2022/08/27 のログ
ご案内:「常世渋谷 常夜街 ラブホテル」にフィールさんが現れました。
ご案内:「常世渋谷 常夜街 ラブホテル」に黛 薫さんが現れました。
黛 薫 >  
黛薫は手帳を閉じる。明日から数えて3日の間、
バイトもカウンセリングも、面談の予定もない。
そうなるように頭を下げて調整してもらった。

寮の部屋には落第街から移住した当初以来の量の
インスタント食品、レトルト食品が積まれている。
お湯を注ぐだけ、温めるだけで食べられる物だ。

手持ちの鞄にはスポーツドリンクが数本。
普段は高くて買わない魔力回復用のポーションも。

フィールを『誘った』時点でこのくらいの準備、
覚悟は必要だろう、と黛薫は思う。今まで何度か
身体を重ねたが、翌日まともに動けた試しはない。

(……でも、1番準備できてねーのあーしかも)

フィールの求めに応じたり、なし崩し的に襲われて
事に及んだ経験はあれど、この日なら大丈夫だから
待ってる、と自分から伝えたのはこれが初めて。

身なりを整え、ベッドに座って待つだけの時間が
こうも落ち着かなく感じてしまうとは。

フィール > 「……おまたせ」
そう言ってシャワー室から出てきたのは、入ってきた時とは全く違う顔色となっているフィールであった。どう見ても顔色が悪い。

「……不味い………あの薬不味過ぎ……」

理由は、今も通っている研究所からもらった、『万が一の時の為の薬』を服用したからだ。
気休め程度ではあるが、薫の麻薬的な素質を中和する効果がある…とのこと。といっても実際に使ったことがないのでちゃんと効果があるかはわからない。

それでも、飲まないわけにはいかなかった。今から、薫と深く触れ合うのだから。
理性を保ち続けられる、自信がなかった。

「よいしょ、っと」

フィールもベッドへと腰掛ける。心の準備はまだ出来ていない。

黛 薫 >  
「だいじょぶ、待ってなぃ。……その様子だと
 貰った薬、キッツかったみたぃだな」

苦笑いしつつ鞄からキャラメルをひとつ取り出して
手渡す。チョコレートだと残暑で溶けて持ち歩きが
難しいし、飴は舐め終えるまでに時間がかかるので
お互い待たなければいけなくなる。地味な気遣い。

さて、隣り合って座ったは良いが、次はどうするか。

黛薫は自身の体質のせいで『交わる』というよりは
『襲われる』という経験が大半。それはフィールを
相手にした場合も例外でない。こうして合意の上で
事に及ぶには未だ不慣れ。

「……どーしよ?」

おずおずと口を開く。どうしよう、と口にはしたが
『どうしたい?』という問いも孕んでいるのだろう。

フィール > 「…取り敢えず、調査…ですね。それをしても大丈夫な場所としてここを選んだんですから」
もらったキャラメルを口に含みながら答える。
もちろん、深く触れ合うことへの期待が無いわけではない。しかし、目的は薫の中にある核の調査だ。理性あるうちに…薬が効いている間にやらなければならない。

「…それじゃ、脱いでくれる?」

黛 薫 >  
「……ん」

小さく返事をして服に手を掛ける。
フィールの中では核の調査が主目的らしいが、
黛薫側の目的はあくまでフィールのガス抜き。

使い魔を介した接触ですら容易に理性を失う現状、
調査で得られる情報は経過観察の域を出ないだろう。

だから黛薫としては、一緒にいるだけで我慢を
強いているフィールが一時的にでも満足出来れば
良いのだが、本音か建前かはともかくフィールは
そういうつもりではないらしい。

