2020/08/22 のログ
ご案内:「月夜見邸内にて」に園刃 華霧さんが現れました。
■園刃 華霧 > ゴッ ガッ
■園刃 華霧 >
ここは邸宅内に、少女が与えられた一室。
其の中で、鈍い音が響いていた。
「なんっでっっ」
ゴッ
「こん……っ なっ」
ガッッ
「こと……っ」
ゴガッ
音は、少女が壁を殴りつける音。
何度も叩きつけられたであろう拳は、皮が破れ、肉が裂け始めている。
それでも、少女はやめることはなかった。
■園刃 華霧 >
「ふざ……け……」
ガンッッ
額が叩きつけらた。
「クッソ……ッッ」
ガンッッガンっっガンッッッ
何度も何度も叩きつけられた。
美しく装飾された壁が朱色に染まっていく。
「……あぁ……」
ふと、少女は動きを止め
己の両手を見やる。
「血だぁ……」
べろり、とそれをなめる。
口中に鉄の味が広がる。
「省吾くんも……レイチェルも……
これが、欲しかったんだ、よなぁ……」
両の手から、其の液体を零しながら呆然と呟く。
「……あぁ……こぼれちゃう、な……」
ふらり、と立ち上がった。
少女はそのままふらふらと、自分にあてがわれた部屋を出る。
■園刃 華霧 >
ふらふらと、目的が有るようでもなく
覚束ない足取りで少女は歩く。
いつしか、まだなれない邸宅内では比較的馴染みのある部屋へとたどり着く。
この館の主の場所。アトリエ。
「つっきー、せんぱーい……
ああ……いな、い、かぁ……」
出かける、という話を聞いていたような記憶もあった。
なら、いないのだろう。
いや、ひょっとしたら集中していて聞こえていないのかも……
「おー……い……」
ふらふらと、奥に進んでいく。
そこには、無数の絵。
そして――
「れい、ちぇ……っっっっっ」
ずぎり、と何処かが痛んだ。
「っっっっっ」
つい、手が振るわれる。
まるで、其の絵を拒絶するように。
寸でのところで手を止めるが、代わりに近くの絵の布を取り払ってしまう。
「……え」
それを みた
あしが ふるえる
ひざが くずれた
ご案内:「月夜見邸内にて」に月夜見 真琴さんが現れました。
■月夜見 真琴 >
「なにをしている?」
■月夜見 真琴 >
頭上より静かに声を降らせる。
崩折れた少女の背後に静かに立つ姿はというと。
どんな相を浮かべたものかと、かえって表情は薄くなっていた。
「――いや、"なにがあった"と聞くべきか」
久方の落第街からの帰り、久方の制服姿。
頭痛を耐えながらこちらもしゃがみこみ、背後から華霧の両肩に手を乗せた。
視線は――布の取り払われた描きかけの拙作に。
その耳元に、溜め息が溢れた。
見るなと言っていた秘密を見咎められたことを、責められる状況でもない。
「深呼吸だ。だいじょうぶだ、怒ってはいないさ。
それに手を出していたら平手の一発はくれてやっていたがな」
まずは園刃華霧、である。
ささやくような甘い声で、彼女の心の均衡を呼び戻そうと。
不埒者が入れるような薄弱の城ではない。
レイチェル・ラムレイの容態についてはこちらには連絡が来ていない。
■園刃 華霧 >
こえが きこえる
ききおぼえ ある こえ
だれ だっけ
ああ そうだ
「つっきー…… せんぱい……?」
しってる ひとだ
ふりかえろうと おもって
「しん …… こきゅう …… うん……」
いわれた とおり
しんこきゅう を
すう はあ
すう はあ
「…… あぁ」
大きく、息を吐いた
■月夜見 真琴 >
呼吸と心拍が平常化していくのを手のひらに感じながら、
なんとなくその様子に既視感を覚える。
普段はへらへらと笑っているくせして、
内面の激情が一度沸騰してしまうと中々制御ができなくなるような。
だれに――似ているのか。
正体を取り戻したと思しき彼女を、背後から優しく抱きしめる。
「ひとりにして、すまなかった」
もっとよく見ておくべきだった。
園刃華霧も想像以上に不安定だ。
否、そうなのだ。そうでない筈もなかった。
「……怪我をしてる。見せなさい」
■園刃 華霧 >
だいぶ平静になれた。
いや。まだ煮えたぎるものはあるが、押し込めることくらいはできる。
あんまり世話はかけたくなかったのだが……
「……いや。マコト先輩も、色々あるだろ?
