2021/01/19 のログ
■サヤ > 「わかったならいいんです。乱暴にしてごめんなさい。
でも、迦具楽さんが私だけを見てくれるなら、もうこんなことはしませんから…。」
胸を揉んでいた手で、優しく頭を撫でる。さらさらとした髪の手触りが心地よい。
そのまま髪をすいていく、体温がこもった布団の中で、迦具楽の髪も熱せられていて、それが指に熱を移してくる。
「ええ、使うんですよ。大丈夫、やり方は知ってます。ゆっくり息を吐きながら、力を抜いてください…大丈夫、私に任せて……。」
宥めるように穏やかな声、しかし指は止まらず。人差し指と中指で窄まりをくすぐりながら、親指が秘所の入り口を弄る。
肛門は普通性感帯ではない、だから同時に別の性感帯を刺激して、快感を脳に誤認させるところから始める。
そして触られると違和感から反射的に体を緊張させてしまうもの、それも解していく必要がある。
「呼吸を合わせて……すー、はー…肩から力を抜いていきましょう……。
肩から力が抜けたら……背中に、そしてお腹………段々下に向けて力が抜けていく……。」
頭を撫でて、その耳元で囁きながら、一緒に深呼吸を繰り返す。
肛門と陰部を刺激する指は止まること無く、割れ目から滴る愛液を窄まりへ塗り拡げながら。
違和感や異物感とは違う、何か別の感覚を覚え始めるだろうか。
■迦具楽 >
「うん、うん――」
有無を言わさない言葉の後に、優しく撫でられる。
それだけで、安心して、心が蕩けていくような錯覚を感じてしまう。
それほどに、行為中の迦具楽は、彼女の身体と声に支配されてるようになってしまっていた。
「そう、なの?
うん、んっ、すぅ、はあ――」
言われた通り、力を抜いていく。
秘所を弄りながら、解そうとすれば。
意外にも抵抗が少ない事が分かるだろう。
迦具楽が排泄という行為を行わない事もあって、心理的な抵抗感が少ないからだろう。
「はぁ――ん――ふぁ――」
繰り返すうちに、リラックスして表情が緩んでいく。
身体の緊張はすでになく、愛液を塗り広げるうちに、すでに指くらいは入ってしまいそうに柔らかくなっているのがわかるだろう。
そして、リラックスしたところに加えられる刺激は、甘く脳をしびれさせていくようだった。
ゆっくりとした呼吸に熱が籠り、秘所から溢れる蜜はとめどなくなっている。
後ろへの刺激はまた味わったことのない奇妙な感覚で――けれど、それが徐々に背筋を昇ってきて、身体にしみこんでいくようだ。
■サヤ > 「そう、その調子……良い子、良い子……。ああ、もうそんな顔をして……可愛い…。」
幼子を褒めるように、頭を優しく撫でながら、しかしもう片手の手付きと浮かべる笑みはどこまでも淫猥で。
まず緊張をほぐすだけで時間がかかると思っていたが、予想していたより抵抗がなく、そしてそれが解けるのも早かった。
排泄による快楽すら味わったことのない孔を開発する悦びに目を細め、蕩けていく迦具楽の目を見つめる。
「迦具楽さんが良い子だから、もう気持ちよくなってきましたね……偉いですよ、それじゃあ、ふふ……。
まずは一本…ゆっくり息を吐いて……行きますよ…。」
にゅる、愛液を絡めた人差し指を慎重に入れていく。
生まれてはじめて肛門を物が――それも本来の設計とは逆の方向へ――通る感覚を迦具楽は味わうことになるだろう。
