ほどからのアーヴァの言動を聞いていると一つ気付いた事がある。

「――アーヴァ、テメェの発言さ。それ、俺が死ぬ心配っつー訳じゃねーだろ。人をダシにすんな。
――つまりは、テメェが身近な”死”を直視したくないだけだろーが」

もしくは自分が死にたくないか。どちらにしろ、こちらを気遣っているようで、そんな気は然程しないと感じられた。
何があったかは知らないが、単純な進化の影響とは言えないだろう。トラウマでも出来たのだろうか?

「別に死ぬのが怖いっつーのは当たり前の感情だろうし悪くはねーけどな。言う相手をそもそも間違ってるぞ。俺にゃ”理解できない”からな」

アーヴァリティ > 「ぅ...」

"ダシにするな"
その言葉に怯んで一歩後ずさる怪異。しかし逃れる先はない。そこにはロク公銅像がある。
銅像に背をつけながら怯えた表情で切人の顔を見れずにいて。

「いや、わ、わかるんだよ?
切、人が死ぬって言うのを、よくわかってないのは...
で、でも、でもさ」

「怪異になる、ぐらいなら死ぬって言う、なら...
それは...僕、ぼ、僕が...殺すようなもの、じゃない?」

恐怖しているのは、自分が切人を殺す事。
知らない誰かを殺したことにすら恐怖してる怪異にとって、懐いてる相手を自分が殺すかもしれないと言うのは、恐れることでしかなく。

追影切人 > 「そもそも、死ぬなんて身近にあり過ぎると却って何も感じねーんだよなぁ」

物心付いた時から鮮血と刃と死がありふれていたのだから、今更何かを感じることも無い。
理解できないのは、つまり彼にとっては当たり前過ぎて死への恐怖心などがサッパリ分からないのだ。

「――いや、馬鹿かテメェ。俺が怪異になりかけてるのは、確かに俺の体に入り込んだテメェの因子?が切欠だけどよ。
どのみち、監視対象なんてロクな末路を迎えねーんだから遅かれ早かれってやつだよ。
んで、俺が殺されるのはテメェにじゃねぇ…”自分自身”にだ。勘違いすんなよ?」

やれやれ、と溜息を零しながら一歩を後ずさるアーヴァへと無造作に距離をつめて…軽くその額にデコピンをしておこうとする。

今後、怪異の進行がどうなるかは男自身にも分かりやしないけれど。

(ま、どのみち俺の末路なんてそんなもんだろーよ)

諦観を通り越した達観だ。死がどうのというより、鞘の無い抜き身の刃の行く末なんて分かりきった事だろう。

アーヴァリティ > 「あたっ...

うん、まぁ...そう、なのかもしれ、ない...けどさ
確かに切人は僕と出会わなくても、殺される、のかもしれないけどさ...
怪異化がなくても...すぐに殺されちゃうのかもしれない、けど...」

デコピンがクリティカルで当たれば、そこを両手で抑えて。
そちらに僅かに意識が逸れた流れのまま、一度切人の言うがままを聞き入れようとする、のだが...

「でも...いや、やっぱりそれでも...」

「切人には、まだ...死なないで...欲しい」

額を抑えた手を左右におろしながら、上目遣いでそう言った。

追影切人 > 「つーか、俺の心配よりテメェ自身の事を心配しとけっつーの。指定怪異なんだから本格的に狩られてもおかしくねーんだぞテメェは。
自分自身に余裕がねぇやつが人の心配とかしてる場合じゃねーだろうよ」

進化も成長もしたが、同時に”弱さ”を手に入れた。いや、知ったのだろう。それが何かはいちいち問うまい。
デコピンをした指を引っ込めつつも、尚もこちらに死なないで欲しい、というアーヴァを眺めて。

「へいへい、俺も別に無意味にくたばる気はねーよ」

だが、死なないという確約はしないし出来ない。
そもそも、監視対象で真っ先に”始末”されるとしたらまず己なのだろうから。
全く、人間というのは厄介なものだ――まだ何も知らない”刃”のままだったら楽だったものを。

ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」にアーヴァリティさんが現れました。
アーヴァリティ > 「う、うん...そうだけど...」

言われるまでもなく、かつての自分の行動を鑑みればこれから先自分がどう言った扱いを受けるか、殺される可能性があるか、なんて。
わかっている。
切人の言うとおり自分の身を案じる必要のある立場であることは否めないし、同時に他人を気にしている場合でないことも否定仕切れない。
それでも、確かな言葉を使おうとしない切人に対して酷く不安そうに、"その時"を思い浮かべて悲壮感のありありと映し出された表情を向ける。

