2021/01/31 のログ
■伊都波 凛霞 >
「(…考えても、仕方のないことだけど)」
無事、とは言い難くも生き残った
状況的にはなぜか生かされたというのが正しい
もしかしたら、風紀委員ひいては学園側に情報を掴ませることも
彼の目的の一つ、だったのかもしれない
窓に視線を向ける
ちらほらと、雪が降っているのが見えた
……動けないことが、もどかしい
──しばらくすると、痛み止めの薬が効いてくる
身体の痛みが和らぐと同時に、眠気に襲われ…静かに、微睡みの中へと落ちてゆく
ご案内:「常世総合病院・病室」から伊都波 凛霞さんが去りました。