締め付けてくる括約筋の脈動すら愛おしい。まずは第一関節までを入れて、ゆっくりと抜き差し。
「迦具楽さんのお尻の穴に、指が入ってますよ……きゅうきゅう締め付けて…出ていって欲しくないんですか?ほしがりさんですね……。」
指を受け入れたご褒美のように、唇に触れ合うような口付け。
快楽に溺れる様を褒め、新たな感覚を称賛し、蕩けた心を淫靡に作り変えていく。
■迦具楽 >
「うん、ぁ、はぁ――きもちい、きもちいよぉ」
すっかり表情が蕩けて、甘えるような声で快感を享受している。
まだ絶頂こそ経験していなかったが――確実に、彼女に与えられるこの性的快楽の虜となりつつあった。
「ん、ふぅ――ぁ?」
にゅるん、と。
すんなりと抵抗なく指が滑り込んでいく。
初めてのセックスの時に感じた異物感、それともまた少し違う奇妙な感覚に、小さな声が漏れた。
「ぁ、え、入ってる、の?」
今まで一度だって感じた事が無い、肛門への刺激。
その新鮮な感覚は、言葉にするには難しい。
けれどたしかに、不思議な感覚が括約筋を中心に、じっくりと広がっていく。
「わ、わかんない、なんか、おしり勝手に動いて――んっ」
困惑した迦具楽の意志とは関係なく、括約筋は柔らかく、けれどしっかり指に吸い付いていく。
手応えは柔軟で、順当に開発を進めても大丈夫そうに感じられるだろう。
唇が触れ合うと、前も後ろも、喜ぶように反応を示してしまう。
■サヤ > 「あはぁ……。気持ちいいんですね、そうですよ。気持ちいいのは良いことです、もっと口に出して……。
我慢しなくていいんです、耐えなくていいんです、気持ちいいのは良いことですから……声に出すと、もっと気持ちよくなれますよ…。」
吐息や漏れる喘ぎ声は今まで何度も味わってきたが、身も世もない快感への叫びはまだほとんどない。
それが聞きたい、それを聞き出すために、快楽を口に出すことへの抵抗を薄れさせていくために。
「入ってますよ、ほら…もうすこぉし…。もうすこぉし………。くるくるー。」
第二関節まで入れると、指を回転させて砂のトンネルを広げるように肛門を拡げる。
緊張は感じられず、柔らかい手応えが返ってくる。
「あは、口付けされると嬉しいんですね、私も一緒ですよ。それじゃあ、もっと深く行ってみましょうか…。
ちゅう……じゅる……っ…ぐちゅ……。」
今度は濃厚なキス、舌同士で互いの唾液をかきまぜ、それを飲ませるように迦具楽の口へ送り込んでいく。
同時に人差し指を根本まで肛門に飲み込ませる。そのまま手首を回転させて、腸液と愛液を直腸の中で泡立たせ、混ぜ合わせていく。
■迦具楽 >
「うん、きもちいの、頭、ふわふわして――」
普段感じる快楽と、どこか違う。
しっかりとリラックスさせてからの丁寧にほぐされる愛撫は、瞬間的な快楽でなく、芯からゆっくりと高められていくような、後を引くように長引く快感で。
その優しく繰り返される愛撫に、思考がどんどんぼやけていく。
「ん、ぇ――ぁ、ぁ、広がって――」
指の動きに抵抗感はなく、しっかり指を呑み込んでは、しっかりと解されてしまう。
押し広げられれば、迦具楽の肛門はだらしなく口を開けるだろう。
「うん、ん――じゅるっ、ちゅうっ」
深いキスをされれば、すぐに自ら舌を絡めて、自分から求めるように彼女の舌に吸い付く。
根元まですんなりと入った指は、柔らかく包まれながらも、入り口は舌を絡め合うたびにぴくぴくと動いていた。
