2023/03/25 のログ
ご案内:「学園屋上」にユジーン・エリクさんが現れました。
ユジーン・エリク > (学園内でも余り人が来ない学棟屋上に繋がる階段をゆっくり登る姿の左手には何かの瓶が持たれ、目的地の到着し目の前にある重い鉄扉を軋ませ開いては空を見上げ。後ろ手に扉を閉ざし裏側に回ってコンクリートの床に腰を下ろし瓶を置く、制服の内ポケットからシガレットケースを取り出し一本引き抜けば唇に挟みジッポで火を点け吸い込んでは紫煙を細長く吐き出し、手近に置いた瓶はワインでコルクを抜き持参のプラスチックカップに注いで喉を潤しては双眸を細め)眩しい…
ご案内:「学園屋上」に斎川蒔さんが現れました。
斎川蒔 > (日頃、割とよく足を運ぶ場所だがそこで誰かと顔を合わせたことはない。別の棟の屋上はちょっとした公園のような雰囲気を持っていて休み時間ともなればそこで寛ぐ生徒もいるようだがここは施設と言うほどのものは何もないためか、自分にとってはいい感じに人の気配のない場所だった。やるべきことを終えた少し疲労の残る身体で階段を登る。いつものようにその突き当りの思い扉を開いて、外へ一歩)……無駄に天気がいいな、(日差しに目を細めた、その先に。自分ではない誰かの姿を見て取る。初めての経験だ。その男の口元から吐き出される紫煙を眺めながら、改めて歩を進め)どこからどう見ても煙草を吸える年齢には見えませんが(恐らく学年は上なのだろう、とりあえずの敬語を使用しつつ近くで足を止める)
ユジーン・エリク > (何処からともなく己の耳に届く鉄の軋んだ音に黒いカラコンと黒い髪の毛の鬘で外国人なのを隠ぺいしてる姿の双眸が、歩み寄って声を掛けて来た男へと切れ長の鋭い視線を向け。唇に挟んでた煙草を左手の指に挟み紫煙を吐き出しつつ軽く首を傾げ)煙草を吸える年齢に見えないからと言って何か文句でもあるのかい?俺の国では合法なので問題は無いだろう、此方もな(地面に置いてあるワインの瓶を持ち上げカップに注ぎつつ)其れと人気のないこんな場所にお前さんは何か目的でもあるんじゃないのかねぇ
斎川蒔 > (喫煙を咎められても隠す様子さえ見せない、それどころかどう見てもワインボトルにしか見えないものを掲げて見せるその仕草に相手の性質をある程度確定する。そもそも風紀委員としての外面がつい口から出ただけのこと、取り締まる気も無い)俺の生まれ育った国でもワイン程度は子供でも飲みますが、…郷に入っては郷に従えという言葉がこの国にはあるので問題はあるかと、……まあ、(人のことは言えない立場ではある、と、既に指先に挟んでいたあとは火を点すだけの煙草を僅かに上げて彼の視界に入れる)ここは人が来ないので、休憩にはもってこい。それだけの理由です。誰かと鉢合わせするのは初めてですよ。
ユジーン・エリク > おや、お前さんもお仲間なのかい?へぇ、育った国って事は見た目は日本人でも育ったのは国外って事か。煙草を吸いに来るのが休憩とはオッサン臭いねぇ、郷に入っては郷に従えと言う諺が確かにあるようだけれども…己の色をその他大勢と同じ色に染める必要性は本当にあるのか疑問だ(相手の指先に挟まれた煙草へと視線を移し悪戯に笑っては隣の地面を軽くポンポンと叩き座るのを促す、ワインが子供でも飲む国というのアノ国かと思考を巡らし試しに相手にワインを勧めてみようかと、もう一つのプラスチックカップを取り出しワインを注ぎ差し出してみる)人が来ない場所で鉢合わせるなんて災難だったね、見た目からして優等生で通ってそうな雰囲気だし。教師に報告するべきか悩ましい(口許を緩めて楽しそうに笑い)
斎川蒔 > 両親とも日本人なので見た目も中身も日本人、…美味い珈琲を飲ませる店が近くに無いからというのもある。パスタやピザはいい勝負でも、エスプレッソは専門店にでも行かないとまだまだ、かな。(煙草休憩の理由。道端の出店でも一級品のエスプレッソが飲める場所で育った身には、と笑いつつ。隣を示され、遠慮なく「失礼」と一言告げて座す。差し出されたワインの注がれたカップを自然に受け取った)災難かどうかは相手によるかな。まあ通ってる……とは思いますが。一部、共犯者を除いて。(報告?と首を傾け同様に笑みを刻む)死なば諸共でしょう、それは。
