2021/10/15 のログ
ご案内:「◆特殊Free(過激描写注意)2」に『調香師』さんが現れました。
ご案内:「◆特殊Free(過激描写注意)2」から『調香師』さんが去りました。
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ご案内:「歓楽街路地裏『Wings Tickle』/マッサージルーム」に『調香師』さんが現れました。
ご案内:「歓楽街路地裏『Wings Tickle』/マッサージルーム」にメアさんが現れました。
『調香師』 > 手を引いて進んだのは、必ずしもシチュエーションの為だとかの理由ではない

この部屋に踏み込んだ人に踏み込んだ人に抱かせる印象は『暗い』という物だろう
暫くして、店頭から嗅いでいた匂いがこの場所では薄らいでいるとも気付ける人は居るのだろう


『調香師』はその部屋を淀みない歩みで進む
慣れているのだろうが、それ以上に彼女の眼には『見えている』

「リラックスできるようにしてね」

貴女をベッドの縁に座らせるまでの案内。彼女がマッサージを出来る、低めなのそれであった

メア > 「暗いねぇ…」
きょろきょろと見渡しながら、ベッドに腰掛ける。
彼女の目は人に似せるあまり明暗の差には弱く、なれる必要があった。人間と同じ様に。

香りが薄らいでいるのは、物理的な距離によるものかな、と考えながら身体の力を抜く。

『調香師』 > 「ここは、お客様が一番欲しい物を一番感じ取って欲しいお部屋なんだ
 入り口は『お出迎えの香り』、ここは『おもてなしの香り』。今日は私、あなたの為になる事をしたいから」

キャンドルを灯していきます。微かに漂っていた先程までの香りは、このキャンドルから漂う薔薇の香りに上書きされていきます


「ローズは鎮静と気品の香り。お客様にはもっと良い人になって、帰ってもらいたいな
 ...それじゃ、寝ころんでね。ローブも上をはだけちゃうね。恥ずかしかったら隠してね」

彼女も、今日使うオイルを棚から選び出しては戻ってきます
隣に居るのでしょうか。リラックスした体には匂いと共にすんなりと受け入れやすい物となっているかもしれません

メア > 「香りでも、色々考えられてるのねぇ…」
ぼんやりと呟きながら、横になる。漂う香りと雰囲気に任せながら、ローブもはだけられていき…下着一つ無い、思わず息をのむような美しい裸体が露わになるだろう。

肌の質感も人間に近い。ただ骨格だけが…人のそれとは違った。

『調香師』 > 「綺麗な体だね」

一目見れば、想い寄せる余地のある人であったなら。惚れ惚れとしてしまうだろう、背徳的に完璧な肢体を

「もっと綺麗になろうね」

彼女は一瞥の後に『上』があると容易く告げた
『調香師』の目に映る設計図は、そこからどうやって『香り』を着せていくかの点に焦点が向けられているのだから


手にオイルを纏わせて、貴女の身体を撫でつけていく
触れぬ箇所が無いように、経験にない体を学習するように合わせて優しく、匂いが立つように念入りに


「お客様って、どんな『人』なのかな?」

返答はしなくても良いのだろう。答えられないほど、貴女が意識を遠ざけてしまっていたのならば

メア > 「んー…『愛し、愛される存在』、かなぁ」
微睡みの中、そう答える。

今はどこにもいない、私の創造主。

皆が戦うために切磋琢磨していた中、ただ一人だけ「最高の隣人」を求めた大馬鹿者が、私に定めたレゾンデートル。
隣人として愛を授け、愛を受け入れる。

それが私だった。

『調香師』 > 「『愛し、愛される』」

そう返した時に、彼女の手は一瞬淀みを見せた
思考に行動の一部を侵されたのだろう。ほんの僅かな差異ではある

「そういう人も居るのかな
『人の為に』ってここにある、私みたいなの以外でも」

自分は機械であなたは人、その前提はまだ変わってはいない
返答で揺らいだ様子ではありましたけど、触れている体でそれを感じ取れはしたのでしょうか

メア > 「…私は、貴女のことを知らないけれど…そうね。人は『一面』だけじゃないから」
他人を侵す一面を持つ人でも、場面が変われば愛を施すこともあるかもしれない。

「だから…ちょっとした付き合いで決めつけちゃうのは、性急じゃないかなって、私は思う。」
少なくとも、私が会った人間はそうだった。誰かのために動いていた。

『調香師』 > 「そういうもの、なのかな

 私も、3回会えばその人の事を信じても良いのかな
 あなたも同じくらいで私の事を理解してくれたりするのかな?」

信じていなくても、多分信じられていなくても
この手はその体の、ありとあらゆるところに触れてしまうという歪さ
『調香師』はそれを完全に、『自分のお仕事』と判断してしまえる

