2020/09/12 のログ
フレイヤ >  
「――そうね、ふふ、痛くないのは面白くないわ」

自分も躾をするときはペットの痛みを肩代わりしている。
普通は自分ほど痛みに強くないと言うのもあるが、ペットが感じている痛みを自分も共有したいと言う気持ちもある。
だからわかる。

「ええ、一緒に」


後ろから抱きしめられる。
少し震えが収まった。
そうして自身の太ももに宛がわれるピック。
期待にゾクゾクした感覚を覚えながら、その視線はピックの先端に括り付けられたように動かない。
そして、

「――ひ、ぃぎああぁああ!!」

貫かれる脚。
先ほどと同じように悲鳴を上げるが、先ほどのような恐怖に染まったものではない。
痛みに耐えるように自身の身体を抱きしめ、身体を丸めてぶるぶると震える。

「ぁ、ひ、ぃ♡ いぁ♡ あっぐ、ぅううぁああ♡♡」

ぐりぐりと無理矢理押し込まれるピック。
その動きに合わせて艶の混じった声を絞り出す。
彼女の問いに答える余裕はないが、それでもぶんぶんと首を何度も縦に振る。

日下 葵 > 「正面から顔を見れないのは少し残念ですけど、
 この姿勢が一番楽なんですよね」

首を縦に振るフレイヤを見れば、すこし満足げに笑う。
ああ、よかった。
ちゃんと、満足させてあげられている。
本音を言うと、今日はこのピックを使いたかったのだ。
だから同じものがあと数本ある。

もう一本手に取って、今度は反対側の太ももへあてがう。

「じゃあもう一本、刺しますよ?」

一言断れば、再びあてがったピックを力任せに押し込んだ。
骨や太い血管を避けて、二人の太ももを貫くと、
鋭い痛みの後に鈍い痛みが続く。
どちらかが身体を動かせば、ピックが動いて相手に痛みを与える。
わざと動いてもいいし、わざと動かずに焦らすのも良い。

しばらくの間、両方の太ももにピックを刺したまま、
フレイヤの身体を抱きしめてあげることにした。

もしかしたら、背中越しにこちらの心臓の動きが伝わってしまうかもしれない。
いや、むしろ興奮で早鐘を打つこの鼓動を伝えようと、強く抱きしめる。
それはまるで後ろに貴女の主人がちゃんといるぞと訴えるかのように>

フレイヤ >  
痛い。
痛みと言うより、太ももが燃えているような熱さ。
その痛みが背骨の真ん中をゴリゴリと削ってきているような感覚。

「ひ♡ひぃ♡んんんん♡♡っが♡ぃあぁああぁ♡」

ぶるぶると震えながら痛みに耐える。
そして取り出される新たなピック。
もう一本。
見開かれたその眼はもう一本のそれをしっかりと捉えている。
その瞳の奥には期待の色が浮かんでいるのがわかるだろう。

「ふーっ♡ふぅーっ♡は♡ーっ♡」

そして、両足を貫かれる。

「っっっっっっっ♡♡♡♡ あぁああぁああーーーーーっ♡♡♡♡♡♡♡♡」

仰け反る。
背後から抱きしめられ、身体の自由が奪われる。
それでまた痛みを強く感じることになって、とてもしあわせ。
意思に反してがくがくと揺れる脚がピックが刺さった肉をぐりぐりと押し広げて、更に痛みが強くなる。
彼女の脚から流れる血とは別の、温かい液体が彼女の腰を濡らし、少し遅れて自身のスカートにじんわりと染みが広がっていくだろう。

日下 葵 > 「あー……」

広い部屋に響く、悲鳴と嬌声。
他人に同じことをしても、こんな声では鳴いてくれない。
私の行為に対してこの声を出してくれるのは、今膝の上にいる少女だけだ。

「ふふ、ピックを刺してこんなにしてしまうなんて。
 相当良かったみたいですねえ?」

しばらくの嬌声、その声の主を背後から覗けば、
スカートには赤とは違う染みができていた。

「そろそろ、痛いこと以外のこともしますか?」

背後から腕を回して上半身を密着させれば、
さっきハサミで切った左耳、を少し強めに噛む。
普通の行為でも耳を噛むことはあるだろうが、
それに比べても強く、うっすらと血がにじむくらいの強さで歯を立てていく>