ユジーン・エリク > そうか、中身も見た目も日本人ならば此の学園でも生活し易いだろうな。俺は生まれも育ちも両親も外国人なんでね、日本語は通ってた寄宿学校に日本人が居て幼い頃から教えて貰ってたので言語には不自由はしていないかな。ただ、見た目がねぇ思い切り外国人なので好奇の目で見られるのも面倒臭いので鬘とカラコンで隠蔽してる。珈琲より紅茶が好きだ(カップを自然と受け取った相手に本場の紅茶も旨いぞ?と小さく笑い愉し気に相手を眺め、隣に座った相手を観察するような視線で頭の先から爪先まで一度巡らせてから空へと移し)ほう?俺では災難では無かったとでも言いたげだな、共犯者とは穏やかではないねぇ。死ならば諸共とは、また凄い口説き文句のような言葉をチョイスする。そう言えば其の敬語、余り好きじゃないから楽に話して欲しい(教師は既に己の反抗的な態度と素行不良は周知に事実なので問題ないと肩を竦め)
斎川蒔 > 両親も外国国籍…(上手く化けてますね、と。不躾にならぬ程度に隣の「鬘とカラコン」だという容姿を確認する。日本語もまるでネイティブだと肩を揺らがせた。同校生は優秀な日本語教師だったらしい)紅茶はティーバッグなんで、あの国は。茶葉を丁寧に淹れてくれた紅茶は俺も好きですが、それこそ専門店だ。自分で淹れるのは修行中。(どうやら紅茶を茶葉から淹れられそうな彼の言葉にカップに口をつけながら、へえ、というように視線を流す)今度、ご馳走してください。災難であるはずがない、……なんですか、これ。プラスチックカップで飲むもんじゃない。(口に含んだワインを嚥下したあと、これ、と軽く手元を上げる。銘柄を当てて見せるまではいかないが、学生が軽く飲むようなものではないということくらいは解る)…3年かと思ったから。じゃあ、お言葉に甘えて敬語は無し。名前はさいかわ、まき。(どうぞよろしく、と貰ったワインを様になる仕草で掲げる)
ユジーン・エリク > 母親は幼い頃に亡くなってるので顔は写真でしか知らないがな、俺はどうやら母親似らしく。父親は幼少期から俺を寄宿学校に突っ込んでからは逢ってないので知らん(己の容姿が気になるようなのでサラッと口にしても素の姿は見せる予定今は無いらしい、同校生は幼少期から同じ寄宿学校で同室だったので日本語は流暢で書くのもお手の物)茶葉から淹れた紅茶は旨い、信頼と丁寧な仕事をしてる有名ブランドは裏切らないけれど新しいモノも珍しい茶葉も淹れ方次第で旨くも不味くもなる。ご馳走しても構わないが、高くつくぜ?災難では無いとは、物好きなのか何かお気に召したモノでもあるのか。プラスチックじゃなくてクリスタルで呑むのが似合いそうだろう?(此れと掲げられたカップへ視線を持って行き口端を歪ませ、ほんの少しだけ底意地も悪い笑みを浮かべては小さく『95年のロマネ』と呟いたかも知れない)嗚呼、三年で正解だよ。お前さんは年下なのかな?さいかわ まき…其れじゃ、マキって呼ぼうかな。俺はユジーン・エリク(此方こそ宜しくと己のプラスチックカップを掲げ軽く触れ合わせは一口呑み新しい煙草に火を点け)
斎川蒔 > それは母親に似てくる息子を見ていたくなかった、ということかな。妻を大切に愛していた夫としては最高でも、親としては戴けない。俺も寄宿舎だったけど実家は近かった。(よく帰っていた自分は幸せな人間だったのだと改めて思う。が、「幸せ」などというものは人の中に人の数だけあるものだという信条故に、目の前の相手に必要以上の同情などはしなかった。それに、そんなものは害虫よりも嫌いだ、と言いそうな気がした)あ、それは確かに淹れ方次第で変わる。俺は飲む専門だけど。高く、か。貧乏学生に幾ら吹っ掛けるつもりかな。取り敢えず今日はこれを戴いた時点で災難ではないに決定。(クリスタルというか取り敢えず形だけでもいいからワイングラスだろ、と。聞こえた呟きには「そんな事だろうと思った」と肩を竦める)俺は2年だからひとつ下だな。じゃあ俺もユジーンって呼ばせてもらおう。…結構ヘビースモーカー?