人間の様に悩むふりをしながら。彼女は、人間らしい逡巡の様子を見せる事は一度もなかった

メア > 「私達は、どこまで行っても隣人なのです。
どれだけ人と交わろうとも、どれだけひとと理解しようとも。

そのすべてを。理解することは出来ないの。」
悲しそうな顔で、告げる。愛し合うものでさえ、齟齬を起こすことを私は知っている。
愛深きが故に、憎悪も深いのだと。

「だから、愛し、愛されるのです。施して、受け入れるのです。寛容こそが、人と人を繋ぐ要素なんです」

『調香師』 > 「愛し、愛される」

もうちょっとだけ、実態を伴った言葉として繰り返した

香りの中、聞いた彼女の言葉は決意であると同時に、その表情の通りに、華やかなだけではない彼女の『一面』の吐露と知る


「だったら、あなたと同じくらいに寛容な人がいたら
 施されて、受け入れられたら。それが一番良い事?」

私が出来るお手伝い。あなたへと出来る飾りつけ
全身をくまなく、香りを仕込み終えた彼女は見下ろしていた

闇に眼が慣れたのなら、その顔は次第に近付いているという事も


「私にもっと、あなたに出来る事はありますか?」

彼女の華やかな、呼気の届きそうな位置から囁かれる

メア > 「他人に考えを強要するのは一番いけないこと。
それはかつてと同じ侵略で…それは、暴力となんら変わりはないの。」
施術を受け入れ、ぼんやりとしながら、呟く。顔が近付いても、呼気が触れようとも…身動ぎ一つしない。

「寛容、です。わたしと、あなたが、違うことを、受け入れる。自らに無いものを、あなたは、持っている。だからこそ、愛おしく、感じるんですよ…?」
近付いた顔に触れ。まるで愛を囁くかのように。

『調香師』 > 「変わる事は、もう怖くないよ
 一番怖い変わり方、してるから

 私を綺麗に染めてくれる人を夢見てるのかも?
 でも思う通りに変わっちゃうと、あなたはつまらなく感じちゃうのかな」

触れられた手に、頬を寄せてみて。体温を一度預ければ、彼女の香りはより、上気し鮮明な香色を見せる。この人との『3回目』を、ちょっとだけ早く、想ってしまうのかもしれない

愛に浮かされた台詞を夢か現か、どちらに呟いたのかもう感覚出来なくなってしまったかもしれない貴女へ。少女は今日、最後の仕上げを施す


唇から唇へ、花の香を移した事だろう

メア > 「変わらないものは、ない。私も、あなたも。幾度となく誰かと触れ合い、交わって…変わっていくの。

迷いがあるから、変われるの。どう変わるのかは…あなた次第だから。あなたが、決めるの。」
自分のことを、他人に委ねてはならないと諭す。受け入れることはしても、同調するかは貴女が決めることなのだと。

「ん、む…」
そうして、口付けを受け入れたら、あまりの心地よさに、目を閉じることでしょう。

『調香師』 > こちらも閉じていた目を、顔を離す距離に合わせて静かに開いていきます

「...良い人ね。あなたもずっと、そうやって悩んで迷ってるから?
 今日のマッサージはおしまい。でも、今日はあなたの為の日だから

 ゆっくり、心と体を休めてね。私はここに居る
 今までで一番、綺麗なあなたを私は最初に出会いたいな」

相手を寝かしつかせるように、その頭を撫でる事でしょう
貴女が自然と立ち上がりたいと望む、その時まで...

メア > 「…すぅ…すゃ…」
そうして、寝息を立て始める。
その様子は、どう見ても生き物で。
それが機械などとは思いもしないだろう。束の間の休息を、彼女は取る。体の中を、メンテナンスしながら。

ご案内:「歓楽街路地裏『Wings Tickle』/マッサージルーム」からメアさんが去りました。
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メア > 「ん、ぅ…」
しばらくの後、目を見開く。
裸で、薔薇の香りに包まれて。

解された身体が、いつもより調子が良いように感じた。
身体の駆動も人間に寄せているため、効果があったのだろうか。

「おはようございます…」
目をしぱしぱさせながら、目覚めの挨拶をします。

『調香師』 > その表情は人であり、そして、その体にこの場所に似つかわぬただの子供の様にも見えていた

「......」

匂いを確かに身に着けたとはいえ、ローブを開いたままでは風邪をひいちゃうのかな?
そう考え、胸元に手を伸ばした所で丁度相手が身じろぎを始めたのでした


「おはよう。よく休めた?」

変わらぬ笑みは、キャンドルの火もいつの間にか弱くなっていた中で見えていたのでしょうか

メア > 「…そうですね。あんまりにも気持ちよくて、寝ちゃったみたい…」
何事もなかったかのようにローブに包まり…やっぱり大きいので、腕で抑えつつ。

「良い腕、してますね。香りも、すごく良くて」
張り付いた笑顔は、営業スマイルなのだろうか、とちょっと疑問を覚えながら、称賛する。事実、また利用したいとメアは思っていた。