まあ、ロケーション的にも全く下心がない訳では
ないだろう。あとはなるようになれば良い。

シャワーを浴びる際にパーカーとタイツは脱いで
あったので、シャツとショートパンツ、ショーツと
キャミソールを順番に畳んで、念のためベッドから
離しておく。

フィール > 「んっ……」

薫の姿を見て、生唾を飲み込む。
薬を飲んだとて欲が消えるわけではない。

「では、失礼して……」

そう言って、指先を液状化し、秘所へと近づける。
前戯無しでも、できるだけ負担にならぬように。
できるだけ体液に触れずに済むように。

感じさせなければ、分泌液も出ずに済む。理性を失う可能性が減る。そう考えた故の方法だ。

黛 薫 >  
怪異を誘引する黛薫の体質は芳香に近い性質を
持っており、嗅覚に作用し、液体に溶け出す。
本人から分泌された体液ともなれば濃縮された
誘引作用そのものとさえ言えよう。

故に、フィールの考え方そのものは正解である。

間違いがあったとするなら、今日の話ではなく
以前の話……理性を蕩かされたまま『調整』に
着手してしまった過去からの因果応報。

フィールの考え通り、黛薫は性感を覚えていない。
精々恥じらいに身をすくませ、頬を染める程度。

しかしフィールの指先が膣に──即ち理性を失った
過去のフィールがこの上なく淫に改造した快楽器官に
侵入すると、そこは黛薫の意思と無関係に蠢きだす。

完全に怪異と同化した孔の組成はスライムと同等、
つまり分泌させないようにと気を遣った体液そのもの。

おまけにその蠢動も快楽を与えるに特化したもので、
挿し入れたのが男性器であれば数秒と保たず射精に
導かれていたほどの名器と化している。

フィール > 「っ……」
誤算だった。触れただけで、浸透してくる。
でも、薬がある程度相殺してくれている……が。

「ぁ…っ」

長い間薫の麻薬に近い香りに触れており、依存症に近い状態となっていたフィールは、酷く理性を揺さぶられる。

人としての理性が怪異としての本能に負け始めている証左か、人の形が揺らぎ始めている。

理性が溶け落ちてしまう前に、奥へ、奥へと指を進める。

黛 薫 >  
黛薫は無言で見守っている。それ以外に取れる手が
存在しない。自分の存在自体がフィールを狂わせる
要因そのものだから、声をかけても手を伸ばしても
助長する結果にしかならない。

調査の結果、新しく分かったことは殆ど無かった。
変化なし、つまり今の状態で安定している事実は
孕んだスライムが侵食出来る場所までの作り替えを
完全に終えてしまったことを意味する。

黛薫の胎内は今や完全にスライムと同化していた。
彼女自身、最早人間ではなく『半怪異』と呼ぶべき
レベルにまで侵食されていると言って良い。

その上でなお胎の怪異が大人しくしているのは
同化により耐性を得たこと、黛薫の虚弱さから
暴走がそのまま自死に直結すること、麻薬的な
作用を持つ体液との同化で飢えの感覚が麻痺して
いることが原因だろう。

フィール > 「…ふぅ」
とりあえず、一安心。

そう、心を弛緩したのが不味かった。

ぶより、と。体が大きく崩れる。スライムには無い器官を持つ頭を残して。

手だった所にフィールの核が移動している。怪異としての本能がそうさせている。

依存症によって作られた欲と、元より備わっている生物としての欲。
その2つが噛み合った結果。

薫の中へ核を移動させ、直接体液を啜り、子を成す為薫の卵子を取り込むという結論に至ってしまった。

首から上だけ残ったフィールの顔はとても理性があるとは思えないほど蕩けきっており、核も秘所へと近づいている。

黛 薫 >  
「待った」

秘部に繋がった粘体部分を切り離し、フィールの
額を小突く。この程度の刺激で正気に戻るとは
期待していないし、粘体の性質上、自分の中から
フィールの一部を引き抜くことは出来ない。

