2022/04/16 のログ
ご案内:「職員室」におこんさんが現れました。
ご案内:「職員室」からおこんさんが去りました。
ご案内:「◆特殊Free(過激描写注意)1」におこんさんが現れました。
ご案内:「◆特殊Free(過激描写注意)1」からおこんさんが去りました。
ご案内:「職員室」におこんさんが現れました。
ご案内:「職員室」に東山 正治さんが現れました。
おこん > 東山先生がいつもの職員室に入った…と思ったが、その内容は様変わりしていた。
微妙に狭い部屋、そしてカウンターと並んだ椅子、壁にかけられた何人もの顔写真…。
それらを先生が確認する前に、声が響く。

「らっしゃっっせぇぇぇァ―――――い!!
 自由恋愛広場”常世”にようこそなんじゃよ!!
 お客さん、運がいいのう!! 今日はいい嬢(こ)がいっぱい揃っとるんじゃよ!!」
威勢が良すぎて若干シャウトと化した挨拶をきめたのは、ほかでもないおこんである。
普段の姿とは違い、ブラウスにズボン、そしてベストを着用した姿は、なんかの店員のようであった。

東山 正治 >  
東山は普段職員室に行かない。
ここは隔てという場所がない実に自由な島だ。
人だけならまだしも、人ならざる者さえ居座る職員室は
東山にとっても"特に"居心地の悪い場所だった。
だから、基本的には公安の部署で一人仕事だ。
職務は教師も公安も同時にこなす。

とはいえ、たまには顔を出す。
そう、例えば……。

「忘れ物、っと……、……」

風俗に行くとかね!!

東山 正治 > 「そんなワケあるか」
東山 正治 >  
そんなわけあるか。
最早反射行動。小足見てから昇竜打てる。
ガラリと扉を閉めようとしたその時────……!

おこん > 「言い忘れておったがのう!!!」
ツッコミ一閃、即座に帰ろうとする東山先生の背中に声をかける。

「学校の色々なところに、象すらダブルピースするぐらいの強力な媚薬の詰まったタンクを仕掛けたんじゃよ…。
 おぬしとて、その意味がわからんわけではあるまい。
 なあに、ワシの遊びに付き合ってくれればそれでいいんじゃよ…。」
勝ち誇った、弾んだ声色。 言葉だけ聞けばいかにも邪悪ななにかのようであるが、
「自由恋愛お店ごっこがしたい」という理由からするとしょうもなさが際立つ。

「のう、同じ教師じゃ…。 生徒をエッチッチな事態にしてしまっては申し訳が立たん。
 それくらいの良識は持ち合わせておるじゃろ? おぬしも、ワシもなあ!」
媚薬タンクの件はたしかにブラフかもしれないが、確かめる手段は今の東山先生には存在しないだろう。
大人しく茶番に付き合ってもらおうというプレッシャーで相手を威圧しながら、再度口を開く。

「とぅっしゃっっせぇぇぇしゃいァ―――――い!!
 自由恋愛広場”常世”にようこそ!!
 お兄さん、いい嬢(こ)入っとるんじゃよ!!!」
仕切り直しとばかりにもう一度シャウトめいた挨拶。

東山 正治 > 「テロリストが常識語んのやめてくれる???」
東山 正治 >  
なんということだ。
真偽がどうかはともかく本当だとマジやばいって(※当社比)
何かともあれこれは簡単に拒否するわけにはいかないようだ。

「(クソ、仕方ねェ……。おこんちゃんの目的はわからない。
 けど、付き合わないと後で絶対面倒クセェなコレ……)」

そりゃぁもう思い切り顔を顰めましとも。
今なら苦汁がたっぷり絞れるくらい苦い顔だぜ!

「仕方ないな……」

人外は嫌いだ。
正直立場をわきまえないのであれば、即刻目の前の駄狐を駆除したいほどに。
とはいえ、東山は教師になれるほどの人間だ。
ある程度はわきまえる。

はぁ~~~~~~~(くそでかため息)

「……で、その"自由恋愛"してくれる嬢(こ)ってのは?」

「てかおこんちゃんさァ、"風営法"って知ってる???」

でも質問の方向がちょっと理性的!

