2021/10/11 のログ
羅刹 > 「―――――……………」

捕虜に対してとは思えないほど、サングラスの奥の眼は真剣である
女は…痛がりはしているものの、目にはまだ光が見える
確実というわけではないが…嘘は言っていない

この女は、自分を解放しなければ更にまずいことになる、と
本気でこちらに警告しているのだと伝わってくる

「…。面白い命乞いが出てきたな。鉄火とお前は恋仲だったか?
あの化け物に真っ当な恋愛ができるとは思えねえが……、ああ、それとも奴もまた甘いのか」

ガキが激昂する理由で思いつくのはその辺りではある
後は家族の情だが…そもそもあまりにも二人は似ていない
だが、あの力を持ちながら、この娘と同じ甘ちゃんだというのなら納得だ
それならば、大事な『仲間』が攫われただけでこの街を更地にしかねない

「喋るのも喋らないのも同じなら、何故話さない?
どちらにしろ、あのお強い鉄火様が…異形共を引き連れてやってくるんだろう
お前らの基準で言えば…、その時点で俺らは終わりで、お前は解放される。なら、話しても構うまい?
まさか、情けとか言うつもりか。それなら爆笑してやるが」

早々負けるつもりも潰されるつもりも無い。だが、会話は尋問の基本ではある
まだ話せるというなら…拷問を止め、付き合いつつ、話させようと話題を誘導する
やはり、まだ話せることから…基準量ではあまり効いていないようであるから、声量は普通だ

距離は…本来なら手を伸ばせば届く距離で。

伊都波 凛霞 >  
「あはは…そんな風に聞こえた…?
 そんな、面白い勘違いされるとは、思わなかったなー……」

恋仲、と問われれば激痛の中でも思わず驚いた表情を見せてしまう
それくらいにはありえないことで、こういう風に捉える人もいるのかと

「彼は私ほど甘くない。でも、感情に揺さぶられないわけでもない…
 彼と、私は友人で、仲間… …そうじゃないよ。此処の場所が割れてない以上…」

「──彼は虱潰しに落第街を潰しかねない、って言ってるの」

自分が解放されれば、彼を止めることは出来るかもしれない
けれど今のままでは絶対にそれは叶わない
そう考えると、捕まったこと自体がアウトだったが…
その時点ではまだ彼の、羅刹や組織の正体に確証がなかった故に

「君達への情けじゃない。
 落第街で暮らさざるをえない人たちのため…」

だから、あえて話さないでいれば
慌てて彼らが自分を解放してくれないかな、という稚拙かつ僅かな期待
それにでもすがらなければ…この男には余りにも、隙がない

「……喋り方がおかしいと思ったけど、なるほど…そういう薬」

痛覚が僅かに鋭敏になっていたことと合わせて、確信を得る
とりあえず痛みからは解放され、呼吸を整える
そうなると、完全に効いたフリをするのは無理があったか、と内心で失敗を悔やむ

「ちなみに痛くって痛くって、色々忘れちゃったので情報ナントカは諦めてもらったほうがいいかな」

減らず口は変えず
僅かにでも相手の神経が逆撫でされればそれだけでも、隙は生まれる可能性があるものだが
……あんまり期待できない気もするなあ、とあくまで冷静に佇む男を見上げる

羅刹 > 「――――………………」

理解の顔が、男に浮かぶ
サングラスで目線は隠されているが、口元がその形をしている

「――ああ。そういうことか
まあ、やるだろうな。あの力を持ったガキなら」

何度かやり合った経験
指揮官としても、個人戦力としても鉄火は優秀、かつ容赦がない
敵対するとなれば邪神の影絵であろうと怯えることなく
目的のためなら、奴は何でもすることは…わかっていた。

