2020/07/15 のログ
ご案内:「学生街 高級マンションの一室」に神代理央さんが現れました。
ご案内:「学生街 高級マンションの一室」に水無月 沙羅さんが現れました。
神代理央 > 己が腰を振る度に。肉槍を打ち付ける度に甘く、淫らに喘ぐ少女。
破瓜の痛みと、胎内からの快楽。その二つが少女の思考回路を染め上げ、掻き混ぜ、溶かしていく様が、眼下に映る。
その様が。乱れる少女と、肉槍を締め上げる膣壁の圧力と。視界と肉体の両方が、己から余裕を。理性を剥ぎ落していく。

「……そ、れが達する……イく、と言う、ことだ。叫べ、叫べ、俺に聞かせろっ……!お前が、イく、その瞬間、をっ………!」

助けを。救いを求める様な声色の少女に応えたのは、果たして救いか。或いは最後の止めか。
握り締められた指先を。絡み合った指先を強く握りしめ、遮二無二腰を突き上げる。
本来、華やかな場で映えるべき互いの装いは、汗に汚れ、荒々しい動きに乱れ、染みついた蜜と汁で淫蕩な匂いを発している。
響く水音の中で、上擦る様な声で少女に言葉を落とした。達する様を、イく様を、絶頂を迎える様を。己に見せつける様に、と。

水無月 沙羅 > どんどん思考が、理性が熔けて行く。 自分の胎の中を硬く、熱いモノが何度も叩きつける様に押し上げてくる。
下腹部の中、膣内の奥を執拗にノックするように、扉を叩くように刺激してくる其れは、快楽という名の扉を開いてゆく。
もう、目の前の男と、その刺激のことしか考えられず、言われるがままに口に出すしかなかった。

「飛んじゃ、ぅ……い、イく……っ、イキます……イっちゃいますっ、りっ……んぁあっ!?」

意識が飛びそうになるほどの感覚に、その怖さに名前を呼ぼうとするも間に合わずに、少女の意識は白く染め上げられた。
全身と脳を貫くような一瞬のオーガズムに体の支配権がすべて乗っ取られてゆく。

痙攣する身体は、男の性を搾り取る為だけにしがみ付き、膣内を収縮させて肉槍に吸い付く様に締め付ける。

恐怖からか、それとも独占欲からか、はたまた体の緊張故か。
沙羅は唾液や涙で濡れた顔を理央の肩口へ埋めながら、刺激に耐える様に肩口に牙を立てた。
脚を腰に絡みつけて、離れないようにと抱き着きながら。
永い痙攣は治まることを知らない。

神代理央 > 絶頂の言葉を繰り返し、繰り返し紡ぐ少女。
少女が己の肩口に噛み付き、その牙を突き立てたその瞬間は、肉槍を胎内から引き抜こうかと思案する余裕が、僅かにはあった。
避妊具も使用せず、欲望の儘に互いの躰を貪り合い、交わっている。となれば、此の侭精を吐き出してしまえば――

――そんな、薄氷の様な理性は、少女の脚が己の腰に絡みつき、その腕が己を抱き締めた事で、塵屑の様に掻き消えた。
所詮は、悩んでいる事すら己への免罪符だったのだろう。はなから、己が取るべき選択は、決まっているかの様なものだったのだから。

「……っ、俺も、もう…で、る……っ…!さらの、中に、全部っ……!」

己の腕の中で快楽に痙攣する少女。肉槍を離すまいと、収縮し、締め上げる膣壁。それらの過剰な快楽に、散々に少女を嬲っていた余裕は最早消え失せていた。

最後に、彼女を強く抱き締めて。膣内の最奥へ。子を宿すべき神聖な場所の扉を突き破らんばかりの勢いで肉槍を穿って。
其処で、果てた。煮え滾り、マグマの様に渦巻いていた精は、正しく己の番たる少女に子を孕まさんと言わんばかりに、びゅくびゅくと勢い良く吐き出される。
何度も、何度も。吐精する行為そのものが、彼女を求めていると訴えるかの如く。細い少女の躰を抱き締め、荒く、熱の籠った吐息と言葉を吐き出しながら、少女の中に精を放った。

