2021/12/30 のログ
ご案内:「『常世サンタ』生放送」におこんさんが現れました。
ご案内:「『常世サンタ』生放送」に杉本久遠さんが現れました。
おこん > ロケット研究部の部室から地下40mほど降りた所にあるドック。
色々なパーツを組み上げたり、バーのついた柱を部員がぐるぐるしている場所だが、
毎年、ある一時期だけだけは状況は変わる。 …そして、それが今日なのだ。

目の前にはクリスマスツリー、なんかめでたそうな照明、そして色々なプレゼントと、
バニーガール&バニー服を着てる女装男子、そしてそれらの間を慌ただしく動く、
『ロ研』『空泳』という腕章を身につけた人々…。

「急げ急げーい! 本番まであと1時間もないんじゃぞ!
 回線チェックはどうか! よし! 出入り口の封鎖、問題ないな!
 各種配信システムのテスト放送は済ませたかのう!
 よし、あとはプレゼントリストの確認じゃな…。」

マイクロビキニ姿のおこんは、中央のテーブルで指示を出していた。
今日の企画の司会二人のうち一人である。 もうひとりもまもなく到着するはずなのだ。

「たしかあとは杉本くんがプレゼントリストを用意してくれるはずじゃったな…」
設備周りはOKだ。 あとは彼を待つだけである。 中央の席に腰掛け、一息つく。
戦いは20時からなのだ。

杉本久遠 >  
 気づいたら通い慣れたロケット研究部の地下ドック。
 杉本は『例年通り』気楽にやってくる。
 ――大量のプレゼントを携えて。

「おおー、今年は一段と気合が入った飾りつけですな、おこん先生!」

 シロネコ常世の配送部の部員たちを連れて、いくつものプレゼントがセットの中に配置されていく。
 配送部の面々も手慣れたもので、てきぱきと配置していった。

「ふっふっふ、今年はオレも気合を入れてスポンサー集めてきましたからね!
 今年のプレゼントは一層豪華ですよ!」

 そして並ぶプレゼントの数々。
 放送開始したら、これが堂々と公開されるのだ。

 なお、久遠はおこん先生の格好にもはや動揺すらしない。
 なれたのである。
 毎年の事ですし。
 

おこん > 「おう、杉本くん! こっちは概ね終わったぞ!
 配送部の連中も連れてきてくれたのか。 これは話が早いのう!」
企画の相棒である杉本くんが現れたのを見て、元気よく手を振った。

「まあ、年末の配信ともなるとどの会社も気合を入れてくれるとはいえ…。
 結構豪華なもんが揃ったようじゃのう。

リスト(http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/uploda/src/aca2784.png)を眺める。

つらつらと動いている眼が、途中でぴたりと止まった。

「す、杉本くん!! プレ娘のやつ…配るのか!?
 ワシが『クリスマスじゃし~』っていってめっちゃ気合入れてデザインしたら、
 プラットフォーム提供しとる会社に仁王みたいな面で無茶苦茶怒られてのう…。
 永久ボツだと思っとったんじゃけど…。 まあいいか! 年末じゃからな!」

年末は免罪符ではないということをすっかり忘れた気楽な発言とともに、リストを眺める。

「ねこまにゃんのぬいぐるみもデカくて…デカっ、デカいのう!?
 5mて家じゃよこれ、ふかふかの家!!! まあいいか!年末じゃからな!」

年末は免罪符ではないがやっぱりすっかり忘れた気楽な発言を続けて、リストを眺め終えてうなずいた。

「杉本くん……この企画、今年もイケるぞ!!!」
ぐっとガッツポーズをしてみせる。

杉本久遠 >  
「毎年の事ですし、慣れたもんですよ。
 今年で五回目ですしね!」

 青白のサンタ衣装&付け髭で準備ばっちりの久遠は親指を立てる。

「だはは、任せてくださいよ!
 誠心誠意頼んで、なんとか揃えてきましたから」

 なお、その裏に血の滲むような営業努力があったりしたのだが、それは一切表に出さないのが久遠だったりする。
 そんなだから、五年もやってると色んな企業(部活)の覚えもよくなったりするのである。

「おお、プレ娘ですけど、先生のデザインをベースにリデザインするって事でOKでましたよ!
 なのでちょっと元デザインより大人しくなってますが、常世サンタ限定デザインとしてしっかり仕上げてもらいました!」

 この男、エアースイムをやっているより、マネージャーなり営業なりやった方がいいのかもしれない。

「まあまあ、ネコマニャンぬいぐるみに関しては、まあ、獲得した人に何とかしてもらうという事で!」

 他力本願寺!