直接相対したことは1度しかないが
戦い合う中で…その手管は理解しているつもりだ

「お優しいことだ。
自分が見たことも無い他人に、この状況で情けをかけられる奴はそうそう居ないだろう」

素直な感想
情報を明かすことはしないが、言葉から受け取った思いはそのまま返す

「だが、関係ねえ」

声音は変わらぬまま、そう断じる

「元々、俺らが吹っ掛けた戦争だ
機が熟し、仕掛けられると判断したから仕掛けている

まあ、誘導くらいはしてやるが…ほぼ毎日、あの悪趣味なパレードを見ているんだ。ここの連中は勝手に逃げるだろうさ
その匿い先ぐらいにはなるが、戦うのを止めるつもりは無い
だから、お前も解放するつもりはない」

そもそも、どれだけ掃除したとしても
不快な生き物は絶滅するはずもない
むしろ、その行動は…大人しくしている獣を呼び起こしかねないが、それは口には出さず

女の言葉には…散発的な…薄い私怨などではなく
殺されても、灰になっても尚食らいつくという信念が乗った言葉を返し

「だから、嘘を吐くんじゃねえよ
人に情けをかけるなんて余裕見せる奴が、記憶を飛ばす訳ねえだろ
ここまで聞いても、吐くつもりはねえか?」

最終確認をしつつ
男は思っていた。
この女は、鉄火と同じく、ある種尊敬に値する
だからこそ、隙を見せるはずもない
この状況からも何がしかを返す手段を持っているかもしれない、と警戒すらしている

伊都波 凛霞 >  
「良かった」

男の返答を聞いた女が漏らした言葉は、その一言だった
落第街の住人の避難誘導をする、ということに対してか
利己的な悪意のみで動く輩ではないということが理ってのことか
なにしろ、自身のことは二の次であるという姿勢
それがこの女の自然な姿なのだろう
過去何度も自分も大事にしろと言われても直らなかったのだ、もはや生き癖である

「貴方が考えを変えないのはよーく理解ったけど、…そうだね。忘れたっていうのは、ただとぼけてただけ。
 時間をかければ隙を見せてくれるかと思ったんだけど、とてもじゃないけど貴方は冷静すぎる」

あてが外れちゃったな、と小さく零し、言葉を続ける

「じゃあどうするの、ってなったら…」

仲間が危険な目に遭う可能性が増える情報などを言おうとする意思を見せるわけもなく──

「後は言うか言わないかの根比べ…してる暇があるかな。
 私、多分貴方達が思ってる以上に頑丈だよ?」

羅刹 > 証拠を残してきたとはいえ、未だ『アプローチ』はない
白状する娘に対して、男は表情を変えず
まるで機械のような対応ではあるが、僅かに言葉には感情が乗っている

「はっ、肝の座ってる奴だ。聖女かよお前は。
ああ、その通りだ。そこは認めてやる。…てめえみたいな奴を折るのは時間がかかりすぎる。
…たまに居る。お前みたいなやつはな。気合入ってるのは個人的に好感が持てるが…」

もう1人、傍らにいた赤髪の小柄な女に手ぶりで指示を出す
全うな手段では、こいつは口を割らないことが十分にわかった。
ならば、話した通りもう1つの価値に観点を向ける

これも、伝わっているかもしれないが
女…焔の異能は、傷を負ったことのあるものにこそ、力を発揮する

「…こいつの様子を見ながら『赤』を追加だ。『青』も併用する。『蜘蛛』、監修しろ。
後は…そうだな。下部組織に連絡して元気のいい奴を何人か連れてこい
風紀に特別恨みがある奴がいいだろう。…焔、こいつを止めとけ」

はぁい、などと
間の抜けた声を出し…赤髪の女が異能を発動する
変化した、彼女の異能は…

見つめている対象の心の傷を強制的に抉り出すもの
克服し、かさぶたとなった傷をも、無遠慮にほじり
彼女が見つめている限り、永遠にフラッシュバックさせるもの
痛かった記憶、嫌だった記憶…それらを次々にプリズムのように捕虜に叩きつける異能である

