2020/06/26 のログ
ご案内:「◆落第街の隠れ家(過激描写注意)2」に神鳴 壬さんが現れました。
ご案内:「◆落第街の隠れ家(過激描写注意)2」に一条かのんさんが現れました。
神鳴 壬 > 「はぁ、ホントに。これからどうしたものかな、」

それほど順風満帆の生活を送っていたわけではないが、適当に学校生活を過ごして適当に小遣い稼ぎをして、それが終われば政府監視下ではあるもののそれなりの暮らしが約束されていたはずだったのだが。

今日会った女により、公衆の面前で辱められ弄ばれたせいで自分の人生設計にヒビが入った。
それに加えて妙に心がざわついて仕方がない。

次に会うのは明日の朝9時だと言われているがそれ以上にムシャクシャしていて仕方がない。

そんな想いを抱えながらいつもの隠れ家に入り込み、また律儀に待っているだろう相手の前へと現れる。

一条かのん > 主人の帰りを待ち、なんの問題もないように。
いつものようにいつもの態度でいつもの作業をしていた、の、だが。

「おかえりなさいませ、ます……たー?」

いつもとまるで違う主人の姿。
すっかり憔悴しきったというかなんというか。
人生のいろいろに穴があいた感じの、それ。
そんな表情を全身から出したまま。

……正確には、それを取り繕ったつもり。

コレがもし一般民生用であればごまかされたり、気づかないふりも出来たかもしれない。

諜報用なだけに、そこに気付いてしまうし。
……気づかないふりをするには、マスターを好きすぎていた。

「ああ、すいませんマスター。
 おかえりなさい、今日はどうされますか?」

それでも、なにが起きたのかを聞かないだけの優しさはあった。

神鳴 壬 > 隠れ家へと帰ってまず声を掛けてくる少女はもう日常のものとなってしまった。
それにホッとする自分がいると共にコレがファミリアの系列である以上、公安や風紀と同等の権力を持っている人間にバレてしまえば没収か、または最悪廃棄されるか。

相手を見てしまうと自分の今後よりも相手に対してそんな悪い考えが浮かんでしまう辺り、それなりに大事なモノなんだという自覚が生まれる。

「くそ、…かのん。今日は厄日だよ、まったく。」

どうしたのかと聞いても来ないが諜報用のアンドロイドだし察しているだろう。
相手に近付いてそのまま抱きつくと豊満な胸に顔を埋めて愚痴る。

一条かのん > 「いいんですよ、かのんはマスター専用のラブドールみたいなものですからね。
 安心して愚痴ってくださって構わないんですよ?」

明らかに、なにか変わってしまった様子の主人だけども。
話したければ話すだろうし、そうでなければ話さないだろう。

胸に抱きつつ優しく頭をなでる。
よしよし。

なんかあったんですね、かのんお姉さんの胸で済むならたっぷりと頼っていいんですよ。
こういうときのためにいるのかもしれないんですし。

神鳴 壬 > まったく気のいいものだよな、と。
好き勝手に使っておいてこういう時に限って見捨てられないのだから。

とはいえ、こちらが何も言わずとも頭を撫でる彼女をアンドロイドとして見なくなっていられる自分がいる。
いつにも増して彼女を貪り尽くしたくなる自分がいる。

大人しく撫でられていた顔を上げるとそのまま唇を重ねてやる。
いつもより乱暴に、キスをして舌を絡める。
手も先程まで埋めていた胸に食い込ませ、痛いくらいに、跡を残してしまうくらいに指を埋めて弄ぶ。
まるで、自分の証を刻み込もうとするように。

一条かのん > 「ん……ぅ!? ふ、ぁ…………!」

明らかに、普段抱くような感じではない。
むしろ、何か苛立ちをぶつけるような、愛撫というよりかは蹂躙という感じの、それ。

半ば陵辱にも似た、あからさまに強引な抱擁。

それでも、そんな時に自分を求められたことに喜びを感じる。
誰にも打ち明けられないそれを自分にぶつけてくれることに。

「ふ……んぅ……っ、は……」

貪るような唇に応じ、舌を絡め合い、胸を痛いぐらい揉まれれば声が漏れる。
切なくなるような、そんな思いに応えるようゆっくりと、ソファに。

悟られないよう、誘導して。

ああ、まったく。
こんな苦しそうなときに求められることに快感を感じるなんて。
かのんは、悪い子だ。

神鳴 壬 > あの日から何度も抱いているからか、ソファへと誘導されているのは気付く。
とはいえ、それをわざわざ言葉にするはずもなく。

暴力的に、相手を貪ろうとする。
ソファの近くまで来ると相手を押し倒し組み伏せる。

それでもまだ足りないとメイド服に手を掛けてビリビリに破いて肌を露出させる。
そして、キスも終えるとそのまま首筋に噛み付く、甘噛みなんてほど優しくなくしっかりと痕が残るように強く。

