2021/03/04 のログ
ご案内:「神代理央 自宅」に神代理央さんが現れました。
ご案内:「神代理央 自宅」に比良坂 冥さんが現れました。
■神代理央 >
「……カッコ悪い、とは思わないが…。
まあ、冥の言う通り、恥ずかしいと思う所は無い訳では――っ…!」
否定はしないまでも、完全に肯定するのも気恥ずかしい。
そんな言葉を返そうとして――その言葉と吐息は、少女の手によって歪められ、途切れさせられる事になる。
「…め、い…っ…、なに、を……っ…!」
根本を握る、少女の細い指先。
駄目、という言葉の意味は容易に理解出来る。
昂っても、煮え滾る様な熱が躰の奥から湧き上がっても。
それを放出する事を、許さないということ。
「頑張る、も、なにも…っ…!これ、じゃ…!」
伝わる快楽が止まった訳では無い。
ただ、その熱を放出する事が出来ないだけ。
だから、自然と。無意識のうちに浅く揺れる腰の動きを止める事は出来ないのに、その熱は留まり、煮え滾り、理性を融かす。
吐息を荒げ、頬を紅潮させながら少女を見つめ返せば――その昏い瞳に。
己を引きずり込む様なその瞳に、思わず動きを止めて。
呆然と、見つめ返すしか出来ないのだろう。
■比良坂 冥 >
「……──可愛いよ。理央のそういうところ」
だから"好き"だと、ストレートに言葉を向ける
気恥ずかしげな感情を擽るように
心と身体は繋がるもの
心が揺らげば、身体もまた揺らぐ──
「……理央が言ったんでしょ?
"お手並み拝見"なんて、私を試すようなコト──」
昏い瞳が見上げ、笑みに歪んで
「──…じゃあ、加減なんてできないもの」
きゅう、と細い指が輪をつくるようにして、その根本を窮屈に狭める
その間にも鈴口を舌先がくにくにと刺激し、射精を促す
聞こえてくるのは洗い呼吸と、少しだけ苦しげな声…
自分の依存する、大切な大切な存在のそんな声にぞくぞくとしたものを感じて、行為は更にエスカレートしてゆく
舌は大樹の幹を這い、その下に鎮座する睾丸まで舐りあげ…空いた手で柔らかく揉み解すように…大切なものを扱うように──
そう、しながらも行為に没頭まではせず、冷静に…理央の、少年の様子を覗い見る
──…そろそろ、限界かな…
そう思えば、小さく笑って…射精を封じ込めていた手からゆっくりと力を抜き、
再び、ぬるりと濡れたそれの先端を、温かい口腔のナカへと、誘う…
■神代理央 >
「お、とこ…あいてに、可愛いなど、と……っ…!」
男らしく。強くあろうとする少年にとっては、可愛いという言葉は受け入れ難いものだった。
しかし、少女の言葉は――紛れもない、純粋な好意によるもの。
そんな言葉を無碍にする訳にもいかず。ストレートな好意の言葉に羞恥心も漣立って。
まして、与えられる快楽の全てが文字通り少女の手の中に或る以上――纏まらぬ思考と感情に翻弄されるばかり。
「たし、かに言った…けどっ…!でも、これ、じゃ、出せな…っ…!」
少年は、健全な男子である。
それなりに性欲もある。
ただ、普段が余りにストイックに仕事に打ち込んでいる事と、少女に手を出す事に今一つ踏み切れなかったが故に、半ば禁欲的な生活を送っていたに過ぎない。
そんな少年の熱を弄び、射精を促しながらそれを許さない少女の行為は、尊大な態度も言葉も崩してしまうには十二分過ぎるものであった。
少女の舌先が鈴口に触れる度。竿から睾丸まで舌が這い、掌が弄ぶ。既にいつ射精してもおかしくない程の刺激が与えられているのに、ソコに至らない。
けれど、少女がふと、熱の奔流を塞いでいた力を抜けば――
「……きゅうに、はな…っ、だめだ、めいっ…もう、でるっ…!」
肉棒が溶ける様な温かさ。少女の口腔に誘われれば…あっさりと、限界を迎えた。
思わず少女の頭に手を添え、半ば強引に肉棒を深く少女の咥内へ押し込もうとしながら――滾った少年の熱が、勢い良く放たれた。