「今年も期待してますよおこん先生!」

 ガッツポーズを返す。
 本当にいいのか――??
 

おこん > 「そうじゃのう! 年々規模を拡大しとるちゅうことだしな!」
鷹揚にうなずく。 最初はもっと貧相なプレゼントだったのだが、
数年かけて、良くも悪くも年末の勢いに乗ってくれた色々な企業の協賛を得ることができたのだ。
まあ、相手にとって嬉しいアイテムが手に入るかは別だが。

「ウウム、やはり杉本くんの誠意ある対応は強いのう。
 ワシがやるとだいたいよくわからんことになるでな!ワハハ!
 ええ、ベースにっちゅうけど……。」
元気よく話をしているところでものすごく悩ましい顔になった。
たしか、ものすごく卑猥なデザインだった気がする。
ベースとはいっても相当手がはいるんじゃなかろうか。

「ねこまにゃんぬいぐるみ…5mかあ!
 しみじみデカいのう!! 住めるのう!!
 今年も杉本くんや皆の期待に答えるからな…ワシの全身全霊をもって…。
 一年にオチをつけるんじゃ!!
 よし…。そろそろ時間じゃな。 杉本くん、用意をするぞ!」

この戦いですべてを終わらせるんだ!!!みたいな強い意志。力強くうなずく。

杉本久遠 >  
「何言ってるんですか!
 おこん先生の行動力とバイタリティがあってこそですよ!
 オレはそのちょっとしたお手伝いをしてるだけです!」

 えらく卑猥なデザインだった諸々は、ほどほどにセクシー程度に収まったそうな。
 残念ながら元のデザインのままでは商品化しようがなかったのである。
 色んな所に怒られてしまうので。

「いやあ、オレもまさかこんなサイズを用意してくれるとは思ってなかったというか、多分これ、イベントように作ったやつが流れて来たんじゃないですかね」

 販売用では間違いなくあり得ないサイズなのである。
 なお、このぬいぐるみ、超防水素材&汚れも弾く優れもの。
 実は屋外に置いても大丈夫だったりするのである。

「よし、オレも準備オッケーですよ!
 今年もやってやりましょう!」

 そして、例年通りの定位置。
 カメラに向かって左側、画面で見ると右側の席に着く。
 さあ、放送開始のカウントダウン――

 

おこん > 「うむ、しかし手伝いが大変頼りになるということを覚えておくとよい!
 なーるほど、イベント用か…これを手に入れたらおうちが毎日ねこまにゃんイベントじゃな。」
ぬいぐるみの正体について概ねわかった、と力強くうなずいた。

「よし…今年もやっぞ!!」気合一発、深呼吸。
カウントダウンが終わるのと同時に、カメラに向かって吼えた。

「今年も常世サンタじゃよ―――――――!!!!!
 ということで毎年恒例じゃな、なんかアレなことがあった話を、
 ワシなり杉本くんなりがジャッジして『かわいそう!』って思ったら
 なんかプレゼントをあげるという企画なんじゃよ。
 
 司会は例年通り、ワシと杉本くんとなっておる!
 さて、プレゼントじゃが…杉本くん!」
どうだい、と発言を促すように水を向けた。

杉本久遠 >  
「――はい、今年もこの季節がやってまいりました。
 常世サンタ 史上最大のクリスマスプレゼントショー!
 今年起きた、皆さんの『寂しかった話』を募集しまして、紹介させていただく企画となっております!
 毎年ご覧になってくださってる皆さんにはもう、おなじみですね!

 というわけで、今年のプレゼントはこちら!
 http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/uploda/src/aca2784.png

 今年は例年にも増して、豪華なプレゼントが揃っております!
 なお、若干嬉しくないプレゼントが混ざっているかもしれませんが、そこは運しだい!
 なにが当たるかは、あなたの今年最後の運に掛かっています!」

 と、プレゼントの紹介をしていく。
 次々と、プレゼントがカメラに写されて、有志のスタッフがサンタ衣装やトナカイ衣装で紹介してくれました。

「というわけで、今年も早速やっていきたいと思います、が。
 おこん先生は、今年はRTAinTOKOYOに同時接続数で勝つと言っていましたが、
 えー、すでにRiTは同接五万人、こちらはまだ四千人ですね。
 ちなみに、オレもRiTを見ながらやらせていただいてます!」

 席の前のテーブルの端っこに、小さな端末が置かれている。
 どうやらこれでRiTを流しているらしいぞ!
 

