2020/06/28 のログ
ご案内:「月神本家」に月神 詠さんが現れました。
ご案内:「月神本家」に彩紀 心湊さんが現れました。
■月神 詠 > 居住区の外れにある月神家の本家、その離れ。
月明かりに照らされた部屋のベッドの上で、二人の女性が向かい合っていた。
浴衣は乱れ、シーツはぐっしょりと湿って雌の匂いを漂わせている。
「それでは、その……脱がしますね」
そのうち一方───詠が、心湊の浴衣をゆっくりと はだけさせていく。
するりと肩を抜けた浴衣から覗く白い肌を目にすれば、こくりと小さく生唾を飲んで。
「ああ……綺麗です、心湊さん」
折り重なるように身を寄せ、汗でうっすら湿るその肌へ軽い口付けをした。
■彩紀 心湊 > こうも素肌をまじまじと、熱を帯びた目で見られるのは初めての経験で。
普段は冷静に振る舞わんとしている心湊ではあるが、流石に照れくさそうに俯きつつ、やや上目遣いで詠を見つめる。
「……ん……。」
露わになった乳房は、既にその先端はやや膨らみを帯びていた。
息を呑む友人を見れば、そちらの方が綺麗だろうにと苦笑する。
「……っ…。…今日は、さんは…なしでしょ?」
■月神 詠 > 「そうでした……み、心湊」
頬を赤く染め、視線を彷徨わせながら名前を呼ぶ。
先ほど呼び捨てにした時は無我夢中だったため、意識して呼ぶのはまだ少し不慣れな様子。
照れを誤魔化すように繰り返し肌に吸い付きながら、徐々に位置をずらしていって胸の方へ。
「ん……ちゅっ……」
目に見えて主張している突起にはすぐに向かわず、なだらかな丘へ沿うようになぞっていく。
丁寧な愛撫と言えば聞こえは良いが、捉えようによっては焦らしているとも受け取れるだろう。
■彩紀 心湊 > 「……ありがと。」
相変わらず、そういうところが愛おしく思うほどいじらしい。
そういうところにとても嗜虐心がくすぐられてしまうところではあるのだが、今はソレ以上に彼女の行いの方に胸がドキドキと高鳴っていた。
「ん………。詠…、くすぐったぃ……。」
もどかしそうに肩を僅かに震わせて、口づけを繰り返す彼女をじぃっと見つめる。
■月神 詠 > 「少々……ちゅ、汗の味がいたしますね……」
決して不快な味ではない。むしろ官能が高まっていくのを感じていた。
蒸れた香りが鼻孔を潜り抜け、頭がぼうっとしてくる。
「こちらのお味は…………ぁむっ」
やがて焦れた視線を感じたのか、満を持してとばかりに丘の頂を咥え込んだ。
「んちゅ、れろ……ちゅむっ……」
口内は熱を帯びており、唾液を絡ませながら舌で転がしていく。
もう片方の胸も手を使って包み込むように揉みしだきながら、掌で弾くように乳首を刺激した。
■彩紀 心湊 > 「味って……もうっ……。」
流石にそんなに味わうように汗を舐められてはなんとも羞恥心が芽生えてくる。
顔を紅くしつつ逸した矢先。
「ひっ……んん………。」
初めての刺激に、思わず出かける嬌声をぐっと堪える。
「ちょ、っと……詠……、ひあ…♡
なんで、そんな………うまっ……!」
ピクピクと徐々にせり上がってくるかのような快楽に、身を捩る。
なにより、思った以上に上手な友人に戸惑いが隠せず変な声が漏れた。
■月神 詠 > 詠は男性経験はおろか、自分を慰めたこともない生娘だ。
しかし月神家の次期当主として様々な事を教えられ、その全てをこなす努力を重ねてきた。
その結果、あらゆる事柄に対して、要領を掴むのが驚くほど早いのである。
「んっ……れぁ、ちゅぱっ……気持ち良いですか、心湊……じゅるるっ!」
どこが敏感で、何をされるのが好きか。あなたの反応を見て瞬時に判断していく。
乳輪ごと吸い上げる強さも、甘噛みの力加減もその場で見極めながら調整していた。
■彩紀 心湊 > 誰かに身体を赦すことなどこちらも初めてではあるが、お年頃…それも知的興味心も豊富なだけあってそういう経験はあった。
されども、その時よりも強い刺激に理性が融けていく。
「っ…あっ♡ん……きも、ちいい…から……。んんっ…♡」
まだ胸だけしかいじられていないはずなのに、既に余裕がなくなりつつあるのを感じる。
とても、気持ちがいいのだが、もう果ててしまうには早すぎて息を荒くしながらそれをこらえる。