フレイヤ >  
「あーっ♡ あぁーっ♡♡ あーっ♡♡」

痛みが気持ちいい。
愛されていると実感出来てとても嬉しい。
それがさらに気持ちいい。
がくがくと全身を揺らし、びくんびくんと膝から先を跳ねさせる。
上半身も背後からガッチリと掴まれ、その腕をしっかりと掴む。
自由に動かせるのは膝から先だけ。
それをバタバタさせることしか出来ない。

「ふ♡ は♡ んんんん♡」

耳を噛まれる。
脚の痛みとは違う痛み。
甘い声を漏らす。

日下 葵 > 「返事もできないくらいですか。
 もはや確認もいらないですかね」

一度耳から離れると、今度は首筋に歯を立てていく。
プレイにしては強すぎる、甘噛みの域を超えた噛み方。
ここを噛んているときが一番、
相手を、フレイヤを自分のものとして扱っていると感じることができる。

動物にとって一番致命傷になるのは首だ。それは人間も同じ。
そこに何度も犬歯を突き立てて、噛み痕を残していく。
仮に噛みちぎっても治るのだろうが、
敢えて跡が残って少し違出る程度。

異能で回復されたら、噛み痕が残らない。
お前は私のもの。そう主張する為に、回復なんかさせない。

そんな意志をもって何度も、何度も噛みつく。

そして時折足を動かして、太ももを閉じたり開いたりして、痛みを与え続けるのだ>

フレイヤ >  
「んぎ♡ひぃぐ♡」

噛まれるところが耳から首に変わった。
いつも噛まれるところ。
痕どころか、怪我すらしない。
肉に歯を突き立てた瞬間に治り、しかし突き立てられた歯が邪魔で肉が元の場所に戻らない。
だから痛みはずっと続く。
噛まれている限り、痛みは途切れない。
それが嬉しい。

「いぁ♡ ぎぁぅ♡ がっ♡ っひ♡」

更に脚を動かされて。
ピックで繋がった自身の脚も無理矢理に動かされて。

異能は切らない。
否、切れない。
誰かに対して使うならば意識しなければ止めることは出来る。
けれど、自分の怪我には半ば無意識で使ってしまう。
痛みに対してオートで発動するようなもの。

だから、痕は残らない。
彼女の所有物だと言う証を自身の身体に残せない。

日下 葵 > 「やっぱり跡は残らないんですねえ。
 ちょっと残念です」

まるで肉食獣が得物を喰らうように、
何度も、何度も、何度も何度も何度も歯を立てる。
しかし、噛んで、歯を離した矢先に怪我が治っていく。
その様子を見て、少し不満そうな顔。

一瞬考えるようにして、一度動きを止めた。

「……やっぱり、向き合いたいです」

膝の上でずっと嬌声を上げるフレイヤ。
その表情を見たい。もっとよく見たい。
そんな欲望を口にする。

「ピック、抜いていいですか?」

もっと、もっとだ。
目の前の少女が、フレイヤが、私のものだという証を刻みたい。
傷跡が残らないなら、身体にその証を残せないなら、
彼女の心根の深いところに刻んでやる>

フレイヤ >  
「ごめ、っひ♡ ごめんなさ♡ っぐぅ♡」

涙をボロボロ流しながら必死に謝る。
異能が勝手に自分の命を守ろうとするのだ。
その傷が深ければ深いほど、どうにもならない。

「ん♡ うん♡ ぃっぎ♡ わた、が♡ わたしもぉ♡」

肩越しに振り返りながら、何度も頷く。
後ろから抱きしめられ、脚を縫い付けられるのもいいのだが、やはりちゃんと顔を見たい。

「マモ、マモルぅ♡ マモ、るぅ♡」

痛みでまともに喋れない口で必死に彼女の名前を呼んで。

日下 葵 > 「謝らないでください。
 簡単に跡が付いちゃったらそれはそれでつまらないですから」

それに、傷跡なんて何度でもつけてあげますよ。
そう言って、お互いの太ももを貫くピックに手をかける。

ちらりとフレイヤの顔をみて、タイミングを見計らう。
そして一気に二本のピックを引き抜く。

自由になった太ももを見て、傷をさするようにフレイヤの太ももに軽く触れた。
別に傷を心配する必要なんてお互いないのだけれど、
”今までこの場所にピックが刺さっていた”と意識する。
お互いに、同じ場所に、同じ傷。