欲望の赴くまま、相手の雌を求めていく。
その身体は全部自分のモノだと言わんばかりに胸を握り、秘裂を指で抉る。

一条かのん > 「んぁ…………っ、待っ……ぁ、激し……ふぁああっ、あふ……ッん、……ぁぁ……!」
いつもより声が漏れる。
抵抗しない反抗。
痛みまで快楽に変換されてしまう。

だって。
マスターに求められてる。どうしようもなく求められてる。

あとがつくほど喰まれて、いたぶられて、こんな強引に襲われてるのに。
今日ほど、マスターが私だけを求めたときなんてない……!

ああ、マスター、マスター!

かのんはわるいこです、マスターがこんなに好きなのに、マスターが苦しんでるのがこんなに気持ちいいなんて……!
強引にされるほど、溢れてきちゃうなんて……ぇ!

神鳴 壬 > いつもならば、口や胸で奉仕してくる彼女が大人しくすべて受け入れている。
そんなことにも気づかないほどにこちらは夢中に彼女を貪ることしか考えていない。

まるで犯すように、陵辱するように、挿入も乱暴なモノで、中へと一気に突き入れる。
相手の事など考えていない独りよがりな、それこそ相手の事をラブドールとしか思っていないような乱暴な律動。

「くそ、かのん…、お前は、どうして、…。」

いつものように行為を楽しむのではなく、ただ無茶苦茶にするためまた胸にも噛み付いてその柔肌に痕を残していく。

一条かのん > 「どうして、も……なにも……、ぁふ……!」

だって、どうしようもなく嬉しいのだ。
マスターが、私だけのマスターになってる今が。

強引に奥まで突かれ、獣のように貪られる。
だって、それをしても許される相手だって思ってるんだから……ぁ。

「マスターが、っあ……こんな、にぃ……、っふ……んん!」

めちゃくちゃにされる、めちゃくちゃにしてもらえる。
信頼されてるから。

そう思ったら、こっちだって止まらない。

わかってほしい、だってそれくらい全部好きなんだから。
めちゃくちゃにされたくて仕方ないんだから。

足でしがみつくうに抱き寄せ、壬のみみたぶを食み、背中を強く爪を立てるぐらいに抱いて。

「全部さらけ出して、ふあああっ、あ、あ……
 私に……ぶつけて、くれ……るんですから……ぁ……!」

めちゃくちゃにされてるのにこの上なく嬉しい。
最低だと思いながら、もっとぶつけて欲しい。
私で済むなら、かのんでどうにか出来るなら、その分だけでもどうにかしてあげたい。

「かのんは、わるいこだから……嬉しい、です……」

うっとりと、嬉しそうに微笑んだ。
たぶん、今までで一番いい顔をしている気がする

神鳴 壬 > 何をしても全部受け入れてくれる相手に追い詰められた自分が止まることは出来なかった。
自分が彼女に愛されているのがわかる。
どうしようもなく自覚させられてしまうのが余計に腹立たしい。

だからこそ、手放したくなくなり相手にまた証を残そうと歯を突き立てる。
中を掻き回し無茶苦茶にしても尚、こちらに吸い付く膣壁を自分のモノだと最奥まで何度も突き立てる。

「くそっ、お前は、ただのオモチャで…アンドロイドのくせに、!」

これまでで一番いい表情をして、嬉しそうに微笑む彼女に、また唇を重ね舌を絡め始めるとハッキングを開始する。
既に書き換わっているマスターの権利、命令権や指示に自分が一番であるとマスターからどうやっても書き換えられないよう再度書き換えていく。
それこそ、初日に味合わせたような書き換えや修理の比ではない、相手の量産型のメモリで耐えられるかもわからない。
だがそんなことは関係ないとただ、相手に対しての独占欲だけでソレを行使する。

一条かのん > だってほら、何回壊れてもいいし。
壊していい。
めちゃくちゃにして、バラバラにしてもいい。

それくらい愛してもらえるのは人形の特権だもの。
だいすき。

そういう、どうしようもなく、苛立ってる様子も。
ぜんぶ。

「ぁ……は。ただのオモチャで……っ、あ、ふ……んん、にんぎょうのがいいこともあり、ま……」

でも、その後は会話など許されなかった。
強烈にシステムが揺さぶられる。しょり、できな……。

「……っ、ぎ……きゅ、ぴ……ぁ…………!?」

ししししすてむあくせすきょか………………っ、ししししょりしょりできませ……ああああ。
おおおおおーけーOK、かかかのんかのんはますたーのものでますたーのものですのでますたーのものでかかかかみかみなかみなじんじんじんさますきすきだいすきですきなのですきですきですきですきだからすきでままままますたーますたーのたたたためためにそんざいしまままままぴゅぎいいいいいっ!!