それに……」
平気だ、と言いかけたが。
この状況でそれは、流石に嘘もすぎる、と思い直す。
あまり嘘は付きたくないし、
バレバレならば尚更だ。
「……わかったよ」
素直に両手を差し出した。
■月夜見 真琴 >
「少しどころでなく痛いだろうが我慢しろ」
薬箱が作業台の近くに用意してあって助かった。
錠剤などが多いその中身には治療器具もある。
有無を言わさず言い切って、血を拭う。
指を動かし骨の具合を確かめてから、淀みなく処置をする。
色々と慣れている手付きだ。
「そこのタオルで額を拭え。
傷が前髪を巻き込むと面倒だ――傷は見えないところに作れないものかな」
自傷をするならな、と溜め息混じりに告げる。
良くも悪くも彼女の出自を考えれば、
肉体の処置は多少乱暴でも良い気がしていた。
そうして処置を続けながら、詰問はせず。
彼女の口からなにかが語られるのを待つ。
■園刃 華霧 >
「っ」
一瞬顔をしかめるが、特に声はあげず。
おとなしくされるままに治療を受ける。
其の様は、まさに借りてきた猫のよう……とでもいうべきか。
「自分の腹でも殴れって……?
それとも、腕でも切る?
どっちも微妙な気がするけど」
いつもの軽口が戻ってくる。
表情も淀んだモノが薄れてきていた。
やはり、言われたとおりに額を拭う。
「……ァ―……」
そして、わずかでも冷静になれば
この話を、正直に話して良いものか。
けれど……話さない、わけにも、いかない
そうは思っても
「……マコト、先輩……
今日、アタシ……見舞い、に……」
口に出すのが、重い
■月夜見 真琴 >
「他人に心配をかけるような真似をするなと言っているのだよ」
軽口に対しては、静かに。
怒気など欠片もない微風の声で諭す。
この場合の"他人"に、月夜見真琴は含まれていない。
ついさっき、園刃華霧を特別視していそうな男に会ってきたばかりだ。
「――そうか」
もごもとと切り出された言葉に対しては、
両手の処置を終え、防護シールを扱っていた指がぴくりと停止した。
あらためて額の傷にそれをぺたりと貼り付けてやる。
「何を聞いた?」
あらかた処置を終えると、他人を座らせたことがないチェアを回し、
彼女に座るように促した。自分はそのあたりにあったスツールに腰をかける。
誰かともめたとか、そういう感じのことではないと思えた。
そんなことでは彼女はここまで取り乱すまい。
■園刃 華霧 >
「……それ、は……
でも……いや、うん……」
心配をかけるような真似をするな
それに反抗思想に視えて……やはり、素直に言葉に従う。
軽口が戻ったようで、またぎこちない。
「……レイチェル、ちゃんの……検査、結果」
絞り出すように出せたのは、それだけだった。
■月夜見 真琴 >
「そうだろうさ」
腕を組み、目を閉じて、溜め息を吐く。
足を組む――背もたれがない。危ないところだった。
やっぱり代われとは言えるまいし、このまま話を聞くことにする。
「まだ目を覚ましてはいない――と、聞いてはいるがな。
訓練の際の負傷はこう言うとなんだが、軽微だったはずだ。
異能の不発のほうだろう、とは思うのだ、が」
どこか懐かしむように、フランス窓のほうに視線を向けて、
言いよどんだ。余り聞きたくない話だ。