水無月 沙羅 > 「ひっ……ぅ、あっ……中に、出て……っあっついのが、奥に入ってくる……っ」

女性の快感はオーガズムの後ほど長く、そして強く響いてゆく。
自分の知らない境地、快楽の底まで叩き落されても尚、膣内を通して、更に扉の奥に、子供を宿す機関に侵入してくる、熱くドロっとした感覚。
張り付くような粘液質のそれは、沙羅を満たしてゆく。

抱き着く身体に爪を立て、耐える様に、意識を手放さないように必死にしがみ付きながら、少女は自分の中を満たしていくものが、少年の自らを孕ませようとする意志の塊だということにうっすらと気がついていた。

「……はっ、ぁ……、先輩の……せーし……いっぱい出てます……。」

いつもの様な、報告するようにつぶやくそれは。
少年の情動に働きかけるようで。

神代理央 > 「……っ、ふ、はぁっ……は、ぁっ………」

長く、永い射精。少女の最奥を。胎内を。無遠慮に無作法に満たしていく、白濁。
男性の絶頂は、吐精に至れば潮が引く様に収まるものだという。此れは、交尾を終えた後に周囲を警戒する為の雄の本能だなどと、ぼんやり聞いた覚えがある。

で、あれば。己の自室という絶対的な安全圏の中で。
組み敷いた少女が――雌が。蕩けた様な表情で、注がれた白濁の感触を、まるで日常の業務の様な言葉を、甘ったるい口調に乗せたのなら。

「……そう、か。だが、すまないな。最初に謝っておいた事、だが。……俺は、今夜は加減するつもりは、ない。お前の全てを、俺のモノで染め上げる迄、今夜は離してはやれそうも、ない」

精を吐き出し終えたばかりの肉槍を、ずん、と腰を突き出して、突き立てる。
それは、己にとっても思考を焼き切る程の快楽の延長。しかし、眼下の少女を我が物とする為ならば、理性が獣性に溶け落ちたところで何の問題も無い。
其処にあるのは唯只管に、少女を快楽に染め上げ、堕とし、己のモノにしてしまおうという獣欲の灯った――雄の姿でしか、ない。

水無月 沙羅 > 「んんっ……!? ぁっ、まっ……て、りお……せんぱっ……!」

永い、長かった吐精が終わっていくのを感じる。
自分の中に入っていた彼の塊の脈動が、ゆっくり静まっていくのが感じられる。
のぼせる様な快楽の中に浸りながら、少女はゆっくりと平静を取り戻しつつあった……が。

ふいに、自分を押し倒している男が何かを呟いて、胎の奥を再び突き上げてくる其れの刺激に、一瞬で気をもっていかれそうになる。
今ので終わりじゃなかったのか、と、ぐずぐずになっている結合部にふと目をやって、泡立っている其処を目視しては顔が火照り、官能が高まってゆく。

「これいじょうは……っ、できちゃい、ます……っ、ぁっ!!」

冷静になって思い返してみれば、それは子供を宿す行為で、避妊もせず、感情のままにお互いを貪りあっているが、自分はまだ16歳で、子供だ。
唐突に恐ろしくなって静止を試みるが、蕩けきった身体から発せられる声は既に男を誘うそれでしかなく。

突上げられるがままに喘ぐことしかできない。

神代理央 > 「……待たぬ。加減できぬと言っただろう?お前を、全て俺のモノにするまで。お前が、今宵は余計な思考を持てぬ様に。唯只管に、俺を求める迄。もう、我慢はせぬと決めたからな」

吐き出した精と、とめどなく溢れる蜜が掻き混ぜられる。
先程よりも随分と水量の増した様な水音は、無機質な室内をより一層、淫蕩な色で染め上げる。
一度吐き出した事によって、幾分余裕を取り戻した己は、抽送する肉槍の角度を時折変化させ、膣壁を抉り、陰核を擦り、少女の腰を掴んで獣の様に荒々しく腰を突き上げる。