これまで使われてこなかった無垢な窄まりは、着実に、彼女を受けいるための性器へと変わり始めている。
■サヤ > 「ちゅ……ちゅう……っ」
舌の動きを緩め、一度指を引き抜いて、今度は中指を加えた二本をあてがう。
もう前への刺激は不要だろう、舌を絡めるだけでそこからしとどに溢れ、すくい取る必要もないほど指に滴ってくるのだから。
「ぷぁ…指、二本ですよ、これが入ったら……次は本命ですからね、楽しみにしてください……ちゅ…っ…じゅるぅ…くちゅっ…。」
これからすることを口に出して、意識させる。再び口付けをしながら、ゆっくりと解された括約筋へ指を押し込む、というより滑り込ませていく。
そして、中で指を開いて、その口を広げさせる。中へ布団の中の湿った空気が入り込んでいくのが感じられるだろう。
■迦具楽 >
「ん、はっ、あ――」
二本の指がしっかりとあてがわれる。
秘所から溢れだした蜜で、もう潤滑剤も必要ないだろう。
それほどに蕩けさせられた迦具楽の身体は、彼女の求める通りの反応をみせてしまっている。
「ほん、めい――ん、ぅっ、ちゅ、んっ」
滑り込んできた二本の指は、簡単に動く事だろう。
すっかり柔らかくほぐれた穴は、あっさりと広がってしまう。
体の中に入り込む空気に、ぞわぞわとしたものを感じて、体が震えた。
指によっていっぱいまで広がった口は、もう十分に、彼女を受け入れられる状態になっている。
■サヤ > 蕩けていく、蕩けていく。いつも迦具楽が目の前で蕩けていく。
背筋をぞくぞくとしたものが走り、頬が釣り上がりニヤけるのが止まらない。
「ちゅ…そう、本命……。私も、こんなに可愛い迦具楽さんをずうっと見せられて、我慢の限界なんです。
ほら……熱くて、固くて、大きいでしょう?これが今から、迦具楽さんのお尻の穴に入るんですよ…。」
頭を撫でていた手で、迦具楽の手を自らの股間に導く。触らせたそれは先程腹に擦り付けていた時よりも充血し、熱と大きさを増していた。
しっかり解れたことを確認すると、指を引き抜く、指と穴の間に粘液で出来た淫らな橋がかかった。
そして、良いことを思いついた、とでも言いたげに更に頬を釣り上げる。
「あれ…迦具楽さん、どっちに入れるんでしたっけ?忘れてしまいました、すみませんが、入れて欲しい方に、私のを当ててくれませんか?」
意地の悪い笑みを浮かべながら、迦具楽の手に握らせる。2つの穴のちょうど中間に先端を当てて、少しずらせばどっちにも入れられる位置に腰を動かして。
■迦具楽 >
「あ――う、なんか、いつもよりすごい――」
触れさせられた陰茎は、より硬く、パンパンにはれ上がっていた。
その熱が手から伝わってきて、そっと包みながら形を確かめるように撫でていく。
指が引き抜かれると、後ろの穴はぽっかりと口を広げて、穴を埋めてくれるモノを待ちわびているようにすら見えるだろう。
「え、えっ?」
彼女の言葉に困惑する。
軽く握った陰茎は、前後の間に当てられて――好きなほうに導けと言われていた。
「だ、だって、それ――」
実は、後ろをほぐされている間に、前も疼いて切なくて仕方が無くなっていた。
いつものように気持ちよくしてほしい、そう思ってもしまう。
けれど、丹念に解されて準備された方もまた、彼女を求めていて――好奇心も後押しした。
「こっち、おしりに、入れて?