だからこれは単なる時間稼ぎでしかない。
会話の時間を作れさえすれば十分だから。

「今のフィールは、ちゃんとあーしを見てくれてる?」

辛うじて残った人としての顔を手で挟み込み、
理性が残っているかも定かでない瞳を覗き込む。

捕食と生殖、快楽の希求。生物としての根源的な
欲求であり……社会性を持たない生物においては
『愛』を必要としない行為。

『怪異を惹きつける個体』ではない1人として
自分を見てくれているのか、と。

フィール > 「ぁ。薫……」

視点の定まらない瞳が、薫の像を捉える。
瞳孔が開き、焦点を合わせられなくなってはいるが…それを薫だと認識した。

もう一つの欲が爆発した。

「…好き、好き、好き…っ」

人としての欲求。受け入れてほしいという欲求。誰かを愛したいという欲求。恋する人のすべてが欲しいという欲求。

そうした欲求が、不定形と化した体で薫を押し倒しにかかるという行動へと移った。

理性は既に無い。欲求に飲まれている。

黛 薫 >  
不定形の粘体に呑まれ、ベッドに押し付けられる。
考える。これはフィールが、互いが望んだ関係の
正しい形なのだろうかと。

黛薫は人と人ならざる者の関係を測れるほど怪異を
理解していない。彼女にとって、恋や愛は埋め難い
その差をどう埋めるかの試行錯誤だった。

性行為にしてもそう。思春期の乙女だから人並みに
……もしかしたら落第街の経験が傷となった所為で
人より強いくらいの欲はある。

でも、行為そのものが目的かと言われれば違う。

強いられてではなく合意の上で、ずっと嫌って
怖がってきた接触に安心を見出せる関係を築き、
確かめ合う……そんなささやかな憧れ。

フィールはどうだろう。恋愛系に限らず幅広い
作品に触れ、どこが良かった、何が面白かったと
言葉を交わした記憶。フィールの想う『恋愛』の
理想が何処にあるのか……黛薫には分からない。

それを理解出来る程度に自分も作品に触れておけば
良かったのだろうか。今更後悔しても遅い話だが。

自分がフィールを狂わせ、我慢を強いた結果に
行き着いたのが『これ』なら、欲が満たされれば
違う形に収まるのだろうか、それとも……。

「……終わってから、聞かせて」

少し寂しげに頬を撫でて呟き、身体を任せた。

フィール > 薫の体を自分の体で包みながら、薫に深く口付ける。
深く繋がっていたい、一緒でありたい、気持ちよくなりたい、気持ちよくさせたい、子を成したい、貪りたい。
様々な欲が理性という枷から解き放たれ、それが秘所やアナル、尿道に至るまで不定形となったフィールの体が侵入する。
少しでも多く、深く、繋がり、触れ合い、貪りたいという欲求がそうさせた。

そして、秘所近くに来ていた核が、狙いを定める。
心臓と同程度の大きさの核…つまり、握りこぶしと同じぐらいの大きさのそれが、秘所へと入り込もうとする。

黛 薫 >  
重なった唇に塞がれ、声が出ない。

仮に口が自由だったなら絶叫にも等しい嬌声が
響いていたに違いない。今与えられているのは
かつてフィールの母体を堕としたものと同等の、
下手すればそれを上回るほどの破滅的な快楽。

人を苗床に、快楽を与えられて善がるだけの
『モノ』に変えられるだけの法悦を与えられて
なお自我が崩壊していないのは、壊すことを
目的としない『愛』のお陰だったかもしれない。

もっとも、快楽以外の全てを塗り潰されている
今の黛薫に思考の余裕など一片足りとも残されて
いないのだが。

人外の快楽器官と化した胎内ですら容易に許容の
上限に達するほどの快感。それが入り込める全ての
孔に絶えることなく与えられている。

涙も涎も愛液も尿も、垂れ流される液体は全て
フィールと混ざり合い、吸収されていく。
彼女は今後、まともな排泄が出来るかどうかすら
怪しい。放尿する度、潮を吹く度その刺激だけで
絶頂するようになってもおかしくないだろう。

