2020/08/12 のログ
ご案内:「男子寮/部屋(過激描写注意)2」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
水無月 斬鬼丸 > …部屋は片付けた。
エッチな本とかは完全に見えないところに隠した。
もちろんベッドの下とかじゃない。
データの方は鍵をかけつつフォルダを下層の方に追いやった。

今日は他にダレもこないはず、一応。

正直ここの所考えることばかり、心につまされることばかり…
フェイの声を聞いただけで、心が軽くなった。
だからきょうは……ついに彼女を部屋へと呼んだ。

海のときに一応話はしたのだが…それから音沙汰もなかったし、バイトもあったし…
がっついてしまったようでかっこ悪いが、こちらももう心が限界であった。
ただ、単純に、フェイに会いたかった。

ただ待つ。
ベッドに座ってソワソワと。

ご案内:「男子寮/部屋(過激描写注意)2」に妃淵さんが現れました。
妃淵 >  
迷うことこそなかったが、やや入り口で手間取った
こんな施設に入る機会もなかったし、学生でもないし
とりあえず住んでるヤツの名前を言って、部屋も事前に聞いてると言えば通してもらえた

「(メンドクセーな、こういう施設って…)」

それからは部屋を探しつつ、該当する部屋の前にくると躊躇わず、手の甲で2回、ノックをする
かなり音は大きめ、乱暴だ

「オーイ、来てやったぞ」

水無月 斬鬼丸 > 来たっ…!
思わずベッドから勢いよく立ち上がる

「はぁいっ!!」

やや駆け足。ドアに辿り着く前に二階度転びかかった。
バスマットめ。

「フェイっ!!いらっしゃ…」

ドアを開けようとするも、鍵がかかっていたせいでガァンと大きな音がする。
ワタワタと鍵を外し、今度は先程よりは控えめにドアを開ければ

「い、いらっしゃい…えーと、迷わなかったみたいで、良かった」

妃淵 >  
「お前いつも元気一杯だナ……」

自分が来ることでこんなにハイテンションになっているとは露知らず
ドアの開いた先からジト眼で現れる、小柄な少女

「まぁ、別にこのへん初めて来たってわけでもナイし」

入ってイイ?と聞いて、中へと踏み込む

「ヘー…意外と綺麗にしてんだ。
 男の部屋ってもっと汚えイメージあったのに」

言いつつ、するりとブーツ脱いで

水無月 斬鬼丸 > 「あ、はは…そういうわけじゃ…」

むしろ陰キャサイドだ。
当然、彼女の前だから…などと言えるわけもない。
最初の頃はそうじゃなかったとは思う。
いや、無意識的にそうだったのか?

「あ。ああ、そうなんだ…えっと、はい、どうぞっす」

聞かれれば頷いて、先んじて奥へと進む。

「多少は居心地よくしておいたほうがー…
えーっと、フェイも長くいてくれるかな…なんて…」

割と人が出入りするので汚くしていられないというのも有るが
今日は特に頑張ったので、言ってることも嘘ではない。

妃淵 >  
「?」

そういうわけじゃ、ないのだろうか
でも確かに最初に出会った頃はこんな感じではなかった
『好き』という感情がある相手には、こうなってしまうのだろうか
思えばこいつの感じが変わったのはそのことを聞いた後からだし

少女はいつもどおりの格好
着飾らない、ぶかぶかのパーカー1枚
その下は…まぁ下着くらいつけているのだろうが

後ろをついていくように部屋へと上がり込むと、適当なところへ
胡座をかいて座るものだから視覚的にやや危うい

「ふーん、いいトコ住んでるんだナ。
 …っていうか、ここらだとこれくらいがフツーか……」

スラムのボロアパートと比べるものではないかもしれない

「いいヨ。居心地よさそーダシ、泊まってこーかな」

水無月 斬鬼丸 > いつものかっこうの少女になんとなく安心感。
とはいえ夏。
暑くないのだろうか?
意外と通気性が良かったり?
……これ一枚しか来てないから大丈夫ということか?
ありうる。
そういえば自撮りもこれと下着くらいしかなかった。

