2022/02/28 のログ
『調香師』 > 「貰えるなら、きちんと受け取りたいな
 それがまわりまわって、『あなたの為』になる

 表情と言葉、その両方からそう思えるもん。んひひ」

上機嫌なのだろう。それがあなたに、人に尽くす形であるのなら
『私の出来る事』で、もっともっと幸せになってくれるのなら

「ホワイトデー、その日はどうなるか分からなけどね
 きちんと記憶しておくね。マスターにも、話さないとね」

無垢にそう口にする。さて、当日どうなる事かと想いながら

乱桜 ありす > 「うんっ、じゃあ……

あれ、私の為?
じゃあ巡り巡って二人の為、で如何でしょう」

そんな風に笑って、お互いが幸せになれるようになれればと
制御をかなり強くして。
作業机越しに腕を伸ばして前のめりに、ハグを試みたのでした。

「そうですね、結構先ですし……あ。先約…?」

があったりするのでしょうか、いやまて。
マスターさんの……同伴……あり得る……?

『調香師』 > 「二人の為。もともと私の為なのにね?」

ふわり。ハグと共に、以前嗅いだ様なフレッシュな香り
...を、ずっとずっと薄めた無害な芳香を漂わせながら

彼女は首を傾げました

「どうしたの?」

あなたのその声の調子は、今までで一番の戸惑いを含んでいた様な
彼女にとって、ごく当たり前の事だと思っていた部分なのだが

乱桜 ありす > 「どちらもwin-winならいいじゃないですか。」

えい、とハグをしてふんわり情を示す様にしていた中

戸惑いと首傾げに、どう言おうか十秒ほど考えて

「ああ、私の事、マスターさんに、お話しされたりしたのかなぁって
知らない人のお誘いがありましたって急に言われても戸惑わないかなぁって思いましたから」

『調香師』 > 「お話してないよ。お話して欲しい?
 1人のお客様の事、私を大事にしてくれる人の事

 お話して、それからまた考えて
 そう言う事、したいのかな?」

前、『会ってみる?』と尋ねた時は随分と煮え切らない反応だった事を覚えている
しかしこの調子なら、もしかしたら続ければ行けるかも?

二人の間に居る少女の心はこのようなもの
『自由』であるとは、ここまで奔放な物なのだろう

乱桜 ありす > ゆっくり考えて、意を決する
してほしいというかもしかするとある意味においての宣戦布告になるというか

「……そうですね、そろそろお話してもいい時期なのかも
会いたいと言われるかは分かりませんけれど。

もし、お話しするならゆっくりとしたい、と話していたとお伝えしてもらえたら」

そう、内心を悟られないように落ち着いた口調で話しているものの
心音は少しずつ強く早く、なっていっていることを自覚して。

『調香師』 > 「分かったよ」

強く早くなる心音を、心の音を持たぬ彼女が知る
吐いた言葉は、実に簡単な言葉

それでも確かに繋いでくれるのだろう
これから起こる事態を知る事は出来ず


何事も無ければ、バレンタインという日を二人の約束で終えるのだろう

乱桜 ありす > 「じゃあ、今日は…これで、かな?」

マッサージも受けていきたい所だけど、大分長く話し込んだから
受けて帰ると翌日に響くのと帰り道がとっても不穏そう。

「それじゃあ、ニンフ、また、ね」

約束を終えてにっこりとほほ笑んで手を振り
そうして今日、バレンタインと言う日を終えて、帰り道へとつくのでした。

ご案内:「歓楽街路地裏『Wings Tickle』」から『調香師』さんが去りました。
ご案内:「歓楽街路地裏『Wings Tickle』」から乱桜 ありすさんが去りました。