2020/06/24 のログ
ご案内:「◆美術室(特殊Free)」に雨見風菜さんが現れました。
■雨見風菜 > 鉛筆や絵筆の音が響く美術室に風菜は居た。
布一枚を腕にかけた全裸で。
普段からつけている乳首ピアスも今は外した風菜は、ヌードモデルとして今この場にいる。
なお、ポーズを付けるのは重労働のため、布に干渉しないレベルで糸を使い楽をしている。
■雨見風菜 > 無言。
男女問わず風菜をモデルに作品を描く彼らは、作品に集中しているのだ。
(思ったより暇ですね)
とはいえ、向けられる視線の質は違えど熱心に見られているのは悪い気はしないのが風菜である。
■女子生徒 > 「雨見さん。もう少し足を広げていただけますか」
女子生徒から声がかかる。
■雨見風菜 > 「わかりました。
これくらいでどうですか?」
指示を受け入れ、足を少し広げる。
普段なら男子から歓声が上がるだろうが、今はみんなが自分の作品に集中している。
いや、男子は興奮しているのかもしれないが。
■女子生徒 > 「グッド。いい感じです」
そうして指示をした女子生徒の視線はまたキャンパスに向かう。
■雨見風菜 > そうして、またしばらくの無言の空間の後。
太陽が沈みかかる辺りで生徒たちの作品はある程度完成し、風菜のヌードモデルの時間は終わりになった。
「あ゛ー、結構重労働ですねモデル」
男子生徒たちは配慮したのか、すでに美術室を後にしている。
■女子生徒 > 「ええ。根気がないと途中で音を上げます。
っていうかそもそもこちらも休憩を言い出さなかったのは大変失礼しました」
全員がかつてないほどに集中していた。
そのため誰も言い出せなかったレベルである。
「ところで帰り道は大丈夫ですか?
私達は連れ立って帰りますが」
■雨見風菜 > 衝立を挟んだ先で、乳首ピアスを付け直し、自分の糸……ロープで自分を縛りながら。
「あ、やっぱり休憩するんですね。
次回からはお願いしますね、疲れます」
苦笑しつつ。
「帰り道はご心配なく」
■女子生徒 > 「そうですか。重ね重ね今回のヌードモデルありがとうございました。
また頼むかどうかは……他に人手が居なければありえますね。
雨見さんは胸が大きいのでどうにもバランスが取りづらくて」
■雨見風菜 > そんな感想もあるのか。
制服を着て衝立の向こうから出てきた風菜はそんな、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた。
「そんな見方もあるんですね。
確かに言われてみれば……」
確かに記憶の中にある美術品で風菜のように胸の大きい作品はあまり見た覚えがない。
「では、私はこれで。ヌードモデルのお誘いありがとうございました」
そう言って、風菜は美術室を後にするのだった。
ご案内:「◆美術室(特殊Free)」から雨見風菜さんが去りました。
ご案内:「地下闘技場」にフィーナさんが現れました。
■フィーナ > 「はぁ」
前回以上に下卑た顔でまた連れてこられた。立場が低いと本当に面倒だ。
苛ついたんでちょっとだけ燃やしてやったが。
■フィーナ > 「…………」
また待たされる。また性懲りもなく飛び込み頼みか。l