――そういう意味では。園刃華霧の暴走は、有り難かった。
逆に冷静になれている。深呼吸をして。
「話せそうか?」
視線を向けた。少し休ませたほうがいいのかどうか。
■園刃 華霧 >
「……マコト先輩さえ、よけ、れば……うん」
まだ、口が重い。
いや、簡単に話せるはずがない、こんなこと。
簡単に……
「話は、二つ…… 体調と、異能……」
ああ いやだ
いいたく ない
でも いわないと
いわないと だめだ
「眼は……そろそろ、さめるって……」
それは朗報のようで
「でも……身体は……中が、ボロボロ、だって、さ……
異能の、使いすぎ……変に、治った跡、とか……あったり……」
地獄に叩き落されるようだった。
■月夜見 真琴 >
覚醒をちらつかされて、わずかに上向いた顔色は、
続く言葉に暗く淀んでいき、顔をあげているのも億劫になる。
「…………あのバカ……」
額に手を添えて、深い溜め息で渦巻く感情を逃がす。
本人が気づかない筈もない異能のバックファイア。
時空圧壊。強大な異能だ。良く知っている。
ああそうか、だから――
記憶の中で何かが符号する音がした。
それは今は、関係のない話ではあるけれど。
ちらり、と描きかけの絵に視線が向いた。
「長年の無理が祟ったというわけか。
無理をしなくなった理由は肉体のほうか。
まあ、それなら――どれくらいで、出てこれそうなんだ?」
現場への復帰は難しいだろうけれど。
死がちらつかされたわけではないと思った、
これ以上使わせなければいい。タイムリミットがあったとしても。
静かな表情のままで、問いかけた。
■園刃 華霧 >
「いつ……そう、だな……いつ、だろう……
目が覚めるの、は……ちかいうち、だって……」
そういえば、いつ、なんて聞く余裕もなかった。
ただ、目が覚める、その事実と
それ以外の事実に頭が一杯になってしまった。
情けない
「……でも、異能の、反応……消えてるって、いう、し……
でも、精神的って、いうし……
じゃあ、戻る、まで……出られ、ないのか……アタシ、わかんない……」
医者もそこは言葉を濁していた……と思う。
あまりにも呆然としすぎてちゃんと聞いていなかったのかもしれない。
どちらにしても、自分にわかるのは、そこまでだ。
■月夜見 真琴 >
「――――そうさな」
ひとつ短い呼吸で、精神は明鏡にように静まる。
スツールから立ち上がると、彼女のほうに近づいて、
肩に軽く手を置いた。
「《時空圧壊》が使えなくなったとて、
レイチェル・ラムレイがいなくなるわけではないよ。
目が覚めて会話ができるなら、出て来られるまで病院に通えばいい。
――眠り姫を訪うよりは、よほど楽しく実りのある時間の筈だ」
穏やかに、なんてことない微笑みを浮かべて。
彼女の精神を宥めてやる、けれども。
きっと医者は辛そうに言ってしまったのだろう。
――そして、言われた側が自分でなくて良かったとも思う。
「だいじょうぶだ――というのは些か無責任な言葉になるが。
ここで気を揉んでいても仕方がない話ではある。
細かいことは後日、また先生方にお聞きするとして。
そのときのために大切なのは、我々の心構え――そうだな?」
ぽん、ぽん。
優しく慰めるように肩を手で叩きながら。
――ああ。