私のおしりつかって、気持ち良くなって――おねがい」
蕩けた表情で切なそうに息を吐きながら、ほんの少し下向きに先端をずらして。
迦具楽自ら、おしりを犯してほしいと懇願するのだった。
■サヤ > 「ふふ、はい。迦具楽さんはお尻に入れて欲しいんですね。どっちも準備が出来てるのに、お尻の方をお求めなんですね。」
解して、蕩けさせて、快感を教え込んだのは自分だというのに、まるで迦具楽が自ら求めたかのような言い方で。
「はい、では、入れますよ。これで、こっちの初体験も私ですね。あはっ、こっちも私のもの、迦具楽さんのは、どっちも私の、あはぁ。」
向き合ったまま後ろに入れやすいように腰を少し持ち上げて、当てられた穴に、ゆっくりと剛直を押し込んでいく。
ぬるり、ぬるりと先走りと腸液が潤滑剤となって、口を開け性器となった穴へ、入っていく。
「あ、は……あふ、ふぅ………く、ふぅ……あは、流石に、前より、キツいですね…。でも、ふふ……これも、いい……。」
締め付けを楽しみながら菊門を押し広げ、腰を押し進め、迦具楽の肛門とサヤの腰が密着する。
腸液を布団で拭うと、迦具楽の背中を優しく抱きしめて、体を密着させる。
「根本まで、あはぁ……入り、ましたよ……。あは、熱ぅい……ずっと入れていたいなぁ……。」
■迦具楽 >
「だ、だって、さやがぁ」
蕩け切った切なげな抗議の声は届くはずもなく。
先端をあっさりと呑み込んだ穴は、ずるずると剛直を呑み込んでいく。
「ん、っ、ぁ、はぁっ」
前に挿入されるときよりも異物感が強い。
少し苦しさを覚えながらも、肛門はしっかりと緩んで彼女を迎え入れていた。
ずるずると、いつもよりも長い挿入が、彼女の興奮を伝えてきた。
「あ、ああ――ほんとに、はいっちゃったぁ」
抱きしめられながら、根元まで呑み込んだ剛直を感じる。
前に入れられている時よりも、ずっと奥まで入っているような感覚。
中は柔らかくふんわりと竿を包み込み、入り口がきゅっきゅ、と吸い付くように根元を締め付けている。
迦具楽はどこか呆けたような表情で、ぼんやりと天井を見上げながら、その新しい感覚に浸っているようだ。
■サヤ > 「入れて欲しいって言ったのは迦具楽さんですよ。こっちで気持ちよくなって、お願いって、言いましたよね?
はぁ……それじゃ、動き、ますよ……ほら…抜いてぇ……………入れてぇ………。」
反論を許さないために、間髪入れずに腰を動かし始める、大きな幅でゆっくり、抜けきるギリギリまで腰を引いて、根本まで押し込む。
ぐじゅ……ぐじゅ……と、肌がぶつかる普段のまぐわいとは違う、間隔の広い水音が部屋に響く。
「あはぁ……気持ち、いい……。迦具楽さんのお尻、最高ですよ……。
入れる時は柔らかくて、でも入り口は締め付けて、抜く時は、まるで、まだ入ってて、って言いたいみたいに纏わり付いてくる……。
普段は使わないから、こっちは私のおちんちんを入れるための穴なんですね、いやらしい……。
ふふ、嬉しいなぁ、私のための穴なんだぁ………。」
片手で頭を撫で、もう片手で背中を抱きしめて、段々と抵抗が無くなってきた後ろの穴に合わせて腰の動きを早めていく。
■迦具楽 >
「で、も、それは――ぁっ」
ずるずると、ゆっくりと引き抜かれていく。
その時、まるで悪寒にもにたぞわぞわとした感覚が、背筋を駆けのぼってきた。
「あ、ぁ、?
