2022/02/07 のログ
■霧島 孝介 > 「っ…あの、近いんです、けど」
この人は距離感というものがバグっているのか!?
前回もそうだったが、顔が近い。
造形の良い顔立ちや褐色のきめ細かい肌とか、甘い匂いとかが香ってきて、自分には刺激が強い。
困ったような顔で、ちょっと距離を取ろうとする
「いや、なんだろ…俺、熱がりなので…」
と分かりやすい嘘をつく、今はこの嘘で引いてくれ、と言わんばかりの表情をして
「本当に大丈夫、ですよ
悩みになるようなことも、それこそシャンティ先輩が気にかけるようなことはないですから」
奇妙な声色にちょっとびっくりしつつも
一応心配そうにしている先輩に、本当に平気だと笑顔を向ける
■シャンティ > 「そう? それ、が……君の、答え、ね。わか、った、わ?」
やや引かれれば、追いかけることもせず。覗き込むような姿勢は維持したまま口にする。
「薄、寒い……この、時勢、でも……時、に……なに、か……間違、えた……よう、に……暑、い、時……も、ある、わ、ねぇ。あれ、は……この、世、の……うっか、り、とか……かし、ら、ねぇ……? 意外、と……よく、ある、こと、よ、ね」
唇に人差し指を当てる
「だか、ら……つい、ね。暑がり、さん、が……汗、しちゃ、う、のも……よく、ある、こと……か、しら……ねえ。暑がり、なら……お面、とか、する、時……気を、つけ、た、ほうが、いいわ、ね?」
姿勢を戻す
「じゃ、あ……君、は……大丈夫、ね? それ、なら……帰、る? それ、とも……もう、少し……感傷、に、ひた、る?」
■霧島 孝介 > 「…えぇ、平気ですよ」
少し距離が出来たおかげで、彼女の顔を直視することはできた
が、なんというか。何なんだこの姿勢は!?
「はい、今日は、いい天気ですし。
なんだか熱いですね。もっと薄着してくればよかったです…」
と、話を合わせてくれたことにほっとしつつ、チラッと彼女の顔色を伺うが…
「こ、コスプレ…は興味ありますけど、お面…ですか。
…そう、ですね。気を付けます」
姿勢を戻した彼女にほっとしたような
それでも緊張がまだ抜けきっていない様子で言葉を発する。
「…いいえ、俺みたいなのに感傷に浸られても、怪盗はいい気分しないでしょう
途中まで一緒に帰りませんか?」
彼女を見据え、少し笑顔になる。
自分の事を見破られたような言葉や態度に驚きはしたが、嫌っては居ない様子。
相手が了承するのならば、そのまま怪盗が眠った地を共に後にするだろうか――
■シャンティ > 「そう。ええ、なら……いい、わ。」
塔に背を向ける
「悪徳、も……美徳、も……ここに、消え……残る、は……名も、なき……墓碑、代わり……」
謳うように口にしながら
「さ、ぁ……生け、る者、は……生ける、世界、へ。行き、ましょう、か?」
満足気に笑って、共にその場を後にするだろう
ご案内:「常世第三電波塔」から霧島 孝介さんが去りました。
ご案内:「常世第三電波塔」からシャンティさんが去りました。