おこん > 「RiTはなんももらえないかもしれんが、こっちはなんかもらえるんじゃよ!
 しかもハズレなしでのう! これはRiTとこの企画を一緒に観るしかないじゃろ!
 どのみち年末はみんなおうちにいるはずじゃからな!」
杉本くんの言葉に力強くうなずいた。

「今オペレーターの方でも準備が終わったっぽいんじゃよ。
 ここから応募があればワシらのところに届くというわけじゃな。」
スタッフからの合図にうなずいて見せる。
あとは目の前の電話なりプリンタなりで投稿を待つだけなのだ。 

「ちなみに杉本くんは今年ぐえー!ってなったこととかある?
 ワシは今年はあんまり暴れられなかったことかのう。」
色々あってそんなに活躍できなかったんじゃよな~、と1年を振り返って呻くしかできなかった。

杉本久遠 >  
「ハズレなし――まあはい、そうですね、ハズレなしです!
 さあ皆さん、すでに受付開始しております。
 いつでも、お電話、メールなどでご応募ください!」

 放送開始から順調に同接が増えている。
 さて、このうち何人が、投稿してくれるだろうか。

「え、オレですか?
 あー、そうですねえ。
 今年もエアースイムの大会出ましたけど、いやあ、ぜんっぜん成績が残せなかったですね!
 去年ちょっと暴れてしまったもんで、警戒されちゃいましたかねえ。

 まあ、おこん先生は暴れるとちょっと騒ぎが大きくなってしまいますし、
 今年は雌伏の時だったという事にしておきましょうよ」

 

おこん > 「エアースイムの大会なー。 毎年聞いとる気がするけど、
 そもそもエアースイムの大会ってどう勝敗が決まるんじゃよ?
 やっぱり空中を早く泳ぐなどなのかのう。」
相手の言葉に首を傾げながら問いかける。
実際毎年聞いてはいるが、今年から見てる人もいるかもしれないので、
ある意味予定調和めいた確認である。

「ワシも暴れたいんじゃよー。 生徒を掴んでは啜り掴んでは啜りって感じでやりたんじゃよなー。
 まあ、そういうのはやれんからのう! 他の方向でやっていくしかなくてな!」
渋々うなずいた。 暴れると危険というのは自分でも自覚しているのである。

杉本久遠 >  
「エアースイムですか?
 競技によって様々ですけど、基本的には早く泳いだ方が勝ちですね。
 あとはある種の空中格闘技と言われてるように、最期まで勝ち残ったり、スコアが高かったりで決着します。
 競技やレギュレーションでも変わってくるので、まずは是非とも大会映像を見てほしいところですね。
 去年の大会なんかは、オレと妹が実況と解説をしてますよ」

 毎年恒例の部活紹介じみたトーク。

「掴むはともかく啜るってなんですか、啜るって。

 そういえば、ロケット研究部は今年の活動はどうだったんですか?
 去年の放送で、来年こそ予算を獲得すると言ってましたけど」

 

ご案内:「『常世サンタ』生放送」にPN:多摩市のサフランさんが現れました。
おこん > 「実況と解説がないと、多分なにが起こっとるかわからんじゃろな、エアースイム。
 アレじゃよ、啜るってのはワシは精気啜って生きとるからして…。
 こう、ちゅっちゅするんじゃよ、ちゅっちゅを!」

ちゅっちゅである。可愛くいえばちゅっちゅだ。
ロケット研究部についての話になると、顔をしかめた。

「予算がつかんのじゃよな! ロケットはどうしても遠距離に飛ばさんとならんでのう。
 本土にドカンやったら大騒ぎじゃからな…。 結局今年もロケット研究部活動の大半は資金調達じゃよ。
 常世渋谷に対魔術装甲で突っ込んだり、他の部を手伝ったりのう。
 …お、なんじゃなんじゃ! なんかきたか?」

だべっている間に、センサーに感ありとの報告が入った。
間違いない、これは投稿の気配だ!

PN:多摩市のサフラン >  
「こんばんは、楽しく放送を拝見させていただいております。
 非リア充とリア充の間を行ったり来たりする三年女子です。
 この前、放課後の第三教室棟ロビーで
 キラカワ目指してお化粧の練習したらアイシャドウの時点で躓きました。
 アイラインが一周してツタンカーメンになったり、
 アイシャドウが眉毛方向に爆発してマソソン・マソソンになったりしました。
 でも一番寂しかったのは周囲が見てみぬフリしたことかなー…
 みんなもお化粧練習してる金髪碧眼ガールを見たら絡んであげてください。
 
 追伸、クリぼっちャーとして一人、部屋から応援してます。ふぁいおー!」

おこん > (無言で合格ボタンを連打する)
おこん > 深呼吸しながら目を閉じる。 彼女の無念、ひしひしと伝わってきた!
「いや…まあこれはあの、お化粧に慣れてないこと自体は悲しい話じゃないと思うんじゃよね、
 だれだって最初の料理は不味いし、自転車だって最初は走れんじゃろ。
 ただまあいきなりね、あの…目標が高すぎたんじゃろね。
 キラカワな感じって、いうなればある種完成を求めとるわけじゃからなー。 

 しかし、見て見ぬ振りが一番キツいのう! せめて『えーメイクすごいことになってるー!?』とか
 言ってくれたらまだよかったんじゃろうけどな~~~ ということで合格じゃよ!

