2020/08/23 のログ
■修世 光奈 > 怖いのは、怖い。
何をされるか、想像くらいはできるけれど…
実際に感じられる刺激は、その想像を遥かに超えてくる。
未知を恐れる身体は、勝手に震えてしまう。
しかし…ふわりと香る、ジュースの残り香で…少しだけ安心する。
そして、それでも逃げない。
その恐怖があるから…光奈から積極的に動くのは、難しいだろう。
けれど…それでも、拒絶は見せない。
柔らかなベッドに背中を預け…彼しか見えないように覆いかぶさられても。
紅くなった顔のまま、縮こまっていて。
もちろん、年頃だから。
そういうことに、興味がないわけではないけれど…、まだ、心が追い付いていなかった。
「………っ、ぃ、いや、じゃ、ない…けど。
……その、ジェー、くん……あ、あんまり、みないで……お、女らしく、ない、し。」
そんな時、彼の手が、自分の服にかけられる。
"そういうつもりじゃない"と自分に言い聞かせて着てきた鎧が、剥がされ、はだけさせられていく。
…その下から顔を覗かせるのは。
デート以外など…普段着ている『楽な』下着ではなく。
しっかりと、レースが入った白い下着。
その意味が、伝わるかはわからないけれど。
万が一…。そんなことが起こってもいいように。
光奈の…小さな、けれどしっかりと"女"を主張する場所を覆っていて。
彼の異能についてはもう良く知っているから、敢えて見ないで、と。
裸体に近くなっていく体を隠すように…ふわふわと、光の球が出現し。
彼からの目線を遮るようにしてしまう。
「ぅ……。それに、じぇーくんも、脱いでよ。
わ、わたしばっかり、はずかしい…」
元気な光奈には珍しい、羞恥が多分に混ざった目で彼にも話しかける。
おっかなびっくり、と言った調子ではあるが。
彼の皮ジャケットの襟を掴んで…片方ずつ、腕を抜いていこうと。
■ジェレミア・メアリー >
年相応の女性の反応…とでも、言えばいいのだろうか。
当然今から行う行為は"そう言う事"だ。
だから、彼女の反応が多分正しい。
ただ、その恥ずかしがる顔も、仕草も、何もかもが可愛くて
もっともっと、よく見て居たいと思ってしまう。
"目"がずっと、スローテンポで、網膜に焼き付けるように
異能が彼女の姿を焼き付けていく。
「そんなことないよ。あの…えっと、海の時からずっと、綺麗だと思ってたから…」
好きだから、という色眼鏡かもしれない。
けど、その幼さを残すような体に、綺麗な肌。
"女性を意識させる"下着と体の主張に、思わず生唾を呑み込んだ。
興奮しない、はずがない。徐に下着へと手を掛けて、素肌を晒そうとしたとき────。
「わ…っ!?」
眩しい。光に視界が遮られた。
ただでさえ、ちょっと異能で大着してたせいで、軽く眩暈を起こした。
こういう所、ちょっと敵わないな。悪いのは自分なので文句も言えない。
軽く目を鳴らす様に、指先で覆ったひと呼吸ふた呼吸、気を落ち着かせて……。
「……ッ」
彼女の手が、ジャケットの襟にかかった。
「わ、わかりました……」
何とも情けない返事になりながら、ジャケットを一緒に脱がしていく。
素肌は傷跡が著しく目立つが、逞しく鍛え上げた筋肉が強く主張していた。
腰のベルトも外して、ついにキッドの道具の一つである拳銃が誰かの前で手放された。
そこに不安感は無い。在るのは羞恥心だけ。ジーンズを下げれば
下着の下で"それ"が強く、布のテントを作って自己主張している。
……なんて、情けない。耳まで紅潮した顔を、逸らしてしまいたいけど。
彼女の姿に夢中で、そんなことさえできはしない。
■修世 光奈 > 光奈の…顔は赤いし、身体はもじもじと揺れている。
口はもごもごと言葉にならない言葉を飲み込み。
しかし、確実に…彼の下に光奈の身体はある。
「……ば、…ばーか。やっぱり、異能使ってたんだ。えっち…」
綺麗、と褒められた後に。
相手が、自分の光に声を上げれば。
頬を膨らませて抗議するも。
全く声に力が入っておらず、甘い罵倒になってしまう。
「………。…ね。…私は、好きだよ。ジェー君の身体。
岩みたいで、頼もしいって思う」
その後、彼と共に…と言っても、手を少し添える程度になってしまうが。
彼の服も、脱がしていく。当然現れる歪な筋肉に指先で触れようと指を伸ばしてから。
ぽつりと、そんなことを言って。
ただ、頑なに…"テント"の方には視線をやらない。
…しかし視界の端に、それはどうしても映ってしまう。
「……えっち。……。…その。…ジェー君は、どうか知らないけど……わ、わた、し…」
それに一言。
子どもの様にえっち、と繰り返してから。
また顔を横に逸らして、何事か、ぶつぶつと呟く。
「は、はじめて、だから、ね?………でも、ジェー君が…優しくしてくれる、なら。
………、……い。………いい、よ。シても…、あ、でも、その色々!しっかりする、準備、あるのかな…」
まだ、光奈の準備は整っていないけれど。
それでも、はっきりと"許す"
それに反応してか、光奈の異能が収まり。
自分から、僅かにショーツを下ろして。程よく処理されたその下。
彼女の秘められた場所がこれもまた僅かに顔を覗かせる。
しかし、テントを見てしまえば、気になるのは。
光奈としては…まだ早い、と思う事態を回避する手段があるのかどうか。
一応、日を外しては来ているものの。それが、気になった。
■ジェレミア・メアリー >
「そ、そりゃだって……好きな人の裸くらい、興味が……」
あるに決まっている。そもそも、こっちはまだ思春期真っ只中。
女性の、特に好きな人と成れば興味だって出る。
拗ねたように、弱々しく反論するも確かにと言わんばかりに異能の効果は切れる。
彼女の声も、罵倒も、今は甘く自分を興奮させる材料にしかならない。
「そう、かな……僕はあまり好きじゃないけど……そう、みえるかな?」
自分を偽る為に作ったからだ。
当然ながら、ジェレミアはあまり好きじゃなかった。
けど、誰かに頼られるような、彼女に頼られるような、そう見えると、少しだけ好きに慣れた。
触れる胸板は確かに堅いが、女性の肌の様に柔くしなる、上質な筋肉。
「…い、いや、そんな……あ、えっと……」
そんなにぶつくさと"えっち"と繰り返されても困るというか
言い逃れ出来ないから困る。事実、此方から来た。
そして、続く言葉に一層、胸が強く痛いほど弾ける錯覚を覚え
光のカーテンが消える頃に見えたのは……彼女の下腹部の……。
異能を使わずとも、僅かに見開いた碧眼が、ずっと下のそれを見ている。
「え、まぁ、その……いち、おう……」
あるにはある、と棚を指差した。
開けば確かに避妊具がある。
そう、用意していた。
彼女のメールが来てから、ちょっと"舞い上がって"用意してしまった。
まるで、それ目当てで買ったみたいで、此処迄織り込み済みみたいに見えてしまって
段々申し訳なくなって、真っ赤な顔を思わず逸らして、俯き気味に言ってしまう。
「……つい、光奈の事考えて……ごめん……」
と、謝った。
■修世 光奈 > 何か、言葉を出していないと。
羞恥と恐怖で、逃げ出してしまいそうだったから。
彼の異能と身体の反応にかこつけて、罵倒していた。
けれど、段々と。
緊張の合間に見る…戸惑う彼の顔が、何だか可笑しくて。
くす、と…笑みがこぼれてしまう。
「……私だって。あるよ、きょーみ。…キミの身体だもん