■比良坂 冥 >
いいよ、出して
我慢しなくても大丈夫
全部、私が受け止めるから
あなたのすべてをうけいれるから
見上げるような視線
少女の眼はそう、まるで雄弁に語るかのように、少年へと向けられる
「──…っ、ん……」
ぎゅ、と頭を抱えられるようにして、華奢な少年の腰へと押し付けられる
湯浴みの後、汗くささなんかは感じず、少年独特の香りに包まれて…
「……ん、ふっ…」
少女の口の奥へと、熱が放たれる
少年の吐精が収まるまで、何もせずそれを受け止め…脈動が落ち着くと
こく、こくん…喉を鳴らすようにして、吐き出された熱を飲み込んでゆく
仕事が忙しいのだと言っていたし、実際にそういう暇もなかったのだろう
「……んぇ」
相応の量を、まるで味わうように飲み干して、漸くソレは冥の口から、解放される
「……きもちよかった?」
いつも通りのぼやっとした表情に戻った少女は熱を放った直後の少年のソレを手に、問いかける
そして答えを待つよりもはやく、こびりついたモノを舐め取るように舌を伸ばしていた
■神代理央 >
全てを受け入れるかの様な少女の視線。
その瞳を、何処かうすぼんやりとした思考と、それすらも融かす様な快楽の中で、見返していた。
そんな少年の意志とは無関係、と言わんばかりに少女の咥内で脈打つ肉棒は、滾った熱を吐き出し切る迄、ぶるぶると震え、脈打っていたのだろう。
「……っ、は、ぁ…、はぁっ……別に、飲まなくてもよかった、のに…」
そうして、濁り、溜まった濃厚な白濁を漸く吐き出し終えれば。
吐き出したモノを飲み込んでいく少女の喉の動きに、視線を奪われる。
射精の余韻に浸りながらそっと少女の頭から力を抜けば、肉棒から口を離した少女の髪を撫でながら、乱れた吐息と共に言葉を紡ぐが――
「……ああ、とても。とても気持ち良かったよ、冥。
だから、もう――っ!」
精を吐き出し、僅かに理性が駆動し始めた思考の中で…一つの危惧が、生まれる。
此の侭では己は、少女の躰を求めるが儘に求めてしまうのではないか。
そして、少女はそれを拒まないだろう。だとすれば、己はきっと、少女へ"堕ちて"しまう。
どんな欲望すらも、全て受け入れて呑み込んでしまう様な少女に、きっと全てをぶつけて、そして――。
そんな危惧を払拭する為に、一度行為を止めさせようと言葉を紡ごうとした…のだが。
吐精を終えて尚、未だ固く反り返った儘のソレに少女の舌が伸びれば、新たな快楽に思わず呻く様に言葉は途切れる事になる。
若い躰もは未だ熱を持て余し、少女の色香に当てられたかの様に、次の快楽を求めていたのだから。
■比良坂 冥 >
「……理央のだから、全部ほしくて」
丁寧に、丹念に少年のペニスを舐りながら言葉を返す
その言葉に抑揚はない。──しかし脚色もなく、それはやはり…本心なのだろうと思わせる
口と手を離し、身を起こして
一度出した程度ではまるで衰えた様子のないソレを、熱のこもった瞳が見つめた
パチ、パチン
下着、そしてスカートのフックが外される音が静かなリビングに響く
「……ん、っ」
そして、余計なものは全て取り払い…少女は生まれたままの姿を少年へと晒す
再び、折り重なるようにして少年の身体に、自らの熟れた肢体を這わせるように
「……まだ、これから──」
「……服一枚の距離だって、なくしたいな」
言いながら、少年の服へもその手をかけ、ボタンを丁寧に外してゆく
「……邪魔するものが何もなくなって…ようやく二人の距離はゼロ…
そして、相手のナカに入って…はじめて、プラスになる」
「──だから、理央とは、たくさんえっちしたいな」
少女の声は大きくはない
むしろ小さく、ぼそぼそとした喋り口は聞き取り辛くもある
なのに不思議と耳に残る……まるで催眠じみた、甘い声色をしていた
全てをぶつけられ、受け入れる
それはむしろ己が望んでいることなのだと、伝えるように
■神代理央 >