おこん > 「テロリスト…まあたしかに? このお店は? カワイイ嬢(こ)ばかりじゃから?
 自由恋愛に置いては圧倒的にスケベテロリストかもしれんが???」
学校には素敵な先生が沢山いるから、性欲のテロリスト呼ばわりされても仕方ない。
なるほどなって素直にうなずいた。 東山先生はおこんのことを指しているかもしれないが、ガン無視だ。

まさに”渋々”って感じで応じてくれた相手に、ぱあっと顔を明るくした。
「おう、そうなんじゃよ!!このな、壁にいっぱいおるじゃろ!
 ワシがお客さんの要望を聞いてな、最適な嬢(こ)を紹介しちゃるってわけなんじゃよ!」
 そんでそんで、東山先生はどういった嬢(こ)が好みなんじゃよ?」
壁にいっぱいかけられた顔写真は、なんか局地的にモザイクがかかっていたり、
横ピースで目のところが見えなかったり、どことなく顔全体が映らないようになっている。
壁の写真を指差してぴょこぴょこ飛び跳ねながら、東山先生に語りかけた。

「ふーえーほーってアレじゃよ、薬師法とか真言法とかそういうやつじゃろ。
 ワシとてそれぐらい知っておるわい!」
問い合わせには大丈夫、と力強くうなずいた。

東山 正治 >  
「おい、コイツから殺していいのか?」

さながら某拳法家のような台詞が飛び出した。
話しかけた相手はほかのボーイ(※そんなものはないので幻影)
当然返事は帰ってこない。Youはshock!

だが実際ここはもはや無法地帯、治外法権。
世紀末救世主なれる男は最早一人しかいない!……多分な。

「……しかし、よく作ったね。コレさ、肖像権とか平気???」

なんとなく(※今までの経験則)無断使用な気がする嬢の写真。
よくもまぁここまで揃えたものだと根性だけは感心する。
ぴょんぴょん飛び跳ねるふぉっくすをさながら子どもなだめるようにどうどう、していた。

「(さらさら抱く気は"ない"が……まぁ、適当に指名して話だけして帰るか)」

その思考、風俗嬢に説教おじさんに近い。
思わず肩をすくめ、苦笑い。

「おこんちゃんに法律説いた俺がバカだったよ。
 ……えー、じゃぁ……そうだな……」

「この、誰だ?一番右の子で」

おこん > 「お客様、店内で暴力行為はやめてほしいんじゃよ!
 職員室で暴力ハラスメントを成したとあらば、おぬしとてただではすまんぞ!」
なあ!みたいな強気の反撃で返す。
そう、ここはどれだけ魔改造されていても”職員室”なのだ。

「ちゃんと先生たちに許可取っとるから安心じゃよ。
 『顔写真使わせて!』っていったら「いいよ!」ってみんな言ってくれたし。」
目的を言わなかったけど、特に問題なくOKしてくれた先生たちのことを思い出す。
まあ、別に使うだけだからいいだろう、たぶん。 そんなぬるい考え方だった。

「教師が自分のことをバカとかいうんじゃないんじゃよ!
 そんなこと言ったら生徒が不安になるじゃろ。」
地味に腹立つマジレスを返しつつも、東山先生が指した嬢(こ)を見て、ぽんと手を打った。

「お客さん目が高いのう! この嬢(こ)はリーファ…り、リンファちゃんと言ってじゃなー。
 最近入ったばっかりのぴっちぴちの子じゃよ! 初々しさ当店No1ってところじゃな!
 ド長い髪も、こう…なんかぐっとくるところある!! 幼気ほっそりボディと無邪気な感じが庇護欲をそそるんじゃよ。
 『先輩、ここがわからないんです、教えてください…』って見た目幼い後輩教師に抱く、なんとも言えない感情…。」
とうとうと語ってから、力強くうなずいてみせた。 東山先生も男の子だもんね、みたいな優しげな表情である。

東山 正治 >  
「俺に対するコレはハラスメントじゃないの???」

世のセクシャルハラスメントを今すぐどうにかしたくなってきた。
もう半分くらい生き地獄。澱んだ瞳は今日はより一層濁ってる!

