2020/06/27 のログ
東雲 七生 > 「ぁ……ん、すごっ……
 ぬるぬるで……きゅぅって締め付けられてるのに、苦しくなくて、……ふ、ぁぁ。」

先端から包み込まれていく感覚から少しでも逃れようと、七生は逐一報告する様に口にしていく。
深雪も同じように感じているのだろうか、という確認も込めて。
しかし、深雪が一気に腰を落してしまうと

「あ、ひ、………んんっ、あああ。」

滑りによる快感が一気に全身へ走り、碌に言葉も紡げずに声を上げる。
先端が堰き止められるように抵抗にぶつかり、深雪がこちらに倒れ込んで来た後に訪れるのは七生の肉棒を強く抱擁するかのような締め付け。

「んぁっ、ぁぁ……み、深雪、だめ。一旦抜いて、抜い……ひぅっ。」

快感から逃れようと、僅かに腰を動かせば深雪の肉襞と擦れ合って襲い来る快感の波。
思わず深雪の身体を強く、ぎゅううっと抱き締める七生だった。

深雪 > 七生に抱き締められて、深雪はゆっくりと息を吐いた。
僅かな痛みと、圧迫感と……それから、温かな七生の肉棒が奥を突き上げる刺激。
自分を落ち着かせるように、ゆっくり、息を吐く。

「…………恥ずかしいから、言わないの。
…でも、…あぁ……私のナカ…七生のでいっぱい………。」

七生を安心させるためか、それともそれは深雪の強がりだったのか。
そうとだけ囁いてから…ゆっくりと腰を浮かす。淫靡な水音とともに,擦れ合う。

「……嫌。…抜くなんて嫌よ。
だって……こんなにすごいの………初めてだもの。」

汗ばんだ身体と身体を重ねて、七生の口をふさぐように唇を奪って。
深雪は再び、腰を落とした。

「……ん……んぅ……っ……はぁっ………。」

声をあげそうになるのを堪えるように、それを七生にぶつけるように、口づけは乱暴に舌をねじ込むように。
貴方の肉棒が再び深雪の奥を突けば、またゆっくりと腰を浮かす。
ゆっくりとしたストロークで、けれど、その動きを止めることは無く。

東雲 七生 > 「ううぅ、だって、気持よくって怖くって……
 深雪は、怖く、ないの……?」

あまりの快感に自分が自分でなくなりそうなほど。
七生にはそれがどうしても怖くて堪らないし、しかし同時に快感に抗う事もしたくなくなってしまう。

「ひ、ひゃあぁ……んっ
 すごっ……深雪の、みゆきのが、すごくぎゅうってして、でもぬるぬるって……んむむ。」

恥かしいけれど、喋っていないと意識を保てない。
七生の必死な様子など見れば分かるほどでも、深雪は七生の唇を奪い、言葉を奪う。

「んん、む……ぁ。……んんりゅ……」

声を上げようとすればするほどに深雪の舌が口内を蹂躙する。
声を出すのを諦めかければ結合部からの快感が押し寄せてくる。
心から味わっているかのようにゆっくりと、
七生のカタチを覚え込むかのように腰を動かす深雪に対し七生は為せる術を持たなかった。

深雪 > ゆっくりと唇は離されて、七生に呼吸と会話を許す。

「怖い…?」

七生の言葉に深雪は不思議そうな瞳を向けていた。

「……怖いわけないじゃない。だって今…七生と繋がってるのよ…?」

そうとだけ言ってから、下腹部に力を入れて…締め付ける。
そのまま一番深いところまで、奥までゆっくりと挿入し、七生の耳元で囁く。

「ひ、…あぁぁ………。…私ね、もう……我慢できそうにないの。
七生をめちゃめちゃにしたいし……七生に、めちゃめちゃにされたいって、思ってる。」

「だから七生も、我慢しなくていいのよ。」

東雲 七生 > 「う、うぅ……」

深呼吸して酸素を取り込みながら七生は顔を真っ赤にした。
自分が抱く恐怖心について、理解を得る事は出来なかったし、そのうえで深雪の自分への想いをぶつけられてしまった。

「ひっ……で、でもっ。俺……っ!」

如何すれば良いのか分からない、と口にし掛けて黙り込む。
分からない、なんてことは、もうない。
雄としての本能がそれを求めている事は薄々勘付いていた。
……それを認めれば、自分が自分じゃなくなる気がして怖かっただけだ。

「うぅ、深雪……ぃ。」

深雪の声が耳元で木霊する。
普段は七生以外の人間を見下して憚らないくせに、今、七生に対して真逆の要望をぶつけて来ている。
そして、それをどう叶えれば良いのか、七生ももう分かっている。

「深雪、お願い。
 俺の名前、ずっと呼んでて。お願いね。」

縋る様に呟いてから、深雪の唇にそっと唇を重ね。
そして深雪の身体に回していた腕にそっと力を込めると、ぐんっと下から腰を突き上げるように動かした。

深雪 > 「…七生……。」

身体を重ね合わせて、ナカに飲み込んで…それでも七生は、快楽に溺れてはくれない。
必至に抗う姿も愛おしかったが、本当は、おかしくなるくらいに、溺れて欲しかったのかもしれない。
七生の優しい、柔らかな口づけに…深雪は目を細めて、

