2020/06/21 のログ
ご案内:「落第街 ケンカ通り」に櫻井 桜さんが現れました。
櫻井 桜 > 「……っしゃあ!」
ひたすら目立つピンク色の髪。鋭い前蹴りが男の顎を捉えて崩れ落ちるのを見れば、勝どきの声をあげるヤンキー女。
へへん、っと鼻の下をこすって見下ろしながら。

「殴り合いじゃ私には敵わないさ。天才だからな。」
今日も大勝利である。やられてすごすごと引き返す男に、追い打ちはしない。
ここには強さを競い合うバカしかやってこない地区。
ただこの通りで待ち構えて、やってきた相手に挑みかかるだけ。
彼女のためにまるであつらえたかのような場所で、鼻歌交じりの桃色女。

櫻井 桜 > 彼女は櫻井桜、名前からしてピンク色の、自称格闘技の天才。
身体の質量と硬度をイメージ通りに変えられるという、派手ではないながらも汎用性に優れた能力。

特に、至近距離で殴りあう状況であればイメージと感覚だけで作用できる能力はやはり強い。
結果、多少のケガこそあれど、彼女は明らかに増長する結果となって。

ドヤ顔で缶ジュースを購入し、ふふん、っと。

櫻井 桜 > さて、今日の勝負はおしまい。 明日はどんな相手がいるのかな、なんて。
ご案内:「落第街 ケンカ通り」から櫻井 桜さんが去りました。