…なんで、謝るの?」
彼ばかりではない。
光奈も…異性の身体は、気になる部分が当然ある。
それは、生き物として自然な事。
…えっちな子だと思われるのは避けたいので、後出しになってしまったけれど。
そして…避妊具を用意してくれている、という彼に、またくすり、と。
「…ジェー君が真剣に考えてくれたから、用意してくれたんでしょ。きっと
そのー、うん。…私、こういうの…漫画とか、授業くらいでしか、知らないけど。
…さ、触って、いい、し。……その、ほんとに、シて、いいから」
光奈のこういった行為に関する知識は、ちょっと過激な漫画や保険の授業程度だ。
実際に、男を悦ばせる術など会得してはいない。
それでも、綺麗だと言ってくれた身体を、触って…その先をしてもらうことぐらいは促せる。
「それと…えと。……わたしも、協力…できることはする、し。
ジェー君が、してほしい、こと、とか」
受け身ばかりも…光奈の性質に合わない。
中途半端に下ろしたショーツを引っ掛けたまま。
どうしたい?と…まだ緊張は残留しているものの、柔らかな"恋人"の笑みで聞こう。
■修世 光奈 > 【一時中断】
ご案内:「常世寮/男子寮 〇〇号室」から修世 光奈さんが去りました。
ご案内:「常世寮/男子寮 〇〇号室」からジェレミア・メアリーさんが去りました。
ご案内:「常世寮/男子寮 〇〇号室」にジェレミア・メアリーさんが現れました。
ご案内:「常世寮/男子寮 〇〇号室」に修世 光奈さんが現れました。
■ジェレミア・メアリー >
恥ずかしいに決まってる。
こういう"初めて"で緊張しない人間なんているのだろうか。
何だか風の噂でこういうのに慣れてる学生とかいるらしいが
良く緊張しないな。一生慣れる気がしない。
少しばつが悪そうに頬を掻いて、彼女の言葉に思わずビク、と肩を震わす。
「えっ!?あ、いや、そ、そう、そっか……いや、えっと……まぁ……」
どちらかというと邪な気持ちのが多かった気もするので
申し訳なさがこみあげてくるが、"真剣"というのはそう。
彼女との将来を考えると、今お互いに"出来てしまう"のは拙いし。
彼女が笑うから、余計に恥ずかしくなって。
けど、目が逸らせなくて、ドキマギしながら見開いた目をぱちくりと瞬き。
「ぼ、僕だってそんな、初めてだから、えっと……、……ッ……」
知識の差ならいいとこだが、女性から"そう言う"のはずるい。
それはつまり、好きにしていいって、好きな人の綺麗な体を、好きに……。
理性の糸が弾けてしまいそうだ。だからこそギリギリで留めないと、意識しないと。
……彼女に嫌われたくないから、飽く迄紳士的に……。
この状況で紳士とかあるのか……?落ち着け、落ち着け自分……。
何度も浅い呼吸を繰り返し、全然整わない鼓動のまま、言葉を続ける。
「して、欲しい事……え、っと……」
彼女の下腹部に、また視線がいく。
半端に見えるそこはちゃんと見られても言いようにしてあって、健気で、綺麗で。
余計に興奮してしまってる自分がいる。
自身のパンツから自己主張し、膨張するそれが何度も苦しそうに跳ねまわり
そんな可愛い笑みを向けられるから余計にちょっと、ヘタれてしまいそうだけど
女の子に恥じなんて、かかせられない。だから、意を決して……。
「こう、なに気持ちよくなってもらいたい、し
僕もその……光奈に、えっと……て、手とか、口……とか……」
いったはいいものの、結局口ごもる。
ああ、なんて情けない……!内心、穴があったら入りたいくらいだ。
■修世 光奈 > 光奈の考えからすれば、緊張しながらもしっかり"そういうこと"に気が回る彼は…信頼もできる。
これで避妊具が無い、と言われれば気まずく断るしかなかっただろうけれど。
「そ、そっか。…うん。……ちょっと、嬉しいかも」
中身…というか本来の彼は別にして。
偽りとはいえ、"キッド"としての彼は…女受けが良さそうだったから。
お互いに初めて、というのはやはり嬉しく感じる。
それとは別に…酷く熱された空気が二人の間にまた生まれていくのを感じて。
息を荒げる彼の顔をどういう顔で見ていいのかわからない部分もあるが。
いつもと、同じように。光奈は自分の考えていることを伝えていって。
その返答を聞けば、しばらく紅い顔で悩んだ後。
「……、じ、……じゃあ…、さわ、る?
ほら、このままだと…うん。嬉しいけど、気持ちよく…はならないだろー、し
触りたいところ、見たいところ、……ど、どーぞ?」
どきどきして、幸せで。
そんな気持ちはもう既に少し感じているけれど。
やっぱり、触らないと進まないだろうと。
それだけ、彼が自分を大事にしてくれているということでもあるから、少し躊躇いも見せるが。
ゆっくりと、"許し続けて"いく
異能が暴発しないようにするのが大変なぐらいだ。
妙な言葉になってしまうのも、また仕方ない。
どう触ってほしいか、という部分すら…光奈はほとんど知らないから。
だから、彼の好きなように触ってほしいと促して。
「で、その代わり、私も、ジェー君のこと、触、る。
…それで、えと…おあいこでしょ」
そう言いながら、する、と手を伸ばして。
まずは自分から…好きだな、と思う彼の身体。
巌のように硬く、けれどしなやかな…肩から胸筋にかけてを、優しく触れていこうと。
■ジェレミア・メアリー >
「う、うん……そう、だね……」
気取ったアウトローヒーロー。
確かにキザな台詞は行くとどなく吐いてきた。
それを"匂わす"様な発言もした。
だけど、結局16歳の少年、そんな事ひっきりなしにするはずがない。
熱い。空気も、体も、何もかもが熱い。
でも、何だかその熱さも悪くない。
"熱に浮かされる"、というなら……。
──────少しくらい、浮かされてもいいだろう。
覆いかぶさった小さな少女の体を、太い腕が抱き起す。
互いに寄り添い合うように、熱い体を寄せ合って
直に互いの熱を感じ取るだけで、それだけで高揚感や幸福感が滲み出てきてしまう。
綺麗な体に、目が離せない。
「……ッ」
触れられる彼女の手に、肩が僅かに動いた。
堅く、しなやかな筋肉。優しい手つきなはずなのに
何だかとても今は厭らしく感じてしまって、普段よりも
其の手の動きを意識してしまっている。
「お、おあいこって言うのはなんだか違う気もするけど、えっと……」
「失礼、します……」
一言、断ってから彼女の好きな場所、それは全部だけど
やっぱりまずは、おずおずの大きな手が胸に触れようとする。
下着を外して、直に柔い肌に堅い手を添え、ゆっくりなぞるように動かしたり
時折、僅かなふくらみを刺激するように、指を曲げたりと思いつく限りの事をやってみる。
「光奈の、胸……綺麗で、可愛いよ、ね……」
なんて、熱っぽい声が彼女の耳元で囁いた。
■修世 光奈 > 今となっては、あの歯の浮く様な台詞たちも…彼が頑張った結果だということもわかる。
だから、お互いに探り探り…こういうことをしたい、と感じていて。
本当は、先輩らしくしたい、という思いもあるのだけれど。
どうにも、色々言葉は出ても…心臓が煩すぎて、身体が中々動いてくれない。
「……後、その、変な敬語、いらない、から。……んっ…」
気を遣われるのは嬉しい。
けれど、敬語は何だか遠い気がする。
そんな我儘を伝えてしまいながら。
ぱち、という音の後に…膨らみというには慎ましやかなそこに、彼の大きな手が触れれば。