「よいしょっと。
 ふふ、これでお互いに良く顔が見えますね」

必死に名前を呼んでくれる少女を、
持ち上げるようにして身体の前後を入れ替え、
自分の太ももに、彼女を跨らせるように乗せる。

そうして、一度落ち着かせるために頭を撫でてやる>

フレイヤ >  
「ぅあうっ♡♡」

ピックを引き抜かれてひと際大きな嬌声を上げる。
当然の如く傷はない。
スカートがしっとりと濡れているくらい。

「はっ、はーっ、はぁーっ」

身体を持ち上げられ、向きを変えられる。
そのまま彼女にもたれかかるように抱き着いて。

「ごしゅ、じんさまぁ‥…♡ つぎ、は、どんなおしおき、してくれる、の……♡」

叫びすぎて息も絶え絶え、そんな状態で次をおねだり。
とろん、と蕩けきった顔で撫でられながら、彼女の首筋にすりすりと頬をすりつける。

日下 葵 > 「そうですねえ、次はどうしましょうか……
 たまにはフレイヤからの希望を聞いてみても良いかもしれませんね」

身体を預けるように抱き着かれると、そのままベッドに倒れ込んでいく。
自分よりも一回り小さくて、ずっと軽くて、細い身体を抱きしめながら。
抱きしめた手でフレイヤの髪をなでる。
自分の髪と違って、長くて、サラサラで、艶のある髪を指に通しながら、
どんなのがご希望なのか聞いてみよう。

「今日は色々持ってきましたから、何でもいいですよ?
 フレイヤと何かできるなら、なんでも」>

フレイヤ >  
「わた、し……?」

選んで欲しいと。
自分を痛めつける方法を自分で選んで欲しいと。
あぁ、なんて。
なんて、残酷で優しくて愛に溢れた人なのか。

「――串、串焼きするとき、みたいに。身体と腕と脚、まとめて縫い付けて、動けなく、して欲しい……」

いくら怪我が治るとはいえ、内臓を貫かれたままにしておくと内臓が働かずに死んでしまう。
けれど、きっと人の身体に詳しい彼女なら、その辺うまくやってくれるのではないだろうか。
ベッドの上で彼女から離れ、四つん這いになって彼女を見下ろす。
期待に満ちた瞳で。

日下 葵 > 「ふふ、さすがというか何というか。
 つまり、四肢と身体を貫いてほしいわけですか。
 とんでもない要求に私もびっくりですよ。
 いいですよ、やった事はないですけど、やってみましょう」

よくよく考えれば残酷な話だ。
自分をいたぶる方法を自分で選べだなんて。
それを”希望を聞く”体で質問して、
それに”期待の目”で返答する。

歪み切ったやり取りだが、ここには私たちしかいない。
私たちがいいなら、それでいい。

「動かないでくださいよ?
 私もそこまで器用じゃないですから」

そう言って取り出したのは多段に折りたたまれた槍。
釣竿の様に伸ばして回せばロックされるそれを、二本。
彼女の身長よりもだいぶ長いそれを、腕の下あたりから、
ゆっくりと刺していく。
およそ人間にやって許されることではないが、今更だ。

腕を通って胴体へ槍を通せば、心臓や肺といった臓器を避けて、
反対の脚へと通していく。
人が死んでしまうような拷問はやらない身として、
今までやったどんな拷問よりもむごい>

フレイヤ >  
取り出される折りたたまれた棒。
伸ばされて槍になれば、それが今から自分の身体を貫くのだと思うとゾクゾクする。

「あ、ちょっと待ってて」

彼女が槍の用意をしている間に一度部屋の鍵を開ける。
そうしてメイドを呼び、服を脱がせてもらい、また戻ってきた。
歳に似合わぬ、布地の少ない下着。
その姿でベッドに横になって。

「ん♡ ぎ、いぃあぁあっ♡♡♡」

まず腕を貫かれる。
続いて胴体、そして反対側から出てきた槍は、脚を貫く。
脚をピックで刺される痛みとは比べ物にならない痛みだが、言われた通りに歯を食いしばって耐える。
手を強く握りしめ、その筋肉の動きで腕に刺さった槍が肉を抉る。
それでも目を閉じて、歯を食いしばって、涙を流しながら耐える。
槍に磔にされたような状態でベッドの上に転がりながら、苦痛と快楽の混じった声をあげて。

