2020/07/13 のログ
ご案内:「学生街 高級マンションの一室」に神代理央さんが現れました。
ご案内:「学生街 高級マンションの一室」に水無月 沙羅さんが現れました。
水無月 沙羅 > 自分では到底住むことの無いであろう、高級マンションの一室。
懇親会の終わったその日、彼を介抱する様に着いてきた沙羅だったが、そこは野獣の巣穴だったようで、今にも自分に牙をむかんとする野獣が自分を抱きかかえて顔を近づけてくる。

生活感の無い部屋に、一層の背徳感を覚えてしまうかもしれない。
まるで密会で行われる秘め事の様な……、いや、実際当たらずとも遠からずなわけで。
意識していなかったっと言えば嘘になる。

激しく脈打つ鼓動が静かな室内で余計に響き渡るようで、こちらに近づく男性の瞳の揺れがどこか愛おしく感じる。

あぁ、この人も怖いものがあるのかな。 と、少しだけ思った。

顎に指が触れ、持ち上げられる。
あの鉄火の支配者が、震える瞳を伏せながら、顔を近づけてくる。

「(せんぱい何だかかわいい……)」

少しだけ場違いな感想を感じると、不思議と心が落ち着いて。
重なる唇に身を任せた。

神代理央 > 塵一つ無い部屋。使われた痕跡の無い家具。生活感の無い、贅だけを散りばめた部屋。
そんな部屋で、夜会用の華やかな装いに身を包んだ少女が、今己の腕の中にある。緊張、とはまた違う感情。それは確かに、恐怖と呼べるものに違いない。

純粋無垢な。何処までも己の後をついて来る様な少女を、己が穢して良いのか、という不安と。少女を前にして、己の理性がどれ程持ちこたえられるか、という不安と。

「………ん…ふっ………ん……」

彼女が抱く微笑ましい様な感想なぞ露知らず。
そんな漠然とした不安を抱いた儘、少女と唇を重ね合わせる。
細い体を更に抱き寄せて。触れ合う唇のその先を求めて。
少女の唇をこじ開ける様に、己の舌先を彼女の咥内へと、捻じ込もうとしていく。既に体内に十全に灯った熱を、少女に伝えようと刷るかの様に。

水無月 沙羅 > 「んっ……!? ふ……、ぁむ……。」

ちょっとした接触で終わると思っていたそれは、予想を裏切って更に侵入を試みてくる。
こういう時は目を瞑るのがお約束、となんとなく聞き及んではいたけれど、それよりも理央の顔の方が気になって、つい見つめてしまう。

熱の灯った瞳が、こちらを覗き込んでいる。
まるで不安感を払拭するかのように求めてくる其れを、そっと受け止める。
粘着質な水音を立てながら、舌先を絡めあう。
呼吸をするのも躊躇われて、自然と息は荒く、激しくなってゆく。

抱き寄せてくる少年を包み込むように、沙羅はそっと首元に腕を絡めた。

神代理央 > 口付けの最中。唯々此方の瞳を見つめる少女の瞳。
それは本当に真直ぐで健気で慈愛に満ちたモノ。己には、眩しさすら感じる様な、瞳。

「………っ…ぁ………ふ……ぅ……」

だから、その瞳を求める様に。その想いに喰らい付く様に。
半ば強引に侵入を果たした舌先は、少女の咥内を舐る様に這い回る。舌を絡め合わせ、歯茎を擦り、こんこんと溢れる唾液を混ぜ合わせる。
無音の広大な室内に響くのは、淫蕩な水音と、僅かに響く衣擦れの音。二人が零す、熱の灯った吐息。

彼女の腕が己の首元に絡み付けば、それに応える様に身を倒し、柔らかなソファへと少女を押し倒そうと。
せめて寝室迄は、と堪えていた理性は、とうに失われていた。

水無月 沙羅 > 「……っ、ちゅぁ……は、ん、はぁっ……。」

まるで貪りつく様に咥内を蹂躙してくるそれに、身を任せる様に唇を押し付ける。
なんだか、怯える子供が必死に縋りついてくるような、そんな既視感を覚えて、愛おしいその獣性を必死に受け止める。
咥内を通して聞こえてくる水音は、淫靡に耳を侵していくようで、自然と鼓動は速まっていく。
密着し擦れる服、衣擦れの音が聞こえると、あぁ、今からこの人に奪われるんだな、と直感する。

「んはぁっ……はっ、ん……りお、先輩……? 」

押し倒される身体、ソファに埋もれる背中に、少しだけ恐怖の感情が押し寄せる。
理性のタガが外れた彼は、少し雰囲気が違って。
押し寄せる期待と不安に、口が離れる瞬間に息を吸い込み、名前を呼ぶ。