ベッドでも座布団でもと促しつつとりあえずの麦茶を用意。
夏なので。

床に座り込めば…なんとなく安心というか…ホッとした。
フェイがそばにいることに。

「…まー、そうっすね。お金あるひとはもっといいとこ買ってるみたいですけど」

寮ではなくマンションとかもこの島にはある。
自分もそういうとこで暮らせればフェイをつれて…
などとおもっていると…

「へ?あ、泊ま…え、はい!
も、もちろん!なんにちでもどうぞ!!」

妃淵 >  
「ガクセーでもないヤツが何日も寝泊まりできねーだろ…」

追い出されるって、なんていいつつ出された麦茶をいただく
外はまあ暑かった
冷たい感覚が喉の奥を伝って身体を冷やしてくれるのに心地よさを感じて

「こないだ言ってた…俺をスラムから連れ出すって、こーゆーコト?」

そうかもしれないし、そうでもあるのかもしれないし、そうじゃないかもしれない
なので、改めてここで聞いてみよう

──前とは違って、ゆっくり二人きりで話ができるタイミングだ

「こないだの海では負けちゃったからなー。
 他にも色々考えるか」

まるでゲームのように、そんなことをぽそぽそと零していた

水無月 斬鬼丸 > 「い、今は夏休みなんで…
それに、べつに管理人が見にくるーってわけでもねーんで…」

とはいえ、休みでもなければ女子が男子寮に住まうというは
流石に無理が出てくる。
下手すれば二人揃って宿無しだ。

視線の先麦茶を飲むフェイの喉が動いているのをみて、思わず色っぽさを感じてしまった。

「あ、はは…えっと、まぁ…その……これは一時的なものなんでアレっすけど…
フェイが、もしフェイがスラムにこだわりがないってならその…
どっか…えーと……その…」

自分も麦茶を一口。
喉の奥が潤うのを感じる。
なのに言葉がうまく滑り出てこないのはフェイがそばにいるからだろうか?

「二級学生やめてみるっていうのも手かなーなんて…
まぁ、いやえーっと、まぁ、それはおいおいで!!」

妃淵 >  
「ふーン…? じゃあいいヨ。
 当分泊まってっても。スラムのアパート、勝手に空部屋使ってっけど、エアコンねーの」

此処は涼しくていーやー、と
あぐらをかいていた脚を解き、豪快に伸ばして

「ま、別にスラムに拘りはねーヨ。
 慣れ親しんだってのはあるけどそれだけ。
 でもコッチで金稼ぐのってタルそーだなー」

「どの道、まともにコッチで生活するなら、
 いるかいないかもわかんねー、生きてるか死んでるかもわかんねー二級学生じゃいられねーんだろ?
 でもフツーにガクセーやるってのもなー。ガラじゃねーんだけど」