■月神 詠 > 「ぷぁ……我慢しなくてもよろしいのですよ。存分に感じてくださいね……んっ……」
口を離し、両手の指でくりくりと乳首を捏ねながら耳元に顔を寄せて囁いた。
続いて唇を重ね、舌を絡めたり吸い付いたりして思考を奪っていく。
そして、仕上げのように両の指でぎゅっと強めに抓った。
胸だけであなたを達させにかかっている───
■彩紀 心湊 > 「ひゃ、ぁっ!?」
自分じゃない、他人からサれるからこその刺激の強さ。
遠慮がない責めに屈するように口をパクパクとさせて。
「あ、詠…っ…わたしぃ…もぉ……」
そんな風に、囁かれては我慢ができるはずがないと。
身を重ねる詠を両手でぎゅっと抱きしめて。
「イ、くっ…ぁ、ああっ♡ン、はぁぁ……♡」
びくんと、僅かに身体が跳ねると同時に必死に抑えた声で絶頂する。
しかし、抑えた声とは逆にその顔は蕩けたように詠を見つめていた…。
■月神 詠 > 絶頂を示す痙攣を感じ取って指を止める。
唾液の糸を引かせながら唇が離れれば、月の光を湛えた胡乱な瞳で見つめ返した。
先程までの嗜虐的な姿とは正反対の蕩けた表情が、今は堪らなく愛おしい。
「ふふっ……可愛らしいです、心湊。声を噛み殺す様もいじらしい……」
もっと見たい。
その一心で、未だ余韻冷めやらぬといったあなたの下腹部へと狙いを定めた。
「次は、こちらに……」
本能的に取ったのは、逆向きに覆い被さるような───いわゆるシックスナインの体位。
愛撫をしながら自らも濡らしていた秘裂を見せつけるようにしながら、ショーツを脱がし両足を開かせていく。
■彩紀 心湊 > バクバクと高鳴る鼓動が、更に激しくなって。
月夜に照らされる彼女の姿はこの上なく美しい。
「……詠に…言われる日が来るなんて………。」
可愛らしいと、そんな正面から言われてしまえばくすぐられるような恥ずかしさを覚えて目を逸らしてしまう。
「ぇ…次……って…ちょっ………~~~!?」
既に一度達した身体の秘部はしっかりと愛液で濡れきっていて。
互いに秘裂を見せ合う形となる体位に目を丸くするも…今、相手も同じようにソコを見つめていると思うと声にならない悲鳴を上げた。
■月神 詠 > 「口に出さないだけで、普段からかわいいと思っているのですよ?」
くす、と微笑みながらも視線は蜜の滴る割れ目に釘付けで。
指で広げるように開き、ひくひくと震える肉襞の様子をしばらく眺める。
……やがて、我慢ならないといった顔で濡れそぼった秘部に口を付けた。
「ちゅ……ふ、んん……不思議な味……ずじゅっ」
啄むように蜜を啜り、口の中で味わってから嚥下していく。
官能的な味わいに、触れてもないのに自身のそこも愛液を滲ませた。
まるで涎を垂らして餌を待つ獣のようで、あなたの頬にぽたりと垂れる。
■彩紀 心湊 > 「…そういうのはちょっとひきょっ…!?!
ひゃっ…ぁ…?!ぇ、ぁ…詠…?!」
ゾクゾクゾクとくすぐったいような気持ちいいような未知の感覚が秘部から響く。
「ん、っ…あ、味って…ぁっ♡」
戸惑っている間にも、向こうは遠慮なしにそこを味わっている。
ともなれば、やはりこちらも気になったり…そうした方がいいのかと思うわけで。
おそるおそる、期待を込めて詠の秘部へと同じくして口をつける。
「…ん、ちゅ……っん♡」
溢れる蜜を拭うようにして、丁寧に舐め取り…チロチロとくすぐるようにして秘部を刺激する。
■月神 詠 > 「んんぅっ! っぷぁ……ひぁあっ♡」
無意識に期待していた刺激が訪れ、歓喜の声を上げながら互いの性器を貪る。
奥から次々と愛液が溢れ出し、端整な顔を汚してしまう背徳感すら快感であった。
夢中で舌を動かしながら、快楽に腰をくねらせる。
「んんんっ♡ はむっぢゅるるる!」
それだけ舌を動かしていれば、やがて"そこ"を探り当てるのは時間の問題。
口の中にこりっとした感触を捉え、見れば豆粒ほどの突起がせり出している。
自覚は無いが、自身のそこも同様に顔を覗かせていた。
舌で舐め転がすように突起……クリトリスを刺激していく。
■彩紀 心湊 > 「ぁっ、やっ♡ぁ、ああアッ!?」
イったばかりなのもあり、そんなに激しく責めらてられれば腰が勝手にガクガクと跳ねる。