 杉本くんはどう? お化粧苦手女子とかになんか言ってあげることある?」
散々早口で喋り倒してから水を向ける。 合格は合格なのだけれど、彼の意見も聞きたい。

杉本久遠 > (テーブルに突っ伏して肩を震わせている)
杉本久遠 >  
「いやもうなんか、お化粧に不慣れなのは仕方ないですよ!
 おこん先生も言ったようにです。
 でもなぁ、ほんと、見て見ぬ振りがなぁ!」

 だはー、と額に手を当てて空を仰ぐ。

「これ、あれですね、優しさが沁みすぎて痛いですね!
 みんなね、傷つけないようにって思ったんでしょうけどね。
 結果、傷と一緒に塩を塗りたくる結果になっちゃいましたね!」

 はーはー、と息を整えて。

「えーまあ、お化粧に関しては、オレはまあ妹にしてやってた事もあって普通の男子よりは詳しいと思いますよ。
 三年生というと後輩になるな。
 もし女の子同士だと相談しづらいとかあったら、気軽に声を掛けてくれ。
 その時はしっかり相談にのるからな。

 ――さて、それではプレゼントを決めてもらいましょうか!
 さあ今年最後の運試し、多摩市のサフランさんは何を持って行ってくれるでしょうか!」
 

PN:多摩市のサフラン >  
「ありがとうございます、いや本当一人でお化粧落としてる時の絶望感っ」

「それではルーレット、スタート!!」

プルルルルルとルーレット音が鳴る。

「ストーップ!」
[1d12→1=1]
杉本久遠 >  
「えー、一番!
 1番は――おおっと!
 エアースイム推進委員会提供、競技スイムスタートセットです!

 おめでとうございます!
 ウェアを含めた装備一式の豪華セットとなっています!
 しかも推進委員会より、セットアップの遠隔サポートもついていて、すぐに始められるようになっています。
 この機会に是非、エアースイム、遊んでみてください!」
 

PN:多摩市のサフラン >  
「わーわー、ありがとうございます!」
「私はエンドオブ運動神経ですが、これ機にエアースイム頑張りたいと思います」

「あ、スタートセットのサイズはSサイズでお願いしますね」
「って誰がちっちゃいだ! というわけでお二人共、頑張ってくださーい」

「常世サンタ、激推し! ではではー」

電話を切って。

ご案内:「『常世サンタ』生放送」からPN:多摩市のサフランさんが去りました。
おこん > 「何事もお手本ちゅうもんは必要なんじゃよなー。
 ワシも昔は初心じゃったからな、男を目の前にしたら、
 もうどうしようかなんて考えていたこともあった…気がするのう!」
うんうん、とうなずいたけど、当たった賞品を聞いてなんとも言えない顔になった。

「あの、杉本くんはエアースイムもやっとるし、化粧もうまいっちゅうからな!
 一度話の一つでもきいてみてもいいかもしれんのう! サフランちゃんもよかったな!
 うん、よかった。よかった!!」

電話が切れてからため息をついた。
「はー……杉本くん、見たか。 あの子最後にセルフでボケツッコミやっとったぞ。
 お化粧もいいけどお笑いも学んだら覚醒するんとちがうかのう…」
逸材はどこにでもいる。 恐ろしいことだ…。 ごくりと息を呑んだ。

ご案内:「『常世サンタ』生放送」にPN:猫といっしょ大好きさんが現れました。
杉本久遠 >  
「いやあ、サフランさん、オレよりもこの番組の司会向いてるんじゃないですかね。
 スカウトしたらどうです、ロケット研究部」