そーなるとなんか食い扶持あんの?と視線を向ける

水無月 斬鬼丸 > 「この時期エアコンないっての死活問題なんじゃ…」

スラムの不便さなどはそんなものじゃないのだろうが
今この時期でエアコンがない生活となると
スラムに詳しくない自分でも想像しやすい。
身近な脅威というやつだ。

無防備に足を伸ばすもんだから中身が見えてしまいそうだが…
余りガッツリ見るのもどうかと思うので
頭を数回降る。

「まぁ、バイトとか…そのへんっすからね…」

彼女の働くあの際どい水着を着せるような店や
体を売るといった…
彼女いわく、手軽な金策も少しやりづらくなるだろう。
ないとは言わないが。

「ま、その…なんつーか…俺もそのためにバイトしてるっていうか!!
俺もよくガッコーサボってますし?
ガクセーって言っても真面目にやる必要自体はないっす」

足りないのであればもう少しなんか、稼げそうなバイトを探す。

「まぁ、その…できることならなんだ…
多少は?金ある馬鹿になりたいとは思ってますんで…前も、その、いいましたけど…」

妃淵 >  
「一応、聞いとくんだけどサ」

斬鬼丸の言葉
その一つ一つを聞いて、やや視線を外しながら

「ソレ、お前が俺を養う…みてーな話じゃん」

「フツー、学生の身分でそんなことゼッテー無理っていうか…」

間違いなく、本業が疎かになるか
身体を壊すか…

「フツーの学生生活、送れなくなると思うンだけどさ」

人間が人間一人を抱える
そんなこと、金銭面だけを見ても苦しいはずだ
何よりまだ16かそこらなら、尚更だ

「お前、ホントにソレでいいの?」

「後悔しねーの?」

「そんなに俺のコト、『好き』なのか?」

連なるような言葉
つらつらと流れ出る言葉を言い切ると、再び…紅い視線が少年の顔を見つめる

水無月 斬鬼丸 > 「……」

そのとおりだ。
そんな事が可能なら、学生結婚なんてのはもっと一般的になってるだろうし
生活するというのはそんな甘いものではない。
彼女に関してはそれを身にしみて感じているからこそ
そういうのだろう。

「する、と思う…後悔…」

ボソリと、一言、小さく。
ふつーの生活ができなくなる。
今まさに、その瀬戸際でも有るのだが
それが嫌でそれが辛くて思い悩んでいたところもあった。
一部その悩みは氷解したものの、まだ胃の腑にどっしりと居座っている。

「でも、俺は…好きなのは…好きなんっす…フェイのこと……
俺、妹が風紀で…できれば、二人…ぶつかるような立場にいないほうが嬉しいっていうか…。
でも、フェイの言う通り…一人じゃ必ず無理が出る。んなことわかってる…」

だからこそだ。これからだ。
フェイの方に向き直る。

「だから!!その…『俺に縛られてもいい』って…思わせるんで!!
その時は…おとなしく、縛られて…俺を手伝って、ください…!
その、二人、のために……」

その顔は、少女の目よりも赤かった。

妃淵 >  
「ヤダよ。後悔するってわかってンなら、やめとけ」

伸ばしてた脚を戻し、折りたたんで体育座りのような姿勢へ
そのまま顔を膝の隙間に埋めると、上目で見るように、改めて視線を送る

「女一人のためにジンセー棒に振ってどうすンの。
 身内がいるのも知ってるヨ。スラムで会ったし」

「俺に何人もの人間に不幸にならせろ、ってゆーの?」

これから、の話なのはわかる
けれどその展望は…勝算に随分と欠けるもの

──スラムで育った、打算的なフェイエンにとっては、随分と分の悪い決断に見えていた

「…もっぺん、考え直してみたラ?」

水無月 斬鬼丸 > 「オレ一人でやれば…
フェイの言う通り、うまく行かねーのは…
うん、俺だって…わかってるっす…たぶんそうなったら後悔だってする…」

彼女にみられながら視線を落とす。
自分はただの男子学生。
できることなどそう多くはない。

「でも、棒に振るつもりなんてないし、フェイに不幸を背負わせるつもりだってないっす
もちろん、俺も、フェイも、他の人らにも不幸おっかぶせようなんて気はない」

展望はない、勝算はない、未来はない。
そう思われても仕方がないのだろう。
彼女は計算高い。

「学校だって、全部を見捨てるわけじゃないんっす。
2級学生でも、うまくやってる人だっている。
きっと、なんか、うまくやれる手がある。そのために、色んな人から話きくつもりっす
あの、俺の身内からも、もちろん

フェイが、納得できるやり方見つかったら…その…そんときでいいんで…
手伝ってほしい…。
そりゃ面倒かもだけど…俺も多少は金持ってるバカになりますから
俺がおとなになるまで…つか、まともに稼げるようになるまでは…」