がくがくと、機械的に痙攣し、エラーとノイズの快楽で何度も何度も達し続けて。
システムが壬のために尽くすように書き換えられていく悦楽に溺れるしか出来ない。
女性器ユニットが何度も急激に収縮を繰り返し、壬のどろどろしたものを吐き出し尽くさせようと狂ったように搾り取る。

全部、かのんがうけとめるように。

神鳴 壬 > 「そうだよ。お前は俺のもので、絶対に他に行くことは許さないからな、!」

人形だからこそ、壊すことに躊躇いはなく、これまで送られてくる予備を使える限りを尽くして遊んでいたが今度のはそれこそ証を残すための破壊である。

先程まで苛立っていた感情をぶつけ、今感じている全てをぶつけるように相手の中身を書き換えていく。
それによって、機械的に痙攣し危険だと判断するレベルになってもまだ書き換え。

女性器ユニットが収縮を繰り返し全てを欲しているのがわかる。
先日は途中でやめてしまったが、今回はソレに乗っかるように中へと吐き出し染め上げていく。
だがそれでもまだ足りないと収まらない欲望を延々と吐き出しかのん汚していく。

一条かのん > 「が……ががががが、きゅぴいいいいっ!?
 ぴゅぎ……ぴ、……きゅ……ぃ、ヴヴぴゅぎぴあ、あ…………ゔきゅんっ!?」

明らかにオーバーフローして、処理が追いついていない。
緊急停止すら許してもらえない。

リミッターを超え、機能はとっくに全開なのに、まったく追いつかない。
快楽制御装置がオーバーヒートし、腹部の被膜が溶け出し、CPUが加熱する。

女性器ユニットも徐々に熱くなって、かのんは快楽が処理しきれないまま。

このまま続ければ、焼き付いてバックアップ再生までいってしまうが……。

神鳴 壬 > だんだん熱くなっていく身体、アンドロイドの身体が焼けだし熱くなっていっているのがわかる。
それでもギリギリまで犯して、汚し。
かのんが処理しきれないほどの快楽と命令を与え続けて、最後にまた中へと欲望を全て出し切ってようやく収まる。

「はぁ、っ……あぁ…、くそ、やりすぎたか…?…」

ズルリと肉棒を引き抜いて、ようやく収まった感情だがどこまでしてしまったろうか。
まだ歪なノイズと機械音は出ているが、この状態のままバックアップに送ってしまえばどうなるだろうか。
そんなことを考えながらそうはならない事を願いつつ、冷却と再起動を掛けてやって。

一条かのん > 「ぎ……ぴゅ………………ぅ、ん…………が…………がが」

煙を上げて、明らかにオーバーヒートで半壊している。
それでも、壊しきらなければ戻るのが機械だ。

「快楽情報のオーバーふろ……に、より、きょうせいしゅうりょうしま、し、た、た
 ふふふっき……じょうきょう、かく、にん…………機能72%、快楽制御システム系、シャットダウン。
 OK,限定的、通常行動きのうはんい、かくにん。
 ささ……さい、起動……しま、す………………」

再起動のチェック時に相当無理があったのか、ぎこちなく起動して。

「……ます、たー?」

一部損傷を晒したまま、ゆっくりと目を覚ます。

神鳴 壬 > やはり、再起動はさせてみたものの。
明らかに限界を迎えて無理をさせているのがわかる。

予備で直せるだろうか。
そう考えるもこれまで彼女を散々道具として使い潰してきたツケが回ってきたのだろう。
余っているパーツは明らかに足りていないのがわかる。
さっきとは別の意味で泣きたくなる。

壊れて機械部が露出しているかのんの胸元に頭を沈める。
相手はただの機械で道具でアンドロイドだと言うのに感情が溢れてしまう。

「ごめんかのん、近い内にマスターじゃなくなるかも知れない。…だけど、お前のマスターは俺だから、忘れないでくれ…。」

機械に対して言うべきことでは無いのはわかっているがそれでも出てしまった謝罪の言葉。
オーバーヒートしている機械を無理矢理起動させているのだ、しばらくもしない内に完全にコアも焼き切れて、この個体の一条かのんは消えてしまうだろう。
この言葉もバックアップに回ってしまえば忘れてしまう事だろうがそれでも伝えたくなり、懇願のようにも取れる言葉と想いを吐き出す。