 セルフでボケツッコミが出来る女子とは逸材も逸材。
 番組に居たら盛り上がること間違いなし。

「というか先生にも初心な頃ってあったんですね。
 公開生放送でちゅっちゅとか言うような先生にもそんな時代があったかと思うと、時間の残酷さを感じますね!」

 これぞ五年の相方である。
 先生にだって言葉選びに容赦がない!
 なお、この男は超が付く朴念仁である。
 彼女いない歴=年齢=初心。
 

PN:猫といっしょ大好き >  
『おこん先生、杉本くん、こんばんは。
 外は寒くなっていますがお二人、ならびに運営の皆さまはお元気ですか。
 常世学園で教師をしております。
 今年の初めに教室棟に弱った子猫が迷い込んだのを保護しまして、
 獣医さんと相談しながら育てている内にすぐに元気になったのですが、
 ある時ふらりと外に出て行ってしまったキリ姿を見せなくなってしまいました。
 元は野生の子なので、と寂しいながらも旅立ったものと受け入れて
 用意した猫用の餌皿なんかを懐かしく思いながら過ごしているのですが、
 いなくなってしまうと、一人で過ごす部屋が物寂しく感じてしまうようになりました。

 PS:先日学生街の猫カフェに行ったら指名金2000円の人気猫として君臨しておりました』

おこん > 「すごかったのう、サフランちゃん…。
 あれ漫才のトーナメントのアタマ取れる器じゃぞ。ワシにはわかる。
 今頃漫才研究部とかコント研究部とかが血眼で正体探しとるじゃろな。」
あの素質、絶対に見逃すわけがない。 素人がきれいにオチまでつけて帰るだろうか?!

「待てって!!ちゅっちゅは言ってもいいじゃろが!
 杉本くんそういうところじゃぞ!!
 ワシも数万年生きとるから、まあちゅっちゅだのちゅっちゅじゃないだのってね、
 わしも言って…。 おっ、次の投稿じゃぞ! 見るぞ!」
必要なのは投稿。自分と杉本くんのゆるいトークではないのだ。

おこん > 「……って猫ちゃん元気なんかい!!!!」
勢いよくつっこむしかない。 オチまで丁寧にもってこられている!
投稿者の手弁当の上手さには舌を巻くばかりだ。

「まあでもねこちゃん用のお皿とかを用意したあとにそういうふうになると、
 なんか寂しくなっちゃうところはあるのう。
 いうなれば応援してたインディーズバンドがメジャーになって大手と契約して、
 どん底から下支えしてたころのプロデューサーが退任しちゃうみたいな感じの…。
 猫といっしょ先生の優しさから見ると、やっぱりちょっと切なくなっちゃうんじゃろうな~。」
 ウム!!!と力強くうなずくしかない。
 自分も数限りない別れを体験しているのだ。教師になる前も、なった後も。

「杉本くん…これどう? どう? ボタン…」
ねこちゃんが元気でよかったのか、自分だけのねこちゃんじゃなくなってしまった悲しみなのか、
どっちとして扱うべきなのだろうか。 腕を組んで苦悩する。

杉本久遠 > (笑いながら手を叩く)
杉本久遠 >  
「だっはっは!
 これはまたいいのがきましたね!
 しっかりオチまで載せてきてくれてる所がもうコレを感じますよ」

 自分の二の腕をぺしぺし叩きながら。

「しかしそうですねえ、判定としては――オレは合格で良いと思いますよ。
 これは寂しいですって、なあ?」

 スタッフの猫好きさんに話を振ってみると、すごい勢いで頷いている。

「はい、もうね、ディレクターも凄い頷いてますし、合格合格!」

 ボタンをバシンバシンと叩く。
 猫好きスタッフも腕組み頷き顔だ!

「というわけで、先生!
 プレゼント抽選してもらおうと思いますが、猫と一緒大好きさんには、どのプレゼントが当たって欲しいですか?」
 

おこん > 「まあそうじゃな! これでガチで『ねこちゃんいなくなった…』ENDだったら、
 ちょっとプレゼント3,4個上げないとつらすぎるやつじゃしな!」
合格という判断に満足してうなずいた。 悲しい猫好きの人はいなかったんだ。
そして杉本くんの言葉に力強くうなずいた。

「そりゃあ~~~~あれじゃろ~~~~~~!
 5mじゃろ。 これなら絶対いなくならんし、デカいし!
 これでロリータ服とか当たったらほんとスマン!!着てくれ!!!
 それで来年『おこん先生…』ってワシを咎めに来てくれ!!!」

元気よく『合格』のボタンを押した。

PN:猫といっしょ大好き >  
『ありがとうございます。
 そうですね……冷蔵庫か学食一年分のパスポートが嬉しいでしょうか。

ねこまにゃんも好きなのですが置けそうにありませんし、
冷蔵庫をっ! お願いしますっ!』

軽快な電子音を鳴らしながらルーレットが回る。
[1d11→4=4]
おこん > 「猫といっしょ大好きさん!!!良かったのう!!
 当たったのは~~~~~~~~~~」
たっぷり溜めてから拍手する。