「そもそもそれ言ったらおこんちゃんがまずアウトじゃ……何???
 おこんちゃんさぁ……それってアウトなんだけどどうする?後で出るとこ出る?」

思ったよりも違法風俗店。
職員室にこれ立てるの余りにも恐れ多すぎない???
俺は震えたよ。(※砂漠の虎曰く)

「…………」

ぐっ!!!!
と、大Pボタン位の拳を握ってはセービング。
いけないけない。腐っても相手はこういうことができる人外。
要するにここが彼女の"領域"。"決まり事"を下手に破ればどうなるかわかったものではない。
正論は時に人を傷つける。お前が言うな、は今日は怒りと共に飲み下した。

……瞼がピクピクしてたのは間違いない。

「…………」

東山 正治 > 「なんて???」
東山 正治 >  
今言いよどんだが間違いない。
この名前とこの見た目……間違いなく例の新任教師!
もしかしてこの駄狐……訝し気な東山は軽く咳払い。

「ま、まぁまぁ、とりあえず全員チェックしとくか。
 その隣の二人は何?どんな嬢なわけ???」

おこん > 「だって、おぬしなんか最近積もっとるもんもあるから、バランスが崩れとるんじゃよ。
 陰陽のバランスってのは、程よい均衡あってこそ調和の取れたなんかなんじゃよね。
 で、じゃな。 一番わかり易いんが和合じゃよ和合。
 治療行為っちゅうわけなんじゃよ。 そんなに貯めこんどるからいかんのじゃぞ。」
治療行為と断言する。 体内の陰陽はバランスを補正するための…自由恋愛お店!!
相手が納得するかどうかは別である。

「で、でもみんなOKしてくれたもん!! 『東山先生のためなら一肌脱ぐ』って!!
 まあ一肌どころか服ぬがんとすることもできんがのう!ワハハ!」
元気いっぱいな感じに笑い飛ばした後、相手のツッコミに何度もうなずいた。
「まあそうじゃな!次の子な、二人か、二人説明しておこうかのう。
 まずこの嬢(こ)は…さつ、睦月ちゃんじゃな! クールな顔立ちできつそうに見えるかもじゃけど、
 スクールカウンセラーをしとるんじゃよ。 いいじゃろ、落ち着いた癒し系…。
 お菓子好きなカワイイところもあるし、背丈も適度にあるからのう!
 大人の恋愛…これすなわちお互いの心を優しく癒やすカウンセリング…!!

 そんでこっちの嬢(こ)は、まこ……まこじゃな!
 ちょっと小悪魔系のダウナー女子で不思議ちゃんなんじゃけど、
 こう、癖にハマるとこの嬢(こ)一択!!!!って人も多いんじゃよね。
 この嬢(こ)はなにしろ声がいいんじゃよな。
 蠱惑的っちゅうか、こう…ASMRっていうか? 東山先生、ASMRって知っとる?
 アンチシップミサイル…なんとかって聞いたことあるんじゃけど、
 耳に対艦ミサイルねじこんでどうするんじゃろうな。 しらんけど。

 そんでそんで!!どうじゃよどうじゃよ? この嬢(こ)!ってご指名とかはあるかのう!!」
めっちゃ眼をキラキラさせながら問いかける。 選んでもらえないはずがない!という
純真さの輝きに満ちた瞳だった。
 