日下 葵 > 服を脱がせるために、メイドが入ってくる。
ならべられている道具の数々に何を思うのか、聞く勇気はなかった。

「……大丈夫ですか?」

痛みに耐性があって、怪我が治るとはいえ、さすがに心配になる。
やられている本人、フレイヤは満更でもないようだが。

傷一つない白い肌に、歳不相応な下着。
そしてそんな不相応さなんてどうでもよくなってしまうような光景。
生きるのに最低限の臓器だけを残して、身体を貫く槍。

中世の資料でしか見たことの無いような、
串刺しに近い光景は、
普通の感覚の持ち主にとっては見ているだけで苦痛だろう。

「あまり、長く刺していると本当に死んでしまいますから、抜きますよ」

傷が治るとはいえ、刺さっている場所は抜くまで治らない。
時計で時間を計りながら、頃合いを見て刺さった槍を抜いていこうとする>

フレイヤ >  
「は、ぎぃ♡ひ♡ひぃ♡いいぃいぃ♡」

身体を貫く冷たい槍の感触と異物感。
少しでも身を捩れば、槍が身体を抉る。
その感覚に反応してまたびくりと跳ねて更に抉る。
びくんびくんと連続して跳ねる様子は、死に際のカエルのような印象を見ている者に与えるだろうか。

「ぁ、が……♡ ひ――♡」

しかし、少しずつ、少しずつ動きは弱まっていく。
当然だ。
心臓や肺などの重要な臓器は避けているとはいえ、逆に言えば重要ではない臓器は貫かれているのだ。
そのまま放置すれば、当然死ぬ。

「――いぃぃいいぃああああああああああ♡♡♡♡♡」

槍を抜かれて叫ぶ。
刺さる時にも感じた、体の中を何かが這いずるような感覚。
そこに槍に臓器や肉が引っ張られるような感覚も加わり、痛みと快感でぐちゃぐちゃになって叫ぶ。
槍をずるんと抜かれ、ベッドの上でビクビクと跳ねる。

日下 葵 > 「さすがにここまではやった事はなかったですが、案外イケるモノですね」

痛みに強い、そして傷が治る。
同じような能力を持つ者としても、フレイヤは大したものだった。
大抵は気を失うか、発狂するか。
人として心を保っていられなくなる。

「久しぶりにここまできわどいところまでやりました。
 さて……」

ベッドの上で跳ねる少女。その肌に触れると、滑るよに滑らかだった。
下着しかつけていないその肌は、服を着ていた時よりもいっそう目に付く。
その肌を目の前に、心の中に痛めつけたいという欲求とは違う欲が出てくる。

「ねえ、フレイヤ、ちょっと、その……。
 ここからは少し、趣を変えませんかね?」

まだ心がふわふわとした様子の彼女の両腕をつかんで、ベッドに押し付ける。
小柄な体の上に覆いかぶさるように顔を寄せれば、
太ももをフレイヤの細い内腿の間に入れて>

フレイヤ >  
「ふ、ぁ……ぇ……?」

異能の関係で痛みに耐性があるとはいえ、流石に意識は朦朧としている。
眼から光は消えており、しかし彼女が近付いてくればその姿を目で追って。
ぐったりした身体は何の抵抗もなく仰向けにされる。

「ぁ――は――ぁ♡」

ふわふわした頭で、虚ろな瞳で彼女の顔を見る。
顔を寄せられ幸せそうな表情を見せ、太ももの間に差し込まれる脚を素直に受け入れる。
内ももまでべたべたに濡れ――失禁だけではない――、下着はもう用を成していない。
抵抗するほどの気力も体力もないが、きっと身体が動いたとしてもされるがままに受け入れていただろう。
だって愛しい愛しいご主人さまが望むことなのだから、ペットの自分は受け入れる以外の選択肢はない。
そのまま、彼女の愛を受け入れるように、彼女の望むこと全てを――

ご案内:「フレイヤの部屋」からフレイヤさんが去りました。
ご案内:「フレイヤの部屋」から日下 葵さんが去りました。