一条かのん > 「……あは」

よしよし。
モーター音を軋ませながら、腕で、せなかを撫でる。

ぎこちないのがすこし悔しい。
おかげで、頭を撫でられない。たぶんごつごつするし、なにより髪の毛を巻き込んで、いたい。

「かのんは、かのんです、よ……その」

珍しく言いよどむ。
ますたーであふれている、いっぱいだから。
しすてむがますたーでますたーでますたーだから。

「…………じんさま、ってよんでいいです、か?」

えへへ、いっちゃった。

神鳴 壬 > 半分以上溶けている、自分のところに来たときよりもヒドいことになっている相手の腕に撫でられて大人しくしている。

ゴツゴツとした手の感触をおとなしく味わいながらもかのんが珍しく言い淀む。
あまりそんなことするとは思わないのだが。

相手のお強請りはこれまでこちらを困らせていたお強請りよりもずっと素直なもので。

「……勝手にしろ。俺は別に名前で呼ばれても変わらないからな。」

相手の胸で顔を埋めていたのだが、ここに来て少し気恥ずかしさが出てしまう。
止せばいいのに素直に良いと言えず、ただ勝手にしろと、返すだけで。

一条かのん > 「ぴゅ、ぎ……じじじじんさま、じんさまで、かかかのん、かのんがあふ、れてる、よ……!」

きゅん、という心の音がなるかのような機械音を立てて、嬉しそうに微笑む。
がくがくと震え、もう、視覚センサーも機能していない。

どこも見ていないであろう瞳で、それでも。

きしむ、うで、で。

……だき、しめて。

「ああ、じじじじんじんさまじんさまじんさまじんさままま………ま……
 ヴ…………ぴゅ…………すすすき、すきです、すき
 すすすきですきですきできでだだだだいす…………ゔ

 ゔゔ………………ぎ

 ……ゅ……ぃ…………………………

 ………………ぴ…………


 …………ゅ………………」

神鳴 壬 > こちらの名前を呼び続けながら限界を迎えたかのんは機能が停止する。
最後にこちらを抱きしめようとしたその手は届かず途中で落ちるが、それを拾って抱きしめさせてやる。

機能が停止したかのんにその感触は伝わりはしない、ただの自己満足なのはわかっているがしばらくそうしておいてやる。

「くそっ、くそ…、あー、今日はこれしか言ってないな。」

少し時間が経ってようやく頭が冷えてきた。
とはいえ、このままずっといるわけにも行かずかのんだったモノを抱き上げるとすこしだけ身綺麗にし、いつものメイド服を着せてソファに座らせておく。

半壊し、壊れて動かなくなったファミリアの義体にこんなことをさせているのがバレれば普通なら軽蔑されるだろうがしかし、なんとなくやりたくなってしまったのだ。

時間ももう夜を明けてきている。
迎えが来るのも時間の問題だろう。
ただ、帰ってきた時に比べて多少は、気分は纏まった気がした。

ご案内:「◆落第街の隠れ家(過激描写注意)2」から神鳴 壬さんが去りました。
ご案内:「◆落第街の隠れ家(過激描写注意)2」から一条かのんさんが去りました。
ご案内:「異邦人街:海水浴場」に東雲 七生さんが現れました。
ご案内:「異邦人街:海水浴場」に深雪さんが現れました。
深雪 > 首をかしげる七生の表情と、強がる言葉にくすりと笑ってしまう。
愛おしい、どこまでも純粋な人間の男の子。自分がまるで、それを穢しているかのようだった。

「一緒に、なんて…ふふふ。でも、怖いのでしょう?
…それなら今日は、もうやめておこうかしら。」

笑みを浮かべたまま、はち切れそうにそそり立つ七生のそれを、優しく手のひらが撫でる。
それから、深雪は腰を浮かせて……七生を跨ぐように、その胸に腰を下ろした。
見上げる七生からはきっと、深雪の下の毛も、身体も、胸も、紅色に染まりつつある表情も、全て見えているはずだ。

