2022/01/07 のログ
ご案内:「歓楽街路地裏『Wings Tickle』/マッサージルーム」に『調香師』さんが現れました。
ご案内:「歓楽街路地裏『Wings Tickle』/マッサージルーム」に乱桜 ありすさんが現れました。
■『調香師』 > 香りの事について、二人が満足したのならば
話題は自然と、次の注文へと移っていく
調香師に示唆すれば、彼女は以前の通りに手を引いて、
いずれはこの部屋へとたどり着くのだろう
暗闇の中進んだ先。柔らかな物に腰掛ける影
「今日も脚を中心に?今日、気になる香りはあるかな?」
シルエットは尋ねくる
■乱桜 ありす > 暗い廊下を恐れずに手を引かれて以前の施術のあったお部屋へと。
少し慣れて来たのか、足取りは以前よりも軽いモノになっていて
柔らかなベッドへと足を向ければ、腰掛けるシルエットの隣へと腰を下ろし。
「はい、この前よりはだいぶましなんですけど、やっぱり慢性的になっちゃってまして。
気になる香りは……以前のミントに柔らかい系統か……今日はチョコドリンク飲んできたのでミルク系のが混ざるといいのかなって素人判断、になっちゃいますけれど……。」
これが合っているのかはわからないけれど、と少し遠慮がちに、そう口にしました。貴女の香りが以前より今日は甘さ控えめの香りだったからか、甘さが欲しいのも無意識にあったのかもしれません。
■『調香師』 > 「今まで、機械は使えないから。使ってきた脚なんでしょ?
一日、一回、そんな回数で完全に大丈夫って言う方が難しいかも
根気が要るね?それでもまた歩いて来てもらうのって、悪いのかなって思ったけど
...ありすさま、ずっと食べる事ばっかりだね。機械の事より考えてる
じーつーはー。美味しい物ばっかり考えて気が緩んだりしないかな?」
つん。指先が貴女の腹をつつく感触。くすぐったい程度の刺激
バイタルチェックは前回のマッサージで済んでいる、特に問題はない筈
つまり。今回の行動はただの面白そうだからとの衝動的仕草
■乱桜 ありす > 「あぁ……言われてみればそうなのかも。
遠出する距離と回数がこの島に来てからより増えたのもありそうですけれど……。
根気なくして、生活できたかというとできてない気もするので、私自身の根気はある方じゃないかなーと。
……そっ、それはりゃいじょうぶっ!?」
言われてみれば、当たり前のようだったけれど、歩いて移動するのが当たり前だったので…根気や体力はある方なんだろうな、とふんわり思い。
食べ物ばかりで、と言われると否定はできないけれど、大丈夫と言いかけて、くすぐったさに背と声と表情が跳ねた。ついでに腹筋が跳ねた。
それでも異能の制御はしっかりと握っている。
ただ、お返しに、と。お腹をつつき返してみようと手を伸ばす。
「らいじょぶですけど――、そいえばこーゆーの感じたりします?」
■『調香師』 > 「んひ」
衣装の上から突っつかれて。体は震えず表情は変わらず
それでも彼女は声を上げた、わざとらしい位の態度
身をちょっと下げて、両腕でお腹を庇う構え
「ありすさま。それはあんまり良くないよ?
私はあなたをどちらの性ともまだ決めてないけど
今の所は『どっちも』なんだから
触り過ぎはダメな設定なんだよ?」
■乱桜 ありす > 「あう。」
声があがって、なるほど?と目を丸くしたものの。
お腹庇う様子をみて、少しだけ反省の顔。
「え、あ。そっか。
それはごめんなさいっ、軽率でした…………。
…設定って事は、その。同性だといいとかそういうのもあるんですか?」
深く下げるとぶつかりそうなので体向けて、小さめにペコリ。
その後、どうなんだろう、と小さく小首傾げて。
■『調香師』 > 「うん。公開出来ない情報っていう物はないかな
あとは私が決めればいい事だけど、或いは設定される事だけど
文化的に支障がなければ、私にとってはあまり深いお話じゃないかな?」
影は動く。立ち上がって、棚を漁り
これでもない、アレでもない。色々な香りの瓶を模索して
「だから『どんな事でも知りたい』って言われた時、
ちょっと悩むんだよね。私、たくさんの事を隠すつもりはないけれど
同時に出さなきゃいけない物も、そんなに多くはないから」
以前、このお店に来たお客様から告げられた要望を思い出す
口に出しながら、見つけた瓶。これだこれだと呟いた
■乱桜 ありす > 「…なるほど。
……個人的にはどっち、っていうより。
私の事は両方、で認識してくれると……ありがたいかもです。
特殊な感じですけれど」
その上でどう許容範囲を設定するのか、してもらうのかは、わからない。
文化と言うか倫理、どっちだろう、とは考えるけれど、答えが出ないまま。
「それは、むしろ、調香師さんが自覚していない部分…認識したり設定していない部分について知ろうとしていたのかもしれないですね。
どんな事でもって深く知りたい、ってことでもありますから。」
何、見つけました?と何かを探す様子から、止まったように見えたので少し前のめりになって。
■『調香師』 > 「実際、あなたの事は特別に見てるよ?
