2024/05/31 のログ
■妃淵 >
唇を重ね、重ね。
ただ重ねるだけに留まる、小鳥の啄むような軽いキス。
唇から感じるたっぷりの瑞々しさは若さ故。
ふわ、と下着が浮く感覚。
手間取ったなこいつ?と内心笑いつつも、姿勢を入れ替えて──対面する。
「俺も?なんかって何だよ。……お」
慣れた手つきでズボンからソレを露出させれば、すっかり臨戦態勢になっているのを見て小さな声が漏れる。
そして宣言?通り……。
「───、♪」
温かな口内に迎え入れられる。
少しひんやりした、添えられた手との温度のギャップが余計になんというかこう…きっと気持ちいい…、
■斬鬼丸 > 「普段使ってないものって、慣れないから…ほら」
言われたわけでもないのに言い訳。
未だにこういうところがあるからか
いつも主導権はフェイのものだ。
「いや、なんか…ドキドキしてたっぽくて?」
正面から向き合ったフェイはやはりかわいい。
いつも見てる顔なのに、体を重ねるとなるとむしろ自分がドキドキしてしまう。
その少し幼気な顔が下がっていくと、ぬるりとした温かい感触。
「んっ…体育のあとだけど…大丈夫?」
自分はとても気持ちいい。
フェイは…前々から気にしなかったので、いちいち遠慮はしないが。
■妃淵 >
「いーわふぇ、だっふぁ」
もごもご。
口内に迎え入れながら普通に喋ろうとするものだから、妙な気持ちよさが加わる…。
「は、ぷ……っ。
──まぁ、そりゃ、するだろ…どきどき、ぐらい」
上目遣いに見上げながら、なんか悪いか、と言いたたそうな顔。
「別に…ちょっとしょっぱいけど、そんなの俺も同じ、だし…?」
再び、お口にイン…。
舌も使って、丹念に。時折口から出しては、ねろりと舐めつつ視線を上げる。
「(確かに、学校でこんなことしてると思うと…何か)」
とろ…っ。
頬が紅潮して──滲むものを、感じる──。
■斬鬼丸 > 「んうっ!舌…っ」
咥えたまま喋られるとくすぐったいやら気持ちいいやらなにいってるかわかんないやら。
こういうときにいつも自分が声を出してしまうあたりも男としては治したいところだ。
「いつも余裕あるから、珍しいなぁって思っただけで
悪いとかじゃないんだけど、なんか珍しいから、かわいいなーって思っただけで」
フェイはいつもかわいい?
それはそう。
再び頭を鎮めるフェイに視線を落とすと目が合う。
目も彼女の魅力の一つ。
それに見上げられながら口での奉仕をされていると、ゾクゾクとこみ上げてくるものを感じる。
「フェイ、…もう…」
自分もフェイの姿やこの場所に興奮を覚えているのだろうか?
いつもよりも…。
■妃淵 >
「ふぁ、ぷ……ふぅ…っ…。
…そう、か……?まぁ、そう…かも──」
きゅ…と下腹部の奥が鳴いた。
していることはいつもと大差ないのに。
「珍しくないと、いつも通りだと可愛くない?」
勿論、そんなつもりで言ってないのは理解る。
だからこれはただの言葉狩り、意地悪だ。
照れ隠し?なんてことはない。多分、きっと、おそらく…。
「~♪ そうクルと思った」
わかりやすいやつ、と笑う。
「ナカで出すなよ…?漸く安定してきた生活が崩れることになる♡」
その場で跨るように立ち上がって、体操着のショートパンツを下着ごとぐい…とずらす。
つx…っ、と銀の細い糸が引き…斬鬼丸の斬鬼丸を濡らして、から──。
「っふ…、は……っ、ぁ♡」
ゆっくりと腰を降ろして、対面座位の形…。
もうよく慣れて、馴染んだ互いの凸と凹…しっくり来る…ぴったりと当てはまる。
そんな気持ちよさが、細くて華奢な腰を悩ましげにくねらせて。
ほーら、おっぱいだぞ、と言わんばかりに、体操着を捲り、ふるんと露出した慎ましい片胸を見せつけながら。
■斬鬼丸 > 「ち、違うって!いつも…かわいいって!」
いつも思っていることではあるが
やはり口に出すのは照れるのだ。
自分にはもったいないくらいかわいいのだ、フェイは。
普段も、こういうときも。
少し意地悪だけど。
いつもからかわれている少年は照れ隠しであることには気づかない。
「ん、え?