んっ、ぃ、はぁっ、ぅ」
それに驚き、困惑しているうちに、再びゆっくりとした挿入が始まって。
そしてまた、ゆっくりと引き抜かれ、体を震わせながら声を漏らした。
「や、やぁっ、これ、へんっ、へんだよぉ」
彼女の言葉通り、後ろの穴はしっかりと、彼女に吸い付くように、抜かれるのを惜しむようにまとわりついている。
けれど、入れられるときは、柔らかく受け入れて、入り口でしっかりと竿を扱きながら迎え入れてしまう。
数回の動きですっかりと、入り口は彼女のモノに馴染んでしまって、後はもう言葉にされた通り、彼女を喜ばせるため『だけ』の器官として働き始めた。
迦具楽は未知の感覚に、頭を撫でられ、抱きしめられながら、困惑と戸惑いの声を上げる。
抜かれるときのぞわぞわとした痺れが、迦具楽の神経を犯していく。
それまでじっくりと高められていた性感を、さらに押し上げるような未知の感覚は、迦具楽を混乱させるには十分。
しかし、体は明らかに反応を示し、引き抜くとき、嬌声にも似た声が漏れ、体は細かく震えていた。
■サヤ > 「大丈夫、大丈夫……それは気持ちいいんですよ、女陰とは少し、違うから……驚きますけど……段々、馴染んできますから…。
ちゅ……ちゅう…怖いなら、口に集中して……大丈夫、怖くない、怖くない……ちゅっ、ちゅる……。」
子供をあやすように、背中をぽんぽんと叩きながら、唇を重ねる。安心させるために激しいものではなく。
おそらく迦具楽が覚えているのは、排泄による快感、それと性感と混じったものに混乱しているのだろう。
だからその初めての感覚への戸惑いが抜けてしまえば……。
「ちゅる……じゅ………ちゅう………ちゅぷ…っ。
もう、お尻も、女陰も、ぐしょぐしょ、ですね。あはっ、まだ怖いですか?なら、これは、知ってる感覚じゃないですか?」
背中を抱いたまま、頭を撫でていた手を下腹に添えて、腰をしゃくりあげる。腸の裏から子宮を押し上げて、膣口を経ずに子宮を刺激する。
よく知る感覚を同時に覚えて、迦具楽の反応も変わるだろうか。
■迦具楽 >
「きもち、いい――?
んむ、っ、ぁ、んちゅっ」
言われるまま、夢中になって彼女の唇に吸い付く。
そうしているうちに気持ちこそ落ち着いてくるが、けれど、ぞわぞわとした感覚は収まるどころかどんどん強くなっていく。
もう秘所からはだらしなくも、とめどなく蜜があふれていて、それがますます滑りをよくしていた。
「こわ、こわく、ない、けどぉっ!
や、やぁ、やっぱり、これ、へ――――んぃっ!?」
どう処理していいかわからない快感に踊らされて、全身を震わせながら。
突かれる角度が変わった瞬間、高い声が上がり、体が大きく跳ねた。
「ひゃ、あぁっ、ぃ、んはぁっ、ひ、ぁぁっ!」
その瞬間、箍が外れたかのように、連続して嬌声が上がる。
それまで未知の感覚だったものが、完全に性感と結びついてしまって――急激に、快感の波が押し寄せてきたのだ。
シーツを握りながら、瞳も潤ませて、彼女が動くたびにだらしない顔で声を上げさせられてしまう。
そして、彼女へもまた、しっかりと腰をくねらせ、入り口を締め付けながら、自然と奉仕を始めていた。
■サヤ > 「あはぁ、これがいいんですね。やっと、分かりました。」
ツボがつかめれば、下腹を押さえる手と、直腸から押し上げる力を更に増して、両側から子宮を挟み込む。
こうなればもう、責め続けるだけだ。
「あはっ、はぁっ。いいんですよ、もっとっ、声をっ、出してっ!あはっ、あはぁっ、可愛いですよっ、迦具楽っさんっ!」
はしたない声をあげながら、今までになかった反応を見せる迦具楽の顔を、至近距離で見つめる。
快楽にぐしゃぐしゃになった顔を見るのは、自分が初めて、そして他の誰にも見せるつもりはない。自分だけが独占出来る、迦具楽の姿だ。
「きゅうきゅう締めつけて、自分からっ、腰を、振ってっ…!あはっ!なんて、やらしい、素敵ですよ、迦具楽さんっ!