声を漏らして…どうしても身体は緊張してしまう。
自分の身体を、触られる感覚。けれど、やはり嫌、という気持ちは湧かない。
彼の硬い手と比べると…慎ましやかでも、酷く柔らかく。
まだ硬さを表していないその先端が、感触のアクセントとなるだろう。
直に触れれば、光奈の高鳴る鼓動も、また感じられるか。
「ば、ばか。…それに、一度見てるくせに…。あの時も、異能、使って見てたでしょ、きっと」
彼とは違う理由だが、光奈もまた自分の身体に自信もないし、好きかと言われると微妙だ。
けれど…褒められながら触られると、じんわりと身体が熱を持ってくる。
緩い罵倒とは裏腹に、口元が緩んだままだ。
「は、…、ふ…。別に、いいけど。…私も、今から触る、し」
緩く触られているだけなのに、熱い吐息が勝手に光奈の口から漏れ出てくる。
触り合い、と言った以上光奈も止まるわけにはいかず。
優しく…彼の筋肉…今までの成果を確かめるように撫でていく。
その手は、鳩尾を、お臍を擽り。
ゆっくりとだが、彼の下半身に向かっていき。
「……っ、…あ、あつ…。これ、ほんとに…うぅ…。」
意を決して。
ぺふ、と…彼の持ち上がった布に触れ。
……そこで、止まってしまう。
どうしたらいいかわからず、ただ触れて、その熱さを感じていて。
■ジェレミア・メアリー >
「あ、えっと……そう言う性分、だから……誰にでも礼儀正しく、って……」
両親の教育の賜物でもあった。
大人しく礼儀正しい少年。
全ての生き方を歪めることでしか生きれなかった少年の残滓。
今更敬語を止めろと言われてもわからないし、もうそんな事気にしてられない。
「あ、あれは……仕方ないでしょう!み、見えたんだし……」
実に悪戯な風だった。
あの時網膜に焼き付いた彼女の胸は、今でも覚えている。
あの時と変わらない可愛らしくて、慎ましやかで、とても愛らしい。
何度も何度も撫でるように僅かなふくらみを撫でまわし
指先でその柔らかさを確かめるように、指先を柔肌に沈めて
時折先端も指先で軽く突いたり、はさんだり、刺激を繰り返す。
「凄く綺麗で、柔らかくて…………」
これが女性の胸、なのだろうか。
意識すればするほど、興奮の度合いが強くなって
どんどんと理性が、崩れていくようだ。
小刻みに荒れる息が、光奈の耳元にかかっていく。
興奮してるのが丸わかりだ。けど、そんな事も気にしてられなくて
彼女の手が、どんどん下に降りてくるのがわかった。
…わかる、多分、行先は…。
「ッ……」
布越しから彼女の手の暖かさを感じる。
自分の"それ"に振れている。体格に似合うような、少年には不釣り合いな大きさのそれ。
布の下で暴れるように、何度も何度も、その下で暴れている。
凶暴さを示す、雄の象徴。生唾を呑み込み、一層理性が蕩ける感じがした。
そして、今のジェレミアにそれに抗う術はない。
彼女のうなじに顔を埋めて、ふぅ…と、甘く、優しく耳元に息を吹きかける。
「……ずらして、直に光奈に触って、欲しい……」
止まってしまった彼女に、自分のしたい事を伝える。
胸を愛撫する手も、片側は徐々に下へと下がり
腹を撫で、ついに彼女と同じようにその下腹部へと触れた。
但し、彼女と違って手は止まりはしない。
ショーツ越しからならすように優しく撫でまわし
彼女の反応を伺うように、何度も撫でまわしていく。
女性のデリケートな部分だからこそ優しく、慣らさないと。
指先で撫でて、時折秘部の突起を優しく押したり、彼女の興奮を促していく。
■修世 光奈 > 敬語を止められない、という少年に。
ワガママはやめて、没頭していく。
言っては見たものの、言葉が気にならないほどに…どこか、意識がぼんやりし始めているから。
「……よかった。…その、私もあんまり、自信ない、から。
ジェー君が、触ってて嬉しい、なら…、ぁ…っ」
触っている彼の声が切羽詰まっていくのが嬉しい。
同時に…優しい手つきの中で、たまに襲ってくる少し強い先端への刺激に身体が小さく弾かれるように反応して。
段々と、先端が光奈の興奮も表し始め…更に弄りやすく硬くなっていく。
「ぅ。……い、いまさら、だけど…、おっき、くない?……。ぁ、う。…ちょっと、怖いけど…でも…、っ!?」
触ってみたそれは、大きな鉄の棒のようだった。
それも、未だ焼けている途中だ。
他のモノを見たことは無いけれど…自分の手と比べても明らかに、大きくて。
これが自分の中に入るのだろうかと不安になってしまうも。
優しい彼のそれから、手を離すことはできず。
僅かに、すり、と手を動かした瞬間…彼の手が、光奈の割れ目に触れ。
驚いた体が、びくん、と僅かに跳ねる。
「ぁ、あの、えと…。ふ、…っ、ちょっと、ジェー君、触り方、やらし…」
今更な抗議をあげるも、嫌だ、とは口に出さない。
触ってみれば、彼の指先に僅かな湿り気。
感じていない、あるいは余裕だというわけではなく、光奈もしっかり感じ始め、余裕をなくしていることを伝えていく。
彼が優しく、じっくりと…言葉を交わしながらしてくれるからこそ。
じんわりと火照り始めた体が、彼を迎えていき。
「…は、は…っ、…っ!、……う、ん……えと…触る、ね…、わ……」
息が勝手に甘くなっていく。
敏感な突起も、優しく触られれば…強い快感を味わえる場所だ。
光奈も、頻度こそ多くないものの…自慰に耽る経験もあり。
その時に弄っていたのが、その突起だったから。
そこを触られると、腰が震え…湿り気が増していって。
そして…ようやく、震える手で彼の下着をずらし。
中に隠された…雄の象徴を晒し。
ぼんやりした頭は、羞恥を薄れさせ。
ゆっくりと、その熱を持った棒に細い指を這わせ。
緩い力でまずは握り…触ってほしい、という言葉通り、指をすりすりと動かして。
血管や太い幹を、優しく撫でていく。
■ジェレミア・メアリー >
意識がどんどん、深い所に堕ちるような感覚。
没頭する、とはまた違うような、どんどんと視界が狭まって
目の前の少女、"修世 光奈"に集中して言って
彼女の一挙一動を見逃さない位に目が研ぎ澄まされて
視界にはもう、彼女しか見えない。
何もかもが愛おしくて、意識がどんどんとヘンな落ち着き方をしてくる。
「僕だって、初めてで……でも、光奈……気持ちいいんだ、ね?」
自分の愛撫に合わせて、小さな体が跳ねる。
熱を帯びた吐息が、嬌声が、彼女の口から漏れていく。
もっと聞きたい、もっとみたいに。彼女の"可愛い"所、もっと。
『僕だけの光奈』をもっと"可愛く"したい。
強く独占欲みたいな意識が、興奮するジェレミアを蝕んでいくことに、ジェレミア本人さえも気づかない。
胸を撫でる手つきが、少しだけ動きを速めた。
少しだけ力強く柔肌に指先を沈めて、先端を刺激する感覚が短くなっていく。
秘部を撫でる指もシーツをずらし、完全に外へとそれを晒してしまう。
湿り気が増してきたそれを確かめるように、反応を確かめるように
秘部の突起を何度も何度も、押す様に、撫でるように刺激して
濡れる割れ目を指先でなぞったり、周囲を押すように刺激し
自分のものを受け入れさせるために解すような手つきだ。
荒い吐息のまま、ずっと耳元に顔を寄せ、熱を帯びた碧眼が光奈の全てを見ている。
異能が、目が、彼女の弱い所を見逃さない。
「ッ……ハァ…凄……光奈がえっちなだけだよ……感じてるんだよ、ね?