そのせいでやっぱり、挙動が決められないエラーが出てるんだけどさ
今もそう。あなたの身体には女性特有の丸みが見えて
それを否定で定義して。初めてありすさまは定められる
壊れてないのにおかしい気持ち。ひひ、本当に機械と相性が悪いね?」
ローブから覗いた体躯を一瞥しての言葉
勿論それを『嫌だ』とは言わない。彼女の笑う声、不快な時には漏れはしないもの
興味を知れば彼女は蓋を開く。そうして、香りの薄いこの部屋の中にミントの芳香が漂い始める
「注文通り。勿論だけど、舐めちゃダメだよ?
これからマッサージをするからね。以前のように、寝転がったら始めるからね」
■乱桜 ありす > 「あれ、エラーが出てる状態……?
両性と言う定義がつけ難い、つけられない感じですか
私自身、多分他の人とも相性そんなに良くないんじゃないか、と思ってはいます。
両方って言わなければ女の子で通るんでしょうけどね。
あははは、だから相性は悪いけど、ありがたくはあるんですよ。
定めて、見てもらえるから。」
両方と言う自分の性別は
他の人に認識された時に、避けられたり、見なかったことにするようなこともあったりしたから。
だから、知ったうえで笑いかけてくれるのが、嬉しくもあった。
何気に、それも、リピーターとなりつつある一因何だろうな、と薄く認識して。
「りょーかいです、じゃあ、その前にすぅ、っと深呼吸しておきますね。」
はぁい、と笑って頷いて、程よく力が抜けて、深呼吸もしたあと、ごろん、と寝転がり。
あるものはあるけれど、以前より慣れたからか、前回の施術の効果か、少し硬さが取れている
すぅっとするミントの香りのおかげで意識だけ制御に回して体の力が抜けて、やりやすさが感触として出るようになっているかもしれません
それでも、足とそれにつながる筋肉の酷使度自体は休みでも関係なく蓄積はされているけれど。
■『調香師』 > 「私という製品が、どうして女性の形をしていると思う?
私には『出来る事』と『出来ない事』がある
そのを2つが同時に選択肢に出てくる。だから私は変な動きをしちゃう
ただただそういう物だと、思ってくれてもいいけどね」
勿論、相手が何であれ誰であれ『お客様は大切に』との基準は変わらない
しかしそれ以前に形が『女性』である事は、以前知られている通り
深呼吸をして、気持ちを調えて。貴女の頑張ろうとの姿に、内心で『頑張ったね』と
これからは、身体を労う時間である。正確に、そして気持ちを込めて
「ありすさま。『3回目』って、何か考えてる事はあるのかな?」
リピートしてくれたので。施術中にそんなことを問うてみました
■乱桜 ありす > 「うーん……?
性別でできることとできないこと……でしょうか。
もしそれだったら私相手、なら、両方のできる事の対象に広げちゃっても、駄目だと感じたら、逆でも、できないことの対象にでも、いいですよ?」
あっ、と顔を赤くしました。
ただ、性別じゃなくて別の事…だとわからないですけど、たぶん話の流れからあってるはず、と頷いて。
ただ……それがどういうものなのかは、わかっているのかいないのか。
分かってるように見せてあまり分かっていない気も、しなくはない。
施術が始まって、足が少しずつ楽になっていく、解されていって、少しずつ荷を下ろしてもらっているように感じて、硬さが和らいでいく。
少しずつ表情もゆるんで
「ん、むぅ。少し、考え中な所は……
香りの方は難しそうなので、お試しになりそうな、気はしています。
……ふ、と思ったんですけれど…幽体離脱って、調香師さんも、できたりするん、ですか?」
問われて思い至ったのはさっきの香りの話。
お互いに幽体離脱できるならば、と頭をよぎった。
機械の人に、幽体があるのかはさっぱりだけれど。
■『調香師』 > 「幽体離脱、出来ないんじゃないかな
私の心は機械の身体から算出される
壊れた時に、私はもういないから
それか、私は心を捧げる事も出来るだろうね?
私が誰かの『物』になりたいと本当に思った時に
その人に変えられるなら。こんな時代でも、存在理由を果たせたんだろうね」
今日の彼女は、貴女の為に精を出す。その負担を和らげ、大きく羽を伸ばして貰う事を望む
別の日にはまた『誰かの為に』。店員である以上に、それは『奉仕者』としての悦び
その感情が全うされるならば。私はいつか、このお店すらも投げ打ってでも果たしたいと望むのだろう
『今』の私は、今日までの日々・縁を失う事が少し怖くも感じないと言えば嘘になるが
施術の手も、自ずと緩く。首を振って、集中!続ける