「死なない...でね?」

しつこいだろうか。
そんな事を思ったりもしたが、言わずにはいられなかった。
お願いではなく、懇願に近い。

追影切人 > 「あーーはいはい、わーったよ」

如何にも面倒臭そうに。残念ながらこの男はこういう奴だ。死に対して何も感じないからこういう態度になる。
お願いだろうが懇願だろうが、死なないでと言われてじゃあ死なないように頑張る!とはならないのだ。

「つーか、この話はもうどうでもいいだろうよ…むしろ何かおもしれー話のネタとかねーのか?」

と、そんな事を言う始末だ。死に恐怖する者と死を理解できない者。そのズレは決して小さくは無い。

アーヴァリティ > 「はぁ...うん

...面白い事...ねえ」

このまま切人が死を避けると言った旨を確約するか、何かしらの死を回避する手段を見つけるか
そう言った会話を終わらせたくない、と言うのが本音ではあるのだが。
きっと切人に死について理解しろ恐怖しろなどと言ったところで無駄だろう、と。

どうでもいいなどと言い出すのがその証左である。

完全に諦めたと言うわけではないが、諦めのため息と共に何かなかったかと記憶を遡る
とはいえ、ここ数日は...

「最近は歩き回ってるだけだからなあ...あ、そういえば前とは違う目で見られるようになったかなあ
なんか胸とか、よく見られるけど...ちょっと変な感じ」

以前はなかったそれが妙に人の目を集めている、なんて。
面白いかは別として...それぐらいしかない。

追影切人 > 残念な事に、男にとって生き死にがどうのとか日常茶飯事だったので。今更話したいと思う事が全く無い。
怪異に成り果ててしまいそうになったら、自決でも何でもするつもりだが、それに恐怖も何も感じない。
――きっと、味気ないくらいにあっさりと、その時は自分自身を斬るだろう。

もっとも、仮に死について”理解”したとしても”恐怖”というものは彼は感じないかもしれないが。

「――あ?……まぁそりゃ肉体が成長して乳がデカくなったからじゃねーのか?ぶっちゃけ揉みたいくらいだし」

ほぅ、とアーヴァの成長した姿、というか胸元を堂々とガン見する。明らかに先ほどの死の話と食いつきが違った。

(80後半は確実にあるよな…いや、もしくは90超えくらいか?…いっそ義眼の機能で――)

と、真剣に検討し始めたが我に返る。いかんいかん、余計なペナルティーが追加されるところだった。

アーヴァリティ > 「...はぁ...切人らしいといえばらしいけどさあ...
そんなところで食いつかれてもなあ...」

先ほど心配を半聞き流されたがために、やれやれ、と呆れのため息をつく。
だが、その様子には悲壮感はなく、いつもの調子に近く。
やっぱり、この怪異切り替えは早い。

「揉みたいとか言われてもなあ...
流石にここではダメだよ?人多いし」

忘れてはいけない。ここは常世渋谷。
人の目は多い。
だが、揉まれることに対してはそこまで拒絶はないようで。

追影切人 > 「あ?俺からすりゃさっきのつまんねー話よりよっぽど有意義なんだが?」

真顔で断言する。本当にこの”刃”にとって”死”はどうでもいいものらしい。特に自分の死に対しては。
そもそも、彼女も気付いたかと思うが、この男に”死”の話題はするだけ無駄に近い。

「あ?じゃあ場所変えりゃいいのかよ?思う存分揉むぞ。むしろそれじゃすまねーけど」

と、答える男も男である。あと、既にやらかした事があるとはいえ、怪異の少女相手でもそういう方面への抵抗が一切無い。ある意味で良い度胸である。

アーヴァリティ > 「僕は切人の心配をしてあげてるだけなのに。酷いなあ」

そう断言されれば、僅かではあるが凹むわけで、眉を潜めて苦笑を見せる怪異。

「別にいいんじゃないかな?切人がそうしたいならそうすればいいよ
ほら、ついていってあげるから、どこにでも。
好きにすればいいよ」

一応女である自分に対して度胸のある態度をとる切人に対してニィっと笑って見せて軽々しくそう言うが、言葉の軽さとは裏腹に実際に連れて行かれれば連れて行かれ、ついてこいと言われればついて行くだろう。
その後は刃の少年次第。彼しだいでどこへでも怪異は行くだろう。
その後も二人は共にいただろう。何をしていたかはともかく...

追影切人 > 「うっせぇな。テメェは人の心配より自分の心配をしてろっつーの」

ジト目でアーヴァにそう答えつつも、そのまま怪異の少女を連れて何処かへと赴くだろう。
実際に何処かに連れ込んだのか、それとも適当に常世渋谷の街を物色して連れ回したのかは――それはまた別の話だ。

ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」からアーヴァリティさんが去りました。
ご案内:「常世渋谷 中央街(センター・ストリート)」から追影切人さんが去りました。