その上で。本来なら人間の生殖器に入り得ない
大きさの核が、ずるりと内に押し込まれた。

「   ♡  ♡ ♡♡♡」

電流でも流されたかのような仰け反りと硬直が
快感の大きさを示す。透き通った粘体の中に
白く濁り切った濃厚な蜜がぶち撒けられる。

入り込めば好きなだけ黛薫の体液を貪れるだろう。
だが、ひとつだけ。求めても得られない物がある。

胎内全てを怪異に侵食された今、彼女の生殖方法は
『性交』ではなく『分裂』。卵巣をも怪異に喰われた
黛薫に卵子は存在しない。

フィール > 「……っ♡」
満たされる。これ以上無いほど薫と触れ合い、繋がり、そして依存的に求めていたもので体が満たされる。
破滅的な快楽が身を襲う。もっとほしいと薫の穴という穴を凌辱していく。

唇も例外ではなかった。
口内を貪り、そしてその奥にある消化器官。そこにめがけて、舌であったものを伸ばしていく。
その奥にまだ『分泌液』があると、知っているから。

そして、もう一つの目的を持った核が、子宮へと入り込もうとする。
既に以前送り込んだ核でいっぱいになっている場所へと潜り込もうとする。

フィールの核が、今や『薫の核』と呼んでも差し支えない物と接触しようとしている。

黛 薫 >  
口から侵入した粘体と、後穴から陵辱の限りを
尽くしていた粘体が身体の中で繋がった。
上下から侵入したスライムが黛薫を貫通している。

性交を通り越した異常な行為にさえ苦痛はない。
全てが快楽に変わり、塗り潰されてしまっている。

本来挿入する物のサイズでないフィールの核は
黛薫の中で泳ぎ回っていた。以前孕ませるために
送り込んだ核の一部を探し求めて。今や圧迫感も
快楽の一部、黛薫に抵抗は出来ない。

では、その核は何処にあるだろう。

粘体の怪異と同化した胎の中にあるかと思いきや、
どうもそうではない。探ってみてもそれらしき物は
見当たらない。

曰く、スライムの核とは生殖情報の集積であり、
同時にフィールほどの自我を持つ個体にとっては
脳や臓器にも等しいものであるという。

そして黛薫のような生命……つまり『人間』は
『初めからそれに適した器官を持っている』。

『核』は入り込む前からフィールの目の前にあった。

胎の中のスライムが黛薫の臓器の一部であると
同時に、黛薫自身がスライムの核としての役割を
果たしている。

フィール > 薫の穴という穴を凌辱し、啜り、繋がり、深い幸福に満たされているフィールだが、どれだけ探しても探しものが見つからない。
傷つけたくないという気持ちがあるから、それを見つけ出すことが出来ない。

中を探っても、外を探っても、見つからない。

しかしそれをすることで幸福が得られる。喜悦がフィールを満たしてしまう。
それでも消耗はするから、薫の持ってきたものを漁り飲み食いして、その全てを薫の消化器へと送り込む。

自分は薫で満たされているから。自分の分の栄養は不要だと認識していた。


さて、見つからないものを探す以上、時間は過ぎるもので。
特上の餌を貪り続けるフィールは肥え太る…つまりは膨れ上がっていくもので。

薫の中に入り込んだものも膨らみ、外も膨らみ。核も肥大化していく。

そして、この部屋を借りられる時間が、迫ってくる。

黛 薫 >  
フィールに陵辱の限りを尽くされた黛薫の胎は
妊婦の如く膨らんでいる。消耗した水分、栄養は
フィールが補填してくれているが、スライムの
通り道にある全てを貪られた状態は、かつての
フィーナ……苗床と変わらない形。