東山 正治 >  
「…………」

そういう教師だってことは知っている。
よく知ってるよ。別に人間がどうこうとかってわけじゃない。
人じゃなくても気のいい奴がいるのはよく知っている。

東山にとってそれが"たまらなく気持ちが悪い"。

わずかに見せた表情の隙間は、底知れぬ嫌悪、悪意、憎悪。
泥土を塗りたくった東山の根底を根付くものだが……。

「はぁ」

はぁ、生返事。自由恋愛のお店に泥は似合わないからもういろいろ流れちゃったね!
というかもう、そんなこと感じさせないくらいパワーが強い。
流石の東山もなんというか、開いた口が塞がらない。

「(ま、間違いない……コイツ……)」

「(片っ端から教師連中に声かけたな!?)」

一体全体どういう方法を使ったのか。
だが間違いない。これは間違いなく、知りうる限りの常世教師陣の一部!
なんなら二人とも知っている。ひょっとしてそれは、源氏名のつもりで言っているのか?

思わず目を見開いたままもうなんというか、なんというか。
とりあえず腕を組んでパネルをずらーっと眺めていく。

「なんつーか……行動力はあるな」

ここまでくると脱帽である。
まだ服は脱がないけどな、ガハハ。

「(崩志埜ちゃんに真琴ちゃんか……よく撮ってきたな、本当に)」

「ちょ、待てよ(※ここだけ声が若返る) こうも多いとそれなりに……。
 ……んで、コッチの眼鏡かけてんのとドワ…、…ちっちゃい子はどんな嬢?」

おこん > 「たっ、ため息…ため息をついたのか!? これほどの嬢(こ)たちの前で、ため息を!」
知ってか知らずか相手の態度に戦慄するしかなかった。
美女揃いの写真の並びにこれだけの塩対応である。
尻尾がぞわりと毛羽立つのを感じた。

「(ま、間違いない……コイツ……)」

「(”慣れて”る!!)」

ツッコミはあれど困惑せず、美人の嬢(こ)たちを目の前にしても動じない。
これは間違いなく歴戦の戦士だ。 完全に目測を誤っていた。
おもわば数百年前、こうして人間で遊んでいたからこそ、おこんはひどいめにあったのだ。
そんな過去の記憶に一瞬耽りそうになるも、続けての言葉にハッと我に返った。


「お、おお!そうじゃな!! いやあお眼が高いのう!!!
 その二人は当店でもNo1なんじゃよ!! これなら『プロ』のお主も満足間違いなしじゃよ!」
彼がお客としての『プロ』なら、こっちも色を食って生きている『プロ』なのだ。
よくわからないプライドをかけ、相手の言葉に口を開いた。

「この嬢(こ)はこは…こなつというんじゃよ。メガネに白衣でおっとりj系…。
 さらに乳もでかくてナイスバディときておる! しかも、ただおっとりだけではなくてじゃな、
 しっとり系というかじっとり系というか…こう、ほのかに絡みつくようなものも持っておってのう!
 こういう素敵な先生がしっとりと侍ってくれたら、おぬしももう大満足じゃろこれは!!」
狂気の片鱗とか、なんかそういうものかもしれないけど、からみつくものなのは間違いない。
一息に喋り終えてから額の汗を拭う。

「もう一人の方は…シャルトリュ…シャリじゃな!
 小柄で幼気に見えるじゃろ? こう見えてもガッツリ肉食系女子なんじゃよ!!
 ガッツガツガツ!!ガッツガツ!!Wow wow wow 客を取れって感じなんじゃ!!
 この極小ボディは抱き心地抜群じゃし、その…ええと…。食いつきが抜群じゃよ!
 どうじゃ、東山先生! こんだけ紹介したら、もうこれだって決まるんじゃないかのう!」
大きく息を吐いてから東山先生に問いかける。
彼の言う通り、色んな先生にお願いして顔を使わせてもらう許可を取ったのだった。 
これで「いや全員だめだわ。 おれ獣しか愛せないんで」とか言われるかもしれない。常世だし。
もしくは「女にうつつを抜かしている場合じゃない」とか言われるかもしれない。
内心ドキドキであった。