2022/10/26 のログ
ご案内:「個室」にマルレーネさんが現れました。
ご案内:「個室」からマルレーネさんが去りました。
ご案内:「病院個室」にマルレーネさんが現れました。
マルレーネ > ぱたん、と本を閉じてため息を一つ。
物憂げな金髪のシスターは、ただ大人しくベッドの上。

「………持ってきてもらった本、難しいんですよね。」

とほほ、と遠い目をする。会話は得意な方だが、文字に起こされた文章は苦手である。
退院したら授業があるとは聞かされているが、マトモに聞ける気がしない。

徹底的に現場主義の女である。

マルレーネ > とはいえ、外に出すと骨折して帰ってくるわけだから、とてもではないが外出許可は出ない。そんなー。

「………退屈ですね。」

ふぁ、と欠伸を一つ。………何もやることがない、ということのいかに退屈なことか。
いやまあ、身体を休めるということをしているので、退屈も何もないんですけど。

今度は女友達が持ってきてくれた女性誌をぺら、ぺらと捲り。
今時の服装やらアクセサリ、を軽く眺める。修道服しか着ていない女なので、自分に似合うかどうかも想像できない。

「……動きにくそうですね。」

頓珍漢な感想しか出てこない。

マルレーネ > 「ほわ……。」

男性を誘うセリフ12選。
今日はOKと伝える服装・仕草24選。
大人の遊び場48選。

色気と艶っ気にあふれた題字に、思わず目を回す。
いや特にそういう話を忌避してるわけではないが。

あまりに露骨に誘うセリフの数々に、流石に頬が染まる。


「……当代の女性は積極的なんですね………。」

絶対敵わないことを悟り白旗。

マルレーネ > まだもうしばらく退屈が続いていく。

怪我が治るまで、もうしばらく。

ご案内:「病院個室」からマルレーネさんが去りました。