胸の奥に浮かぶ単純な方法で。
あるいは願望で解決するのなら。
いますぐにでも――
「そのためにも、はっきりとさせておきたい」
■園刃 華霧 >
「あぁ……そう、そう……だな……
うん……そう、だ……」
そうだ。
たとえ、退院できなかったとしても。
起きてさえいれば、会話はできる。
それなら、まだ甲斐もある。
それなら、まだ……
でも、それでは……
「……はっきり、させる……?」
まだ回らない思考の矢先に、言葉がかかる。
……なんだろう。
■月夜見 真琴 >
「おまえがそこまで喪失を恐れる理由だ」
静かに。
顔を寄せて、その瞳を覗き込む。
脅すわけではなかった。しかし、これを放置していいとも思えなかった。
「心身の問題でレイチェルの異能が不発に終わり、
いまなおあれの身体が蝕まれているというのなら――
おまえといっしょに暮らし始めた日に、話しただろう?」
果実に食らいつく蛇の腕章をつけていたという彼女に、
あの時問いかけたのだ。"大丈夫か"と。
「あのときから、やつがれの言葉に対してたやすく揺らいではいたが、
いよいよもってレイチェルがおまえの"親友"であるという事実は、
結局のところ、園刃華霧という人間が抱える"問題"に対して、
対症療法にしかなっていないということがよくわかった」
視線を巡らせた。
床板を汚す赤い反転。取り払われた布。
きっと部屋はひどいことになっているのだろう。
生活委員会を呼ばなければ、とどこか冷静に頭の片隅で思考する。
「このままでは共倒れの可能性もある。
やつがれがおまえに"くれてやる"と言ったものを、覚えているな。
まずは――おまえからだ。 おまえの問題からなんだよ、華霧」
わかるな、と。
ただ真摯に、まっすぐに。
銀色の瞳に、あのとき、園刃華霧だけに伝えた熱を宿したまま。
■園刃 華霧 >
「アタ、シ……が……?」
呆然と、其の言葉を口にした。
アタシが なんだって?
――喪失を恐れる
「アタシが……恐れ、てる……?」
ただ、欲しかっただけで
失うことなんて、こわくは……
こわく……
「アタシ……恐れて、 るの……?」
■月夜見 真琴 >
「――ごくまっとうな感情ではあろうさ」
でなければこの癇癪に説明がつかないな、と。
肩を竦めて見せた。
「不可逆の喪失、すなわちとりかえしのつかない"なくなる"という現象に対して、
おまえはひどく怯えているようにみえたよ」
すくなくともやつがれには、と補足はしておく。
そうまで敏い目を持っているわけでもない、という自己認識はある。
手は、肩から頭に。
優しく撫でてやる。せめても落ち着かせるように。
「じぶんが、わからないというのなら。ゆっくりでいい。
問いかけて、考えてみるんだ、華霧」
まっすぐ見つめる。
穏やか、とは言えない視線だった。
その熱は、ともすれば華霧を灼きかねないほど。
あるいはそう望むような炎を孕みながら、しかし。
「 」
■園刃 華霧 >
「……ちが……アタシ、は……ただ……
欲しく、て……」
ぽつり、と口に出す。
「ほしく、て……ほしく、て……
あぁ……なくならない、ものが、ほしく、て……」
かつて、言った言葉を思い出す。
なくならないものが ほしい
それはつまり
「なくなるの、が……こわい……?