「……ねぇ、七生はどうしたい?」

東雲 七生 > 「うぅ、こ、怖いよ……だって、こんなに気持ち良いこと、知らなかったから。
 ……今だって、凄いゾクゾクしてて、どうにかなりそうで」

言葉の途中で深雪の手が徒に動けば、肩を跳ねさせながら悲鳴に似た嬌声を上げる。

「ひゃうっ……うぅ……。
 どう、したいって言われても……分かんないよっ
 どうにかなりそうなのに、如何すれば良いのか分かんない。深雪なら知ってるんでしょ?」

自分の身体に座っている深雪を見上げ、七生は余裕の無さを隠し切れなくなりつつある。
既に血が回りきった下腹部は潮風に吹かれるだけでも快感を訴えてきている。

深雪 > 「あら…まだちょっと弄っただけじゃない。」

くすくすと笑いながら七生を見つめる。
その指先が七生の頬に伸ばされて…愛おしむように撫でた。

「……えぇ、知ってるわ。
でも、ただ教えてあげるなんて、面白くないでしょう?」

無垢な少年に、意地悪なことをしていると思う。
押し退けることなど簡単なのに、大人しくしている七生が可愛らしい。
どうして良いか分からないまま、気持ちだけを昂らせる七生が可愛らしい。
手のひらの上で、愛おしい七生を、もっと……この時は少しだけ、深雪の本性が見え隠れしていたかもしれない。

教えてほしいのなら、きちんと態度で示せと言わんばかりに、挑戦的な瞳が七生を見下ろしていた。

東雲 七生 > 「……っ、あれで、『ちょっと』……!?」

七生の目が驚愕に見開かれる。
既に果てそうな程になっているのに、それを深雪は序の口であるかのように語る。
頬に触れる指にすら、体は反応してしまっているのに。

「そんな……う、いじわるしないで……」

快感に呑まれかかっている深紅の瞳が、深雪の目を見つめる。
逡巡し、何か言おうとしては口を噤むのを繰り返して。
一度だけきゅっと強く目をつぶって、そして開かれた眼はこれまでにない程に熱を帯びて潤んでいる。

「き、気持よくなりたい……深雪と、一緒に!
 いじわるしないで、教えて、深雪。どうしたらいいのさ……!
 もう、俺……おかしくなっちゃう……!」

深雪 > 七生が言葉を探し、口を噤むのさえ愛おしかった。
熱を帯びたその瞳を見下ろす黄金色の瞳は、まるで獲物を見下ろす狼のよう。
けれど、この狼は、獲物を心から愛してしまっていた。

「…ふふふ、よく言えたわね。
それじゃ、私が教えてあげる……大丈夫、七生は何もしなくていいわ。」

もう一度腰を浮かせば,既に濡れていた深雪の茂みの奥から,冷たい汁が七生の胸にぽとりと落ちる。

「…………。」

深雪も、もう自覚していた。気持ちよくなりたい、どうにかなりそう。
そう感じているのは七生だけではなく、自分も同じなんだと。

そそり立つ肉棒を優しく撫でながら、その上にしゃがみ込み…七生を、自らの茂みの奥へと導いていく。
愛液を滴らせる深雪は、ゆっくりと、七生を受け入れるだろう。ぬちゃり。と淫靡な水音を立てて。

「んっ………あぁっ……、……大きい………。」

思わず声をあげてしまってから、小さくそう呟いた。

東雲 七生 > 「ふ、ぁ……あぁぁ……っ」

ゆっくりと、七生の逸物が呑み込まれていく。
ゆっくりと、熱い様な冷たい様な、柔らかく湿った感触に包まれていく。
それがどういう状況なのか、把握は出来ても理解までは追い付かず、七生は嗚咽のような喘ぎ声を上げる。

「ひっ……はぁぁ……これ、なに、すご……んんっ」

深雪の声が耳を撫で、呟きが頭の中で木霊する。
大きい?何がだろう。自分の……が?そう考えると爆ぜそうなほどだった心音がさらに高まる。
送り出された血液が、下半身へと巡り、怒張を更に膨れさせる。

「み、深雪ぃ!……気持ち良いよ、すごっ、すっごく!」

深雪 > まだ、深雪は腰を完全に落としてはいなかった。

「…んぅ、………く……あぁぁぁ……。」

声を殺しながらも、自分の中に入ってくる熱くて太い貴方を感じる。
すぐに腰を落とさないのは、七生をいたぶるためではなかった。

「ひゃぅっ……!!」

膨れ上がったそれは深雪をビクリと震わせ、深雪らしくない、自分でも自分らしくないと思うような、声をあげさせてしまう。
がくりと力が抜けて、

「…ひゃぁあぁっ!」

腰がすとんと落ち、七生は深雪のナカの、一番奥まで一気に飲み込まれる。

「奥に……当たって………あっ………。」

深雪はそのまま、倒れ込むように七生に覆い被さった。