2019/02/18 のログ
ご案内:「調理実習室」に正親町三条楓さんが現れました。
ご案内:「調理実習室」に小鳥遊 日和さんが現れました。
■正親町三条楓 > 「あぁ先生、今日はありがとうございます~」
にっこり笑う少女の前には、チョコレートのフルコース。
チョコレートフォンデュとフルーツ、チョコレートケーキ、チョコレートアイス……
そう、バレンタインデーのチョコレートの後始末、である。
式典委員がはりきって用意したチョコレートの数々。
しかし常世ではバレンタインデーとは「お世話になった人へ贈り物を贈る日」という一面もある。よって式典委員会がはりきって用意したチョコレートは、かなりの数が余っていた。
特に、湯煎用のチョコが多く余っていた為、楓は仕方なく引き取り、チョコレートのフルコースを用意したわけだ。
招いたのは、かねてより狙っ……興味のあった教師、小鳥遊先生。
「どうぞ、一杯食べてくださいね」
■小鳥遊 日和 > こちらこそ、ありがとうございます!
先生、自分の科目だと生徒に「先生は渡す方」ってずっと言われ続けてて…。
こうしてチョコレートを振る舞ってくれる人がいるだけで、すごく嬉しい!
(満面の笑みで幸せオーラを溢れさせ、ちょっと涙ぐみながらうなずく。
両手を合わせて目の前の料理を見ながら、うっとりと目を細めた。)
見ためもすっごく素敵だし、どれもおいしそう!
先生ねえ、こんなこともあろうかと取っておいた、よいお茶を用意してきたんだよ。
(持ってきたポットを机にそっと置いて、満足げな表情。
やはり招待には返礼の一つも必要だろうと準備したものだ。)
それにしても、他の先生も呼びたくなるぐらい素晴らしい品の数々だね…。
(彼女の好意は嬉しいけれど、自分一人が浴びてしまってよいものだろうか。
職員の中でも「チョコレートがもらえない」と嘆いている人だっていたわけで。
そんな人達のことを考えると、若干心苦しい。 申し訳なさげな表情で呟いた。)
■正親町三条楓 > 「いえいえ、是非先生と『お話』してみたくて」
くすりと笑いながら、どうぞ、とチョコレートをすすめ。
お茶の返礼にはありがとうございます、と言いながらコップへ注ぐ。
「折角なんですから、二人っきりで……ね?」
くすりと再び笑う。少し小悪魔めいた笑み。
まず手を伸ばすのはイチゴ。チョコレートへとくぐらせながら、口へと運ぶ。その仕草は――少し、色っぽいかもしれない。
「――いくらこれだけあっても、皆さんの分はありませんから~」
ですから今日の事は、先生と私だけの秘密ですよ、と。
■小鳥遊 日和 > なるほど! 先生も、生徒さんたちとお話するのは大好きですからね。
そりゃあもう、隠さなくていい範囲なら何でもお話できますよ!
困りごとがあれば相談にも乗りますし、わからない所があればわかる範囲ならいくらでも…。
(彼女の言葉ににこにこと相好を崩しながら応える。
彼女の仕草が何となくセクシーで、こほんと小さく咳払い。をした)
なるほど、わかりました。 では…遠慮なくいただくことにりましょう!
どこからかなー…。やっぱり、まずはアイスかな。
(アイスは溶けないうちに味わうのが一番だろう。 スプーンで一口すくって口に運ぶ。
口の中に広がるおいしさに、目を閉じ、天を仰ぎながら小さく息を漏らした。)
……。 うん、美味しい。 冷たさの中ですら濃厚さを失わないカカオの香り…。
先生、ごくごく稀にね、コンビニで高いアイス買うんだけど…。それを凌駕する…!
正親町三条さん、すごいなあ! うん、おいしい…!
(二口目、三口目とアイスを口に運ぶそのたびに、おお、とか、ウウムとか唸る。
美味しいそれは手作りとは思えないほどによい味で、口に運ぶだけで
幸せが頭の中に広がってしまうぐらいだった。)
■正親町三条楓 > 「ふふ、私の苗字、長くて言いにくいでしょう? どうぞ、楓、と呼んでくださいね」
にっこり笑いながら、自分もアイスへと手を伸ばす。
手に取るのは、チョコミント。これも自家製。我ながらよくできた。
アイスの後はお茶。香りも淹れ方も良い。
先生の細やかな気遣いがよく分かる――
「はい先生、このチョコミントも美味しいですよ」
スプーンですくい、先生の口元へと差し出す――いわゆる、あーん、だ。
少し悪戯っぽく笑いながら相手の出方をうかがい
■小鳥遊 日和 > こう、できれば生徒さんは名字で呼ぶようにしたくて…。
でも、そうさせてもらうね、ありがとう、楓さん。
(彼女の名字はちょっとむずかしい。 名前で呼んで
良いと言われると、遠慮なくそれに従うことにした。
先生としてはちょっとなさけないが、利便性重視だ。)
チョコミント! 嬉しい! 先生、チョコミントに目がなくてねー!