ユジーン・エリク > 否、育てる自信が無かっただけだろう。母親候補は今日届いた手紙で8人目だし?マがつくご職業らしいので傍にも置けなかったんだろうよ、何を想ってるのかは知らないけれども。手紙とワインやら金はマメに来る(実家何て無いも同然で家族何てモノを良く知らないので何も感じない、故に同情されてもきっと何が幸せなのかも気付かないのだろう)貧乏学生の匂いがしないのに貧乏学生って口にするのは如何かと思うぞ?吹っ掛けはしないがそうだねぇ、其れなりの対価は貰わないとつり合いが取れないだろう?おた、俺は其のワインを無償提供すると言った記憶が無いのでキッチリとお代は頂く算段だ(ワインを差し出しておきながら無償では無いと意地悪な笑みで愉しそうな声色にて言の葉を紡ぎ)年下か、ワインを幼少期から呑む国と言えば真っ先に思い浮かぶのは教皇のお膝元かね。ヘビースモーカーだよ、手持無沙汰も口寂しさも紛らわすのは煙草が一番ってな
斎川蒔 > ああ、そっちか。8……全員が候補で終わる、に一票。跡継ぎにする気はないんだな。(金とモノだけでなく手紙もまめに来るということは息子を思っていないわけではないのだろう。愛していると口にしないだけだ。なるほど、と言うように頷く)両親からの仕送りは必要最小限だし、余裕はないなあ。偶に臨時収入的なものがあるくらいだし。……え、もう半分飲んだけど?!勘弁してよ、差し出せるのなんて身体ひとつだって。(教皇のお膝元。国だけでなく、まさしくお膝元もお膝元の街で生まれ育ったので素直に頷く。胸ポケから取り出す一本用シガレットケースに持っていた未使用の煙草をしまい直す)俺は一日一本。キスしたらタバコの匂いがしたとか、あまり好きじゃないからさ。流行歌の歌詞にはなるかもしれないけどね。
ユジーン・エリク > 全部が候補で終わってるので継母が出来る可能性は皆無だろうな、母親候補じゃなくて愛人って書けばイイと思うんだよ。跡継ぎにするつもりは無いんだろう、突っ込んだのは神学校の寄宿学校だったので神様でも信じて真っ当に生きろって事なんだろうがお生憎様、道を外してヤサグレ街道まっしぐらよ(愛してるのかは不明だけれども、典型的に金とモノを与えておけば愛情表現だと勘違いしてる親の見本市だと笑う)臨時収入って響きは何か破廉恥に聞こえるのは何故だろうな?身体を差し出せるなら稼ぎ方もあるんじゃねぇのかね、美味しく食わせてくれるって意味なら遠慮なく頂くが(シガレットケースに仕舞われる煙草を視線で追うも続いた言葉に困ったような曖昧な笑みを浮かべ)煙草の匂いと味がするキスがお嫌いとは、何とも精錬純真な人間だねぇ。人間かは知らないけれども、俺は正真正銘の人間だが(灰を地面に落とし晴れても少し肌寒い空を見上げ夕暮れ掛かる色を眺め何処か遠くを眺める双眸)マキはモテそうだな
斎川蒔 > だと思ったよ、…その8人は結構仲が良かったりするのかも。お会いしたこともないから分からないけど、…女性の扱いは天下一品っぽい気がする。母親にする気はないのに母親候補だと書くのは息子への気遣いめいたものなのかもな。良く言えば、だけど。(新学校、と聞いて「おや」と瞬く。同じだな、と笑って自分もそうだったと明かす。自分はある意味で特殊ゆえに、神の存在は信じているが、世間一般的に「真っ当」な生活をしているとは言い難い。どうやらその辺りの片鱗が彼には漏れて見えているようだ)破廉恥、…ってネイティブからも余り聞かないなあ。食わせて?あれ、ユージン。イケる口なんだな。とは言え、(俺も食わせていただく方だと口角を上げてみる。正しくは食われることも無くはないが、無いと言ってもいい確率だ)単なる好き嫌いだよ、お綺麗なものじゃない。あ、俺も同じく、俺自身は100%人間だ。モテる…かどうかわからないな。特定の相手とか欲しいとは思わないし、遊ぶにしてもひとりふたりいれば充分。そういうユジーンだって引く手数多なんじゃ?