好きだというのに、相手の気持はわからないのに
負担を強いてしまうことには抵抗は有る。
でも、一人で全部やるなんて出来はしない。
かと言って、諦めて、怖がって、何もしないというわけにもいかない。
……妹はこういう心構えのことを言っているのだろうか?…いや、それはいい…いまは。

「考え直す…ことは、まだあるかも知れねっす。そりゃもちろん。
全部うまくいくとは思えないんで。
でも、考え直すのはやり方のほうっす」

妃淵 >  
「納得、うーン。納得ねえ……」

決意も、熱意も、本気も感じる
実は、それで納得しないのか、といえばそうでもないのだ

「なーなー、斬鬼丸。
 オマエさ。男が女にしてやれる一番のコト、ってなンだと思う
 俺とオマエみたいな間柄でなくっても、できるコトなんだけどサ」

まるで謎かけのように、問いかける
逆に言えば、女が男に一番、求めているモノとも言えるだろう

無頼を気取り、独りで生きてきたといえど女までは捨てていない
その本質は、自分のことを好きだと宣うこの少年に求めるものは、きっと同じだ

「やり方も、勝算も、なんだったラ、それがあるならテキトーでイイよ?」

わかるかナー?なんて、誂うように言葉を続けて

水無月 斬鬼丸 > 「え…」

突然の問いかけ。
いや、謎掛け。

男が女にしてやれる一番のコト?
なんだ?
一番…
男女ともなれば、こう、考えることは多くない。

だが、一番。それはなんだ?
自分は女じゃない。それを理解するのは至難の業だ。
男が与えるものは…女にとっては、苦を強いるものだったりもする。

「……フェイ、を…独りには…しない………から…」

わからない。
わからないけど…自分は少なくとも
そうおもった。

手をのばす。少女の肩に乗せるように。

「違ったらもうすこし考える…から…そんときは、チャンスください…」

妃淵 >  
「80点」

肩に触れる手に、自らの手を重ねる
なんだか妙に熱っぽいような手 外が暑かったのもあるのか、そもそも基礎体温が高めなのかもしれない

「『安心』だヨ。斬鬼丸」

「オマエが俺を安心させてくれなきゃ、縛られてやろーなんて思えねーじゃん」

これまでの会話も、拒絶の言葉も含めて
それら全てを塗り潰せるのは、ただそれ一つ

「実際問題どーなるかわかんねーかもしれないけど、
 こうやって触って近くにいるだけで違うもンな。
 ──もっと近くで触れあえば、モット…かも?」

チャンスもなにも、ほとんど正解に近い
ただ少年がそれをそういうものと認識していなかっただけだ

目が細まる
紅い三日月が横たわって、少年を見上げている

水無月 斬鬼丸 > 「…フェイっ……」

体を寄せる。
抱きしめる。
暑い。熱い。だけど、はなれたくないし、離したくない。

「俺、その…こんなんだから不安にさせるかも、だけど…
安心できる…ように、なる、から!かんばる、し、その…」

正面から見つめ、唇を重ねて…
少しだけ、舌で少女の唇に触れた。

「安心も…満足も…もっと…
今、俺が…できるなら…」

少女のパーカーに触れる。そのまま少し強引にまくりあげ
脱がしてしまおう。
もっと、だ。もっと近くがいい。
0.01ミリの隔たりだって今は分厚い障壁だ。
だからもっと…

妃淵 >  
「ン…──」

抱きしめられる、強く。ぎゅっと
夏だって言うのに暑苦しい
けれど、まぁエアコンで少し冷えた身体に互いの体温は、やっぱり心地よい

「……だからサ。
 そういうの、いらねーかラ…。
 かも、トカ…いーから」

そんなの、見栄でいい
本当に出来るかどうかなんてやってみなければわからないのだから
不安を煽ったのは此方であり、きっと彼の周囲もそうだ
けれどどのみち『やる』しかないのなら、最初から成功のことだけ考えていればいい──