『群れ』ではなく『子供』を求めているお陰で
辛うじて人としての扱いに戻れるだけの差。

快楽以外の全てが押し流されて、意識があるか
どうかも判然としない。仮に意識が途切れても
夢の中でさえ逃れようのない快楽の前では意味が
あるかどうか。

やがて刻限を知らせるコール音が鳴る。

フィールの目の前に在るのは陵辱し尽くされ、
全ての孔が緩み切ってしまった黛薫の姿。
無惨であり、だからこそ淫らに美しくもある。

フィール > 「…………ハッ」
コール音に、蕩けていた意識がはっきりとする。
薫の口から顔を離し、手を伸ばして内線を繋ぎ、1時間だけ延長する。

そうして、後始末等をするために、薫から離れようとする。不定形の粘体はズルズルと抜けていく。

「…はれ?」

気の抜けた用な声を出す。

核が、抜けない。

麻薬に浸かったような状態のフィールは今現在、前後不覚に近く、力が入らない。
秘所へ粘体を流し込んで、なんとか核を抜くための道を作ろうとする。

黛 薫 >  
ただでさえ膣に入れるには大きすぎた核。
内部で肥大化したそれは産道を通れる大きさでは
無くなっていた……が、それは常人であればの話。

スライムと同化した黛薫の生殖器は通り道さえ
作れば人の限界を超えて拡がり……ごぽり、と
粘っこい音を立てて核がまろび出てきた。

ようやく自由になった口からは掠れ切った喘ぎの
名残が僅かに漏れるだけだった。核は最早液とも
呼べないレベルで濁り切った愛液の凝りに塗れて
いる。

核に蓋をされていた孔は緩み切って開きっぱなし。
吸いきれなかった体液の混ざり物が垂れ流されて、
ホテルのベッドに染みを広げている。

フィール > 「あっ、もったいな…じゃなくて!」
一瞬染みを舐め取りたい欲求を抑えて、薫の介抱に当たる。

「えーと、使えるもの、無いかな………」

そう言ってホテルの引き出しやらなにやらをひっくり返してみると、電動バイブやローター、コスプレ衣装など様々なプレイに使えそうなものが出てくる。

「あっ、これいいんじゃない?」

そういって手に取ったのは、おむつ。幼児プレイとかそういうので使えそうなやつ。色々垂れ流しになってしまってるので、とりあえずこれを履かせればどうにかなりそうな気がする。

善は急げと、薫に履かせにかかる。

黛 薫 >  
もし黛薫に意識があれば、おむつの着用は強く
抵抗しただろう。彼女その手の性的嗜好以前に
特殊な趣味、プレイという概念自体を知らない。

今日の交わりも含め、既にアブノーマルな体験を
刻まれている彼女がプレイという概念を知ったとて
惹かれるかは甚だ疑問だが、さておき。

彼女が性行為を知ったのは教材はアダルト雑誌でも
AVでもなく非合意での強姦。性処理だけさせられて
捨てられる行為にシチュエーションは介在しない。

従って、意識を取り戻す前に履かせたフィールの
行動は正解と言える。この様子では向こう数日間、
秘裂も尿道も自力で締められないゆるゆるのまま
過ごさねばならないだろうし。

フィール > 「とりあえず、これでいいでしょう」
おむつの上から服を着せ、傍目にはわからないようになった。もしかしたら時間が経つにつれ染みになるかもしれないが。

あとは…自分の体だ。今現在膨れ上がった粘体の上に人型を成している。この体積をどうにかしなければならない。

なので、凝縮することにした。
ピキピキと、結晶を作っていく。自分の体と薫の体液を利用した、人魔共々狂わせかねない魔力結晶。本来なら薫の体液の要素を全部吸収して自分への影響を少なくしたかったが…時間がなかった。そう自分に言い訳した。

そうして膨れ上がった粘体だったもの…人も怪異も狂わせる結晶が出来上がった。それを袋に入れて、自分の服のポケットへ突っ込む。

そうして粘体は人の形へと戻ったが……核の肥大化だけはどうにもならなかった。

服が無ければ、胸に収まらなくなってしまった核が露出して見えてしまう、という状態になってしまった。
心臓が露出しているような状態だ。落ち着かない。

しかしもう時間は無いので、服を着て、薫を担いでラブホテルを出ることにした。

ご案内:「常世渋谷 常夜街 ラブホテル」から黛 薫さんが去りました。
ご案内:「常世渋谷 常夜街 ラブホテル」からフィールさんが去りました。