2020/11/01 のログ
ご案内:「◆男子寮のとある部屋」に修世 光奈さんが現れました。
ご案内:「◆男子寮のとある部屋」から修世 光奈さんが去りました。
ご案内:「◆男子寮のとある部屋(過激描写注意)」に修世 光奈さんが現れました。
ご案内:「◆男子寮のとある部屋(過激描写注意)」にジェレミア・メアリーさんが現れました。
■修世 光奈 > 誰も居ない、男子寮のある一室
整頓されたその部屋のキッチンからは何やら美味しそうな匂いが漂っている
その発生源は…この部屋に入った彼女が様子を見ている鍋からだ。
「~♪」
勝手知ったる彼の部屋。
彼から、いわゆる合い鍵をもらっている光奈は、ハロウィンもお仕事で忙しいという彼のためにサプライズでお祝いを用意していた
いくら人が多い場所が苦手でも、お祭りを全く楽しめないのは…彼が良くても、光奈が嫌なのだ。
だからこうして彼が帰ってきそうな時間に合わせて料理を作り。
安いものだけれど、プラスチック製の小さなジャックオランタンもいくつかテーブルに飾り付けてハロウィンを演出する
もちろん、お菓子も用意してあるし更に追加のサプライズもある
疲れているであろう彼に、トリックオアトリート、と聞くのは流石に躊躇われたため…
癒す方向に色々と考えつつ、彼の帰りを待っている
■ジェレミア・メアリー >
ハロウィン当日、というが、残念ながら非番ではない。
何故かと言えば、今日という日に限って非番を取る連中が多い事。
そうなれば、誰かが必然的に仕事をおっ被る事になる。
その一人が自分、と言う訳だ。光奈には悪い事をしたと思っている。
「すっかり遅くなっちまったな……。」
気づけば蒼月も上り切っていた。
すっかり街もハロウィン一色。
ほんの少し、憂鬱な気分を、咥えた煙草の煙と一緒に吐き出し
漸く自分の部屋までたどり着いた。何だか、今日は帰路が長かった気がする。
「ん……。」
鍵を開けた形跡がある。
電子ロックの承認履歴だが、光奈のもので間違いない。
自然と口元が緩めば、玄関を開けて、煙草の火を消した。
「光奈、いる?」
少し、軽い足取りで玄関を上がっていく。
■修世 光奈 > 完全に日も落ち、今からお祭りに参加するにはどうにも遅い時間になったころ。
そろそろかな?とサプライズ準備を始め…
そして、待っていた音と声が、光奈の耳に届く。
もちろん、出迎えるのは笑顔の光奈だ
「おかえり、ジェー君。ハロウィンなのにお疲れ様ー。ごはんあるよ!」
部屋に入れば、かぼちゃの仄かに甘い匂い。
更にキッチンには大き目のステーキ肉が焼かれる前の状態…下ごしらえが済んだ状態で鎮座しており
流石に焼き物は、彼が帰ってきてから焼くようにしていたようだ。
テーブルには、小さく光るジャックオランタンが置かれており…お祝いの雰囲気だ。
そして、肝心の光奈の格好はというと…
「これ、どう?えへへー、噛みついちゃうよー?なんて」
中世と呼ばれる時代にありそうな少し古めかしい白ブラウスに、黒のパンツを合わせ
頭には小さなシルクハット、口には付け牙、背中には短めのマントが付いている
闊達さを損ねない、吸血鬼の仮装だ。
そんな恰好で、わざとらしく両手を鉤型にしておどける光奈
「お仕事ばっかりもなんだかなーって感じだからさ。ちょっとでも楽しんでもらえたらなって…サプライズでした!