「TOKODAS & 杉本くんコラボのクソダサTシャツとジャージセットじゃよ!!!
 寝間着とか普段着に使えるのう! まあ冷蔵庫ではなかったが…。

 ちなみに杉本くんはこの文字っていうか、デザインになんかこだわりがあるのかのう?」
気合・根性・神頼みって書いてあるし、なにか特別な意図とかもあるんだろうか。
せっかく当てた人がいるので聞いてみることにした。

杉本久遠 >  
「おー、おめでとうございます!
 TOKODASさんに全力で微妙なデザインをしてもらったという、この企画通してよかったの!?
 みたいなデザインになっています!
 是非とも、自信満々に着ていただきたいところです」

 ならどうしてコラボ提案したんだというツッコミはきっと誰かがする。

「こだわりですか?
 ――いや、とくにないですね。
 なんとなく思いついた言葉ならべただけなので」

 猶更ひどい。
 猫といっしょ大好きさんに謝るべき。
 

PN:猫といっしょ大好き >  
『冷蔵庫ならず……!
 最近運動不足だったのでジャージとTシャツも嬉しいです。
 TOKODASオリジナルのデザイン、楽しみにしていますね!
 
 サイズはMでお願いします。
 
 それでは、皆さま良い年末を!』

ご案内:「『常世サンタ』生放送」からPN:猫といっしょ大好きさんが去りました。
おこん > 「猫といっしょ大好きさん、ありがとうなんじゃよー!
 いや~~~~~~、猫無事でよかったのう、ほんとにな!
 しかし猫カフェでご指名料が高くつくってことは、相当な美猫なんじゃろな。
 は~~~~~~~、今からでもワシ猫耳つけようかな!!!ニャンっていおうかなあ!
 フォックスの時代、もはや終わってるんと違うか…?

 そういえば、杉本くんは猫とイヌどっちが好きとかある?」

ねこちゃんが無事でよかったし、投稿者の心が守られてよかった。
満足げにしていたけれど、途中でため息をついた。
いっそねこん先生とかになった方が良いんじゃなかろうか。
アイデンティティすら捨てかねない事態だった。
そんなことを考えながら、とりあえず杉本くんに話を振る。
誰か来るでは二人のゆるトークなのだ。

杉本久遠 >  
「猫と犬ですか?
 ん~――猫ですかねえ。
 まあでも、狐も可愛いと思いますよ。
 実際におこん先生はほら、可愛いですしね」

 さらっと言ってみるのが杉本くんだった。

「おこん先生が猫耳つけたら、そりゃあ可愛いですけど。
 折角の綺麗な狐耳が隠れちゃうのはもったいないと思いますよ」

 なんて、腕を組んで深く頷くのである。
 

ご案内:「『常世サンタ』生放送」にPN:SS本好きさんが現れました。
PN:SS本好き > 『お二人とも、こんばんは。楽しく聞かせていただいております。
 最近、色々なことが思うようにいかない女子です。
 
 その中で最近、とくに思うことがあります。
 それは友人の男性から、あまり女性として見られていないように感じることです。
 別に、がっつくわけではないのですが……
 女友達、という感じすら無いような気がするのは
 どこか自分に欠陥があるのかと、つい疑って寂しくなってしまいます。

 考えすぎでしょうか?
 お二人の判定で気持ちを切り替えていきたいと思います。

 SS本好き』

おこん > 「ふーーーーーん。 ふーーーーーん。
 わかっとるのう、杉本くんは! 忖度ってやつがのう!」
口ではそういうけど満足げだった。

「まあフォックスはフォックスでいいところあるからな…。
 お、またも投稿が来そうじゃぞ!
 そろそろねこまにゃんもらってくれる人出んかのう!」
スタッフからの指示にうなずいて、拝見の構えだ。

杉本久遠 >  
「おーあー、なるほど――これはちょっと百戦錬磨の先生にお話し聞きたい所ですね」

 腕を組んで深く頷きつつ、隣の先生に振ってみる。
 

おこん > 「友人の男性から女性として見られていない!? 
 そいつは由々しき事態じゃよ…。
 恋人恋人じゃないとかって話以前に、
 女友達みたいな感じにすら持たれてないってのはアレじゃよなあ。
 別に女としてセクシー!とかそういう話以前にないんじゃろ?

