2021/01/18 のログ
ご案内:「宗教施設群 迦具楽の家 サヤの部屋」にサヤさんが現れました。
ご案内:「宗教施設群 迦具楽の家 サヤの部屋」に迦具楽さんが現れました。
迦具楽 >  
 普段通りの穏やかな一日を過ごして、夜。
 自然と足は恋人――まだそう呼ぶのにはなれないのだが――の部屋を訪れていた。
 一緒に暮らすようになって、すっかり二人で寝るのが習慣になっている。
 ――まあ、最近は添い寝だけではすまない日も多くあるのだが。

「んふふ、でもよかったあ。
 サヤもリタと仲良くなれそうでさ。
 サヤもリタも大好きだからさー」

 大好きな二人が仲良くなってくれたなら、迦具楽としては嬉しいかぎりなのだ。
 そんな事を、彼女の隣に潜り込みながら話して。
 そっと彼女の顔に自分の顔を近づける。

「今日もありがと。
 おやすみ、サヤ」

 そんなふうに声を掛けながら。
 優しく触れるようなキスを、唇に。
 ストレートなわかりやすい、感謝を伝えるための愛情表現だった。
 

サヤ > 足音と漂ってくる芳しい香りで、サヤはやってくる人物とその目的を察して、布団をめくって恋人――というよりももっと深い仲にも思える相手――を迎え入れる。

「ええ、良い方でしたね。仲良くしていただけそうで良かったです。石蒜がまた悪戯をしないといいんですけど……。」
どちらも大好き、という言葉にちくりと胸が痛くなる。
友人と恋人でどちらが大事かなど比べるものではないが、迦具楽の一番ではない、並ぶ者がいると考えるとほんの少し心の中で暗い炎の火種が生まれるようで。

「はい、おやすみなさ……。」
そんな感情を押し殺して、抱き合いながらどちらともなく眠りにつく、そのはずだった。
二人の唇が触れてから顔が離れると、蕩けた目で迦具楽を見つめる。

「んっ……ぷぁ……ちゅぅ……ちゅっ、ちゅる…れる……じゅる…っ」
そのまま、強引に迦具楽を抱き寄せて、その唇を奪う。今度は舌を押し込んで、口中を蹂躙するような激しく濃厚な口付け。

迦具楽 >  
「――んむっ、ん、う?」

 いきなりの深い口づけ。
 まるで貪られるように舌で嬲られる。

「――ぷ、はっ!
 え、あ、サヤ?」

 息継ぎするように唇を離しながら、困惑したような声音を上げる。
 最初に交わった日から時折ある、『そういう時』の表情だ。

「え、っと――する?」

 抱き寄せられた姿勢で、彼女を見上げながら。
 小さく首を傾げた。
 

サヤ > 「ぷぁ……します…。迦具楽さんは、私の、私だけのです……。
 他の誰のでもない、私の迦具楽さん……。教えてあげる、教え込んで…あげる……。」
いつもなら押し潰して消すことができるだろう火種が、サヤの心中で燃え上がる。

「迦具楽さん、脱いで…。」
一度体を離して、静かな、だが有無を言わせない口調で。
そう言いながら、自分も布団の中で帯を緩め寝間着を脱ぎ捨てる。
豊満な乳房と白い肌が寝間着の中から姿を現す。

迦具楽 >  
「う、うん」

 彼女の有無を言わさない迫力に、素直に従う。
 彼女に力強く要求されると、どうにも逆らう気が起きないのだ。
 自分のモノだと言われるて、少しドキリとしたのは気のせいではないのだろう。

「ほ、ほら、脱いだよ?」

 Tシャツと、飾り気のないスポーツブラを脱いで、小振りな胸をさらけ出す。
 もとより羞恥心は少なく、彼女にこうされるのも慣れてきたものだが。
 それでも、今日はまたいつもより強く求められそうで、なにをされるのだろうかと少し小さくなって上目遣いで窺ってしまう。
 

サヤ > 「あは、可愛い…。」
自分より身長はあるけれど、幼い体躯、慎ましい胸、今この瞬間は、全てが自分のもの。
迦具楽の力なら拒もうと思えば片手ででも突き飛ばして跳ね除けることが出来る、しかし、そうはされない。
それが支配欲をくすぐる。

「ちゅ、ちゅる…かわいいかわいい迦具楽さん……大好きです。愛してます、誰よりも…。れる……れろ……」
腰を抱き寄せながら鎖骨に舌を這わせ、しゃぶるように口に含む、ぴちゃぴちゃとした唾液の音は、段々とその水音を増して、淫靡なものとなって部屋の中に響く。
同時に、胸へと手が伸びる。爪先でその頂点をくすぐるようにくるくると円周を描き、快感を高めていく。

迦具楽 >  
「や、ん――もう、さやぁ」

 鎖骨に舌を這わされると、くすぐったくて身をよじってしまう。
 わざと音を鳴らされれば、その音が鼓膜を刺激してくる。

「ぁ、それぇ、んっ」

 胸を弄られると、ぞわぞわとした感覚が胸の先から広がっていく。
 激しい物ではないけれど、じっくりと快感を受け入れるよう準備されているような気持になる。
 何度か行為を繰り返すうちに、気づけば『気持ちいい』という感覚が分かるようになっていた。
 だからこそ、こうしてじっくり性感を与えられれれば、体はおのずと彼女を受け入れるための準備を始めてしまうのだ。
 

