2021/03/03 のログ
比良坂 冥 >  
くすり、唇が嗤う

「──私の考えてることが会ってるとは限らないし……」

自分の手で、唇で…
少年、理央が快楽を得ている手応え
それが少女をより昂ぶらせてゆく

身を起こし、今日の部屋着だった厚手のセーターを捲くりあげ…脱ぎ去って
ゆさ…と重みを感じる動きで双丘がまろび出て、黒いレースの下着が、少女の年齢に粗ぐわぬ色香を増長させる

「 理央の口から聞きたいな…──って…」

たぷ…と白い柔肉の間へ、熱く滾るものを挟み込むようにして、圧迫するように、背を倒す
そして再び──

「あー……ん…♡」

先端だけを狙いすますように、口の中へと──
厭らしい音をわざと立てるように、その行為を見せつけるように──昏い視線は、理央の顔へ

神代理央 >  
「……それは、そうかも知れないが…」

肉欲で煙る思考と理性の中で、弱々しく首を振る。
確かに、少女は何も明言していない。唯、好意を告げただけ。
しかし、それは――

「……すき、とか、そういうの、言われるのは…その……きはずかしい、だろう…」

自分の口から聞きたい、と告げた少女に観念したかの様に、僅かに吐息を乱しながら…普段の言葉遣いなど掻き消えた様なたどたどしさで、言葉を紡ぐ。
けれど、再び逸らせようとしたその視線は――露わになった少女の上半身と、雄を誘う様な色香を纏った下着と、豊満な双丘に向けられて。
こくり、と小さく喉が鳴る音が、少女にも聞こえたかもしれない。

その双丘が、天を突くかの様にそそり立つモノを挟み込めば、新たな快楽に歓喜するかのように、少女の胸の中でぶるり、と震える。

「……め、い…っ…!それ、は、ヤバい……っ…!」

何より、その行為が見せつけられる様に行われていて。
少女の何処か昏い視線が、挑発するかの様に此方に向けられていて。
その行為を強調するかのような水音が、耳から脳へ、思考へ響くのなら。
少年の言葉と態度から、余裕が崩れ去っていく。
それどころか、肉欲に耐えかねて――より深く、より快楽を、と。
ぐい、と無意識の内に腰を突き上げた。

比良坂 冥 >  
「……そう、かな…」

つ…と唇から銀の糸を吊らせて、口を離す

怒張は…柔らかな肉の狭間で、ビクビクと震えている
呼応するように少年の声にもあまり余裕は感じられない──

そんな少年の顔を見つめながら、言葉とは裏腹に、笑って…

「……男の子は、そういうのストレートに言うのが恥ずかしい、とか…カッコ悪いとか、思うもの…かもね」

「──私は、そんな理央も好き。…今は、聞きたいから、聞いたけど……」

この少女は、あるいては少年がどんな姿を見せたとしても、嫌いだと言うことはないのかもしれない

「……あ」

快楽に熔かされかけた少年の腰が浅く浮くのを感じて、──よもや、少女の手はきゅ…っとその根本を握り込む

「……まだ、だめ。──ほら、理央…頑張って──もっと私に愛させて…」

昏い、昏い瞳は少年の顔を見つめ、まるで底なし沼の底から捉えるかのように沈む、没む

──深く昏い夜は、まだはじまりに過ぎない

ご案内:「神代理央 自宅」から比良坂 冥さんが去りました。
神代理央 > 【後日継続にて】
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