あ、座って座って。すぐ用意するからね」
その後、えへへ、と笑ってステーキ肉と向き合い始める
彼が座ればすぐに…じゅうじゅうと美味しそうな匂いと音が漂ってくるだろう
■ジェレミア・メアリー >
仄かに漂う甘い香り。
これは多分、カボチャの匂いだ。
彼女が料理をしていると見た。
リビング迄やってくれば、予想通りだ。
「ただいま、光奈。ごめんね、仕事入っちゃって。
というよりも、随分と豪勢だけど……奮発でもした?」
イベントだからって事なんだろうか。
何時になく気合が入っている気がする。
わざわざ、仮装なんかしちゃって。可愛い。似合っている。
こう言うのも、自分の為に用意したんだろうか。
んん、と軽く咳ばらいをしながらキャップを目深に被ってみせた。
ほんの少し、気恥ずかしい。
「ま、まぁ、ね。似合ってるよ、それ。……うん。」
噛みつくって何を噛みつくんだ。
とりあえず席に着いたら、キャップを外し、一息。
「良い匂い……飲み物はシャンパンにでもしてあるの?」
なんて、冗談一つ。
落ち着いて周りを見てみると、ハロウィンめいた飾りも幾つか拵えてある。
なんだか、こう言うのも懐かしい。
そう、昔の家族の話だ。ほんの少し、遠い目で頬を掻いた。
■修世 光奈 > 気恥ずかしくさは薄れたものの、やはり嬉しいおかえりとただいまのやり取りを終えれば
吸血鬼光奈はニコニコ笑顔で彼をテーブルへと導きつつ
「あ、照れてる。…あはは、ちょっとね。流石に最高級!とかはいかなかったけど。
やっぱり疲れた時って好きなモノ食べたいかなーって」
自分の姿を見てキャップを深く被る彼。
そんな彼の仕草も見慣れてきたから、くすりと笑って少しからかいつつ
リーズナブルな方のお肉だが、それでも奮発はした
後は…以前の料理からカボチャについて色々と調べて…今作っていたのはカボチャのスープだ
中々これも大変だったけれど、気合と彼への労いの気持ちでじっくり用意したもの
焼きあがればお皿にそれぞれ盛り付けて彼のところに持っていきつつ
付け合わせは…流石に冷凍のポテトフライだが、中々それらしくなっている
「もー、お酒なんて買えないでしょ。捕まったりしたらジェー君に迷惑かけちゃうし
なので―――…こんなのを用意しました!」
冗談とわかっているため、彼の言葉には苦笑いで応えてから
ぱたぱたと…何か瓶を取ってくる
冷えたそれは…未成年用のシャンパン風飲み物だ。
アルコールは入っておらず、気分だけを楽しめるもの。
置かせてもらっているグラスにそれを入れて、今は彼の対面に座ろう。
「んしょ、と。改めて、お疲れ様ージェー君。
お祭りムードだったから、色々大変だったでしょ?はい、かんぱーい」
食事前だからか付け牙を外してグラスを掲げ。
今日も…風紀として働いてきたのであろう彼を労う会を始めよう
■ジェレミア・メアリー >
「なんだか、夫婦みたいだね。将来的にはなるつもりだけど、ね。」
それこそ恋人よりさらに先のお話。
少なくとも今は、そうやって未来の事を話せる位にはなっていた。
そう、ごく自然と。からかうように、笑みを絶やさぬように言ってのけた。
「光奈がしてくれてるだけで、そりゃね。寧ろ、こう言うのは僕がやるべきじゃないかなって思うし。」
金周りは、それこそ風紀委員である自分のが稼いでるし
わざわざ彼女に使ってもらうのはやや申し訳ない。
だからこそ、というべきか。彼女の気持ち、労いというか。
そう言う気持ちが嬉しい反面、申し訳ない。
でも、折角用意してくれたものは頂こう。
テーブルの色どりも、それっぽくなってきた。
「ホームパーティーみたい、懐かしいなぁ。」
僅かに過る記憶は、決して悪いものばかりではなかった。
グラスに入った液体を軽く揺らし、掲げて見せる。
碧眼は彼女の方へと向け、少しばかり小首を傾げた。
「光奈もお疲れ様、乾杯。」
チン、軽くグラスの触れ合う音がする。
早速口元へと持ってきたそれを傾けて、喉へと流し込んだ。
仄かな甘みと炭酸が程よく美味しい。
「ん、美味しい。」
続いて、早速ステーキに手を付けた。
好きなものは初めに食べてしまうタイプだ。
■修世 光奈 > そのために、勉強頑張ってるよー、と笑い
彼が喜んでくれるなら、多少の奮発くらいどうってことない。
彼は、もう幸せだというかもしれないけれど、光奈としてはもっと幸せになってほしいと思うから。
「どっちかがやるべき、とか気にしなくていいんじゃないかなー
したいことをするのが一番でしょ?」
言外にお金のことを心配してくれる彼。
この関係に慣れてきても、そういった気遣いを忘れないでいてくれることは嬉しい
口では気にしないで、と言っているもののやはり…そういった言葉は欲しいとどこかで思っているから
「えへへ…。ん。……はふー。あ、結構うまくできてるかも」
乾杯をした後、お祝い用の飲み物を一口
その後光奈はまずカボチャスープを飲んでその甘さにほ、と一息
美味しいという彼の様子を眼を細めて見守りながら食べ進めていく
「ちょっとでもさ、ジェー君が嬉しいならよかった。
ゆっくり食べてね。片付けもするし…お風呂も洗ってあるからすぐ入れるよー」
彼と違い、光奈は今日、彼女にとっての日常以外過ごしてはいない。
だから体力には十分余裕がある。今日は彼を最大限労う日にしようと
至れり尽くせり、を目指して色々と彼が帰ってくる前に準備をしていたのだ。
■ジェレミア・メアリー >
「そうだけど、男として少しは良い所見せたいって思うからさ。
次はクリスマス、かな。そうしたら、僕の番かな……?」
そう言う事だって気にするとも。
折角やってくれたのなら、その分お返しはしないといけない。
だから、次は光奈を労う事でも考えておこう。
なんとなく、グラスを揺らしたりする様は"キッドの癖"だ。
「うん、美味しい。料理上手くなってるよね、光奈。」
何を作っても美味しいよ、なんて盲目的な事は言わない。
評価はちゃんと、正当なものを下す。
それにしても、よくできている。此のカボチャスープ。
濃厚なカボチャ独自の甘さが口に残り、寒かった体を温めてくれる。
楽しく食事を続けていたら、あっという間になくなってしまった。
楽しい時間が過ぎるのは、思った以上に速い。
「御馳走様。僕も食器を運ぶのは手伝うよ、光奈。」
行こう、と空に成ったら皿をキッチンの方へと持っていく。
■修世 光奈 > 「んー、それなら、クリスマスは楽しみにしてよっかな?
