2020/07/21 のログ
ご案内:「何処かの廃墟」に園刃 華霧さんが現れました。
園刃 華霧 >  
「ァー……んー……これ、映ってンのかネ……?
 ま、大丈夫ダろ。」

女の顔がアップで映される
一旦画面外に消え、少し離れて再び同じ顔が映る

「よ、おはヨーさん。
 アー……ひょっトしたラ、こんニちは、か、こンばんは、カね?
 ま、いっカ。ともかク、見てルー?
 ……ッテ、みてルに決まっテるか。」

ひひひひ、と面白そうに女は笑う

「こレはマあ、アタシが見事にくたバった時のたメのモンだカら。
 コイツを見てるッてーコトは、まーそーゆーコトなんダろーナ?
 アー……まあ、アタシがうっカり捕まッチまっテる可能性もアるカ。
 そンときゃ、忘れチまエ。」

女は両手で×マークを作った

園刃 華霧 >  
「マ、一応、くたバった前提でナ。
 アタシは、乾いてたンだ。
 アタシは、飢えてタんだ。
 アタシは、空っぽだっタ。
 ま、だカラこーナッたッテわけデな。」

やれやれ、とでもいいたげに肩をすくめる女

「まーデモ、今も昔も『楽しかった』。
 そいつダケはたしかダ。
 ひひっ、ただ、チーっとばカし。
 最近が退屈ダったンでナ。」

女はやや遠くを見つめる

「そ。やっぱ、なンか空っぽ、ダったンだな。
 ま、しょーガない。そうイうこトもある。
 だカラ、ま……」

女が前に進む
だんだんと近づいてくる

園刃 華霧 >  
「あんま、気にすんなよ?
 じゃーね。
 地獄で会えるかもな?」

けらけらと、大写しになった女が笑う
けらけらけらけらけらけらけらけら
笑いながら、手をふる

――ブツリ

「……ァー……さて」

スイッチを切って、考える

「……あと、なんか要るカな……?」

まだもう少し、時間は有る
その僅かの間、考えるのもいいかもしれない


勝負は――近い

ご案内:「何処かの廃墟」から園刃 華霧さんが去りました。