己が吐精に至る為では無く、少女を快楽の坩堝に叩き落す様な。
自らの快楽では無く、少女へ注ぎこむ肉欲の為の律動。今夜、初めて雄を迎えた少女にとって、それは如何なるものになるのだろうか。

「……構わぬよ。そうすれば、お前はもう前線には立たぬだろう。そうすれば、お前を安全な場所に留め置く事が出来るだろう。お前を、俺と言う檻に、閉じ込める事が出来るだろう?だから、沙羅。良いじゃないか、俺の子を孕んだとしても」

できる、と告げる少女。それが何を意味するか、理解出来ぬ程初心では無い。寧ろソレは、己の腰の速度を増し、突き上げる勢いを速めるだけのものでしか、ない。

頬を伝う汗が、ぽたりと少女に落ちる。
その汗を追いかける様に少女の耳元に唇を寄せると、甘く、低く、囁いた。

水無月 沙羅 > 「だめっ……、いっ……だめですっ、ぁあっ……そんなっ、の……っ」

口は拒絶する、自分を求めてくれる男の独占欲は心地よく、淫靡な水音と、混じり合った汗と愛液やら精液やらの混じったすえた臭いは、少女を底なしの快楽の海へ沈めて行く。
膣壁を、陰核を、その最奥の壁を、性感を昂ぶらせる様に蹂躙されてゆく。
もう力なく喘ぐことしかできずに、男のされるがままに快感に溺れそうになる。

「そんなの、いやっ……です、いやですっ……りおの、せんぱいの隣に……いなきゃ、いやなんですっ……、やらっ……やっ、いっ……んんっ!!」

快感と、悲しさと、怖さと、男の言葉に自然と涙が溢れ出る。
快感の波は止んでくれずに、自分の喉からあふれる誘うような声も止められない。
呼吸が止まりそうになるほど、身体を昂ぶらせて尚、少女は男の隣に居られなくなる事に。

子供のように泣き始めた。

「ひっく……、ぁ、ぅ……りお、やだ、やぁぁ……っ」

どんなに叫んでも、肉体は言うことを聞いてはくれない。

神代理央 > 拒絶の言葉すら、甘い甘い包み紙に包まれた菓子の様。
であればその言葉は、己を止める楔には成り得ない。
正しく少女を肉欲によって蹂躙しながら、自然浮かべる笑みは獰猛なものへと変化していた。
己の思うが儘に。望むが儘に牙を突き立て、少女を喰らっている様な悦楽。雄としての征服欲と嗜虐欲を満たす一時。

「駄目、じゃない。いや、じゃない。全部、お前に出して、お前を、俺、のっ……!」

そうして、最奥を突き上げ、押し上げる肉槍は、再び吐精の時を迎えようと少女の胎内で膨らみ始める。
拒絶の言葉を組み伏せ、捻じ込む肉槍から白濁を吐き出そうと抽送の速度は早まるばかり。
己が射精に至ろうとしている事は、その動きから少女にも容易に伝わるだろうか。少女の胎に、精を吐き出そうとしている事が。

しかし。その動きを止めたのは。噛み砕く獣の本能に冷や水を浴びせたのは。一匹の雄を、一人の少年に戻したのは。

――肉欲に喘ぎながら、悲哀の感情の籠った涙を流す、少女の姿だった。

「……ばか、もの。泣くやつが、あるか……!私の側は、常に負の感情に満ちる、ばかり。だから、お前だけは。お前は、そんな場所から遠ざけたいんだって、なんで、分からない…っ…!この、ばか、さら……っ…!」

己の隣に居たいのだと、涙を流す少女。
注がれる情欲に抗えず、それでも懸命に言葉を紡ぐ少女。
少女に悲しい思いをさせる為に、こんなことをしている訳じゃないのに――

「……っ、く、そ……!っで…る……っ…!」

それでも、女として己の肉槍を締め上げる少女の中で、望まぬ儘限界を迎える。
ギリ、と歯ぎしりし、精を吐き出す寸前の肉槍をずるり、と少女の胎内から引き抜いた。
それが最後の一押しとなって、完全に外気に晒された肉槍から、二度目の白濁が吐き出される。
一度目よりも幾分量の減ったソレは、少女の可憐な衣装を。露わになった太腿を。白く染め上げ、穢すだろうか。