…ッ、そう……光奈の手……可愛い……ぅッ、もっと触ってもいいですよ……?」
自分の事を散々言ったくせに、彼女だって何も変わらない。
いい終えた後に耳を軽く甘噛みして、刺激される自身のそれにビク、と身が震える。
熱を持った熱い雄の象徴が、彼女に刺激されて手の中で存在感を主張している。
既に強い興奮を覚えているのか、ぬめり気のある先走りが垂れ始めていて
光奈が刺激するたびに、指の間からねちっこい音が厭らしく響いた。
余計に興奮を煽るような音だ。
■修世 光奈 > 花開くように、光奈の身体が汗ばみ、熱くなり。
息も荒く…口を開けば嬌声が漏れてしまう。
全身に広がっていくような、暖かい…初めての快楽に全身を炙られ
「っ、ぅあっ、…は、ぁ…き、……」
「きもちよく、なかった、ら、ヤって、言って、る…、んっ!」
少しの恐怖はもちろん存在し続けている。
けれど、どんどんそれが熱い波に押し流されて…身体から力が抜けて"準備"ができていく。
体を奪われてもいいと判断した男に、奪われる準備。
体を保護するために愛液が滲み、溢れ。男を誘うように乳房の先端がぴん、と尖って。
性別は違うが、同じ人間。
立場が違おうと、それは変わらない
「ひ、ぅっ…!、あの、じぇ、じぇーくん、そこ、ちょっと、ヘン…な、…ふぁっ…っ!?っ、ぅあ、あ、ぅぅぅ…っ!」
当然光奈も同じであり。
あまり感じないところ、あるいは感じるところ。
それはしっかりと存在している。
僅かな体の捩り方、声の上ずり、身体自体の反応。
それらをつぶさに逃さない彼の異能で、どんどんと…光奈自身も知らない場所を暴かれていく。
乳房で焦らされた後に先端を挟まれること、割れ目を優しく掻くように刺激されること、陰核を円を描くように捏ねられる事。
そんな、様々な弱点を見せていってしまう。
…落第街の…そういう子たちなら、それを隠す術もあったのだろう。
けれど、光奈にそんな術はなく…暴かれるまま、弱い場所を教えていってしまって。
そうなれば、あっという間に火照る速度は増していき。
手足の先にきゅぅ、と縮まり…今までとは違う理由で身体が強張っていく。
「ち、ちが…っ!、ジェー君、が、た、たぶん、じょーず、だから…っ!ぅ…こ、ぅ……?っ、ぁ、あ、ふ…!」
えっち、と言われて。
すっかり甘く蕩けた声で反論するも…彼の指が動けば、まるで操り人形のように反応してしまう
それでも…彼にも気持ちよくなってほしい、という気持ちも強く。
もっと触っても、という言葉に…好きにしていいのだろうか、と…指を大きく動かし始める。
光奈もまた、彼の反応が良い場所を探すため。
その材料を得ていこうと…親指を伸ばして、裏筋を擦り。
残り四本の指は、擦る速度を速めていく。
更に、しばらくすると…急所であることは知っているから、あまり力は入れずに先端を親指と人差し指で捏ねていく
光奈からも徐々に…触っていくと、くち、という粘ついた音が響き始め。
お互いの音で、更に昂っていく。混ざり合うお互いの匂いで、頭がくらくらして…だらしなく、口が開いて。
まるで口づけを求めるように開閉を繰り返してしまう。
■ジェレミア・メアリー >
"気持ちよくなかったら"。
つまり彼女は感じている。
自分の手で気持ちよくなってる。
「……可愛い」
<……可愛い>
思考と言葉がリンクする。
もう何も包み隠せない。彼女がどんどん、自身に身を委ねるように
従順になる様に快楽に溺れている姿可愛くて、可愛くて。
もっと"可愛く"したい。
鷹の目の称される碧眼が、彼女の挙動を見逃さない。
こうされると弱い、という部分を隠す事を許さず、暴いていく。
緩急をつけるようにじらして、強く乳房の先端を挟んで
割れ目を指先で慣らす様にじらして、広げて、刺激して
優しく、ゆっくり、時折激しく中を掻きだす様にして
敏感な突起を擦り上げたり、じらしたり、つまんだり
快楽の沼に彼女を落としていく。その感覚が溜まらなく興奮してしまう。
「ふぅッ…ぁッ…光奈が、えっちなんだよ…ッ、可愛い……好きだよ、光奈。
光奈、"僕の"光奈…もっと、見せて。僕の前ではもっと…えっちになって…」
自己主張は忘れない。
彼女は、自分のものだと甘く囁いて、何度も、何度も。
刷り込むように『可愛い』『好き』『えっち』と何度も何度も。
彼女の光を自分好みに染め上げるように、肉欲と愛欲のままに思考のままに言葉が漏れていく。
触れ合う熱いからだがお互い汗ばんで、お互いの体液が絡み合うようで、思考までぼんやりしてきた。
「ッぅ…んッ…そう、そうや……ッ……」
でも、彼女も負けてはいなかった。
自身を刺激する彼女の指が、手が、自分の弱い所を探していく。
先端の裏側が弱かったり、先端を包まれるように扱かれると達しそうになったり
同じようにお互いがお互い、文字通り全てを曝け出していく。
それが、彼女の事をもっと知れたから、自分の事を知ってもらった気がして
たまらなく嬉しくて、たまらない。下手に暴発しないようにこらえたりはするけど、限界は近い。
「こう、な…ッ!」
だから、そんな風に求められたら我慢できない。
また彼女をベッドに押し倒して唇を押し付けた。
頭が、回らない。彼女全部が欲しい。全部、欲しい。
僕に身を許した彼女の全てが、欲しい。
抑えが聞くはずもない。
押し付けた唇を割って、息を切らして、光奈の小さな舌を引っ張り上げて
絡めて、嘗め回して、もっと彼女を欲しがるように舌を吸い上げて
彼女の秘部に、自身のそれをあてがった。──もう、すっかり買ってきた事のものなんて忘れてる。