神代理央 > 蹂躙する舌先を、成すが儘に受け止める少女。
吸い上げる少女の舌が。絡め取る唾液が。唯々、甘い。
その甘さを求める。もっと、もっとと。貪欲に、強欲に。

そんな欲望の儘に少女を嬲っていた口付けは、酸素を求めて唇が離れた事によって中断される。二人の唇を繋ぐ銀色の糸が、粘つく様に重力に従って垂れさがり、切れていく。

「……すまないが、加減は出来ない。お前の全部。何もかも全て。喰らい付いて、噛み付いて、汚してしまうまで。俺はもう、堪えるつもりは無い」

押し倒した少女に覆い被さる様に身動ぎすれば、暗幕の様に垂れ下がった己の髪が、少女の顔に僅かに被るだろうか。
そのまま、少女を押し倒した己の腕はその躰をなぞる。
頬から首筋へ、首筋から胸元へ。可憐な衣装を纏った儘の少女の胸元を弄る様に、己の指先が這い回る。

それと同時に、覆い被さった儘の彼女に、ぐり、と押し付けられる硬質なナニか。固く反り返り、熱を帯びたソレは、互いの衣服越しに少女へと無遠慮に押し当てられているだろうか。

水無月 沙羅 > 吐息が、熱い息がお互いの間で交わっていく。
これから自分たちが如何なるかを暗示する様に、二つの熱は渦を巻いて甘い香りを放っている。
それは、きっと自分の興奮具合がそう感じさせているだけに過ぎないのだけれど。

透明な、粘液質な液体で作られた糸が唇を繋げている。
上から見下ろしてくる少年の髪は少し乱れて、自分を負い隠すように垂れさがる、唇の糸は切れて。
いま、私はこの人だけのモノになった。

「……いい……ですよ? 先輩なら……わたしっ……受け止めますから。」

見つめてくる紅い瞳に、心臓の鼓動がどんどん高鳴っていくのを感じる。
今にも爆発しそうで、相手に聞こえているのではないかと思うと、じんわりと汗が肌を濡らしてゆく。
どこか、期待に下腹部が疼いて。

「んっ……。」

頬を撫でる様に下っていった指先は、自分の体を這いまわる蛇の様で、胸元に触れたソレの刺激に、思わず声が上がる。
だれもこんな風に触れてきたことがない柔肌を、弄ってくる。

自分に押し付けられているものが、理央が自分に興奮しているという証拠を見せつけてきているようで。
知らず、紅くなる顔に期待の色が混じる。

「先輩のえっち……。」

固く反り返ったソレを、身じろぎする様に擦る。

神代理央 > 「……言うじゃないか。全て受け止める、か。俺は、貪る事しか出来ない。噛みつく事しか出来ない。お前の求めている様な、穏やかな愛を注ぐことは出来ないかも知れない」

仄かに汗ばんだ少女の瞳を見つめ、微笑む。
その笑みに灯された色に気付くのは、きっと此方を見返す少女だけだ。
少女への愛情と、慈愛と、庇護欲と。それらを綯い交ぜにしながら焔の様に燃え上がる、独占欲と嗜虐心と。

「……それでもお前が俺を受け止めると言うのなら、もう我慢しない。抑えつけ等しない。お前が、俺のモノだとその身に、その心に刻むまで」

「…何度でも、牙を突き立ててやるよ、沙羅」

少女の胸元を弄る掌は、緩やかな造りのドレスの隙間に滑り込んで、そのまま下着の内側へと至る。
そうして、柔らかな少女の乳房をドレスの中から弄ぶのだろう。指先を沈め、先端を弾き、時折軽く摘まむ様に。
衣服に潜り込んだが故に、その動きは直接伺う事は出来ない。だが、可憐な少女の衣服の下でもぞもぞと蠢く掌の動きが、背徳的な光景となって二人の視界に映るだろうか。

そうして、少女の性感をじわじわと底上げしながら、押し付けるモノの硬度は増していくばかり。
少女が身動ぎする様にソレを擦れば、強引に少女の股座へ己の体を滑り込ませ、ドレスに護られた少女の秘部へ、軽く触れ合う様に押し当てられて――

「……その言葉、そのまま返してやろう。お前とて随分と、俺のモノを求め、熱を帯びて来たじゃないか。
だから、唯昂ると良い。もっと熱を帯びると良い。肉欲に溺れると良い。お前が溶けて、蕩けて、唯喘ぐしか出来なくなってしまったら――それが、食べごろというものだろう?」

僅かに体重をかけて、反り返ったモノが少女の秘部へ押し当てられる。突き上げられる。擦り付けられる。
互いに未だ衣服を纏った儘。だからこれは、互いの躰を擦り合わせる様な愛撫。
正確には、唯只管に無垢な少女へ快楽を注ぎ込む様な、悪辣めいた、愛撫。