これもまた実験ではある
鉄火を一気に妙な手段にまで追い込んだ異能がこの女に通じるかどうか。

「折れねえならそれでもいい。土台腐らせて傾けるだけだ
いくらお前でも、初見の薬が全く効かないわけじゃねーだろ」

オーバードーズも辞さない宣言
焔の異能は、足止めの意味もある
この女が何かを隠し持っていても、それを出させないための、先手である

伊都波 凛霞 >  
「(……少し、感情が滲んだ…?)」

その目元こそサングラスで隠れているが
僅かな表情の変化は、男が感情ある人間であることを示している
…それでいてこの冷静さ。どんな修羅場を潜ってきたのやら──
向こうがこちらを評価するように、こちらもまた、羅刹という一人の人間の凄さを感じ取っていた

そしてなにから、元気で風紀に恨みのある人間を連れてくるらしい
どういうことかなー、とあまり考えたくない内容
焔、と呼ばれた赤髪の女性が返事をすれば、ざわりと嫌な予感は悪寒へと変わる

「…どうかな。高級なお薬ならやめておいたほうがいいかも?
 もしかしたら全部、無駄遣いになっちゃったりし、て───」

瞬間、過去の記憶が強制的に掘り出される
あらゆる苦痛・悲痛・忘れたい記憶が次々に、呼び醒まされてゆく

「………っ」

得も言えぬ精神的苦痛に顔を顰めたことも見逃されないだろう
全て乗り越え、踏み越えてきた過去ではある
しかしできれば思い出したくないものも、いくつもある
口を閉じ、女が耐える姿勢に入れば…目論見通り、なのだろう

そして…あらゆる種類の薬毒への耐性持ち、ではあるが
全く効かないというわけではない
過剰な量を投薬されれば…あとは普通の人間とさして変わらない

羅刹 > 機械であるなら、そもそもこんな不合理な戦争など仕掛けない
女よりもいくつか年上の男は、ただ煙草の煙を吐きながら…適切な指示を出す

薬物専門の青年によって、逐一女の様子は確認される
死にはしない、そして、何とか気力を出せば話せるギリギリまで
鼓動、瞳孔、それらを確認し…できるだけ死なないように、だ。
未だに簡単に殺すつもりはないため、そこは徹底される

赤い錠剤と同じように投与されるのは、hot iceと呼ばれる青い錠剤
薬効の時間は短いものの、強い混濁と前後不覚に陥る高揚感に包まれる歴とした麻薬だ
赤い錠剤と共に服用すれば、更に意識の混迷具合を深めるだろう

「…ああ。高い。だが、惜しくねえな。お前に使うなら
…泣いて服従を誓うなら、考えてやるから早めにしろよ、女」

機械でないからこそ、尊敬という情も湧く
『甘い』連中なら手心も加えたのだろう
だが、それも関係が無い
男の意にそぐわないなら、それなりの対応をするだけだ

そうはならないであろうという提案をしながら…情報を聞き出す拷問から、ただの『土台崩し』が始まる

相手の精神を揺らがせ、心を傾ける作業
そうなれば、もう1つの羅刹の手が使える

…やがて
この地下室に、また新たな気配がいくつか。
思考が少しでも回っていれば、近づく気配を感じられるだろう

伊都波 凛霞 >  
「…それは光栄なことで」

高い薬を使うことを惜しくないと断じる相手には嘆息せざるを得なかった
泣いて服従を誓うなんてことは、本気で言っているのやらどうやら

新たな薬の投薬は、僅かに頭に靄がかかったような感覚を覚える
薬毒抵抗が効いてはいるため、すぐに前後不覚といった自体には陥らないが
僅かな高揚感に包まれ、振り払うようにその頭を小さく横へと降る