今更もう、止まれない。彼女を体格差で押さえつけたまま
ゆっくり、ゆっくりと、解しきった秘部を広げて男根はついに中へと入り始めた。
■修世 光奈 > 光奈は、あらゆる意味で素直だ。
もし、嫌なことをされていたら…反応が酷く薄いか、あるいは嫌だとハッキリ言う事は間違いない。
晒された弱点をひたすらに弄られて、身体が勝手に動く。
指先や足先が丸まり、腰が浮き沈みを繰り返し。喉は、普段の自分からは考えられない高くて甘い声を漏らしていって。
「そ、んな、弄り、んっ!ながら、言わない…っ、で……ぇ…っ」
言葉ですらも、光奈の身体を疼かせていく。
カッコよくて、でも優しくて、逞しい。
そしてアブナイ雰囲気も、まだ漂っている。
想いを伝え合った時の、どきどきが強くなったような…疼き、ともいえるものが増していく。
「っ、ぅ…あっ、はぅ…はずか、し…、そんなの、…ん、ぁんっ!」
もっと、と言われてもすぐにはどうしたらいいのかわからない。
ただ、弄られるまま…彼の大きな手をどろどろにしてしまうほど、愛液が漏れ出ていき。
ぼんやりを超えて、火花が散るように思考が明滅し…彼と同じく、理性が緩んでいく。
ただ、そんな中でも。
一度見つけた探し物を、光奈は離さない
熱に浮かされるまま、身体が勝手に彼の弱点を…小さい指だからこそ、的確に刺激していって。
「んっ、あ、あ、ふ、ぁ…っ!、っ…!あ、ぅ、っ!?、じぇ、じぇー…ん、ぅぅぅっ……!」
その快感が、弾ける寸前。
熱塊を弄っていた手を取られ、ベッドに押し付けられる。
そのまま、一気に彼の顔が近づいて唇を奪われる。
力が抜けた舌は、思うまま彼に絡めとられ、口の外へと。
「ぇ、へう…っ、へ…!、…っ!!!」
まるで犬の様に舌を引き出される強引な口づけ。
けれど、身体を割り開かれ…とろとろと愛液が垂れるそこに、何か熱いものが触れたとわかれば。
びく、と光奈の眼が見開かれる。
両手をそれぞれ抑えられている以上…すっかり潤んだそこに触れるモノは、一つしかない。
「ま、まっへ、ま、っへ、よ、じぇー、くん、っ、へぁ、ぅ…っ、つけ、つけ、な、ぃ、とぉ…っ!、あかひゃん…できちゃ…っ、はへ、ぅ、ぅぅっ!!」
もちろん、後から"事態"を回避する手段はあるにはある。
けれど、あらかじめ決めていたことが守られない怖さに、口づけの最中に何とか声だけはあげられる。
ただ、散々弱点を重点的に弄られた光奈の中は熱く湿って、入口から既に男根に吸い付いていて。
圧迫感に光奈は眉を寄せていて。
中は…狭くはあり、当然の反応として…拒絶しようとぴっちり閉じてはいるものの。
そんな無意識の反応で、少年の欲望を煽っていくことはどうしても止められない。
…静止の言葉が彼に届くかどうか光奈には、わからないまま。
■ジェレミア・メアリー >
「ッ…ァ…キツッ…!」
優しく、ゆっくり、それでも確実に彼女の中へと自分のものを挿入していく。
まるで彼女を侵食するような征服感を直に感じて
ぞくぞくと背筋を撫でる背徳感のような快楽がジェレミアを突き動かす。
限界の、奥の奥まで、吸いつく膣内を無理矢理押し広げて、先端はいけるとこまで到達すれば一度、止まる。
いきなり刺激したりはしない。飽く迄彼は、愛しい彼女を気遣う。
何度も貪った唇を離し、お互い見つめ合う。
熱い吐息が重なって、熱に浮かされた視線が交差して、お互い何だが、凄い有様だと理解してしまった。
「……ぁ、ご、ごめ……ッ!ゥァ……!?」
そして漸く、遅れて彼女の言葉を理解した。
静止した事で急速に冷静になって、彼女の言葉を理解して
今の状況に今更慌てる、格好の付かなさ。
折角自分で買ってきたのに、何て様だ。
けど、生憎戻ってきた理性もすぐに融解してしまった。
彼女の膣内の暖かさが、きつい刺激が快楽に変わって
思わず上ずった声を漏らして、快楽に顔を歪めて、また理性が消えていく。
彼女の体に覆いかぶさったまま、緩く腰を揺らし
押し広げるように、膣内を慣らしていくように刺激する。
味わったことない"女性の肉体"。少女がもたらしてくれる快楽に、少年は抗えない。
「ご、ごめ…ッ、こう、なが…!ゥ…、可愛くて…!
とめれ、ない……!こうな…こう、な……!」
ゆっくり、ゆっくり。上下に雄を主張するかのように彼女の中を押し広げていく。
体格差もさることながら、サイズ差がもたらす快楽、初めての感触が
彼女にどれ程の事を齎すかは理解出来ない。
ただ、もう"我慢できない"し、彼女の全てを見たい、奪いたいのは変わらない。
また、唇を押し付けて、今度は細かく、ついばむように何度もキスして
愛おしく、愛を確認するように何度も、ついばみ、光奈の名前を呼び続けた。
■修世 光奈 > どろどろに、ぐちゃぐちゃに交じり合って。
ついに、本当に交わるところまで、進んでいく。
肉が引き裂かれる感触に、きゅ、と顔を顰め。
二人の体液に混じって…、僅かだが赤も滲んでシーツに落ちていく。
「ちょ、っとまっ、…って、だか、ら、つけない、と、っ、ん、っ、ふ、ぁ……っ!!」
そんな中…何とか、手を動かそうとするも。
体格差と、力の差で動けるはずもなく。
ただ言葉で抗っていたところで、更にそれが押し込まれてくる。
文字通り臓腑を押し上げられるような、長大で太いそれ。
あっさりと…まだその長さは余っているのに、最奥の抵抗を感じるだろう。
「は、は、くる、し…、ね、おちつい、て、わたし、は、逃げない…か、ら……、っっ!?