ご褒美っ、あげますよっ。一番奥に、熱いの、注いであげますっ、からねっ!」
ずっと我慢してきたサヤの限界も近い、トドメとばかりに腰の動きを早め、そして……
「……っ!~~~~~~~~~~っっっ!」
腰を押し付けて、ぎゅうぎゅうと子宮をを腸壁越しに押し上げながら、溜めに溜めた白濁を、直腸の中に吐き出した。
■迦具楽 >
「や、だ、めぇっ!
んぃっ、ぁ、ぁ、あぁっ」
嬉しそうにのぞき込んでくる彼女の顔が、どこかぼやけて見える。
激しく押し寄せてきた快感は、それまでの交わりとはまるで違っていて、迦具楽の意思とは関係なく身体を、思考を溶かしていく。
そして、そんな強烈な快感は、かつてないほどに迦具楽を高めていって。
「や、やらっ、へんっ、へんなのっ、きぃ、ぁぁっ、ひ、ひぅっ、んぁぁっ!」
嬌声を上げながら、身体が細かく震え始め。
頭の奥が痺れていく。
そして最後の一押しをするように、深いところへ熱いものが噴き出し――、
「――――――っ!?」
声にならない声を上げて、目を見開きながら体をのけぞらせた。
ちぎれそうなほどにシーツを握りしめ、目からは涙すら流しながら、全身、足先まで痙攣させ。
目の前がちかちかと明滅し、頭が真っ白になる。
秘所からは蜜が噴き出し、彼女を咥え込んだ入り口は強く根元を締め付けている。
「――ぁ、あ、ぅ」
意識がもうろうとする。
そのまま気を失うかとも思う衝撃が、つま先から頭までを突き抜けていくよう。
迦具楽が初めて味わった絶頂は、あまりにも強烈だった。
■サヤ > 「はぅ、ぐっ………っ!」
ちぎれんばかりに締め付けられながら、反り返り痙攣する体を、その動きを阻害しないように柔らかく抱きしめる。
初めての絶頂を、震える体を、文字にならない叫びを一寸足りとも逃すまいと五感に神経を巡らせる。
燃えるように熱い体、吹き出した蜜の香り、全てが愛おしい。
「あはぁ………、どうでしたか、迦具楽さん。初めて気をやった感想は……ふふ、絶頂とかイくとか言うんでしたっけね。」
今度はくたりと脱力した汗だくの体、つながったまま、どこも見つめていない目元にキスをしてから。囁く。
■迦具楽 >
「ぅ、え、いく、?」
あまりの衝撃に、まだ頭が働かない。
けれど、体に走った衝撃と――その後に全身に広がる甘い幸福感。
力の抜けた身体で、その幸福感を味わう。
そして、ソレを一度知ってしまえば、味わってしまえば、それは中毒性すらある、甘い毒。
「さ、やぁ。
いまの、もっと、ほしいよぉ」
ぼんやりとどこか虚ろな目で彼女を見上げながら、自ら、懇願してしまうのだった――。
■サヤ > 「ええ、イったんですよ。迦具楽さんは。」
乱れて顔にかかった髪を除けてやりながら、まだぼんやりとした顔を、こちらも恍惚とした顔で見つめる。
そして、更に求められれば、愉悦に顔を歪ませて。
「あは、あはは、ははは、いいですよ、いいですよ。何度でも、迦具楽さんを極楽に連れて行ってあげますよ。
私が、私だけが出来ることです。迦具楽さん、忘れないでくださいね、私だけがあなたを、幸せにしてあげられるんです。」
伝わっているかわからないが、耳元で囁くと、吐精したばかりだというのに全く硬度を失っていないそれを、また腰を振って動かしはじめる。
夜はまだ長い――――
ご案内:「宗教施設群 迦具楽の家 サヤの部屋」から迦具楽さんが去りました。
ご案内:「宗教施設群 迦具楽の家 サヤの部屋」からサヤさんが去りました。