いただきます! うん、うん…♡
(差し出されたスプーンに乗ったチョコミント。
ほんのちょっとだけびっくりしたけれど、今は料理が美味しい。
ご飯を差し出された動物が餌付けされるみたいに、従順にスプーンを咥えた。)
■正親町三条楓 > 小動物のようにスプーンを咥える姿に、ちょっとゾクっとしたりしながら。
でもそんな事はおくびにも出さずに、優しく微笑む。
もう少し色々してみよう……なんてことを考えながら。
「――ふふ、先生、栗鼠みたいですね♪」
などと冗談めいて言いながら。
手に取るのは、チョコフォンデュ用のバナナ。それをチョコレートにくぐらせて。
「はい、あ~ん」
先端にチョコレートのついたバナナを手で持ち、先生の方へと差し出す。
■小鳥遊 日和 > 栗鼠…。 そう言われたのは初めてかも。 なんだか嬉しいなあ。
うん…。ミントの香りがびしっと効いてる。先生、この味すごく好き!
(栗鼠といえば森に住まう動物であり、植物に反映をもたらす生き物だ。
そう呼んでもらえるのが嬉しくて、ますます表情をほころばせた。)
あ、あーん……んっ、んぐ…。
(彼女にチョコバナナを差し出されると、それに応えるように口を開く。
思ったより大きかった。 口をいっぱいに開け、差し出されたそれを受け入れる。
そのまま噛み切ると、ビターな味わいのチョコレートと、バナナの甘さが
文字通り口いっぱいに広がっていく。)
…ちょっとはしたなかったですね、すみません…。
(人の前で口を大きく開けてしまうのは、ちょっとお行儀が悪かったかもしれない。
口元を手で抑え、視線を伏せて羞恥に頬を染めた。)
■正親町三条楓 > バナナを咥える姿を見て。
ちょっと、そそる――これは。もう少し、攻めてみるべきだろう。
どう見ても押しに弱そうだし。絶対そうだ。
くすっと再び笑うと、ハンカチを出しながら。
小鳥遊先生にバナナを差し出す。
「はい、次は先生の番ですよ♪」
そして、あーんと口を開く。
まるで、餌を待つひな鳥のように。
■小鳥遊 日和 > はーい、じゃあ次は先生の番!
(バナナを受け取って、えいやとチョコレートファウンテンに突き出す。
あっという間にチョコレートにコーティングされたそれを、彼女に差し出そうとして…。)
先生の番…なんですけどおー…。 う、ううん、大丈夫大丈夫! いきます!
(色んな意味で危険なシチュエーションでは? ふと我に返る。
ぶるぶると頭を振った。 ただコミュニケーションしてるだけだから大丈夫。
何も問題はない。セクシャル・ハラスメントとか、コンプライアンスとか、
多分そう言うのではないはずだ。 狙いを定めているはずの手が、
プレッシャーに震える。 恐る恐ると形容するのがぴったりな感じに注意深く、
チョコバナナは彼女の口にぴたりと収まった。)
■正親町三条楓 > 「……んふ」
妖しく微笑みながら、バナナを咥える。
そのままちろりと舌を這わせ、ゆっくりと食べ――ちろちろと覗く舌、こぼれるチョコレート、上目遣い。
すべてが何かを連想させるかもしれないが、きっと気のせいである。大変男子には毒となる何かでは決してない。
そうこうしているうちに、さらに食べ進め――持っている先生の指まで、ちろちろと舐め始める。あくまでもチョコレートがもったいないから、だ。
「ふふ……♪」
甘い香り、甘い味――そしてどこか、妖しげな空気。
■小鳥遊 日和 > ……。 す、すごく美味しいですよね、うん…。すごく美味しいと思うんです。
(彼女の動きが明らかにただチョコバナナを食べるそれではないように見える。
…そんなことはない。食べ方は十人十色、おかしいわけじゃない。
視線をそらしたまま、自分に言い聞かせるように早口気味に繰り返した。)
やはり自分で作っても美味しいものには夢中になってしまいま、うひゅっ!?
(ノールックのまま彼女の言葉に答えていたところに、指にぬらりとした感覚が走る。
思わず妙な声を上げ、びくりと体が震えた。びっくりした。
驚きのあまり2センチぐらい浮いたかもしれない。)
ん”ん”"!! あの、楓さん…。 フォンデュだけじゃなくて、別のも食べたいな、先生!
(彼女怪し気なオーラに大きな咳払いをしてから、大慌てで色々料理を指し示す。
生徒と先生だなんて、色んな意味でヤバい。 この状況はますますヤバい。)
■正親町三条楓 > なんとも小動物らしい人だ。うろたえている様は、いっそ可愛く見える。
――もう一押し。彼を追い詰められれば。
「ふふ、じゃあこちらはどうですか?」
そっと席を詰め、先生の方へとすり寄りながら。
取り出したのは、生チョコ。定番のあれだ。
もっとも、甘い香りはチョコレートのものなのか、それとも楓の体のものなのか。
どちらかが分からなくなるくらいすり寄りながら、その豊満な身体をそっと押し付ける。