じぇ、じぇーくん、やめ、とまって、ぇ…っ!だめ、だめ、だって…っ!」
ようやく、少し動きが止まれば。
息を落ち着けて、圧迫感に喘ぐ。
体の中に太い異物が入っている感触にはすぐに慣れるはずもなく
また、止まってくれたからこそ、落ち着いてくれるのではと声をかけるも。
直後に、あろうことか擦り上げるようにその異物が動き始める。
太く大きなそれは、狭い光奈の中を望み通り"モノ"にしていって
抵抗するように中も強く…飲み込んだ部分を締め付けるも、それは、相手を悦ばせる刺激にしかなり得ない。
光奈の声も更に切羽詰まり、嗜虐心も刺激していき
ただでさえ、サイズの違う二人の性器。解されているとはいえ当然負担は光奈にかかっていって…
「っ、う、あ…っ、だめ、だか、らね…、う、ぅ、は、ぁ、ぅ…。
っ、…抜かないと、怒る、よ…っ…じぇー、く、ん…っ……!」
ただ、解されてきたからこそ、その逞しい熱が擦れる度に…痺れるような感覚がナカから光奈に登ってくる。
単純に気持ちいいとは違う、痛みが多分に混じった快感。
そんな快感を感じて、ぽろ、と自然に涙が光奈の眼に溜まっていき。
膣を保護するための愛液が多量に分泌され始め、粘ついた音は更に大きくなっていき
気持ちいい感覚が増しはするけれど。
それでも、どうしても…不安が拭い去れず
「…ぅ、ふ、…ぐ、……も、ぅ…っ!、……ばか、じぇーくんっ!」
混乱している状況では、異能も上手く練れない
だから、わざと感情を一気に昂らせて…ぱ、と一瞬だけ白く光る、小さな光球を生み出そうと。
それで止まれば、流石に話はできるだろう。…それすらも、認識できないほど昂っていれば、効果はないだろうが。
■ジェレミア・メアリー >
ゆっくり、ゆっくりと慣らしていく。
自分と彼女差を考えれば
少しくらい時間をかけてスローペースくらいがいいかも知れないと思ったから。
それでもこれだけの快楽が襲ってくる。
自分を悦ばせるような快楽が絡みついて、どんどん思考が快楽に縛られて行って
「ハッ…!こう、な…こうなぁ…!」
蕩けていく、思考がぼやけて、それでも体に負担を掛けないようにセーブして。
すっかり自分のペース。彼女の声も聞こえているようで、聞こえてなくて。
『依存相手』にここまで解けるように迫るのがこうまで気持ちいいなんて思わなくて。
「……ッ!?」
一瞬の白に、そんな思考がかき乱される。
そう、"目が良かった"から。こんな些細な光でも、ジェレミアにとっては強い刺激だ。
異能の関係、鍛えた関係で、光奈の光は目の痛みと共にジェレミアの理性を僅かに戻す。
体が動きを止めて、目元を抑えれば軽く指で刺激し、ゆっくりと思考が戻されて
は、とした様子で腰をひけば、ゆっくりと彼女の中から抜けていく。
一時的な開放。お互いの体液がドロドロに濡れて光る象徴は未だ収まりがつかず、天井を差すほど高ぶっている。
「ご、ごめん、光奈……!つい…大丈夫?痛くなかっ、た…?」
慌てて、謝った。
■修世 光奈 > ゆっくりとはいえ、一度一度、臓腑をひしゃげさせられる感覚と。
更に、妊娠の可能性があるということが光奈に声をあげさせる。
止まってくれれば、何とか息を少しだけ整えて
よかった、と安心する。
だって…
(今、そうなっちゃったら。……たぶん、…重い、から)
彼にとっての、荷物になってしまう。
引き抜かれて落ち着いて考えるのはそんなこと。それが、怖かった。
強い刺激を受けた光奈の秘所は、ひく、ひく、と余韻に震え。
多かれ少なかれ、快感を感じていた、ということ自体は変わりない。
「……もう。つい、じゃない…。痛かったし、苦しかったし。…こ、怖かったんだから。
……でも、その。……気持ちよかった…のかな。…それなら、特別に許してあげる」
優しい彼が、夢中になるほど。
自分の身体には価値があったのか、とも思うから。
怒りはするけれど、わかってくれたんならいい、と。
光奈自身も少し気持ちよかった、というのは恥ずかしくて言えなかったが。
彼の眼には、もしかするとばれたかもしれない。
「……付け方、教えて。持ってきてくれたら、付けるから、さ」
そうして。まだ、熱塊が大きくなっているのを見れば、ぽつ、とそんなことを
刺激を受けすぎて、少し足に力が入らないから…取って来てもらおうとお願い。
大丈夫で、光奈にも続ける意思がある事を伝えるように、軽く笑みを向ける。
■ジェレミア・メアリー >
興奮は未だ収まらない。
彼女がとても愛おしくて、そう言う場面だって理解してるから。
でもせめて、体の方は落ち着けよう。荒い息を整えるように
ひと呼吸、ふた呼吸、ゆっくり、ゆっくり……呼吸を整えて……。
「……ご、ごめん。光奈の、あ、え、…き、気持ちよかった、けど……
そ、それ以上に光奈が、可愛くて……その、もっと見たくて……」
面目なさに思わずちょっと顔を伏せてしまった。
女の子の方からこういう事言わせるの、男としてどうなんだろうか。
格好をつける気はないけど、情けなさと申し訳無さが畳みかけてくる。
一方で勃ちっぱなしのそれは主張激しく収まらないので何とも体は正直だ。
彼女には敵わないな。ばつが悪そうに頬を掻いて、続く言葉に目を僅かに見開いて顔を上げた。
「えっ!?あ、う、うん……!」
持ってくること自体は別にいい。
だって、すぐそこだし。ベッドの隣の棚に手を伸ばし、引き出しから取り出した。
つい最近の流行りの薄くて丈夫で、サイズが大きい奴。
まぁ、それはいい。それは。
「(つ、つけ方ってなんだ……!?かぶせるだけじゃないのか……!?)」
「(そ、そもそもつけるって光奈がつけるのか……!?)」
つい数秒前までそりゃもう、初めてだし、ゴムのつけ方なんて知るはずもない。
とりあえず箱から一つ取り出して、ちょっと震える手で差し出した。
「ふ、袋から出して、え、えっと……か、かぶせれば、だ、大丈夫……」
多分。震える声音は一切自信が無い……!
■修世 光奈 > 「いいよ、もう…。………怖かった、だけで。
…ジェー君が、ヤってわけじゃない、から」
ぽつ、と。
やっぱり、太いあれで擦られて気持ちよかった、なんてまだまだ言えないけれど。
それでも…ちゃんとしてくれるなら拒否することはないと。
そうして、ずきずきするお腹を軽く押さえながら、彼がそれを持ってくるのを待って。
聞いてみれば、何とも頼りない言葉に、また笑いがこみあげてしまう。
カッコいいところと、情けないところ。どっちも、好きなのだから。
「もう…。…は・こ・ご・と!多分説明とかついてるでしょ!」
きっとこれはわかってない!と笑いながら、ゴム単体ではなく箱を持ってくるように言って。
持ってきてもらえば、その箱の裏面をしげしげと見て。
情報を整理して、実践するのはいつもやっていることだ。
「………ぅ。……ほら、こっち、向いて。たぶん、わかったから」
付けてあげることにも、忌避感はない。
恥ずかしいのは恥ずかしいけれど。
外れたら、それこそ大変だから。
サイズが本当に合うかはわからないが…きちんと、説明通りに。
空気を抜いてくるくると、それを付けていこうと。
■ジェレミア・メアリー >
「う、うん。そっか……」
女の子ってやっぱり、こう言うの怖いのかな。
それもそうか、自分の中に何か入れるわけだし
注射器が怖い人がいるのと同じだと思う。多分。
若干ずれた事を考えながら、ちらりと視線は下腹部へと行った。