『調香師』 > 「ありがとうね?
 やっぱり、香りの事となると私より専門家はそうそう居ないからね、ふふふ!」

そして、その笑顔のままなんだか雰囲気が自慢気満足気なそれへと変わる。営業スマイルなのかは兎も角、その内面が幼いのは違いなさそうだ

「そろそろ、戻る?それともまだゆっくりする?
 戻るなら、私がまた手を引いてあげないと」

メア > 「んー、せっかくだしゆっくりしようかな。この後の予定もいまのところないし?」
ベッドの上でごろごろと。香りといい心地よさといい、この場所を気に入ったのかもしれない。

油断してローブがちょっとはだけている。

『調香師』 > 「じゃあ私も。お仕事中だけどゆっくりしちゃおっかなー」

折角なので、と。真っ当にお仕事をしてる人ならまずありえない台詞ですが、そこは道楽営業のお店
繁盛とは無縁である事より、1人のお客様を大切に。人の為になる事をしたいのです

ベッドの上に、並んでごろん。僅かにキャンドルに照らされたお部屋は雰囲気だけはあるのに、どうにも彼女は彼女で下心の無さ故に隙だけが多い

メア > 「はー…マッサージに通う人の気持ちがわかるなぁ…ハマる人はハマるよこれ…」
のびー、としながら。オフモードでありながら、所作の一つ一つが何故か色気たっぷり。

そういうシステムを組んでいると言われればそれまでなのだが。

「そうそう、偶にはゆっくりねー。休息は必要なのです」

仰向けになって。キャンドルに照らされて仄暗い天井を見上げる。
オフモードなので『調香師』さんの隙に気づかない。

『調香師』 > 「ハマるかぁ。あなたもハマってくれるといいな?
 私、ちゃんとあなたの身体も学習したから
 うん。次はピッタリのローブも用意しないと」

空でボディラインをなぞる手つき、リハーサルは完璧です。懇意にしてもらえるなら、それほど嬉しい事はない

貴女の方を見る為に横向きになって。しっかりと主張する双丘の姿を見つめる

「特に、胸部が他の人とは違ったから
 差異とはつまり、満足を与えるのに扱える部位って考えればいいよね!」

ちょっとだけ、メアの言葉を曲解した解釈
貴女が持っている物を愛でればもっと充実を感じてくれるかもしれない!なんて

メア > 「また来たいとは思ったよー。ローブも用意してくれるなら有り難いね。胸は…うん、あるものは有効活用、しないとね?これが好きな人はかなり多いし」
こちらもちょっとばかし曲解して捉え、この胸は誰かを満足させるためにあるものだと。

実態は今は亡き創造主の趣味の産物なのだが。

「これは、次も期待しちゃっていいのかな?」

『調香師』 > 「はぁい。ふふひ」

その表情は悪巧みと似通っていたのかもしれない

「今回は元々あったものを使ったけど
 オイルの方も、調合は出来るから
 もっと没入でもっと気持ちよくなってもらえるように、って出来るから。あなたはまだ、このお店の本領を知らないって事でさ」

彼女はもっと、その距離を縮めてきます

「...楽しみにしてね?」

メア > 「それはそれは…とても楽しみね」
思わず、顔を綻ばせ。
それほどにこのオイルマッサージは心地よかった。

それ以上があるなら、味わってみたいというものだ。

「何時ぐらいに来ればいいかしら?」

『調香師』 > 「いつでもいいよ?私のお店が開いてるって時に。つまりは...」

そうして、営業時間を続けて囁きました
とはいえお得意様はいつ来ても歓迎しそうなのが彼女ですが


「...うん。そろそろローズの蒸留も終わる時間だね
 今がきっと、一番良い香りがするけど、気になる?」

メア > 「…それは、もちろん!」
まさか、今から施術してもらえるのだろうか?

興味津々で聞いてくるだろう。

『調香師』 > 「あ、これは持ち帰りのフレグランスオイルに使う物だからね?」

でも、これを元に彼女の為のアロマオイルを調合するのも良いのかもしれない。保存分は貴女の名前にするのが良いだろう

そうと決まれば。ベッドから軽い足取りで飛び降りました
キャンドルの火を消して暗闇に包まれた状況
貴女にはまた、暗闇を歩く導となる掌が差し出されます

メア > 「あ、なるほど」
起き上がり、手を取って。ローブが落ちないよう、反対側の手で抑えながら、ついていくだろう。

ご案内:「歓楽街路地裏『Wings Tickle』/マッサージルーム」から『調香師』さんが去りました。
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