 杉本くんだって、女友達の一人くらいおったらちょっと意識くらいしちゃうじゃろ。
 べつに恋人だ!とか彼女だ!とかじゃなくて、親しい女の子だな、ぐらいの…。
 そういうのすらないっていうのは、アレなんかな…。
 ものすごく純粋に友人として扱われている、みたいな感じなのかのう。
 ちなみに、意中の男性…というわけでもないんじゃよね?」

うーむ、とうなりながらSS本好きさんに問いかける。
杉本くんから水を向けられると、ゆっくりとうなずきながら答えた。
なかなかに切ない事態であるから、今すぐにもボタンを押したいところではあるのだが。

PN:SS本好き > 『仲良くさせていただいているの確かなんですが……
 意中かと聞かれると、即答は難しいかも知れません。
 ただ、そうなったら今の状態は尚更由々しきこととは思います。
 もし他の男性の場合でも……大丈夫か心配に。

 男性側のご意見も是非、伺えたらとは思います。』

杉本久遠 >  
「そう、ですねえ。
 オレも女性の友人はいますけど、やっぱり意識しますからね。
 男同士ならともかく、不用意に触れるわけにもいきませんし、話も考えますし。
 まあ、もちろん大前提として、嫌われたくないですからね。
 恋愛経験はちょっとないんで何とも言えないですけど、友人に嫌われたらやっぱりショックですから。

 ああでも、アレかもしれませんね。
 女性との距離感に慣れ過ぎてしまってるとか。
 所謂女慣れしてる、とかじゃなくて、身内に女性がいて女性であるというだけでは意識する事がないとか。
 オレも妹がいるんでよくあるんですけど、ついつい後輩の事を妹みたいに見ちゃうんですよ。
 そうすると変に意識したり、緊張したりしなくて助かりはするんですが」

 うーん、と唸る久遠。
 なにせ恋愛経験皆無の朴念仁である。
 近しい女性なんていえば妹、というありさまなのだ。
 
「あえて女性として意識してもらうというのであれば、なにか普段と違う一面を見せて見るのもいいかもしれませんよ。
 もしかしたら、今の距離感に慣れてしまっているだけかもしれませんしね」
 

おこん > 「SS本好きちゃん的にはどうじゃろか、この回答。
 いずれにせよアプローチっちゅうか、距離を詰めるなりなんなりで
 揺さぶりをかけるっちゅうのはいい手かもしれんのう。
 ワシならえいやと押し倒してしまうが、たいていの人間そういうのはよくないからな!」

杉本くんがめっちゃ回答を考えてくれたし、
そもそもの悩みがなかなかにじんわり来る重たさだった。
頑張って考えた挙げ句、応援の意味で『合格』ボタンを押す。

杉本久遠 >  
「たはは、いきなり押し倒されたりしたら、意識しないなんて無理な話ですね!
 でももしかしたらそういうショック療法のようなものも必要かもしれませんが。

 というわけで、合格おめでとうございます!
 SS本好きさんは、一体どのプレゼントが当たるでしょうか!」

PN:SS本好き > 『大変参考になるご意見、ご感想ありがとうございます。

 では、タイミングをとって……はい』
[1D10→4=4]
おこん > 「寿司! 完全個室制高級お寿司の1日食べほうだいペアチケットじゃよ!
 男子は…寿司に弱い! そして個室…ここまで状況があれば、なんかひと押しできるんじゃなかろうかのう!
 べつにSS本好きさんが悪いとか悪くないとかではなくて、大事なのは距離感じゃよね。
 杉本くんも言ってたけど、相手が今の距離感に全く疑念を抱いていないなら、
 なんか一発…ドカンとゆさぶるのが大事だと思うんじゃよ。」

ウム、とうなずいてみせた。

杉本久遠 >  
「おお、ここでお寿司ですか!
 いいですね、場所も歓楽街ですし、一緒に出掛けるにはとてもいいと思いますよ!
 SS本好きさん、是非そのご友人と遊びに行ってみてください。
 オレも応援してます!」

 と、サンタ衣装でガッツポーズ。
 笑顔100%だ!
 

PN:SS本好き > 『お寿司。
 食べつけないものですけれど、逆にいいかも知れませんね。
 いいプレゼントをありがとうございます』

おこん > 「気にしてることを切り込んじゃうとかもいいと思うんじゃよね…。
 朴念仁ちゅうのもあれじゃけど、やっぱり人間関係で不満ってのは、
 相手が気にしてないっちゅうケースもあるでのう!うまくいくといいな!
 なあに、男子の9割は寿司が好きだとワシの計算では出ておる!
 アレルギーとかめっちゃ嫌いとかじゃなければじゃけど!」
…自分だったら有無を言わさず押し倒してしまうだろうけど、
そうもいかないのが人間の悩ましい所である。
とはいえ、投稿者の悩みは本物だから思いっきり応援することにした。

PN:SS本好き > 『お二方ともありがとうございました。
 少し勇気を出してみますね。切り込む、そういう方法も……
 アドバイス、参考にさせていただきます。
 SS本好き』

ご案内:「『常世サンタ』生放送」からPN:SS本好きさんが去りました。
杉本久遠 >  
「いやあ、オレ達の言葉がアドバイスになってればいいですねえ。
 そういえばおこん先生ですけど、最近は出逢いとかどうなんですか?
 毎年の事ですけど、去年も来年こそ男を捕まえるって言ってましたが」

 超剛速球での一撃だ!
 