わくわくして待ってるね。でもそれねー腕が痛くなっちゃって。料理作る人ってすごいねえ」
ハードルを上げていく光奈
それと共にスープを褒めて貰えば作ったときの苦労話などを少し。
これだけ頑張ったよ!というアピールも含んではいる。
ちゃんと感想を言ってくれる彼にやる気が更に増していく
今後も色々と料理を考えようと良い方向に意識が向いていく。
二人で雑談…今度は彼のハロウィン中のお仕事の話でも聞きながら楽しく食事をしていけば、無くなるのはあっという間だ
「ん。それならお願い。洗い物はやっちゃうからねー
ほらほら、汗流してきて!」
一緒に食器をキッチンへと持っていき早速洗い始める
油汚れなどはできるだけ早く洗おうとしているようだ。
その流れで、にっこり笑いつつ…彼に身体を流してくるように促し
ただ、彼がその場を離れれば…できるだけ早く洗い物を済ませ
次のサプライズの準備を始めよう。
電気を消し、さささ、と吸血鬼から衣装を変えていく
こうして部屋で会い、泊る時には…そういったことをする前提、暗黙の了解になってきてはいるが
それでも、何かしてはいけないという決まりはないだろうと。
彼の入浴、あるいはシャワー時間はある程度把握しているから、それに間に合うように準備をしていく
■ジェレミア・メアリー >
「料理を手作りは出来ないけど、光奈を喜ばせる事はするよ。勿論ね?」
その程度のハードル上げに物おじはしない。
軽く指先を向けてみせて、何処吹く風と言わんばかりだ。
「鍋とか、四六時中持ちっぱなしだし、案外鍛えてる人は多いらしいね、料理人って。」
曰く、"左腕が料理を上手くする"と謂う。
生憎、その手の道の話は専門外ではあるが
彼女の話を聞く限り、強ち嘘でもなさそうだ。
「う、うん。わかったよ。」
さて、そうこうしてれば何だか押されるように促された。
何かあるな、と思いつつシャワールームへと向かう。
何時も使っている空間だ。さっと衣服を脱ぎ、畳んで入室。
光奈の耳には、シャワーの音が遠目に聞こえてくるだろう。
「(それにしても……)」
何かある。何かのサプライズ何だろうか。
温水を頭から浴びながら、様々な思案を重ねる。
泊まりにきたと言う事は、そう言う事なんだとは思うが、果たして。
程なく三十分ほどして、シャワールームから出てくるだろう。
「光奈……?」
室内は暗い。
"もしも"を考えて、ジーンズ姿、上半身だけは裸で来てしまったが
流石にこれは先走り過ぎただろうか。さて、彼女は何処に……。
■修世 光奈 > 彼がそういうのなら、きっと精一杯喜ばせようとしてくれるのだろう
何かはわからないけれど…やはり彼なら設定したハードルを乗り越えてくれると信じている
彼をお風呂場へと押しやっていき、できるだけ音を立てないように準備をしていく
彼が上がってくれば、部屋は暗く…ジャックオランタンの仄かな明かりだけが光源だ
料理の匂いは流石に消え始め、慣れた彼の部屋の匂いが戻ってきているだろう
更に、弱くではあるが暖房も効いている
そして、肝心の光奈はというと…
丁度シャワールームから出てきた際に、死角となる位置に小さくしゃがんでいた
そうして、気づかれていようといまいと…
「……がーおー」
ぎゅ、と彼に抱き着こうとしていく
ほっそりした柔らかい体を彼に押し付けて。
けれど、動物の毛のようなふさふさした感触も感じられるだろう
光奈の方を向けば…僅かな光に照らされたその姿は…狼男ならぬ、狼女だった
もこもこした獣を模した手袋と尖った付け耳はもちろんだが
暖房を効かせた理由は、光奈の恰好にあった
同じくもこもことした…最低限胸を包むだけの布地と、短めの狼の尻尾が生えたホットパンツ
当然、臍や背中も丸出しになっており、布面積としては水着や下着と大差ない。
そのために部屋を暖かくしていたのだろう
「…た、たーべちゃうぞー」
吸血鬼の時も似たようなことを言っていたが、以前のそういう下着の時よりある意味恥ずかしい。
食べちゃうぞ、と言いながらも…抱き着いた彼の腕にぺろ、と舌を這わせる程度しかできず。
針金か何かが入っているのか光奈の動きに合わせてゆらゆらと尻尾が揺れる
■ジェレミア・メアリー > 【一時中断】
ご案内:「◆男子寮のとある部屋(過激描写注意)」からジェレミア・メアリーさんが去りました。
ご案内:「◆男子寮のとある部屋(過激描写注意)」から修世 光奈さんが去りました。