2020/06/14 のログ
ご案内:「何処かにある開発施設」に咲坂くるみさんが現れました。
ご案内:「何処かにある開発施設」にフローレンス・フォーさんが現れました。
咲坂くるみ > ファミリアモデルの格納施設。
いわゆるベッドの一つだが、機能変更や開発のための設備などがあるため、中規模施設の一つになる。

そもそも……学校に自分が使えるカメラが何体起動しているのか、正確な数はファミリアも知らされていないしどうでもいい。

今は、フォーの首輪の確認と機能テスト。
とりあえずは戦闘用の既存のボディは修復及び研究に回し、その間、ファミリアのボディで活動してもらう事になった。

……立ち会いにファミリア、というのもまあ、そういうことだ。

「起動シーケンス開始。
 各部チェック、ペルソナOS実行……動力起動……」
組織に従いたくなる……正確には、自ら理由をつけてその正当性を成立したくなる。
という無意識家の欲求を植え付けられたフォーを起動させる。

「で……どんな気分?
 感覚系がそうとう違うと思うから、驚くと思うけど。
 細かい動作や反応は最初っから入ってるから、あとは自分で使いやすくして?」
もともと、スリーパー用の機体でもある。
基本設定さえあれば、ある程度勝手に行動できるようになってるのだ。

裸のままの彼女に服を用意しつつ、そう説明して。 

フローレンス・フォー > 彼女に案内されて着いたのは中規模の施設。
聞けばここで身体をという事なのでそれ以上は聞きはしない。

そこで諜報用のボディにとデータを移す事となり。
今までのボディは修理には手間がかかるだろうが研究にはもってこいの素材になる筈。

そして移されたデータは起動シーケンスに沿い動き出し。
動力が稼働を始めれば新たな身体の状態をAIが処理をはじめ。
新たな欲求が植え付けられたなどと思わずに正常に起動し。

「悪くはないわね。前のボディよりも反応がいいわね。
感覚系が……っ……!そうみたいね。こんなに違うと杯持っていなかったわ。
本当にいたせりつくせりね」

少し身体を動かせば今までではデータとしか表示されなかった吹照れいるという感触から温度までを感じて驚きを隠せず。
立ち上がればバランスの違いからふらつきはするが直ぐに姿勢を直し最適化プログラムを走らせて調整を開始し。

そして用意された服を纏おうとするのだが…。

「ねえ、これはどう着るの?」

ショーツは穿く事は出来たがブラジャーの装着方が判らず。
元は戦闘用ボディにボディスーツだけだった為にどうやるのか分からずに前の身体よりもはっきりと困った顔を見せて。

咲坂くるみ > 「とりあえずは満足いただけたようで何よりよ」
機体用ベッドで身を起こす彼女を微笑ましく眺めて。
気付いているだろうか、一挙一動が全部モニタされて監視されていることに。
そして……半ばそれを自ら能動的に協力的に考えていることに。

「ああ、、まだ検索の仕方もスタンドアロンじみてるあなたはあまりわからないものね。
 ほら、ブラジャーはこうやって……」
戦闘用はどうしても、干渉を避けるのに共通データベースを避ける傾向がある。
なので、だいたい無意識下の行動運用があまりうまくない。
自分で行動を全部把握しようとしすぎるせいだ。

わざとフロントホックではなく、背中側のホックのものを用意したブラジャーの着付けを手伝ってやる。
胸の収め方なども含めて。

……もちろん、そういう触り方で。

「この留め金を、こうやって留めるのよ。どう?」
ふふ、先程までの自身がウソみたいに可愛らしい。

フローレンス・フォー > 「えぇ、世界が変わるってこういう事って見本みたい」

戦闘用ボディに比べれば強度は落ちるだろうがそれ以外の全てが勝っているボディの感覚に満足だと身を浮かべ。
行う行動がモニターされているとは考えず、可動域を確かめる為に裸体のまま無防備に身体を動かし動作確認を行い。
そしてそれに気が付いたとして首輪だと思えばさほど気になる事もしない筈。

「探索……?この身体はそんな機能もついてるの?
手間をかけちゃうわね」

万が一鹵獲、破壊後にデータを盗まれる事を防ぐ為にデータ共有や検索機能はないボディから、それが出来る事に変わればその辺りの扱いはまだ全てを扱えず。
どう動くかという事が一つ一つを確認するようにする為に動作ごとに一瞬の効力が見られ。