水無月 沙羅 > 「ひぅっ……っ、ゃ……ぁうぅっ……!!」

拒絶の言葉は否定されて、獰猛な獣になった男は止まらない。
その笑みは自分を喰らおうとする肉食のそれで……嗜虐に歪む笑みが唐突に恐ろしくなった。
自分を蹂躙してくる、孕ませようと一心不乱に掻き乱してくる肉の棒は、少女の中で果てた直前と同じように膨らんでいく。
自分もまた、その突き崩さんとする様な快楽は頂点へ登っていく。

絶倒に達し、痙攣して締め上げようとする身体から、ふと体重が遠のいて。

「はっ……あぁっ……んっ……あっ!?」

引き抜かれる刺激に、少女の理性はやはり決壊した。
震える身体に、白濁した液が降りかかってゆく。
黒を基調とした嫋やかなドレスは、男の欲望によって白く汚れ、少女の肉体もまた、情欲と肉欲の混じった液に塗れていた。

「り……お……?」

乱れた息は治まらず、絶頂の後の浮ついた意識で離れてしまった愛おしい少年を探すように、手を伸ばした。
未だに、胎の中にある温もりに彼を感じているが、それでも。
少年が傍に居ることを確認しなければ不安に押しつぶされそうになる。

少女はまだ、自分が泣いている理由もわからずにいた。

神代理央 > 精を吐き出し終えた肉槍は、何故白濁を少女の胎で吐き出せなかったのか、と不満げにぶるり、と震えて吐精を終える。
二度、精を吐き出した肉槍は漸く落ち着きを取り戻し、硬度と熱をゆっくりと失っていく。
その一方で、普段の尊大な態度とは異なる余裕の無さ。荒々しく吐息を吐き出す少年の姿が、其処にはあるのだろうか。

「……っ、はぁ…はっ……はぁっ………」

穢れ、乱れた少女のドレスと肉体を見下ろしながら、熱の籠った吐息を何度も吐き出す。
少女を征服した様な充足感と、らしくない事をした、という後悔と。乱れ縮れる思考の中で、何と少女に声をかけたものかと重い唇を開きかけたその時――

「……馬鹿者。そんな口調で。迷子になった子供の様な声色で、人の名を呼ぶ奴がいるか。俺は、此処にいる。ちゃんと、お前の側にいるから」

己に伸ばす少女の腕をそっと掴むと、そのまま少女を抱き締める様にとさり、と倒れ込んだ。二人分の体重を受け止めているソファが、きしりと小さく軋む。
そして、抱き締めた少女の髪にそっと手を伸ばして。

「…怖い思いをさせたな。痛い思いをさせたな。……すまない。すまなかった」

怯える子供をあやす様に。己の存在と体温を少女に伝える様に。
そっとその髪を撫でながら、穏やかな声色で囁いた。

水無月 沙羅 > 「よかった……ちゃんと居たぁ……。」

安心した子供のように、倒れこんできた少年を包み込む。
熱で浮かされた意識の中を、彼が傍に居るという安心感が満たしてゆく。
きしむ音に、ゆっくりと意識は戻されて、涙でぼやけた天井が視界に入った。
少年は腕の中で息を整えている。

すまない、と繰り返し謝る少年が撫でる手が心地よくて。

「……ごめんね……わがまま、で……ごめんね、りお……。」

少女は強すぎる刺激と感情の渦に呑まれて、少々子供帰りの様なものを起こしていた。
もともと、一度壊れてしまった少女の精神はあまりに脆く、受け止めようとするものが大きければ大きいほど、彼女の大人びた精神は零れ落ちていく。

それでも。

「だいすき……だいすきだよ、りお……? だから、泣かないで……?」

自分が一番泣いていたくせに、そんなことを宣う。
それはきっと無意識の産物で。
『神代理央』という少年が、堪えてきた何かをどことなく察した子供が。
年下の子供をあやすように、頭を撫でるのだ。