彼女が初めての跡が、自分が奪った跡が見える。
流れていく赤色に魅入られてしまいそうだった。
だから、息をのんで、ゆっくり視線を逸らして。
「ア、ハイ」
さっさと箱を持ってきた。
情けないぞ、ジェレミア。
そりゃそうだ、説明書くらいある。
てんぱりすぎだ。とりあえず落ち着いたけど、まだ脈は拭きそうだ。
仕切り直しとは言え、結局やる事は変わらない。
「わ、わかってる、ます。……大丈夫、かな……?」
言われた通り彼女の方に向き直れば
自己主張激しく勃ち続ける男根がまだか、まだかと光奈の方を向いている。
先程迄光奈を征服しようとしていたそれは
滴る体液が濡れそぼって確かな存在感を出していた。
サイズの方はなんとか、と言った感じだ。
空気の抜かれたゴムがしっかりと付けられても尚、存在感は衰えない。
「なんか、変な感じ、かな……、えっと……」
このまま、ヤっていいのか。
如何にも戸惑いが抜けない。
■修世 光奈 > 怖いに決まっている。
自分の中を我が物顔で削られて、開かれて、しかも痛くて。
これが慣れてくれば、また違うのだろうけど。
それでも、受け入れたい。
「……ん。……これで、だいじょーぶ」
くるくるくる、と用意してくれたゴムを付けていき。
根元までぴっちり入れば…取れる、ということは中々無さそうだ。
間近で見てしまったから、恥ずかしくて、ごくりと唾を呑んでしまったけれど。
自分を"女"にしたそれの感覚が、まだ膣内に残っているから。
「そうなんだ。そっちはよくわかんないけど…。……?」
付ける感覚はなんとなくわかったが、付けられる方の感覚はよくわからない
そして、何だか戸惑っている彼を見れば。
自分が、中断したから…勢いがなくなってしまったことを察して。
「もー…。……私が、さっき…やだって言ったのは、付けてなかったから、だよ。
だから…その。………。」
まずは少年が気にしていることを再度払拭しようとしてから。
ゴムを付ける為に起こしていた体を、また横たえて。
されていた時のように、軽く足を開く。
「…いい、よ。今度こそ。…でも…き、気持ちよくしてよね!さっきは全然わかんなかったし…
わ、私も…頑張る、から、さ」
既にさっき、気持ちよさもあった。だから…
あまりに拙すぎるが、精一杯の誘いを向けよう
■ジェレミア・メアリー >
「ん、まぁ……圧迫感とは違うから、えっと……あ……」
そうこう言っているうちに横たわる光奈。
軽く開かれた足の先には、先ほど迄蹂躙していた彼女の"女"。
碧眼に狼狽の色が見えるも、それ以上に無防備な姿が
艶やかな花香に誘われるように、また彼女の上に覆いかぶさるように。
もう、碧眼はまた光奈しか見えていない。
「う、うん。今度こそ、ちゃんと気持ちよくする、から。
えっと、光奈も苦しかったら、いってくだ、さい……」
なんだかんだ、きっと体格差で負担は大きいだろうから。
今度こそ失敗しない様に、また男根を秘部にあてがい
ゆっくり、ゆっくりと挿入していく。
先程と違って二度目だからか、先よりはスムーズに入っていくが、それでもまだキツい。
快楽を感じて、身を僅かに震わせ、熱っぽい吐息を漏らしながらゆっくり、またゆっくり。
今度も最奥まで、挿入できるところまでいけたら、止まるだろう。
「ん……光奈、大丈夫……?」
先よりも変わった感触。
膣内の感触は確かに気持ちがいいが、ゴムが無い方がいいのは間違いない。
でも、これならヘンに弾けないかもしれない。
心配そうに、光奈の顔を覗き込んだ。
■修世 光奈 > 「ん。…それなら、いーよ、ジェー君」
ちゃんと、言葉を出して心配してくれる彼。
そんな優しくて、独占欲が見える眼が嬉しくて。
「っ、く……ふ……は……ぁ。…ほんと、だ。ちがう、ね
ぁ、は…ふ…、ジェー君。……こんなところまで、入って、るんだよ。…苦しく、無いわけ、ない、けど…
それでも…ジェー君と、したい、から。…だいじょーぶ。」
二度目だからか、多少は慣れも見え。
相変わらず、苦しそうではあるが…かなりマシな表情だ。
光奈の呼吸に合わせ、胸が上下して。
大体の感覚で…どこまで入っているかを示し、笑う。
「…だから、っ、ふ、く……。…いーよ。ジェー君。動いて。その方が、気持ちいいんでしょ
……きっと、その。わたしも、ジェー君が気持ちいい方が嬉しいし、気持ちいい、から。…動いて?」
そんな吐息を漏らしながら。
ぎゅ、と彼の首を抱いて…散々囁かれたお返しをしよう。
えっちなことを囁かれるのは、こんなに嬉しくて、恥ずかしいんだよ、と教えていこう。
足が更に少し、開かれ。彼が動くのを受け止めようと…今度は自分から体を開く。
■ジェレミア・メアリー >
「や、やっぱり苦しいんだ……ッ…でも、凄いキツくて、熱くて…こう、なのなか…」
ずっと自分のそれを刺激してくる膣内の熱さに、狭さに
ゴム一枚隔てて快楽がじくじくと責め立ててくる。
細かく荒げられる息を切らしながら、彼女が慣れるのを待とうとした最中……。
「ッ──────こう、な……!」
囁かれた吐息交じりの声音に、プツン、と何かが切れた。
まずはゆっくりと、慣らす様に動き始めて
また彼女の中の感触を確かめるように、ゆっくり上下に動いて
ゆっくりと左右に押し広げてとにかく、"自分"を刷り込んでいく。
だが、もうそれだけで終わらない。
自分から彼女に体を預けるように、彼女よりも大きな体を押し付けて
徐々に、徐々に、揺れる腰の動きは早くなっていく。
突き穿つように、"遠慮"がなくなっていく。
快楽を貪るように、取りつかれたかのように
感覚が短くなるほどに彼女の膣内を男根が突き崩していく。
「ハァッ…!ハァッ…!こう、な…!こう、な……!すき、す、き…!」
もうすっかり思考は蕩け切っている。
思うままの事を延々と口から漏らして
またついばむように、唇同士を何度も何度も、掠めていく。
■修世 光奈 > 二重の意味で、苦しさを感じる。
一つは、男根の圧迫感。
もう一つは彼の身体の重さだ。
けれど、どちらももう、怖いものではない。
しっかりと準備をした男根と…大好きな彼の身体だから。
それに、自分もまたいっぱい触ってもらって、綺麗だ、可愛い、と言われて。
もう十分、準備は整っている。
「は、…ぁ…っ、…んっ…!、きゅ、に、んっ、ぅっ!!
っ、んっ、は、ぁ、ぁっ、っ、ぁ…!、わ、わたし、も。すき、だよ、じぇー、くん…、じぇれ、みあ…ぁ…んっ…ん……!」
じっくりと先ほど同じように慣らしてくれる彼。
苦痛よりも、徐々に徐々に心地よさが増してくる。
そんなタイミングで始まる、先程とは違う早い動き。
遠慮のないそれにも…心に不安など無く、満たされているからか、甘い声で応えていく。
いつもの光奈とは違い、はっきりとしない小さな声だ。
どうやら、こういった時には声が小さくなるタイプだったらしい。
「ぁ、…ふ、ぁ…、きもちい、よ。じぇーくん、じぇーくん…っ!
…じぇーくん、は、きもち、い?」
子どもの様に、彼の首を腕で抱いて縋りついて…熱く、濡れた吐息と火照り切った身体で"男"を受け入れて。
柔らかくなっていく膣内は、先程よりもう少し深くまで、熱塊を受け入れられるようになっていく。
何度も、小さな絶頂の塊が光奈の中で弾け。
その度に、痙攣する膣内が、彼も悦ばせようと絡みついていく
■ジェレミア・メアリー >
「ッ…ぅ、ぁ…ハァ…!す、ご…こう、な…!きもち、いい…!す、き!
