2022/01/16 のログ
ご案内:「落第街 閉鎖区画」に八坂 良彦さんが現れました。
八坂 良彦 > 小さな広場にとどまる犬型の変異体と植物型の変異体を発見し、報告をしようと下がろうとした所。
近くの建物の上から発見され、襲い掛かられるという結果に見舞われて。

「だー、くそ連絡する時間がねぇっ!」

時分の周囲に『種』を弾く風の結界を纏いながら、飛び掛かる犬型寄生体の頭を風を纏わせた刀で断ち切る。
最初数匹切る時に風を纏わせず切ったため、脂で刀の切れ味は鈍り、切れ味が落ちたため、現在は常時刀に風を纏わせて、切り裂いている状況。

犬型の吠え声につられ増えているのか、自分の周りに何体もの変異体の死体が重なるが数が減った気がしない。

「どこにこんだけ、イヌが居たんだくそっ」

足の裏に風の塊を作りそれを蹴って、重なった死体の輪から抜け出し、構えなおす。

八坂 良彦 > 刀に風を纏わせて近づく犬型の足を切り、体勢を崩させた所を蹴り足に風を纏わせて頭を地面に叩きつける。

「本当に、多すぎだろ…倒すたびに『種』すっとんでくるしっ」

一体倒す種がはじけ、纏った結界に弾かれる。
体力がある方とはいえ、連戦が続けば流石にきつい、隙を見て撤退するべきか。

上空は飛行できない様になっているので、そこら辺を走って逃げるか、少しずつ場所を移しながら思考する、
問題は、地図を覚えきれてないため、適当に移動すると奥へ向かう可能性がある所か。

かといって今は端末の確認もできない来た。

八坂 良彦 > 「あー、そろそろ決めないとか…確か来た方はあっち…」

とりあえず、風の足場で一旦高く飛んで集団から離れて、敵の集団の一番薄い場所を確認して。
刀を片手に持ち直して、何かあった時のために片手を空ける。

「ふぅ…んじゃ、まぁ…突貫!」

姿勢は前傾、連続で風の足場を作り、前に出てくる敵を刀で切り払い、後ろからくる敵はタイミングが合えば足場にし、会わない時は一瞬横に体をずらす様に何も持っていない手から風を噴出し、体を回転させて避ける。

手足に細かい傷を受けながら、包囲を突破して、そのまま広場から距離を取り、高さのあるビルを見つけ、風の足場を使って屋上まで駆け上がる。
何かいるかとも思ったが、とりあえずは姿は見えず、すぐに屋上へ続く扉を閉じて、その前に座り込む。

八坂 良彦 > とりあえず、リュックからとりだした水筒で水を飲み、端末で地図を確認する。
来た時に見覚えのないビルだったので、もしやと思ったが来た方向とは違っており、ため息をついて、道を確認し、覚え直す。

「少し休んだら、一気に抜けて戻らないと体力もらないな、こりゃ」

追ってきていた犬型の吠え声がビルの下から聞こえるのを聞きながら、少しの休憩を取る。
持ってきた灯油は無駄になりそうだだが、適当に放って火つけて帰るわけにもいかないので居方がないかとため息。

何度か深呼吸を繰り返し、目を瞑って体力を少しでも回復させる。

八坂 良彦 > 「おし、休憩終わり…いくか」

目を開き立ち上がる、屋上の縁から下を見ると、犬型の変異体はほとんど見えない。大体が散ったか、ビル内へ入ったのだろう。
それを確認すると、縁から空へ身を躍らせる。

「あいあむすかーいっ!」

間違っている英語?を叫びながら、足から落下し、途中で風の足場を踏んで、落下速度を何度も落として地上へ着地する。
気づいた犬型は放置し、足への強化を全力にして走り出す、覚えるのを途中で止め、端末でのナビモードに切り替えたため、懐の端末から聞こえる声に従ってひた走る事、十数分。

「そいっと、おしでぐちっ」

封鎖地区の入り口にたどり着くと、そのまま検査用のテントへ駈け込んでいく。
この後、端末でモニターしていた相手に色々お小言をいただくのだが、それはまた別のお話。

ご案内:「落第街 閉鎖区画」から八坂 良彦さんが去りました。