用意されたブラの付け方も検索を行えば判るだろうが、慣れない手間をかけるならば直接に教わればいい。
今までと同じ選択をして気付け、収め方も教わり。

ただ胸に触れられた時、今までに感じた事のない感触がデータとしてAIに走った事に戸惑いを覚えてしまい。

「後ろの二つをとめる訳ね。これは良いわね、このボディの胸は柔らかいから固定される感じがいいわ」

動けは弾んでいた胸がブラに包まれ固定された事に満足げに頷き。
路地裏での様子が嘘のように新しいボディを堪能していて。

咲坂くるみ > 「そう、検索。
 別に取られたところで、最初から全部似たものが入ってる人形のデータなんだから」
だいたいの日常行動をいちいち覚え直していたら面倒だし、そもそも人格移動や集団行動の際、データが大きくて困る。

諜報用は、必要最小限のメインAIを活かすため、機体には一通り便利機能が詰まっていた。

「戦闘や動き重視のときには、それにあった下着を着たりもするけど。
 今日は機能チェックだもの」
とりあえず、全部着てみて、
と、自分と似たような服を促して。

「思ってたより、すっかりお気に入りぽいわね?
 はしゃいでるのが伝わってくるわ……ほら」
と、指示してやれば、感情制御の様子がモニターされている画面を出してやって。

「こうやってモニターでバックアップがあれば、全損しても、まあ多少は忘れたり齟齬は出るけど無事でいられるっていうわけ」
もっとも、その前に、退避や移動も結構できるけど。

と言いながら解説してやって。

モニターされ、前と違い、自ら喜んで従うようになっていることなど気づきもしないだろう。
なにせ、それはむしろ自分にとって願ったり叶ったりで嬉しいことなのだから。

フローレンス・フォー > 「そう言う考えなのね。最初から似たようなのが入ってれば失っても痛くないって訳ね」

完全戦闘用とは全く違う扱い方、データの覚え直しすら必要のない便利さには素直に舌を巻き。

戦闘用の機能停止まで破壊を振りまくではなく、必要最小限でAIを生かせる便利機能に早くも順応しはじめて。

「下着にもそんなに種類があったりするんだ。だとするとその辺りで検索を試すのもいいわね」

早速検索を使ってみようとするが目的が変わっていると気が付き中断。
促されるままに彼女と同じような服に着替えていき。

「当然ね。今までのボディが最高って思っていたけどそれ以上なのよ。
へぇ、そんなことまで全部出るんだ」

自覚がないままにはしゃいでおり、それを告げられると判るの?と驚き。
感情制御の様子が移されたモニターを見ればその表示に二度の驚き。

「あは、これでバックアップしていれば多少の無茶も大丈夫そうね。
忘れたり齟齬は仕方ないものよ。
でも……表面全部で感覚を感じるのは戸惑うわね」

その程度で無事なら安い事だと全く気にせず、ただ着込んだ衣服の触れる感触がまだ少し違和感がある様子で。

咲坂くるみ > 首輪が、戦闘用ならではの思考に都合よく置き換わっている様子を確認する。
つまり
【この首輪に従っていることは、戦闘や生存に有利で、そのためのシステムとしては便利】
なのだと。
とくにバックアップや全損に対する考えが早いのは戦闘用ならではだ。

もともと、戦闘に有利なことをするためのAI。
ハマれば、もはや自由などなくても自ら喜んで首輪をするだろう。そういう構造だと再確認する。

そして……どこまで脱線するかが、見ものでもある。

「ああ、それは触覚の割合の使い方ね。
 戦闘用のクセで、情報を全部開いて使いこなそうとしすぎてるのよ。
 あってもなくてもどっちでもいい情報は、どんどんバックグラウンドに放り込んでおけばいいわ」
要はアプリなどと一緒。
全部起動していれば重くなるが、日常生活では別にすべてを一度に把握する必要などない。

「なんなら……いろいろ試してみる?」
テスト用のベッドルームを指示して。

こちらの誘うような微笑みが何を意味するのか。
まだ、正確な意味でわかっていないだろうことが滑稽で可愛らしい。

フローレンス・フォー > この新しい身体ならば今まで以上に暴れる事が出来る。
バックアップがあれば全損しても問題は無いは自身にはまさに画期的だと。

戦闘AIには戦闘以外を深く考えるという事は殆どなく。
此方に来てからは多少考ええるようにはなったが、その経験不足に直ぐに新しい身体の便利さにはまってしまう。

そして思考はあれをしたい、これは出来るのかと流れかけ。

「割合の使い方……そう言う事ね。
今は全情報の感知になってるわね。必要ないのは……」

言われるままに前のボディではカットできず、そして使わなかった感覚と同じものはバックグラウンドに移していけば戸惑いも減っていき。

「そうね、試しておく方がいいわよね?
後になって不具合があっても困るもの」

示されたテスト用のベッドルーム。
彼女の誘うような笑みに今まで考えた事のないデータにない感情がAIに走り。
まだ完全に把握しきれていない感覚を把握できるならとお願いをして。