水無月 沙羅 > 強欲と、慈愛が入り混じる瞳に、嗜虐に歪む口元。
己を上から見下ろす少年は、いつも傍に居る彼とは違った、少しだけ恐ろしい存在に見えて。

「ぁ……。」

思わず息を呑む、唾液が喉を通って、嚥下する音が響き渡る。
これからお前を喰らうという宣言に、恐怖心に入り混じってこれからどうなるのか、如何されてしまうのか。
興味と、そして快楽への期待が膨らんでいく、息をすることを忘れて、口から何度も吐息が零れた。

「せんぱっ……い。 理央、せんぱいっ……。」

ドレスのを身に着けたまま、その内側に、だれも招いたことの無い双丘に細い指が触れる。
柔らかで、少し控えめなそれに指は埋まって、弾かれ、摘ままれる度に沙羅の体は跳ねるように震えて。
そんな感覚は知らなかった、痛み以外の、身を焦がすような快感の波。
少女の理性は溶けてなくなり、その刺激を甘受する。

甘い刺激にかどわかされて、己の身を任せてしまう。
男を自分の股座に受け入れて、押し付けられる剛直に、少女の秘部は喜びの悲鳴を上げる。

「んぁっ……、ぅぁ、んんっ……りお、せんぱっ……いっ。」

未体験の快感に、怖くなって、彼の名を読んだ。
それでも容赦なく擦りつけられ、襲ってくる刺激に知らず衣服の下は溢れた液で濡れ、衣擦れと共に水音が混じり出す。

紅潮した顔に、艶美に塗れた表情は男の劣情を誘う。
体験したことにない感覚への恐怖に、彼の服を掴んだ。

神代理央 > 息を呑む少女。果たして少女の眼に、己はどの様に映っているのだろうか。きっと、浅ましく貪欲な男に違いない、と内心自嘲する。
しかし、もう抑える事は出来ない。我慢する事など、出来はしない。
愛しい少女を、己の手の中で唯只管に。快楽と肉欲の坩堝に堕としてしまいたいと、思ってしまったから。

「……随分と感度の良い事だ。こうして弄っているだけで、達してしまうのではないだろうな?」

双丘を弄ぶ己の指先。ソレは、少女が反応を返す度に異なる場所を責め立て、嬲り、弄る。
柔らかな肌が、傷付かない程度に引掻く。十分に感じている事を察すれば、仄かに主張を始めた乳房の先端を先程よりも少し強く摘まむ。御碗を撫ぜるかの様に触れていたかと思えば、唐突に指先が深く沈み込む。
全ては、少女の性感を昂らせる為だけのモノ。初心な少女に注ぐには、余りに過剰過ぎる程の愛撫。

その快楽に身を委ね、己の為すが儘に喘ぐ少女。
あっさりと己の躰を受け入れ、押し付けられる肉槍に悲鳴の様な甘い嬌声を上げる少女。
その姿を見下ろす己の表情は、穏やかなとも呼べる様な笑みを浮かべているだろうか。

「……どうした?そんなに俺の名を呼んで。何をして欲しい、何が欲しい。お前は、俺に何を望む?」

水分を含んだ彼女の衣服から、しとどに濡れた事を示す様な水音が室内に響く。
それでも尚、押し当てる肉槍は止まらない。衣服越しであるが故に、少女に与えられる快楽は、熱量を増しながらも一定のラインを超えない。物足りない様な、熱が、届かない様な。

それを理解した上で、少女に尋ねた。何が欲しいのか。何をして欲しいのか。少女自身の唇から紡ぐ事を、命じた。

一度、全ての動きを止めて身を起こす。
乱れた己の夜会服。その下腹部には、上質な素材のズボンを突き破らんばかりに盛り上がった一部分。そっと少女の手を取ると、ズボンの上からそっと、ソレに触れさせようと。

水無月 沙羅 > 「んんぅっ……!? はぁっ……たっするって……なんですか?」

更に激しさを増す愛撫の快感に、少女は口を抑えるようにして悲鳴を堪える。
自分の体が知らない何かに変わっていくような感覚がして、怖い。
乳房の先端は凝り固まって、弾かれる度に柔らかな肌と一緒に揺れる。
指先でなぞられ、強く押し込まれる度に声が漏れそうになる。
少女は知らない、その先に更なる快感があることを、初心であるがゆえに男に尋ねる。

「だって……怖くて、理央っせんぱい、……私変になりそう……っ。」

名前を呼ぶ理由を、正直に告げる。
この快感が自分を支配しそうで、何も考えられなくなってしまうのが怖い。
目の前の男が、知らず魔術師にでもなったかのようで、体が言うことを聞かなくなる。
もう、男から齎される刺激と、そのほほ笑みしか見えない。

