2020/11/24 のログ
ご案内:「堅磐寮 レオの部屋」にレオさんが現れました。
ご案内:「堅磐寮 レオの部屋」に神樹椎苗さんが現れました。
神樹椎苗 >  
 青年にされるまま、衣服をはだけさせる。
 けれど、肌着を奪っても、露出するのは肌面積よりも広い、白い布地。

「気持ちよく――は、無理だと思いますが。
 まあ、お前が満足できるように、したいようにすれば、いいですよ」

 椎苗の身体は傷だらけであり、その傷は未だに痛みを伝えるものばかり。
 痛みになれていくと同時に、椎苗の神経は、外部刺激に鈍くなっている。
 性感だけ得られるほど、都合よくはいかないだろう。

「多少痛くても、苦しくても大丈夫ですから。
 思うままに、しいを求めて構わないんですよ」

 そう、青年の頬に左手を添えながら。
 

レオ >  
「―――、――――……」

多少痛くても、苦しくても。
傷だらけの体に、自分は今更に痛みを与えかねない事をしようとしている。
そうでなくても、小さな……まだ幼い、情欲を向けるには小さすぎる体。

彼女を、我慢させようとしている。
痛々しい傷ばかりが目に留まるその身を、己の慰みに使おうとしている。

胸が、痛む。
止められない衝動と裏腹に、重々しい罪悪感が積ってゆく。

「っ、やっ……ぱり……僕……」

気持ちと裏腹に、既に衝動に……一度さらけ出そうとした欲は体に現れており。
彼女の太腿に当たっている固く大きくなってしまった”それ”は……収まる様子は、ない。

神樹椎苗 >  
「なに言ってるんですか、今更」

 この期に及んで、また躊躇いを見せる青年に、困った顔を浮かべた。

「お前がやめるなら、それもかまいませんが――」

 青年の肩に手を置いて、ゆっくりと膝を立てる。
 椎苗の太ももにはしっかりと、主張しているモノが触れていた。

「――我慢、出来るんですか?」

 そのまま、軽く太ももを押し付けるようにして。
 ゆっくりと左右に揺らすようにしながら、ささやかな刺激を与える。
 

レオ >  
「っ……」

太腿で膨らんだそれを刺激される。
布越しでもまるで電流が走るように、体が反応してしまう。
軽く触れた彼女の体の、感触と、体温が、その欲を更に高めてゆく。

快楽を、救いを。
否応なしに求めてしまう。

「っ…、ぁ………がま、ん……」

できるはずが、ない。
心は弱り切り、欲は既に喉奥からせり上がってしまった。

一度口を突いた言葉を取り消す事が出来ないように。
求める心を納める事など、できようはずもなく……

止めようとする気持ちとは裏腹に。
腰が、動く。
自ら……勃起した陰茎を彼女の太腿にこすりつけるように、体が、動いてしまう。

「で、き…っ……
 ごめん、なさい……
 しいなさ……、……ごめ、なさ…っ」

泣き出しそうな顔になりながら、呼吸が浅く、短くなってゆく。
吐息が頬をくすぐるほどに、互いの顔は近く……

神樹椎苗 >  
 太ももに押し付けるように、青年の腰が動く。
 罪悪感を覚えながらも、青年の身体はもう、性欲に支配されていた。

「いいんですよ。
 沢山、我慢していましたからね。
 少し、すっきりしましょう、ね」

 そう微笑み掛けながら、青年の頭を撫でる。
 泣きそうな顔で腰を動かす青年の顔を少し引き寄せるようにして、自分の唇へ押し付けるように。
 

レオ >  
「――――」

求めてしまっている事を見透かされるように、優しく頭を撫でられ、口付けをされる。
呼吸が止まり、唇の感触が普段よりずっと……強く感じた。

もっと感じたい。
もっと、ほしい。

ついに欲望をせき止めていたものは消え失せ、願いのままに体が動く。
舌を絡め、互いの唾液が交わる。
その度に自分の何かが蕩けるような、互いの境界線が消えるような感覚に、身が包まれる。

「っ……んぁ…っ……」

貪るような口付けをしながら、手が彼女の体に触れる。
柔くも傷で少しでこぼことした肌を、撫でるように。
横腹から、曝け出された未発達な乳房へと、ゆっくりと移動させる。

彼女と未だ触れあった事のない場所。
柔らかい少女の体を……掌で感じてゆく。

神樹椎苗 >  
 貪るように荒いキスを受け入れ。舌を絡ませる。
 いつものキスよりも激しく、より深く求められているの感じた。

「んく、ぁ、んん――」

 僅かな息継ぎの間に喘ぐように息を吸って、再び激しく求められる。
 青年の手が肌をなぞっていくと、包帯の上からでもわかるほど、肌の形は歪だ。
 特に左胸は包帯の上からでもわかる様に、起伏が無くなるほど、乳房は焼け落ちている。
 まだ形の残っている右胸も、わずかな膨らみだけ。

 触れられれば、むず痒いような感覚があった。
 くすぐったさと、痛みの間のような刺激。
 性感とは離れた物だったが、青年に求められ触れられている事に、微かに安堵を覚える。

 情欲に突き動かされるような青年の動きに合わせて、太ももを押し付け、刺激を強める。
 ぐりぐりと、青年の腰に押し付けるようにして、その衝動を促すように。