「いちいち、女を不安にさせンじゃねーヨ。って話」

…あ、火ぃ、入ったなこれ…と
なんとなく斬鬼丸の眼を見て思う

あれよあれという間にパーカーを捲くりあげられ、脱がされてしまう
いつお通りといえば、いつもどおり
上の下着はつけていなかった
形の良い少女の乳房が勢いよく曝け出され、薄紫のショーツ1枚といった状態にされてしまった

明るい、光の差し込む部屋の中ではっきりとその肢体が視界に収まる

水無月 斬鬼丸 > 「うん…やるから…
絶対…フェイ…フェイの、安心に…なる…。
俺が…」

自分も服を脱ぎ捨てる。
エアコンの風が少し肌寒い。
だから、フェイの身体を抱きしめた。
さらされた乳房…手がそこからそれると少し硬いものに触れる。
肋骨?
フェイの身体は女性的な部分はともかく
そうでない部分は少し痩せているようにも感じた。
そういう部位も含めて全て…フェイの身体だ。好きに決まってる。

形のいい胸元、手のひらで包むように触れて
そのまま体のラインを沿うようになでおろし、ショーツに手をかけた。

「フェイ…今日、なんだけど……
つけずに、したい…」

アフターピルは…終わったら一緒に買いに行こう。
24時間以内…だったか?

まぁ、そのような後の話はいい。
今は何の隔たりもなくふれあいたいのだ。

妃淵 >  
「そーそー…どうせ不安でも心配でもするんだろ?
 だったら無駄にこっちを心配させんなヨ」

少し高めの体温が、斬鬼丸へ移ってゆく
これだけで妙に安心感を覚えるのは、きっと人間の生物としての本能か何かだ

白日の下に晒される少女の身体はやや華奢に見える
女性らしいパーツはちゃんと主張しているものの、身長も然程ではない少女はきっと軽いだろう

「──まァ、いいよ。でもナカで出したら罰金ナ」

色気のない返し言葉
けれど耳元でぼそりと言われるそれはどこかリアルで…今からこの少女を抱くのだという意識をより強くさせる

水無月 斬鬼丸 > 「…後で、その…ピル、買うの付き合うんで…
罰金受け取る覚悟、しといてください…
俺、今は、その…フェイと離れるの、無理なんで」

こういうときばかりはっきり物を言ってしまうのは
男のずるさでもあるだろう。
身体を重ねて得られたこの胸の暖かさを今は手放したくない。

細い体。なのに柔らかい。身体が少女を欲しがっている。
熱が一部に集まっているのがその証拠。
何も身に着けないままにつながるのは初めてだ。
だからこそ胸が高鳴っている。

身体を少女の方へと預ける。
少女の身体…足を抱えるように開かせればその間を、生殖器が貫いていくだろう。

「フェイ…フェイはまだわかんないだろうしもう耳にタコだろうだけど…
言っちまうのは勘弁してほしい…
好きだ…すき、だ…フェイっ…!」

妃淵 >  
「……ン?」

なんか今、はっきりと宣言されたような気がする

「や、オマエそれはちょっと待───」

止まらなかった
そのまま抱きしめられ、体重をかけて押し倒されて
すらりと伸びた脚が抱え上げられえば…
まあ、これからするのだろうことがわかっていた秘部は十分とは言えないまでも、ショーツが薄く濡れる程度には準備が出来ていて

「───ッ、は…っ♡」

やや不十分なまま、斬鬼丸の熱槍に貫かれた
熱の渦巻くような、肉の舌のナカへと誘い込む──数多の女を知る男なら、それが名器であると評論するだろうが
覆いかぶさる少年には、きっとそんなコトは関係ない