「っぁ、んぅ……先輩……?」

ふいに、刺激の波が止んだ。
身体は、下腹部は疼いていて、自分の下着が濡れているのが感覚でわかる。
このまま終わってしまうのは、もどかしくて、苦しくて、切ない。
高鳴る鼓動は、さらなる刺激を求めて、導かれるがままに男の固く、更に大きくなったソレに布越しに触れた。

「ぁ……ぅ。」

いくら初心とはいっても、性知識位は弁えている。
それが何を意味するのかも、男が何を求めているのかも。
えっと、以前少しだけ目を通したあの漫画には、何と描かれていたっけ。
焦点の定まらない思考で、記憶の中の内容を読み上げた。

「先輩の……りおの、コレで……私を……。」

唾液を飲み込む、この先を口にしたら、もう戻れない。

「侵してくれますか……?」

少女は最後の理性を手放した。

神代理央 > 「……達する、の意味も分からぬか。なら、その躰に、心に教えてやらねばならないな。お前を支配する快楽が、どの様なものなのかを」

悲鳴を堪え、それでも尚快楽の暴風に儚く揺れる少女を見下ろして、嗤う。それは、歪な独占欲なのだろう。既に十分な思慕を己に向けてくれる少女を、己の色で穢してしまいたいという、昏い欲望。

「…おかしくなれば良い。変になってしまえば良い。そうあれ、と告げて、そうあれ、とお前を甚振っているのだから。
だから、もっと。もっとお前が乱れる様を見せてくれ。俺が欲しいのは、俺しか知らぬお前の姿なのだから」

クツリ、と笑みを浮かべて、未知の快楽に溺れゆく少女に囁く。
少女の瞳が己しか映していない事が心地良い。少女の躰が、己の行為によって熱を帯びていく事が嬉しい。
少女が乱れ喘ぐ全てが、己の熱を昂らせる。

そして、不意に注がれる肉欲の波は止まる。
此の侭終えてしまうのは、少女にとって余りに残酷なのだろう。昂らせるだけ昂らせて。注ぐだけ注いで。それで終わり、などと。
だから、少女に示す。その火照りを。その熱を。解放出来るのは己だけだという様に、その小さな掌に、己の肉槍を押し当てる。

「……ほう?これが何なのか。此れが今、どんな状態なのか。その程度の知識はある様だな。ならば、分かるだろう。これがお前を――」

其処で、言葉は止まる。
熱に浮かされたかの様に、言葉を紡ぎ始めた少女。先輩、と呼んでいた小さな口が、初めて己の名前を。名前だけを、紡いだ。

「……ああ。勿論だ。侵して壊して突き立てて。それでも尚、俺しかその瞳に写らぬ様にしてやろう。
お前の全てに、俺を注いでやろう。お前は、俺の女なのだから」

ゆっくりと、煌びやかな礼服の下衣をはだけさせる。
そこから現れたのは、脈打ち、隆起し、既に先端から透明の汁を滴らせる肉槍。外気に触れたソレは、少女の躰を欲するかの様にびく、と跳ねた。

そして、ゆっくりと少女に覆い被さると、スカートを捲り上げ、少下着をずらして、荒ぶった肉槍が少女に突き立てられ――ない。

「……最後に、強請ってみろ。可愛らしい後輩の様に。愛おしい恋人の様に。乱れ喘ぐ雌の様に。
俺のモノを強請って、懇願してみろ、沙羅」

あと少し。あと少し腰を突き出せば少女の中に突き立てられるであろう、というところで停止した肉槍。
その先端で少女の秘部をゆっくりと擦りながら、愉しげに、嗤う。

水無月 沙羅 > 自分を見下ろして、満足そうに笑う顔を眺めている。
理性が飛んで、快楽と目の前の男のことしか考えられない状態で、
その先が手に入るという寸前で、男は懇願しろと囁くのだ。
甘い誘惑。
羞恥が無い訳ではない。 自分の恥ずかしい場所を視られて、お互いのそれを擦りつけ合っている、
徐々に高ぶっていく官能に、それしか考えられなくなりそうで。

熱のこもった吐息は、艶美な色を、少女らしからぬ妖艶さを際立たせて。
切なさに濡れそぼった秘裂を、少女のか細い白い指で広げる。
愛液でほぐれ、濡れた其処はもの欲しそうに蠢いて、男の視界を釘付けにしようと――――

「りおの……を、私の……ここに、下さい……、刻み付けて……忘れさせないように、貴方の印を残して……?」

高揚した顔で、淫らに少女は答えた。
礼服は、少女の愛で汚れて行く。