そしてその視界には、新たに部屋に現れた数名の、おそらくは構成員だろう人間の姿が映る

「…何、されたって一つも喋らないし、
 泣いて服従なんかも、ありえない、から」

口に出すことで、意識をはっきりと固着させる
何をされるのかは、薄々と想像もついていた

羅刹 > 新たに現れたのは、護衛や見張りと比べ身なりがあまりよくない人物たち
だが、下部組織の人員とはいえ…ある程度は羅刹の能力が染み入った、忠実に近い部下たち
けれど、その内には風紀に個人的な恨みを持つ…ほとんどが逆恨みに近いが…を持つ者
それに合わせて単純に、欲望が強い者など。

人数としては、片手を少し超える程度か

「ああ。お前はそう答えるだろうな」

答えてから…羅刹は離れ、部屋の壁に背を預ける
何か『外』で緊急の事態が起これば、『盃』が入るようになっているため、どこに居ても指示が出せる故に

「焔、拘束を変える間、異能を使え」

端的に指示を出せば、疲れるんだけど…という言葉の後、また襲い来るトラウマの嵐
薬の高揚感と合わせて、躁鬱を繰り返している状態へ導いていこうと
その間にも、見張り役の男が椅子から女を外し

連れてきた時と同じ電子錠で、手首を縛り始める
足を縛らないのは…女の予想通り…この後の出来事に向けて『使いにくい』からである
縛り終えれば、床に転がし、動きを抑える為に見張りはその体を踏みつける

その後、焔は異能使用を止め、ふああ、とまた欠伸。

「お前ら。殺さないなら、なにやっても構わねえ。
だが、絵を撮るのと、蜘蛛の指示で時間毎に薬を入れるのを忘れるな
…そいつは、今は弱っているだけで、鉄火と同じ程度の脅威と思え」

信念が薄い者には、羅刹の言葉はよく効く
彼らは忠実に言葉に従う

指示が終わるまで何もなければ。…まずは乱雑に。
ナイフ、素手を用いて…その柔肌が無残に晒されていくことになるだろう

伊都波 凛霞 >  
「っ、また……───」

再び、悪寒
目を覆いたくなるような、苦痛の記憶の嵐
成程──これでこちらの動きを封じて、その間に…ということ
彼女の異能は強力無比ではあるが、長時間は使えない代物なのだろう

暴れることも出来ぬまま両腕を拘束され、床へと転がされる

「──っぐ!」

その上体重をかけて踏みつけられれば、身動きも取れず…

掘り起こされた過去の記憶も真新しいままに、服に手がかかり、乱暴に衣服は引き剥がされてゆく
数人の手にかかってしまえば、然程時間もかからず…

「……、ぅ……───」

男たちの足元に、本能的にその身体を丸めるようにしてその裸身を横たえる女の姿があった

羅刹 > 「ああ、そうか。
…お前にとっては、焼き直しになるか?
精々思い出せ。その時とは違うかもしれねぇがな

『何されたって一つも喋らず、
 泣いて服従なんかも、ありえない』

だったか?、…証明してみせろよ。
ああ、だが…心変わりは、いつでも受け付けるぜ」

命乞い…というよりこの場合は体乞いになるか
その時間は既に終わった
男に対して、宣言した以上、女から『歩み寄る』まで手心などあるはずもない

そして、気づくだろうか
過剰投与された赤い薬物によって感覚が倍加しているということは、と。
痛みは我慢できても、身体の反応を抑えられるかどうか

羅刹が次に煙を吐き出した直後から、男たちが群がり始める
1人がその体を無理矢理に仰向けにさせれば
2人が足を開かせ、その内1人が足首を掴んだまま身体を割り込ませ
2人がそれぞれ柔肌の果実に手を触れ…
1人が拘束された手を取り、身体を隠せないようにしつつ撮影機器を構える

…一部の抜粋ではあるが。
普通の女子ならば恐怖に叫んでおかしくない状況で無数の手により、柔肌が嬲られ始める
そして。
乙女にとっては守らなければならない体の中心にも。
そのままであれば、穢れた熱が押し当てられるだろう