「っ……お前、ほんと、…恥ずかしいヤツ……──」

名前連呼されながら繋がるのはやや恥ずかしい
ので、斬鬼丸を恥ずかしいやつと認定することにしたようだ

水無月 斬鬼丸 > 「フェイ…んっ、うっ!!ぁ…」

いつもよりも少し熱を感じる
蕩けたぬかるみというよりは、濡れた肉の圧をいつも以上に感じる。
背中に走る震えは即座に駆け上ってきた快感の本流にこらえるためのもの。

身体を揺すれば結合部からは水音。
フェイはこの手のことになれているのだ
自分の一物も拙い技術も彼女に本気の嬌声をあげさせるには至ってはいまい。

それでもこの、愛しい少女を
かわいい、自分の恋する少女を
抱きたくて、抱きたくて
繋がりたくて、繋がりたくて
一分の隙間だって作りたくはなくて

「二人、だから…いいっ!はずかしくて、も…っ…
フェイっ…すきだ…大好きだ…フェイっ…」

愛してる…なんて言葉は大仰すぎる。
自分にはこれで十分だ。

部屋に響く音が高くなる。大きくなる。
どうせほとんどが帰省してるのだかまうものか。

妃淵 >  
「───………」

突然の獣性だったので思わず貫かれた瞬間に普通に声をあげてしまった
それがやや悔しいというかなんというか……
ちょっと前まで童貞だったクセに、と謎の上から目線

十分に前戯もなし、小柄で華奢な少女のナカは熱くキツくもあるけれど、潤滑はそれほどでもない
だから逆に、斬鬼丸自身のサイズが『丁度良かった』

「おま…バカ……──ン…、ふ…っ…──♡」

声も、動きも激しくなってゆく
外に聞こえるんじゃないのかと思うくらいに
その熱にあてられて、思わず自分も声が、嬌声が漏れてしまう
恥ずかしくてもいいなどと開き直られても、こちらが恥ずかしい
思わず、顔を逸してしまう
多分、頬が紅潮してしまっているから

「──あッ……ン、あゥ……ッ……♡」

少年の、斬鬼丸の熱が感染る
大したテクニックもなにもない、単純な勢いだけのセックスに、カラダが絆されてゆく

水無月 斬鬼丸 > 「くぅっ…ううっ!!
はっ、はぁっ…は、ううっ!」

声が止まらない。
息遣いと言うにはあまりにも大きい、はっきりとした声。
ちょっと前まで女を知らなかった。
それは確か。
だが、異能によってもたらされた特殊能力は
彼女との性交にあっても有効であったのか。

ピッタリと収まり、お互いの足りない部分を埋めるように
そして、それをすり合わせ奥をつき混じり合って

「バカだって…いってる!金のある、バカ、好きなん…だから…
フェイがっ…っ!だから、いいっ…バカで…っ…」

声はとぎれとぎれ。
その端々に呻くような喘ぎが交じる。
粘膜が擦れ合う音は部屋の中を満たし
身体がぶつかる音もはそれ以上。
そして、お互いの声はその上。

夏の熱を上回る互いの熱。少女にうつして
勢いの中に激しく少女を求め、体だけではなく…もっと深いものを求めて

「あっ、あっ…くっ…あっ…」

妃淵 >  
泊まってく、と言った時点で
まぁこういうコトもするだろー、とは思っていて
でもこれまで通り、自分が主動て…なんて普通に思っていたものだから

「っは、ァッ── あッ、あ、っ……───」

打ち付けるタイミングに合わせるようにして漏れる、フェイエンの声
上擦った、色づいた──…女の子らしい、声

少年の行為に対して、明確な心地よさを得ている──という証明

「おま…ホント馬鹿……ッ──あっ、あン──、い、イっ、ちゃ──」

準備不足だった少女の身体が、熱に適応する
薄っぺらいお腹の奥、下胎がきゅうっ…と、うずくのを感じて、身悶える

水無月 斬鬼丸 > 「フェイっ…フェイぃっ…!
フェイ、こえっ…かわい、うぅっ…!」

駄目だ、全然身体が止まらない。
全部だ。全身がフェイの全部を欲しがってる。
好きが勝手に身体を突き動かしてしまう。

愛らしい声。
普段の声ももちろんそうなのだが、それとは違う
少女らしい、色づいた喘ぎ声と言っていいもの。

「俺っ…イッ、フェイっ…いぅ…イッ、く…
フェイっ…すき…フェイっ!フェイっ…!!」

もう、言葉が出ない。
彼女の名前しか出ない。
彼女の名前だけ口に出せていれば…それでいい。
抱きしめる。熱が集まっている。少女の中に…
本能だろうか?さらに腰を深くに、子宮口に押し付けるように…彼女の最奥で
感情が。想いが、爆ぜた。