サヤ > 「ちゅる……ちゅ…、れろぉ……。」
鎖骨の迷走神経は子宮とつながっている、迦具楽がそこまで人体を模しているなら、下腹部に仄かに熱を感じるようになってくるかもしれない。

「ぷぁ……あはぁ……『気持ちいい』んですね…。そうですよ、迦具楽さんを一番気持ちよくしてあげられるのは私です…。
 声をあげて、体をくねらせる迦具楽さん……私だけが知ってる迦具楽さん……あは……。私だけの迦具楽さん…。」
足を絡ませ、腰をくっつけると、身長差もあって迦具楽の下腹部あたりに熱をもった剛直が当たる。

「ん……お腹、すべすべして……私も、気持ちいい……今日は、いぃ…っぱい、かわいがってあげますね。」
胸と鎖骨への愛撫を続けながら、腰を動かして熱く固いそれをこすりつける。先端から滴る粘液が潤滑剤となって、水音が重なるように

迦具楽 >  
「うん、きもちい――もう、恥ずかしいよ」

 ああ、『スイッチが入ってる』時のサヤだ、と、熱の籠る声を聞きながら。
 鎖骨を嬲られながら、押し付けられる。
 とても熱く堅くなったソレは、いつでも犯せるんだと主張していた。

「やぁ、ん、当たって、そんな擦りつけないで、くすぐったいよ」

 執拗な愛撫に、時折身体を震わせながら。
 下腹部から昇ってくるような、じんじんとした疼きに、内股をこすり合わせてしまう。
 何度も繰り返され、覚えさせられた『行為』に、迦具楽の身体はすっかり調教されてしまっていた。
 秘部はすでに潤っていて、早くも受け入れる準備が出来てしまっている。
 

サヤ > 「いいんですよ、恥ずかしがって……私しか見てませんから、そう、私だけ…。」
私だけ、私だけ…うわ言のように繰り返しながら腰を抱く手が下に伸び、内股をなぞると、自分が出したのとは違う粘液に触れる。

「もうこんなに……迦具楽さんは、えっちですね…。」
にやりと口が三日月のように歪み、ぐちゅっ、ぐちゅっ、とわざと指出入り口を弄んで水音を立て、迦具楽の痴態を知らしめる。

「もう、いいですよね、迦具楽さん。入れても、いいですよね、このまま……。」
体の位置をずらし、割れ目にはち切れそうになったものを当てて、こすり付ける。
少し先端をずらせば、いつでも入れられるように。

迦具楽 >  
「そう、だけど――んやっ」

 内股をなぞられ、秘所に触れられれば声が上がる。
 軽く触れられるだけでも、ぞわりとした感覚が腰の奥に広がっていった。

「だって、サヤが色々するんだもん。
 私の身体が、えっちに、んっ、されちゃったの、サヤのせいなんだから」

 わざと音を立てられながら弄られると、羞恥心の薄い迦具楽でも、頬が染まる。
 口元を抑えながら、彼女から目を逸らした。

「もう、こんなの、リタには見せられないもん――」

 親友の顔が浮かんで、より恥ずかしさを感じる。
 けれど、それでまた身体の疼きが強くなったように感じたのは、気のせいじゃないだろう。

「――あ、ま、まって!
 ちゃんとゴムしないと、ほんとに、出来ちゃうからっ」

 熱く固いものが秘所に擦りつけられると、今にも押し込まれそうなところで、手を伸ばして彼女の身体を押し留めようとする。
 

サヤ > 「あは、そうですか。私のせい、私のせいで、迦具楽さんはえっちになっちゃったんですね…。
 可愛いなぁ、でも………。」
独占欲と肉欲に蕩けた瞳に暗いものが宿る。

「私としている時に他の人の名前出さないで下さい。」
わざと少し乱暴に、指を中に押し込んで掻き回す。奥で指を折り曲げて、天井を擦りながら引き抜いて。

出来ちゃっても、いいのに……、と呟きながら押されるままに体を引いて。
「ああ、じゃあ……。こっちはどうですか?」
指に粘液をまとわせたまま、陰部から蟻の塔渡りをなぞり、その先の窄まりへ。
「こっちなら、その心配はないですよね?」
粘ついた指でつん、つん、と固く閉じたそこを突付き、もみほぐすように表面を撫でる。

迦具楽 >  
「――ぁ、ぃ、ひ、ぃんっ!」

 乱暴にかき回され、弱いところを強く擦られながら引き抜かれる。
 鋭い刺激に声が跳ねて、身体が勝手に反応して腰がうねってしまう。

「ご、ごめん、なさい」

 行為の時、迦具楽は彼女にまるで逆らえない。
 それはもちろん、迦具楽の身体の全てを開発し、知り尽くされている彼女だからというのもあるのだが。
 身体を掌握されているせいなのか――精神的にも支配されてしまっているような、抗えないものを感じていた。

「え、えっ?
 こっちって――え、えっと、セックスって、そっちも使うの?」

 指先で触れられる窄まりは、迦具楽の知識では排泄器官のはず。
 迦具楽は排泄を行わないため、一度も活用されていない綺麗な器官ではあるが。

「それはその、んぅっ、確かに心配は、ぁ、ないかもしれないけど――」

 ぞわぞわとした感覚に、声が漏れる。
 しかし、困惑した表情で、戸惑うように彼女を見上げた。