じゃあ…どーすれば…」
体操服でそんなもん盛ってきてるわけもなく、さっきのパッケージは空っぽだった。
いや、はいっててもこんなところにあったもの使いたくないが…サイズもわからんし。
しかも、フェイがのっている状況。
フェイが満足するまでこらえるしかないのか…?
「出る前にフェイがいってくれるといいなぁ…」
経験値は圧倒的にフェイが上なので、それは望むことはできなさそうだが…。
差し出された胸をはみ、細い腰を抱きしめて、互いの体を確かめ合うことに溺れていく。
■妃淵 >
「ばーか。わかってるよ」
意地悪だ、と。
眼の前のおでこを指先でつん、と押してやる。
必死にそんなことを口に出すのがわかりやすすぎて、面白い。
「どーするって……出そうになったら言えばいいだろ」
やや言い淀んでから、凭れるようにして身をより、寄せる。
やや浅くなった呼吸。肌もじっとり汗ばんでいるのは、相手にも理解る筈。胸、口でされているし。
ン…、と少し上擦った声が漏れたけど、気づかれたか気づかれていないのか…。
もうお互い慣れたものだけれど、場所や互いの雰囲気が違うせい妙な新鮮感が加わって…そう、いつもよりも、感じてる。
お互い慣れたものってことは…それも相手に丸わかり、ってワケ。
「(…あ、さてはこれ…案外よゆー、ないな…?俺──)」
内心浮かんだそんな言葉も、行為に没頭していくにつれて、薄い靄へと消えてゆく…。
■斬鬼丸 > おでこを突かれて、今度はこちらがフェイを見上げる側…。
とはいっても、男の上目遣いなどかわいくないのですぐに小ぶりな胸に視線を戻すが。
「たしかに、ちょっとしょっぱいかも…」
汗ばむ肌に舌を這わせていると、思わず声に出てしまう。
ノンデリ陰キャである。そういうとこやぞ。
そんなノンデリ陰キャでも、漏れた声を指摘することはなくかわいいなと思うばかり。
「ふ、ん……フェイ…ふ、は…」
慣れたと言っても求める気持ちが尽きたわけでもなく
今の状況が更に高ぶらせるというだけで。
フェイが言うように『唆る』ということだ。
彼女を揺するように動き、それでも体が離れないように捉え
異様な空気の漂う用具室に息と少女の名を溶かしていく。
■妃淵 >
まぁしょっぱいだろうな。と思う。
身体を動かした後に汗の始末をせずにコレだ。
当たり前といえば当たり前。
ただそれが、なんか寄り濃くお互いの熱とか匂いを感じるような気もして…。
正直、昂る───。
「──っ、…っは、…ぁ、ふ……っ」
小さく漏れる、嬌声には届かない程度の小さな、濡れた声。
行為にのめり込んで、少しずつ少しずつ、リズムは加速して。
互いと互いが熱に溶け込むような、錯覚へと囚われていく。
あ、またこいつ名前呼んでる。
いつも、いつも名前を呼ぶのは癖なのかもしれない。
───大事に確保されてる感があって、実は気分がイイ──。
■斬鬼丸 > しょっぱいが、フェイの味だと思うともっと欲しくなる。
フェイが普段からあまり気にしないように
こちらもフェイの体の多少の汚れくらいは全く気にはならなくなった。
これも慣れ…一緒に過ごすということなのかもしれない。
「ふっ、ふぅっ…フェイっ…」
名前を呼ぶのもいつものこと。
本人は必死なので、からかわれてもあまり覚えていないから
いつも恥ずかしい思いをしている。
しかし、こちらもなんとなく…わかったことがある。
自分とは逆で、昂るとフェイは静かになる。
声を我慢しているのかどうなのかはわからないが
「フェイ…俺…もう、余裕ないかも……」