どうして……だって……」
そんなのはきまってる
さいしょから ずっと
「あたしは……ほしい、だけ……なの、に……」
■月夜見 真琴 >
「"なくならないもの"……」
彼女が告げた――いや、強引に抉り出したそのこたえを、
ささやくような甘い声で、復唱する。
真理に縋った理由は、それなのか。
そうだろう。真理にすがらねば、そんなものは。
彼女がその"なくならないもの"という概念を。
彼女の"親友"という言葉に、立ち位置にもとめているのだとしたら。
――――それは、
「そうか」
でも。
ただ穏やかに、彼女を包み込むように抱きしめた。
「そうだな」
今目の前にある、それがすべてとしか思えないほどまばゆいものが。
永遠不変であってほしいと思う感覚は自分にもあった。
それがどこまで華霧に感じている"ほしい"という渇望の対象と、
相似しているのかはわからない。頬を擦り寄せた。
この躰の感触が彼女にとってどれほど確かかもわからない。
「……どうして?」
優しく、ささやく。甘やかに。あやすように。
滑り降りる月光は、彼女のおくふかくまで入り込もうとする。
満ちた白い月のように見守りながら。
■園刃 華霧 >
「
」
■月夜見 真琴 >
「―――――」
刃を胸に突き立てられるような痛みとともに。
どこか冷静に物事を弁えている自分がいる。
この、時間の停まったアトリエで、
彼女と交わした言葉のいくつもが確かな意味を持ち、
多くの点描が園刃華霧という像を描き出すなら。
その、冷静な思考の裏で、気づけば。
野生の色を宿した躰に、あまりに残酷な事実を隠していた少女を、
月夜見真琴の腕は、きつくかき抱いていた。
「ひとりにして、すまなかった」
言葉を重ねた。
先程と意味合いをわずかばかり違えた言葉で。
「大丈夫だから」
柔らかくささやく。
おぼろ月の光輝に彼女を取り込むように。
■園刃 華霧 >
「だい、じょう、ぶ……?」
ぽつり と くちに する
「だい……じょう、ぶ……」
かき抱かれた自分は
ただ
心地よくて
ただ
安らかで
「……うん」
こくりと、うなずいた
■月夜見 真琴 >
ひたすらに柔らかく包んだ。
陽炎さえ生むこの暑い島で、
寒さにさらされ続けた細い躰を、
離す選択などないかのように抱きしめる。
それは妖精が、邪心でもって、
少女をかどわかす手管かもしれない。
相手の望むものをあたえて、
みずからの国へと幽閉するかのような。
優しく頭を撫でてやりながら、ともに立ち上がる。
視線を一瞬、描きかけの絵にむけた。
"なくならないもの"。
彼女がこれに対して、手をむけなかった理由を、
銀色の瞳は遅れて理解し、そして。
「――きょうは、いっしょに眠ろうか。
つかれただろう。たくさん暴れて、どこもかしこも痛いだろう。
だいじょうぶ。 やつがれが傍らで眠ってやるとも」
行こう、と。
さして背丈の変わらぬ彼女を、血の汚れのない寝所に誘う。
そっと彼女の手を取って。
急がせずに、どこにくればいいかを教える。
神代理央にしたことと、おなじだ。
求めない。ただそこにいる。
彼女に救いを求めない。
彼女に強さを求めない。
見返りを――求めない。
一年とすこし前から、やっている生き方をなぞればよかった。
■園刃 華霧 >
この灼熱の島の中で
しかし、それはほんのりと暖かく。
満たされるようでいて
だから 手を引かれていく
でも
「……マコト も」
ぽつり、と
「きょうは」
かぼそく
「……いっしょに しっかり やすんで」
口にした
■月夜見 真琴 >
「ん」
彼女が呼んだことのない名前で呼ばわれれば、
視線をむけた。
「…………」
しばしみつめた。
そして目を閉じて、その言葉を咀嚼する。
つかれた顔をしていただろうかと。
「ありがとう」
それでも、こんな時まで他人に与えようとしなくていいのだと。
ことばを受け止めながら、抱きしめた。
あの時から――あの背に追いすがれなかった時から。
このアトリエさえ、安らぎの場所ではなくなったこの身を、
しかし、せめても休ませようと思う理由は、できたと思う。
「ちゃんと、いっしょだ」
いなくならない。
散らかっていない、その寝台に誘い込み。
「おやすみ、華霧」
■園刃 華霧 >
見つめ返された目を見返し。
そして、また抱きしめられる。
よかった
つうじた
「……おやすみ」
誘われた寝台に入り込み
少女は安らかに
静かな寝息を立て始めた。
■月夜見 真琴 >
鍵は、かけられている。
ご案内:「月夜見邸内にて」から月夜見 真琴さんが去りました。
ご案内:「月夜見邸内にて」から園刃 華霧さんが去りました。