ユジーン・エリク > 俺への気遣いじゃなくて愛人って書いてしまえば体裁が保てないからだろう?文章で遺したら言い逃れ出来ないからね、年齢的に俺に近かったりするので継母は絶対にないなって言うのが丸解りで笑える(神学校が同じと言われれば片眉を上げて少し考えてから短い沈黙を破るように唇を動かし、神様何て言うモノは存在しないと思ってるが悪魔の存在は信じてると意味深な笑みを浮かべ。真っ当な生活をしていないのは恐らくお互い様なんだろうが似た香りがすると呟く)俺が教わった日本語は、如何やら今では少し古臭い言葉遣いらしい。俺は女は駄目でね、食うのは何時も男だけだよ。寄宿学校に女は居ないし、自然とそう言う流れにもなる感じがあるだろう?女性は性的にも愛情の対象にならない(食う専門家みたいな言葉を紡ぐ相手に一瞬黙すも可笑しそうに笑い、白人の肌色である白い手をゆっくりと伸ばし避けられなければ相手の制服の襟を掴み引き寄せ額を合わせ)好き嫌いねぇ、お綺麗なモノじゃないなら其れは相手への配慮なのか己の好みなのか。特定の相手は俺も要らない、遊ぶ相手は年上ばかりなのでね。金も貰えて旨い食事を食べる、引く手数多に見えるのかい?(もう少しグイッと引き寄せて煙草の味がするキスを相手が嫌がらなければお見舞いしようかと、顔と手を離す時には相手の下唇か噛んで其処を舌先で舐め)ご馳走様、ワイン代は今回サービスで此れで構わない…
斎川蒔 > それを言ったら元も子もない……良く言えば、と言っておいたのに(当の息子がその薄いベールを引き剥がす。まあそういった言葉の綾とか遠回しな言い方を好まない男なのだろう、と認識し始めている。ただ、解り易い、とは言えない。そうやって何も隠していませんよと振る舞う人間こそ、秘密の花園が複雑に隠されていたりするものだと思っている)俺も信じているよ、悪魔。というか居るよな。(信じている、いないの話ではないとでもいうように。どちらもごく身近な存在だがそれはまた別の話だ)女性は大事にするものだけど、性的対象にはならない。奇遇だな、…結構共通点がある。正反対のように一見見えるけど。……?(不意に襟元を引かれるもさしたる抵抗も見せずに顔を寄せる。視線のすぐ先に端正な顔)対価は満足度でプラマイゼロ、だから俺は金を貰うことは極稀かな。気に入った相手としかしないし。食事は作ってもらうとかかな……逆もまた然り、(更に距離が削がれるにつれ、声は低く囁きめいた響きに変わる。交わす口づけからは予想通りにタバコの匂いと味がした。が、不思議な事に不快感などは感じない)うーん、食われた感……サービスってことはプラマイゼロになってないだろ、多分。良ければその内、埋め合わせを是非。
ユジーン・エリク > 隠しても仕方がない真実ってあるだろう。そう言うのを隠しても意味が無いと思うんだよ、隠すならもっと別の事の方が面白いとは思わないか?(遠回しな言い方も濁すのも得意な事だけど、其れは駆け引き迄のお預けだと言わんばかりにそっと人差し指を己の唇に当てて妖しく笑う。掴み処はあるようでないような振る舞いをする)悪魔は居ないと困る、そうでなければ悪行が捗らない。神は人間に対して無関心だと思うので居ても居なくても如何でもイイ、女性は大事にしても様々な事に対しての対象には含まれない。正反対に見える?何処が正反対だと思うんだか興味が尽きないね(額を合わせ視線を絡め真っ直ぐに其の瞳を射抜くように見詰め、黒いカラコンの向こう側が透けて僅かに青緑が覗くかも知れない)気に入った相手としか寝ないのか、気に入る気に入らないは何処で判断する。食事は作れないから外食で終わらせる、誰かの手料理は怖くて食えない。信用するなんて簡単ではないだろう?(唇を離し顔も距離が開けば少し寒いかもなと呟いて黒髪を掻き上げれば僅かに一房ハラリと灰色掛かった銀髪に近い薄い金髪が落ちるのを感じれば鬘の中にそっと仕舞い)食われるのもイイだろう?埋め合わせか、どんな埋め合わせをしてくれるのか楽しみだよ。其の身体を食わせてくれるなら大歓迎とでも付け加えよう