彼女の興奮が伝わっているのかもしれない、いつも以上に…
■妃淵 >
名前を呼ばれまくるほうだって実は内心恥ずかしいわけだが。
自分が?恥ずかしい、なんて言葉吐くのがなんというか似合わなさ過ぎる。そう思うのもあって。
言わない。まず言わない。
そんなせいで、佳境に入れば入る程、少しずつ口数が減っていく。
──悟られていない、とは思う。
「…、ん…。ちょっと、ハヤいけど。ちょうどイイ、か…♪」
長引かせて誰か来てしまっても面倒だ。
拍動は強く、短く。呼気も荒いし肌はじっとり汗が濡らして。
互いを繋ぐ部分は、もっと熱く、濡れてる…。
「っふ…ぅ……──っ……♡」
ぴくんっ、と華奢な身体を震わせる。
お腹の奥がきゅっ…と鳴いて、ナカのモノを締め付けてしまうけれど、その脈動が始まる前に。
腰をあげて、横に身体をスライドさせるようにして、斬鬼丸の斬鬼丸は、引抜かれる。
なぜ身体をスライドさせたかといえば、そのまま姿勢を前倒しに、熱く濡れたその先端を、その口腔へと頬張ってしまうから。
■斬鬼丸 > 「うん、ごめ…っ…!」
たしかに少しはやかったか?
いつももそうもつ方じゃないのはそれはそう。
そこは、フェイが良すぎるせいなのだ。
自身の限界を伝えれば、フェイの体が離れていく。
外気が当たると少し冷たさを感じるくらいだ。
それほど互いの体温が上がっていたということか。
フェイからトドメをもらうと程なく、その唇に飲み込まれたものは跳ねて果てた。
「く…ふ…はぁ……。
学校でするのっなんか…変に緊張するなぁ……」
出すもの出して冷静になれば、結構自分たちすごいとこでやったなと思う。
裸の蛍光灯がポン付けされた天井に、座り心地のよろしくないマット…
これ明日も誰か使うんだろうなぁとか思いつつ、フェイの髪をなでた。
■妃淵 >
「───。っ、………♡」
爆ぜた熱は飲み込んで、そのまま綺麗にしてやるよと言わんばかりに、舌がくねる。
…あんまりやりすぎても収まらなくなるだろうし、程々に──。
「んぇ。……緊張はしねーけど…お前、やっぱ名前呼びすぎ。
コッチまで恥ずくなるだろ…俺がお前の名前ずっと言いながらシてたらどう感じるんだよ」
ふー…っと呼吸を落ち着けるように深呼吸をしつつ。汗拭き用のタオルを斬鬼丸の顔面にべしんっと投げる。
予備にもってた二枚目で、自分の太腿なんかもちゃんと綺麗にしつつ──。
「……また学校でシたくなった?」
まだ紅潮した顔で、実に意地の悪そうな表情を浮かべて、紙を撫でられながらにんまり見上げてやろう。
その時の為に、そういうスポットでも暇な時に探しておくか…なんて。
そんな学校生活での楽しみ?が一つ増えた、そんな放課後。
■斬鬼丸 > 「ん……え…また呼んでた?
そーゆーのって夢中になってるときにしてられないな…。
え?フェイが俺の名前…俺の名前って言いづらくない?嬉しいけどさ」
程々にキレイにしてもらって、タオルも顔面で受けとる。
かいた汗を拭きながら考えるけど、自分の名前ってとっさに呼ぶのに向いてないなーと思った。
フェイとかはとてもいいやすい。
「………見つからないとこで」
正直、他所でもフェイといっしょにいれるなら
あれやこれやもできるなら、喜んで以外の言葉は見つからない。
いたずらっ子のような笑みを浮かべるフェイには彼女よりも一層紅く染まった顔で返事をするのであった。
ご案内:「放課後(過激描写注意)1」から妃淵さんが去りました。
ご案内:「放課後(過激描写注意)1」から斬鬼丸さんが去りました。