気持ちいいという思考に頭を支配され、戸惑いは消えてその行いも性を貪るだけのものへと変わっていく。
「ッーー!?ん、じゅ…んんっ♡」
先に、急所とも言える場所を刺激されてしまえばビクンッと軽く果ててしまう。
快楽でふわふわとした意識は、ただ目の前のものを出来得る限り蹂躙することしか考えられなくて。
同じく舌が豆を捉えれば、舌と歯で優しく潰すようにしてそこを刺激した。
■月神 詠 > 互いに言葉も忘れ、淫猥な水音と荒い息遣い、嬌声だけが響き渡る。
「ちゅぱ、じゅるるっ……ひきゃぁああっ!?」
最も敏感な部位に気付いてしまえば、昇り詰めるのは一瞬であった。
甘噛みの刺激に腰が跳ね、栓が抜けたように潮が噴き出す。
それでも口は放さずに、乳飲み子が如く吸い上げる。
「んふぅ──っ♡ んっ♡ くぅぅぅうッ♡」
■彩紀 心湊 > 「ひ、ぐっ…!?♡♡」
絶頂したのにも関わらず、変わらぬ責め立てにたまらず嬌声をあげる。
詠のそれは天然であるにも関わらずあまりにも巧すぎて、そのまま気をやってしまいそうになる。
だれども、彼女の嬌声を聞いてこちらも興奮しないはずがなく。
負けじとばかりに急所を何度も何度も責め立てる。
「っ…ふ――っ♡ん……んんん…っ♡あ、詠…っ、もっ…はああああっ♡」
互いに貪るように求め合う光景。
されど、やはり先に快楽を受けるばかりとなったのは心湊の方だった。
上手さの差もあれど、弓道部であり運動を活発に嗜む彼女とは体力の差が違いすぎたのだ。
■月神 詠 > 「はぁ、はぁ……心湊ぉ……♡」
ぐったりと力の抜けたあなたの秘部にもう一度キスをしてから体を起こす。
絶頂の余韻で何度も痙攣しながら、その目は今以上の快楽を求めていた。
体勢を変え、今度は正面から抱き合うようにして愛液に塗れた唇を重ねる。
そして手は秘部へと伸び、解れきった膣内へと指が進入していく。
■彩紀 心湊 > 「ぁ、りあ…っ♡」
もう何度イき果てたのだろう。
それでも、身体の反応は途絶えることはなく、ピクッと体が跳ねる。
「ん、ちゅ…ん゛っふぅ♡」
ひどく疲れたが、この快楽を…時間を終わらせたくはないと言わんばかりに舌を絡ませキスに応じる。
解れきった秘部は処女でありながらもう何でも受け入れれそうなほどだった。
■月神 詠 > 初めは中指が一本だけ、探るように動き。
余裕があると見るや薬指もそこへ加わり、膣壁を拡げながら蹂躙する。
一方的な攻めだが、残る手で自らの秘部も同様に弄り始めた。
あなたが感じるのに合わせてこちらも昂っていく。
「ちゅっ……ぇる、みなひょ……れぇあ、んむっ♡
わらくひも、もぉっ……いっひょに、んんんんぅっ♡」
絡み合う舌と蠢く指で上下の口を塞ぎ、激しく掻き回す。
今日一番の───限界を超えた大きな絶頂の波が、津波のように押し寄せるだろう。
「────────────ッ♡♡♡」
その波に理性ごと攫われるようにして、二人は同時に果てた。
■彩紀 心湊 > 「は、ぁ…ぁぁぁ…♡」
指を挿れられるだけで、こらえることのない声が溢れ出る。
そしてなによりも、友人の痴態を見るだけでももう興奮してたまらない。
感じる声はもう抑えきれなくて、ただただ彼女からの快楽を享受する。
「ん、あ……ぁりあっ……ありあっ…♡」
もう、何も考えられない。
ただ目の前の彼女だけど求めて名前を叫ぶ。
そして――
「ッン……――――♡♡♡」
深い絶頂の後、ゆっくりと重々しい手で詠に手を伸ばし、身を寄せる。
そして…最後に優しい口づけを。
覚えているのはそこまで。
再び月明かりが閉ざされる頃には寝息だけが広がっていた。
■月神 詠 > 数刻後───
「ん…………」
目を覚ますとベッドの上で、裸のまま折り重なるようにして意識を失っていたようだ。
ぼんやりした視界の端、窓から見える空はうっすら白んでいる。
「ったぁ……心湊さん、心湊さん。起きてくださいっ」
……先に目を覚ましたのがこちらで良かった。
だらしなく足を開き、きっと白目を剥いていただろう。そんな痴態を見られずに済んだ。
凝り固まって痛む体をさすりながら、肩を揺すって呼びかける。
■彩紀 心湊 > 「……っ……んん………。」