妃淵 >  
「きゃ、ふ、ぅ…ッ……────!!♡」

確かに受け止める、お腹の奥で爆ぜられた熱
少年のモノが然程でないにしても、小柄で華奢な少女に深く深く打ち込みまれれば、ソレはしっかりと届いた

斬鬼丸の背中にまわして少女の手に、指先がぎゅうっと力を込めて、
確実に、その身体の下で女の子の気持ちよさに身を委ねている姿

小さく震えるような、ぴくんぴくんと、その足の爪先を震わせて──全身でそれを表現していた

──お互いに熱の発露が終わった頃あとには、どろどろになった互いの結合部の如く、汗まみれの姿で

「…───暑、いつまでくっついてんだヨ」

視線をふい、と外に逸しながら、そんなことを口走っていた

水無月 斬鬼丸 > 「うっ…うぅっ…ふっ…ふぅ…く、ぁ……」

今まで呼吸を忘れてた。
そう言わんばかりに息を吐く。
肩を上下させ、汗まみれ。
少女の中で熱を帯びつつも張り詰めた感覚を失っていく怒張。
一度だしてしまったら少なくとも数分…間隔が必要だというのがもどかしい。

いつもと様子が違う少女…小さく震えるその姿…
あまりにも可愛らしい。

「…………もう、ちょっと…
まだ、その…したい、し……」

とはいえ、すぐに回復するかと言えばそんな訳はない。
それはそうなのだが…はなれたくはない。

妃淵 >  
「──…猿かヨ」

ぼそ、っと嫌味ったらしく
けれどその直後には首にその両手を回して、今度はこちらから唇を重ねにゆく

柔らかいものが触れ合い、湿ったものが出入りする
互いの唾液を十分に交換するまで、数分間
ようやく離れた、自分の唇をぺろりと舐ってみせて

「シまくるのもいーけど、飽きさせんなヨ…♡」

せっかくやる気になっているなら、今日は別にもう受け身でいいか──なんて思って

どうせしばらく泊めてもらううことになるのなら、その間に上下関係わからせてやるのも良い──
そんな強がりなのか、プライドなのか、自分でもよくわからないことを考えていた

水無月 斬鬼丸 > 「…これはその…
フェイがかわいすぎるのが悪いというか、んむっ…!?」

言わんとすることはわかる。
とはいえ、彼女の…大好きな少女のこんな姿を見て一度だけで終われる男はいないのだ。
少女に対して言い訳めいたことを完全にいい切ることはできず
そのまま唇を奪われて

数分間の間、彼女のキスの技に翻弄され続ける事になった。
しかし、それはこちらに回復の時間と
さらなる欲情の餌を与えたということだ。
少女の狙い通りかどうかはわからないが
彼女の膣内では次の性交に足るほどの滾りが戻ってきていた。

「もちろん…っ!また、さっきより…」

さっき少女が絶頂を迎えたことを指摘…すると、きっと少女はむくれるだろう。
あえて言わずに再び身体を深く重ねていく。

これから彼女に教え込まれるのか…それともフェイに教えるのか。
夏のこの狭い部屋での生活は、きっと互いに安心を与えるものとなる。
総予感させるには十分だった。

ご案内:「男子寮/部屋(過激描写注意)2」から妃淵さんが去りました。
ご案内:「男子寮/部屋(過激描写注意)2」から水無月 斬鬼丸さんが去りました。