伊都波 凛霞 >  
「──………」

深く、深く息を吐く

風紀委員として落第街で活動すれば、
"そんな目"にあっている少女を救出することは珍しくない
こういう状況になって、自分だけが何もされないわけはないのだ
だからこそ、抵抗はしなかった

されるがまま
専念すべきことは…
反応は勿論、極限まで己を殺す
薬毒への抵抗で感覚を鋭敏にする薬も、本来ほどの効果は発揮していない
これならまだなんとか、耐えられる

「──……飽きたら、終ってね」

その言葉を最期に、凛霞は口を閉ざす
触れられようが、羞恥を煽られようが、乱暴に扱われようが
弄ぶにもつまらない、ただ横たわるだけの"肉"となって

それが簡単にできないことであることは、明白

それでも、自分が崩され口を割ることは絶対に出来ないのだと
その意思を揺るがせない程度にはまだ、その意識は明瞭としていた

羅刹 > 「―――――――――――…………」

羅刹は、その熱宴…少なくとも男たちはそう思っているだろう――には目も向けず
ただ、思考を巡らせる
女に興味がなくなったわけではない。むしろ逆である

薬効に最も詳しい蜘蛛の調べでギリギリまで薬を投与したにも関わらず
それをも誤魔化したのか、あるいはこちらが見誤ったか
乱れているはずの心で…叫びも恐怖もまだ見せない

別にそれを期待したサディストというわけではない
もしかすれば異邦人かもしれないが…、見た目通りとするならば
あの年齢では、異常と言える精神性だ。手心を加えないにしても興味は湧く

(ああ。
確かにあの調子なら、その内『疲れる』だろうな。よくわかってやがる)

思考する
あんな人形のような調子ではいくら美人であり、集めた人員の意気が旺盛であったとしても
その内、限界が来る

要は、子供の悪戯と同じだ
反応があれば調子に乗るし、無視されれば興味を無くしていく

さて。ここでいら立つのは簡単だ。
あれだけ投与しても尚、効果を見せない様子に苛立って暴力に訴えることはできる
ただし、それをすれば逆に『食われかねない』

ならば、と男は思う
今は…放たれた獣を止めることなどできず
女の身体の内外には望まぬ雄の熱が容赦なく放たれるだろうが

次は手段を変えるか、と

男たちの…いっそ哀れな詰りや、興奮の声が響く中。
羅刹は、『熱宴』が終わるまで、そこにいて
健気に『耐えている』女にサングラスの奥から視線を送るだろう

伊都波 凛霞 >  

「………」

根比べだと、女が口にしたのは何も尋問に限っての話ではない
気が狂いそうな程に昂ぶる感覚も、知らない男の手や舌の這う気持ち悪い感触も
それら全て、肉体的に言えば同じ"刺激"であり、反応はそれに対する"反射"である

とっさに熱いお湯に触れても手を動かさない
誰かに突然殴られても、身体を強張らせない
超高速で危険物が迫っても、眼を瞑らない
──それらを殺すことは、訓練で可能

「(…未熟だから、ギリギリだけどね…… ───早く終わらないかな)」

心頭滅却すればの言葉の如く
十分過ぎるほどの凌辱の跡を女とその周囲に残す頃、
据えた匂いが地下室に充満する中…幸い、男達が飽きるほうが早かったようだった

………十二分には、堪能したのかもしれないが

羅刹 > やはり耐えるか、と思う。
結局、『人形』のまま女は耐えきり

男たちは無為な熱を放った状態で、満足はしたものの微妙に納得いかない表情のまま去っていく
欲は果たせたが、予想通りの反応ではなかったからだろう

宴が終わった後は最低限女の身体はウェットティッシュで拭き取られ
足にも錠がかけられた状態で、転がされるだろう
風邪を引かれては面倒ではあるから、厚い毛布が放られはするが

…羅刹も話しかけず、その場を後にした

ご案内:「◆地下室(過激描写注意)1」から羅刹さんが去りました。
ご案内:「◆地下室(過激描写注意)1」から伊都波 凛霞さんが去りました。