酷く重たい身体を動かしながら、なんとか瞼を開く。
窓から入る光で僅かながらに脳も起きるが…。
「……ぁ。…ぅ…詠………。」
やはり寝ぼけているようで、ぼんやりとそちらを見つめる。
しかし、肩に触れる感覚が布越しではなく肌と肌であることを徐々に認識すれば。
「…ぁ……!」
互いに裸であることを認めて、ぎこちなく身を起こした。
■月神 詠 > 「お、おはようございます……」
赤面して視線を彷徨わせる。
意識が覚醒するにつれて昨晩のあれそれを思い出したため、まともに顔が見られないのであった。
後悔はない。が、ただひたすらに恥ずかしい。
「昨晩は、その……あの……」
なんと言ったらいいのか、戸惑いながらあなたの反応を待つ。
■彩紀 心湊 > 「…ぉ、おはよう……。」
同じく、緊張したような声で挨拶を返す。
顔をそらす詠を見ていると、昨夜の出来事をドンドンと思い出していき、死ぬほど恥ずかしいという感情が湧き上がってくる。
しかしながら、事の発端になったのは間違いなく自分の行動なわけで。
ここでこちらが彼女以上に女々しくするのは憚られた。
「……ありがと、詠…さん。その……綺麗、だったわ……。」
だから、せめてもの礼を。
頭が噴火しそうな程に熱く、きっと顔も真っ赤なのだが…それでも、彼女と自分が愛し合ったのは確かなことだから。
■月神 詠 > 「はうぅ……」
綺麗だったという感想を戴いてしまい、耳まで真っ赤になって顔を覆う。
こちらとしては、あられもない姿をこれでもかと晒してお恥ずかしい限りなのだが。
それでも───嬉しい。彼女にそう言われると、胸が高鳴るのを感じていた。
「……最中に口走ったことは、全て真実でございますから。
普段の心湊さんもお綺麗で可愛らしいですが、昨夜はその……より愛おしく思えて。
忘れられぬ初体験になりました……」
両手で顔を覆い隠したまま、くぐもった声を絞り出す。
こんな鮮烈な体験、忘れろという方が無理な話だ。数時間前の自分を殴りたい。
■彩紀 心湊 > 「っ………。」
可愛い。
真っ先にそう思ってしまった声が詰まる。
こんないじらしい子と昨夜は何度も交わったのかと思うとやはり、そういう意味で意識せざるを得ない。
「…それは、こっちも…同じだから…。
…その…初めてが、詠で…良かった、と…ぉ、もうし…」
下手な人間に奪われるくらいなら…という意味も含まれると言えば含まれるのだが、本気でそう思っているところもあるわけで。
まるで告白じゃないかと、その語尾はドンドンと声が小さくなっていく。
■月神 詠 > 「………………」
二人の間にぎこちない沈黙が流れる。
気まずさを払拭するように、覆っていた手をどけて顔を上げた。
「あっ、朝御飯も食べていかれますよね?
洗った服もお返ししなくては。ええと、それから……」
素っ裸のまま おろおろ。まず服を着るべきなのではないだろうか。
■彩紀 心湊 > 「………。」
すぅ…と深呼吸。
とにかく、冷静さを欠いた脳でなにを考えても上手く行かないのはわかっていた。
とはいえ、なにをすればいいか…思いつかない矢先。
「……、ふふ…。
……一緒にしましょう。服を着るところから、ね?」
思わず笑ってしまったが、けれどもおかげさまでいつも通りに話せそうだと。
浴衣を持って、彼女の元へ。
■月神 詠 > 「あっ………………は、はい」
浴衣を見て今の己の姿を自覚し、顔から煙が出そうな勢いで赤くなりながら頷いた。
着替えて顔を洗ったりなどしている内に多少は落ち着くだろう……
───この関係を明確に何とは言い表せない。
それを言葉にしてしまったら、元の二人には戻れない気がして。
以前のまま、はもう無理だろうが……せめて関係を壊してしまわないように。
■彩紀 心湊 > 「……それじゃ、行きましょう。」
一緒に、そんなこんなで共に過ごす。
友達、というにはきっとソレ以上の間柄だけれど。
それは悪くはないのだろう。少なくとも、互いに信じているのは確かなことで。
だとするならば、先にこの感情に整理をつけなくてはならないだろう。
それが何時になるかは…分からないけれど。
ご案内:「月神本家」から彩紀 心湊さんが去りました。
ご案内:「月神本家」から月神 詠さんが去りました。