こう、な!こ、うなぁ……!う…ッ…ハァ……!」
確かに、名迄するよりは幾何か快楽は劣るが
初めて経験する快楽である以上、ジェレミアには十分すぎるものだった。
絡みついて、柔らかくなってくる膣内はまるで心がほぐれていくようで
彼女が自分の事を受け入れてくれているようで嬉しくて
そんな彼女を蹂躙するかのように、腰が止まらない。
熱い熱い中を何度も何度も、自分の男根が蹂躙して、こんなに愛してるのに。
こんなに好きだって、思ってるのに、彼女を"汚していく"ような背徳感が付きまとってくる。
……嗚呼、人がハマってしまうのもよくわかる。
欲しい、欲しい。彼女が欲しい。
彼女を自分の色で、汚してしまいたい。
この肉欲と愛欲をぶちまけてしまいたい。
止まらない衝動のままに体が突き動かされて
お互いがお互い汗だくになっても止まらない。
深く深く、突き進むように、彼女の弱い場所を見つければ
そこをまるで殴りつけるかのように力強く
そして、自分を感じさせるように優しく押し付けて快楽を共有する。
「こう、な…!きもち、い、…い!こ、な…、…!」
それこそ、快楽の沼に恒久的にいるような錯覚だ。
お互いの声が、嬌声が重なり合い、周りなんて見えるはずもない。
小さな絶頂で痙攣し刺激する膣内の感触に身震いし
散々手で刺激されたそれが、もう我慢できるはずもない。
「こう、────ッ!!」
一層、一番奥へと突き出した。
彼女の体を目いっぱい抱きしめると共に、勢いよく吐き出される白濁。
ゴムの中にドクドクと流れていくのがわかる。
汗ばんだ体を重ね合い、出し終わるまでずっとずっと、一体化してしまいたいほどに、体を重ね合っていた。
■修世 光奈 > 男に求められ、奪われていく感覚。
光奈は逆に、もっと奪っていいよ、と…体を差し出していく。
自覚は薄いが、しっかりと彼の形に変わっていく身体。
膣内は、よりその男根を受け入れる為に…もっと快感を受け取っていく
「ぁ…っ、そ、こ、きもち、ぃ…、っ、ぅ、ぅ…っ!!」
ゴム越しであってもその大きさと熱は、十分に光奈の身体も焼いていって。
更に…
彼が、気持ちよさそうな声をあげるのがとても嬉しい。
自信の無かった体に、一気に愛着が湧いていって。
もっと受け取ってほしい、と…緩く、足でも彼の身体にしがみついて。
彼からしてみれば…どういう動きをすればより光奈の声が上がるか、もうわかってしまっているのだろう。
それに導かれて、光奈の腰も許される限り浮き上がり…密着したいと無意識に擦りつけ。
「っ、ぁ、じぇーく、んっ、…っ、く、っ…、ぁ、あ…っ、ふぁ、ぁっ、――――――――!」
そんな交合の中。名前を呼ばれた後。一際力強く抱きしめられたその一瞬後、光奈のか細い声が途切れた。
がくん、がくん、と身体が今までより大きく痙攣し。
精が溜まり、膨れていくゴムを感じて。
その脈動に引きずられ、光奈も…大きく、快感が弾ける。
的確な愛撫と、優しい言葉。
それに、自分から受け入れたことで…リラックスに近い状態だったからこその、反応。
どろりとした愛液が、結合部から漏れだし、明らかな絶頂を見せて。
「は、ぁ、う……すごい、どくどく、して、る…………、ジェー君…の、………うれ、し、…………
…その………何にも、してないけど、わたし……」
そんな初めての感覚に晒されれば…息を荒げ、光奈もすぐには当然動けず。
抱く力だけは、強めながら。
彼の脈動が収まって…落ち着いてくるまで余韻に浸っていて。
ただ、精々…手で優しく擦って、ゴムを付けただけだ。
彼からしてみれば、どうだったのだろうと、若干、不安そうに声をあげて
射精をしている以上、快感があったことに変わりはないだろう。
けれど、その射精という感覚がわからないから…少し、申し訳なさそうに息を吐いている。
■ジェレミア・メアリー >
ジェレミアも男の子。たまに自分で慰める事もあった。
そんなものとは比べ物にならない程の満足感と射精に暫く意識が持って行かれて
それでも力を抜いて、彼女を押しつぶしてしまわない様に、自分の体を支えていた。
完全に出し切ったころには秘部からゆっくりと抜き取り、ぐったりと彼女の隣へと寝ころんだ。
初めてというのもあるが、どっと疲れた感じがする。
ただ、まだ下の方は"やる気"に溢れており、未だ主張するようにそびえたち
ゴムにたまった白濁が痙攣する男根に合わせて揺れている。
「ハァ…、…ッ…いや、すご、かった、です…こうな、だったから……
その……すごく、感じれて……こうなが、傍にいてくれる感触が、…熱が
えっと、その…すごく、興奮した……から、えっと…大丈、夫……?」
何かしてくれたとか、そう言うのが問題じゃない。
彼女だからこそ、したかった。
彼女だからこそ、此処迄感じられた。
そんな感じだと思う、こういうのは。
隣にいる光奈に寄り添って、空調の効いた室内は落ち着いたことにより
より一層二人の熱を感じられるようになった。
未だ立ってるそれから、ちょっと目を逸らしながら気恥ずかしげに光奈を見ている。
「僕こそ、その……うまく、できた…かな…?こうなも、大丈夫……?」
実際初体験に次ぐ初体験。
上手く出来たか不安になるのは当然だ。
■修世 光奈 > 身体が、とても熱い。
全身から力が抜けて、でも幸せで。
しっかりしてくれたから…抜けていく熱に、少しだけ寂しさを感じるほどだ。
「……しょーじき、…最後は…わけわかんないくらい、きもち、よかった。
ほんとに、ジェー君、初めてだよね…?」
異能があることはわかっているが、それにしても乱れさせられすぎたから。
恥ずかしさから、疑うようなことも言ってしまいつつ。
顔が真っ赤で、声も怒っていないが、少しくらい反抗はしたい。
そして…ふと、彼に眼をやれば…まだ、元気そうな、それ。
「……まだ、したいの?それ…、えっと。ずっと、そうなってるわけじゃないんだよね…?」
ゴムに溜まった白濁はかなりの量に見える。
それでも、まだびくんと揺れている男根は…もしかするとずっと立っているのではないかと思うほどで。
「…したい、なら。その……、きょ、今日は、一日、あけてる、けど」
■ジェレミア・メアリー >
「そ、そっか……それなら、よかった、けど……えっ、そ、そりゃ!
初めてだよ!……光奈以外に、こんな事し、しないよ……」
赤くなった顔を思わず、逸らしてしまった。
確かに異能のおかげで、弱い反応を見てはそれを覚えて
しっかりと攻め立てたけど、本当にそれだけ。
光奈以外とこんな事するなんて、今のジェレミアには考えられない。
「……ぁ、えっと……」
存在感を放つ、それを一瞥し、小さく首を振った。
こういう時に無駄に体力が、精力があるのは恨みたくなる。
「光奈の事、ずっと考えて、えっと……こうなってて……」
好きな人を前にして、こうなるのは当たり前。
彼女が空いている、と言う前に抱き寄せれば耳に唇を掠らせた。
「光奈……」
だったら今日一日、ずっと彼女を感じていたい。
もう、知ってしまったら戻れない快楽だ。
彼女の事を、"もっと知りたい"。
まだ、避妊具は残っているんだ。どちらかが疲れ果てるまで
今日は、彼女を感じて居たい。体を寄り添わせ
■ジェレミア・メアリー >
──────互いの髪、濡れ烏同士が艶やかに香った。
■修世 光奈 > 「そ、そっか。……ほんとに、じょーずだった…」
紅くなった顔も可愛い。
体は大きいのに、酷く可愛らしくて、優しくて
「わ、ちょっと、もー…っ!………んっ!ぁ、っ!」
もはや、緊張もない。
誘ってしまうと、こうなるのはわかっていたのに。
避妊具があるから、と何度も何度も付けたり、外したり。
彼の部屋のベッドをどろどろにしてしまいながら。
汗も、吐息も、恥ずかしいところを合わせて。
抜けても…まだまだ、感覚が残るまで、彼の形になっていく。
何度も恥ずかしい声をあげて…時間を忘れて。
そんな行為が繰り返され、…ぼんやりした頭で…
ああ、あの記事、やっぱり本当だったんだ、と光奈は思った。
ご案内:「常世寮/男子寮 〇〇号室」から修世 光奈さんが去りました。
ご案内:「常世寮/男子寮 〇〇号室」からジェレミア・メアリーさんが去りました。