全部欲しい。
そんな少女の言葉に、嘘偽りなど何も含まれていないことくらいは…快楽に茹った己の思考力でも、理解出来た。
それでも。此の侭では、少女にのめり込んでしまう。堕ちてしまう。
箍が、外れてしまう。それを危険だと訴える理性が、懸命に警報を鳴らしていたのだが――。
「――……っ、ぁ…」
フックが一つ外れる度。衣擦れの音と共に、少女の衣服が取り払われていく度。
それがまるで、箍にかけられた鍵を開けるかの様に――唯少女を求める理性無き獣性が、頭を擡げる。
「……触れ合うだけじゃ、物足りないのか。
中に、ナカに入って初めてプラス、か」
少女の言葉を反芻し、繰り返す。
その言葉と表情は、未だ滾る熱に浮かされた様。
ぴたり、と重なった少女の柔らかな躰に、ぐり、と押し付けられるソレ。互いの体液で濡れたモノが、少女の躰を滑る様に、押し付けられる。
「……それは、その…。いや、まあ。俺も、別にそういうことは、嫌…じゃない…」
少女の言葉に誘われるかの様に。
欲望の儘に、唇から言葉が零れる。
それでも尚、嫌じゃない、と歪曲的な表現に留まったのは、辛うじて残る理性のせめてもの抵抗か。
尤も、少女の躰を撫でる様に伸ばされた掌は、少年の欲求をありのままに伝えるかの様なものではあるのだが――
■比良坂 冥 >
「……そうだよ?
だから、特別だって思えるでしょ…
心も、身体も重なり合うのが、セックスだもの」
晒けさせた少年の胸元に指を這わせ、ゆるゆると擽るように愛撫する
華奢な体格、その気になった不意うてば、自分にすら組み伏せてしまえそうな…
「……私は落第街であんなコトをしてたけど、心は一度だって誰とも重なってない。
──理央みたいに、身体を大切にしろ。なんて誰も言わないもの」
「……だから、そんな理央には心も身体も、全部あげたいし…全部、ほしい」
熱の籠もった吐息と共にそんな言葉を呟き、少年の熱源…その先端を
既にしっとりと濡れた、自身の秘部へと擦り付けるようにすれば…ぬるりとした暖かな滑りを感じさせて
「──だから理央は私を食べていいし、私も理央を食べたいな…って」
先刻の、自身の言葉への補足
重なり合った少女の肢体
豊かな膨らみの奥から、大きく、早く鳴る鼓動が伝わる──
■神代理央 >
己の胸元を擽る指先。
擽る様な手つきではあるが、その愛撫は"これから"起こる事への期待を、否が応にも少年の躰に刻み込む。
僅かな理性が抵抗していても、躰から先に陥落して。
そして、少女の言葉が…心と理性を、融かしていく。
「……それ、は…本当に、冥には、自分を大切にしてほしかった、だけ、で……っ…。
……だから、俺がお前を抱くのは、それ、は……っ…!」
最後の抵抗、だろうか。
奈落の淵で、最後の一歩を懸命に踏みとどまっているかの様に、押し寄せる快楽に表情を歪めながら首を振る。
けれど、それも何時までもつものか。
或いは既に――
「………ぁ…っ、あつ、い…。それに……」
熱の先端が、秘部に擦り付けられる。
もうあと少し腰を浮かせれば。少女が腰を落とせば。
きっと、極上の快楽が思考を焼き尽くす。
そこに堕ちては――と、身を捩ろうとして…重なる躰から、直接触れ合う皮膚から。少女の鼓動が、伝わった。
「………ばか。散々人を弄んでおいて、そんなに心臓を鳴らさなくてもいいだろう。こっちまで、伝わってくるじゃないか」
小さく吐息を吐き出すと、くすり、と笑みを浮かべて少女を見上げる。
そっと伸びた手は、くしゃくしゃと少女の髪を撫でようとするだろうか。
「……そうだな。触れ合って、繋がって。御互いに求め合っている間は、きっと冥の寂しさも埋めてあげられる。
いいよ。おいで、冥」
ふわり、と少女に微笑めば――髪を撫でていた手を、少女の腰に沿える。
そのままゆっくりと力を込めて。少女のナカに、己の熱を――。
■比良坂 冥 >
「──…それは?