斎川蒔 > それは確かにそうだけどね。面白いというか…俺は得意ではないからな、隠すのが。どちらかというと暴く方が得意かもしれない。鈍感だけどそんなところだけは結構わかることが多いよ。(どうやら彼は隠すのも得意そうだと口元に置かれた指先を眺めて思う。力付くで剥がそうとしてもそういったものは消して剥がれないものだが)悪行に身を染めているような言い方をするね。神も無関心ではないと思うけど、まあ、自ら手を出そうとはしないか。そういうところが気に入らない?(中身はどうあれ、外見は割と正反対が多そうに思える。今しがた口にした神と悪魔の認識もそのひとつだし、彼は鋭そうだが自分は鈍感だ)……結構第一印象かな。でもそれだけで判断できないことも無くはないよ。まずどう頑張ったところで、餓鬼に迫られたところで勃つものも勃たない。可愛いのとかクソ生意気なのとか、俺はダメだね。逆に年上に上限はないよ、限界はあるだろうけど。(どうやら今のところ双方が相手を食うものと見ているらしい。そのままでは良くて抜き合いだろ、と面白そうに笑って残っていたワインを飲み干した)さて、そろそろ戻るよ。ご馳走様、色々と。(カップは自分で片付けるつもりで持ったまま立ち上がる。彼も戻るというなら共に階段へと向かいしばしの間言葉を交わすのかもしれない。まだ戻らないようならまたいずれ、と挨拶を。ともあれ、今日はいい日だったと表情は明るい)
ユジーン・エリク > 隠すのが得意で居ないのなら俺の前では無防備にならない方がイイ、きっと其の心ごとを搔き乱して振り回して疲弊させてしまうだろうからね。暴く方が得意だと豪語するのならば、何れ俺の事も暴けるのだと楽しみにしておくとしよう。鈍感には見えないけれども(剥がせるモノならば剥がしてみろと言わんばかりの底意地の悪い笑みを見せては低く笑い、裏の顔を知って時の顔が見物だと胸中で言の葉を落とす)悪行に身を染めてるかは暴いて貰う事にしよう、品行方正で優等生に見えるマキに。高みの見物をして何もしない癖に崇めろと言う神は信用出来ないだろうに、悪魔はちゃんと唆して堕落させに来るから信用も出来る。第一印象何て当てにならないだろう、人間は何時だって偽れ嘘を紡げる生き物なのだし。おや、クソ生意気なのが駄目なら俺はマキの好みから外れるな。俺も可愛いのとか女っぽいのやらは無理だな、年上は50歳までと決めてる(己のカップに残っていたワインを飲み干し、空になった相手のカップをそっと取り上げ己のカップと重ね。空き瓶と吸殻を拾い立ち上がれば春めく風に双眸を一度閉ざす、聞こえた抜き合いについては『俺を食いたいなら、相応の覚悟で食いに来い』と挑発めく言葉を残り香に)此方こそ大したお持て成しも出来なくて悪いね、穴埋めの日でも決めたら私書箱にでも連絡してくれ(ポケットから名刺サイズの連絡先が記されたカードを取り出せば相手の胸ポケットへ差し込む、裏面には己がしてる事の料金表のようなモノまで記載されてるやも知れない。其のまま相手と共に屋上からマンションまでの道のりを同じ方向なら他愛もない話を重ね歩むだろう、そして夜の闇に溶け込むかと)
ご案内:「学園屋上」からユジーン・エリクさんが去りました。
ご案内:「学園屋上」から斎川蒔さんが去りました。