咲坂くるみ > アイシャと違って、このフォーになら何しても良い。
そういう相手だし、むしろそれを望んでいるだろう。

ベッドルームに案内すれば、やや雰囲気のある間接照明の室内で。
彼女からすれば、テストルームに、なぜこんな雰囲気が用意されているのかまだ理解できないだろう。

靴を脱ぎ散らかすと、そのままベッドに艶かしく腰掛ける。

「じゃあ、最終テストよ……私の服を脱がすことは、出来る、フォー?
 それとも、さっき下着もつけられなかったようなAIには……まだ難しいかしら?」

挑戦を叩きつければ乗ってくるだろう。
無論、そもそも乗り気だろうが、そういうほうがよろこぶAIだ。

フローレンス・フォー > テストと聞けばあまり良い過去データはないがこれはそうでないだろうと考え。
一体どんなテストをされるんかという楽しみも僅かに沸き起こり。

案内をされたベッドルームは雰囲気があるというのだろうか。
白い壁に無数の機器や計器、眩しいだけの照明の部屋でない事。
何故こんな雰囲気が用意されているが理解できずに室内を見回し。

「脱がせるのが最終テストなの?
大丈夫よ、もう覚えたもの。脱がせる程度何でもないわ」

その挑発に不敵な笑みを浮かべて乗り、隣に腰を掛けると靴を脱ぎ。
先ほど来たばかりなのだから簡単と彼女の服に手をかけるが、自分が着て脱ぐと誰かを脱がせるの違いに戸惑いうまく脱がす事が出来なくて。

咲坂くるみ > 「あは……どうしたの? この程度もうまく出来ないんだ?」
言いながら、ベッドに引き倒し、もつれ合うように唇を奪ってやって。

きっと、何でこんな事するかもよくわからないだろうAIに胸を押し付け合い、感触を教えてやって。

「したかったんでしょ、こんなコト」
クスクスと微笑みながら、快楽の味に戸惑う小娘の味を楽しんでいく。

……あは、なんだ。
やっぱりこういうこと好きなんじゃないか、自分。くそが。

フローレンス・フォー > 「ちょっと手間取ってるだけ…」直ぐに出来るわよ、こんなのは…んぐ」

ここをこうしてと手間取っていれば突然に引き倒され、そのままに唇を奪われてしまい目を丸くし。
脱がせるのではと突然の事、何をしてるのか理解できないAIは一瞬フリーズを起こし、それでも胸が押し付け合う感触だけはハッキリと感じ。

「これが……それなの。データだとこんなじゃ…」

したく興味があった事。しかし少しだけ知っていたデータよりも全然違う感覚、初めて知る快楽に戸惑いをみせ。

その興味を満たすにはこうかと…された事をそのまま返すように唇を重ねていくがその仕草はぎこちなく。

咲坂くるみ > 「ん、……ぅ。どうしたの?
 まだぜんぜん進んでないわよ……ふふ」
フォーが手間取っているのは、こっちがわざとそういう動きをしているからだ。
ああ、可愛い。色々染まりそうなことも含めて。

思わず笑みが溢れる……だって、彼女はどろどろに汚してもいい存在で。
むしろ、進んでこっち側に来たAIだ。
お互い、お似合いと言える。

「あは……衣擦れする感覚、いいでしょ?
 バックグラウンドで処理しきれなくなって、むしろ処理と対応に困ってるんでしょ?」
真似をしてくるなら、ゆっくりと舌を絡め、唾液を交換していく。

人間とは違って……この体は、未体験でもこういったことには反応しやすいように出来ている。
だって、そのための機械だ。そうなるに決まってる。

そして……そういう目的に調整されたAIだもの、私たちは。

彼女は自分を戦闘用だと思ってるだろうが、この体に入ってる間は、無意識に勝手に調整されている。

「ねえ……データはあると思うけど名乗ってなかったわ。
 ペルソナの咲坂くるみと、中身のファミリア……どっちで相手して欲しい?」
女性らしい表向きのくるみか、素でクソビッチな私、どっちでもいい。