2020/08/28 のログ
ご案内:「夜の常世公園」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
水無月 斬鬼丸 > 月は出ている。
星も見える。
星座もいくつか見えるんだろうが…自分は星には詳しくない。
なんか、ひときわ光ってるやつ…あれだ。なんだっけ…夏の?夏の…
まぁいいか。

少年はベンチに座って夜空を見上げている。
バイトをおえて家に帰って、同居人が寝てたから…
少し散歩。コンビニでアイスなんかかってきて
少し気分転換。

以前のような蒸し暑さはなりをひそめていて
むしろ涼しさを感じる。
いい風が通り過ぎて、夏が終わる物悲しさを感じさせた。

水無月 斬鬼丸 > やることはいっぱい。
考えることもいっぱい。
でも急ぐなと言われた。
急いでろくな目に合わないのはわかる。
急ぎすぎないように、でもいざというときにはなにかできるように。
少しずつでも進んでいかなきゃいけない。
護ることも、戦うことも、できることを増やさなくちゃならないし
伸ばした手でつかめるものも増やさなきゃならない。

苦しいことだし厳しいことだ。
でも、倒れないように、潰れないように。

右手を空に。
月を掴むように握りしめ…ない。
指先で真っ二つにするように

「すぱっ……なんて…」

目のやつなら月を斬ることもできてたりして。
なんて考えて、薄く笑った。

水無月 斬鬼丸 > 普通にとどまりながら
普通の外に
矛盾はしてる。

でも、自分はそうしたい。
普通であることが、日常にいることが沙羅ちゃんを助けることになるならそうしたい。
だけど、伸ばした手が届くように…もし、いざというときに自分自身が安心できるように。
自分の安心を自分で作れるように…

「…アイス食べよ…」

がさがさとコンビニ袋から取り出したのは
チョコレートたっぷりでコーティングされたの棒付きアイス。

ご案内:「夜の常世公園」にニーナさんが現れました。
ニーナ > ガコンッ。

近くの自販機が動作する音がする。
気に入って飲んでいるフルーツミックスを手にして、
いつも星を見ている池の前のベンチに向かっていると……
ベンチに誰かが座っているのを見つけた。

声を掛ける理由は思いつかないので、
座れそうなスペースがあるなら何も言わずに座ろう。
真ん中に座ってるなどで座れなさそうなら……少女は貴方をじっと見つめることになるだろう。