「……えぇ、いいわ。
何度だって呼んであげる…七生、あぁ………七生、私の……っ!」

奥に当たっていた先端が、深雪を突き上げ、深雪はその身体を震わせる。
それに合わせるように深雪も腰を落とし、深く深く、繋がろうとする。

「ひゃぁぁ……七生…、おっきくて………奥まで、きてる……。
七生……七生、なな……っ………あぁ…………!」

そうして深雪も、自然と、求めるように腰を動かし始めた。
七生を快楽に沈めるように、自ら快楽に飲まれるように。

東雲 七生 > 「……うん、そう。呼んで。もっと。」

深雪が自分の名前を呼ぶたびに少しだけ恐怖心が薄れる。
自分が七生、東雲七生である事を保ち続けられる。
快楽の渦の中に居ても、きっともう、大丈夫。

「……違う、のっ。俺が、深雪の、じゃ、なくって……!」

何度も何度も、繰り返し突き上げる。
自分を深雪の膣内に刻み込む様に。

「深雪、がっ、俺の……なのっ!」

息つく暇も無い程に腰を振りながらも、七生の中で点いた火が鎮まる事は無く。
顔を上げ目の前で揺れる深雪の胸に舌を這わせ始める。

「んっ、はぁ……どう、深雪?こういうことも、させたかったんでしょ?
 出来るよ、今の俺なら……深雪がして欲しい事、多分できる。」

吸ってあげようか、と舌先をそっと乳首に触れさせつつ上目づかいで訊ねて

深雪 > 「七生……あぁ、七生っ……ひぁぁあ……!」

突き上げられる度に、身体を震わせて、その名を呼ぶ。
声をあげてしまうのも、もう、気に留めることもない。
ただ快楽を求めて、喘ぐ声を垂れ流すままに。

「生意気……だけど、んっ……ぁ……っ……
…いいわ、あげる……七生になら……いい……からっ…………!」

だから、ずっと、一緒に居て欲しい。
そんな思いは快楽の波に飲まれて、言葉にできなかった。
けれどきっと、それは言葉にするまでもない思いだったのかもしれない。

「………い……っ!……あぁっ……、……はぁぁ……。」

深雪の秘所からは蜜が溢れ、それが七生の肉棒を濡らして、淫靡な水音が響く。
胸に別の刺激を感じて視線を向ければ…七生の、愛おしい瞳。

「………………。」

こういうこともさせたかった。その言葉に、下腹部がきゅっと絞まった。
深雪の体温が急激に上がったのを見れば、図星だったと分かるだろう。
恥ずかしそうに顔を伏せて…

「……でも、あんまり強くは吸わないで。」

そうとだけ言った。

東雲 七生 > 「んっ、深雪っ……ふふ、深雪っ……ぅんっ!」

深雪が自分の名前を呼ぶのに合わせて、自分も相手の名前を呼ぶ。
その表情は快楽に蕩けながらも、満足げで、幸せそうだった。
今はただ、深雪の声が聴きたい、快楽に溺れるこの時に大好きな声を聴いていたい。それだけ。

「言った、ねっ……ずっと、ずっと俺の、だかんねっ!」

深雪の胎内を突き上げる勢いが増す。
自分以外の深雪の所有は認めないと言わんばかりに、腰を振り上げる。
その傲慢さにも似た独占欲は、昔の七生には確かに無かったもの。

「ぁ、はっ……すっげー音……んんっ」

響く水音に堪え切れず笑ってしまう。
すぐ傍にまで波が来るほどだと言うのに、波の音よりも自分たちの愛液が混じり合う音の方がより鮮明だった。

「……初めてだから、加減分かんないよ。」

いたずらっぽく笑みを浮かべ、深雪の胸の蕾を口に含む。
吸う前に舌先で転がす様に撫でて弄びつつ。

深雪 > 以前の深雪なら、決してそれを許しはしなかっただろう。
けれど、今は…言葉にできなかった思いが伝わったような気がして、嬉しかった。

「えぇ…ずっと………ひっ……やあぁっ……。」

答えを告げる前に、一段と強く突き上げられて、深雪は七生に抱きつくようにしながら身体を大きく震わせた。
溢れるように蜜が流れて、七生の身体を汚してしまう。

「……あっ……待って…ちょっとだけ、止めて……っ……!」

軽く絶頂を迎えてしまったのだろう、完全に身体の力が抜けて、七生に懇願する。
七生のほんの少しの動きでも、敏感に感じてしまう。

「…………あぁぁ…っ………。」

胸に感じるほんの少しの刺激でも、身体は震え、声が漏れててしまう。

東雲 七生 > 恥かしくないと言えば嘘になる。
しかし、それ以上に快楽を求めてしまう気持ちがあって。

「うんっ、ずっと!……ずっと…だかんね!」

同時に酷く満たされていく感覚があった。
深雪の最奥を突くたび、深雪が嬌声を上げる度に興奮が満ちる。

「……嫌。止めるなんて嫌だよ。
 こんな深雪の顔、はじめてだもの。」

懇願され、それでも笑みを浮かべる七生。
まだ初めの頃であれば、素直に聞き入れただろう。
然し今は、深雪の懇願も七生を煽る結果にしかならない。

「ほらっ、ほらっ!……どう?気持ち良い?」

容赦なく突き上げて深雪の最奥を叩く。
もっと感じて欲しい、他の事は考えられないくらい。
そんな願望が七生の動きを加速させる。

「んむ。……っ」

深雪が敏感になっているのを察しながら、敢えてこの時に胸を吸う。

ご案内:「異邦人街:海水浴場」から深雪さんが去りました。
ご案内:「異邦人街:海水浴場」から東雲 七生さんが去りました。