……ううん。大丈夫…わかってる…。
理央は、私を欲望の捌け口にしたくない…んだよね…?」
胸元へと頭を寄せたまま、そう呟く
「……そういうのって、誰にでもそれを向ける人がそう見られるだけだよ。理央
──私の好きな神代理央は、そんな男の子じゃないから、大丈夫…
…だから、私になら向けてもいい…って思ってほしいな、って…想ってた」
「……あの日から、ずっと」
あの日、と語る少女
あの日とは…少年と落第街で邂逅したあの時
そして……
「……ドキドキくらいするよ
好きな人と触れ合ってたら、当然…じゃない…?」
そう言って、伏し目がちに頬をほんのりと朱に染める
先天性色素異常(アルビノ)、人よりも白い肌をもつ少女は熱を帯びればその血色がよく見えた
「……ん…ぁ、は───」
さっきまで掌に感じていた熱が潜り込んで来るのを、感じる
抵抗を感じることなく、少年のソレはすんなりと…あたたかくやわらかなものに飲み込まれるようにして、奥へと誘われ──
■神代理央 >
「……分かっていたのか。…そうだよ。このまま冥を抱いてしまえば、俺は、欲望の儘に冥を求めてしまうかもしれない。
自分勝手に、欲する儘に、俺は、冥を――」
独白、或いは懺悔するかの様に紡がれる言葉。
しかしその言葉は、少女が続けた言葉によって、一度閉じられて。
「………あの日…俺と冥が出会った日、か。
…何ともまあ。会った日から其処まで想われていたなんて、男冥利に尽きる…というものだな」
確かに、少女はあの夜。己に告白の様な言葉を紡いだ。
その時は、精神が不安定なのだろう――と、庇護欲が勝っていた。
けれど、今は。
「……それなら、おそろいだな。俺だって、こういう時は……その、なんだ。どきどき、くらいはする」
ドキドキ、だなんて我ながら似合わない言葉だ――なんて、思いながら。
頬を朱く染めた少女に、穏やかに微笑んでみせる。
――そんな言葉の末に、少女の中へ穿たれる熱。
ゆっくりとこじ開ける様に。少しでも奥へ進もうという様に。
誘われる儘に、粘着質な水音と共に、根元まで少女の中に沈めて…。
「……動く、ぞ…っ…!悪いが、優しくしてやる自信は、あまりない、からな…っ!」
少女の腰をしっかりと掴んだ儘、ずん、と勢い良く腰を突き上げる。
一度、二度、三度。少女の最奥を突き上げようと言わんばかりの勢いで、ずっちゅずっちゅ、と、抽送が開始される。
■比良坂 冥 >
全部見透かしていたように語る少女
あの日の、好きだという言葉がようやく届いたことに安堵するように笑い、
少年…理央の、柄にもない言葉に、満足げにその笑みを深めて…
「……いいよ。理央の好きに、動かし、て──」
行為がはじまればそのぼんやりとした声も色めいたそれへと変わる
少年の律動に合わせ、薄い色素の唇からは断続的に小さな喘ぎが漏れ、呼吸は浅く、荒くなってゆく
肌はじっとりと汗ばみ、ぴっとりと密着した少年の身体へと熱を更に伝えて
ふくよかな肢体の奥に鎮座する下胎、そしてそれに通じる膣道は柔らかく、吸いつくようにペニスに絡み…
まるで、貪欲にそれを欲するように飲み込み…男女の交わる快楽を、少年の脳髄へと伝えてゆく
■神代理央 >
好きに動かして、と息を荒げながら告げる少女。
その言葉に応える様に――突き上げる腰の勢いが、増していく。
「……なら、もう遠慮はいらない…なっ…!
俺が満足するまで、冥が、満たされるまで。
何度も、何度も、何回も。冥に、っ……!」
吸い付く様に絡みつく膣壁を、受け入れながら。或いは、膣内でそれすらこじ開け、押しのける様な勢いと荒々しさで。
少女の躰を跳ねさせるかの様に、脈打ち、一突きする度に膨れ上がる様な肉棒が、少女に穿たれ続ける。
「……冥、の中っ……気持ち、良いぞ…っ…!
俺の、を、包んで、呑み込んで、融かしてる、みたいなっ…!」
そうして、肉欲の儘に抽送を続けながら。
少女の腰を掴んでいた両の手のうち、治ったばかりの左腕が…するり、と少女の双丘へ伸びる。
肉棒を突き上げる度にゆさゆさと揺れるソレに手を這わせ…先端を軽く摘まむ様に、指先を伸ばす――