おこん > 「そうじゃな~~~~。 まあでもワシみたいなのは所詮人間とは異なる基準があるでのう。
 ちょっとやそっとであんまりアドバイスするっちゅうのも無責任のように思えてしまうところもあるのう。
 …杉本くん、なにか勘違いしとるな?
 ワシのいう”男を捕まえる”は『精気を啜る相手を見つける』という意味じゃぞ。
 いうなれば『うまいラーメン屋探す』ぐらいのもんじゃから、見つけてはおるんじゃよ。」
フフフ、と不敵に笑って豪速球をいなした。
自称数万歳、エナジードレインを使って生きる怪物たる所以である。

ご案内:「『常世サンタ』生放送」にPN:常世一可愛いを目指したいさんが現れました。
杉本久遠 >  
「ああー、なるほどそういう事ですか。
 いやあ、男としては正直微妙な所ですね」

 食料として見られるのは、それなりに恐ろしい話である。

「さて、すでに三人の投稿がありましたが、まだまだお待ちしております!
 我こそはという方はどんどんご応募ください!」
 

PN:常世一可愛いを目指したい >  
こんにちは! ラジオ楽しく聴いています!
私の寂しかった話! 
それは12月25日を置いて他にはないでしょう!
本来であれば、とっても充実したデートを一日中楽しむ予定でした。

それが……
ちょっとしたメールの誤送信のせいで、
誰にもお会いすることができなかったのです……。

寂しすぎて、七面鳥を3つほど……
それからビールをジョッキで20杯ほど飲んでしまいました……。
それで胃袋は何とか埋まりましたが、寂しさは埋まりません。

そういえば、少し前に男性とデートをさせていただいた時に
奢るよ、と言われたので張り切って飲みまくってしまったのですが、
デート中にその男性がこつ然と消えてしまいました。
これは2つ目に寂しかった出来事です。

私は今も、一人寂しく出会い系アプリを開いています。
とてもさみしいです……。

もし良かったら、私の寂しさを埋めるコメントをください。
お願いしますっ(はーと

おこん > (『合格』ボタンを叩いたあと机にぶっ倒れてひくひく痙攣する)
杉本久遠 > (腹を抱えて震えている)
PN:常世一可愛いを目指したい >  
追伸:
私のメールアドレスは
tokoyo1kawaii_desho@■■■ですっ

可愛い系女子、癒やし系女子に興味のある方はぜひ
連絡してください!

とお伝えください。
それではお二方、残りのお時間も頑張ってください!

おこん > 「なん…なんなんじゃよ!? 
 まず『七面鳥3羽とジョッキ20杯』からいくか!
 そんだけやって”なんとか”うまるレベルの胃袋なんか?!
 
 忽然と消失したデート相手も原因は間違いなくそれじゃろ!
 まあそれはちょっと悲しいのはわかるが!!

 最後に結局出会い系アプリ開いるあたり、タフじゃなあ!?

 これは…これはどうするんじゃよ!? 杉本くん、どっ……どうしよう!?
 常世いち可愛いをめざしたいさん、どうする!? 何したら寂しくなくなる?
 ワシの見立てではバッファロー一頭まるごと食べてもらうとかなんじゃけど!?」

ヘビー級の一撃に完全に打ちのめされていた。しばらくつっぷしていたけどようやく復帰してから、
杉本くんに水を向ける。 ちょっとツッコミをがんばったので息が上がっていた。

杉本久遠 >  
「いや、いや、ちょっと、ちょっと――
 オレに振らないでくださいよ!
 え、なんですか、しかもこの人メールアドレス晒していきましたよ!?
 一応今、同接一万人越えてるのに!」

 ぜえはあと息を切らしながら、投稿にはちゃんと触れていく。
 これが五年の積み重ねである。

「常世一可愛いを目指したいさん、プレゼント!
 プレゼント持ってってください!
 個人的にはこれもう、お肉セット持って行ってほしいところですね。
 間違っても宿泊券は当たっちゃまずい予感しかしないですよ!」

 あまりにも強烈な一撃に打ちのめされる司会進行ペア。
 さーて、当選するプレゼントは――?