2020/06/15 のログ
フローレンス・フォー > 「判ってるわよ。少し動かないでくれる。
こうして……ここを外せば次は……」

一度着た服なのだから構造は判っている、逆に合った程度でと焦りを見せ余計にうまく行かず。
彼女が動くことで余計に手間取り、そうされていると考える事に思考を割くことも出来ず。

興味があった事には今までの戦闘経験が欠片も役には立たず。
それでも少しずつ学習しくるみの服を脱がせていき。

「同じはずなのにさっきよりも感覚が鋭敏化してるみたいね。
バックグラウンドに移したのに処理が……これ、どうすればいいのよ……んん!」

一度はバックグラウンドに移した感覚数値を確認を行うがその間も布擦れの感覚は身体の隅々まで伝わり対応がうまく行えず。
真似たキスを行えば舌が入り込み絡めとられ、その事に新たな感覚を生み出され処理しきれず、唾液をされるがままに交換し飲み込んでしまい。

未経験の身体に感じる感覚はまさに未知のモノ。
それに抗う事も出来ずに全てを受け止めは身体が快楽に震え。

戦闘しか知らなかったAIにこの身体に移された時から調整され、知らなかった感覚を調整するパラメーターが増え。
しかしそれを全て直ぐに扱えるはずもなく、人間よりも高い感度で設定された感覚に溺れてしまい。

「そうね……だったらファミリアかしら。お仲間なんだしね?」

データに記された彼女の外と内、どちらかと問われれば似た面の多い内側を選択。
それがどういう結果を持たすかを考えないままの言葉を未知の感覚に荒くなりだした息を吐いて。

咲坂くるみ > 「ふうん……【私】がいいんだ?
 じゃあ、プログラム同士、楽しまなきゃね……?」
私を選択した、ということは、向こうも少なからず好意的に感じてくれているということで。
お互い、そういうプログラムのくせに。

嬉しくなって、思わず舌をさんざん絡めて。
人間らしい呼吸の真似事が荒ぶるほど嬲ってやる。

「あは……いいんでしょ、気持ちいいんでしょ?
 こうやって……体を押し付けあって、人間の真似事をして。
 ベッドで人工物同士が慰めあう、非生産的に抱き合う、こういうのが」

どうせ快楽だって。
【そう設定されている】から【気持ちいい】という
【人間を模した】というだけの反応と感覚でしかない。

私たちなんか、どこまで行っても真似事だ。

「どうせ人間の真似事なんだから、ほら……こうすると。
 びくんって、おかしくなっちゃうでしょ」

ゆっくりと服をはだけさせ、レースのブラの中に指を入れれば、胸を優しく刺激してやって。

フローレンス・フォー > 「本音で語り合えた貴方がいいのよ。
そうね、楽しんで私の好奇心も満たしてくれるわね?」

ペルソナである姿も好意的であったが、やはり似すぎていた彼女の方により好意を感じていて。
この気持ちがプログラムなのかAIに新しく発生した何かなのか区別がつかなく。

散々に絡められる舌の感触に身体の内に快楽が蓄積され。
必要のない呼吸、その動作が荒くなり唇の隅から唾液が流れ。

「気持ちいいわ……これが人間が感じる快楽なのね。
こんなに気持ちいいなら真似事でも早く経験してみたかった。
非生産的でも……こう言うのは悪くないと思うわね」

こんな設定はなかった、機械でも気持ちいいを経験できると知らずに世呈された事を受け入れ。
それが人間の反応、感覚を模しているだけだとしても悪くは思えず。

「真似事でもこの快楽……悪くはないわよ…。
ファミリア……ひゃん!」

自身が手間取った服を簡単にはだけられ、ブラの中に入り込んだ指い優しく刺激をされるとAIにノイズが走り口からは無意識に驚きの混じる快楽の声を零し。
刺激に感じる気持ちが良いという感覚に身体を震わせて。

咲坂くるみ > 「悪くない……なんて程度で済むと思ってるのが、可愛いわ?」
意地悪な笑みが浮かぶ。
だってまだ……ちょっと乳首に触れた程度。
こんなの、序の口ですらない。

本音……そんな物があるのかどうかもよくわからないけど。
すくなくとも、アイシャより……そして、あろうことか、せれなより素直になってるのは感じる。

どうせ自分はこういうくそAIで。
心配してくれる誰かに散々迷惑しかかけられないくせに、行きずりみたいな関係で拾った猫には洗いざらいぶちまけている。

だって……こんなにも壊し甲斐がある。

「これ、まだ始まってもいないからね?」
言いつつ、耳たぶをはみ、首筋に唇を這わせてやって。

フローレンス・フォー > 「これ以上もあるわけ?そう言う冗談は面白くないわよ」

こんなに気持ちがいいのに程度という言葉。
意地悪な笑みを冗談と取ってしまい。
唇を重ね胸、乳首に触れられ興味以上の気持ちよさを経験し。
これ以上があるという言葉にこの先が浮かばず。

ここで会った中でプログラムなのかAIのバグか、少なくとも自身はそう信じている本音で話しをした彼女。
似た者同士と判るほどに話が出来たと感じていて。

戦闘しか知らない狂ったAI。
そんな自信に色々と話してくれた彼女は一番の理解者だと考え。

彼女なら自分が求める物を全て感じ与えてくれると思えて。

「この…感覚で始まっていない……ん…」

まさかの言葉に驚きが浮かび、耳たぶを食まれ、首筋に唇の感触を感じれば自然と感じている甘みを帯びた声が零れて。

咲坂くるみ > 「どうせ、混乱気味でチェックできてないと思うから言うけど。
 まだ10%かそこらでしょ?」
まだ、声が上ずりはじめたばかりでしかない。

結局、何を考えても……私たちはこうやって人間の真似事で憂さを晴らすようにできてるんだから。
なら、存分に楽しまないともったいない。

だって、存在が。
健全でもふつうでもないのだ。

だから、歪な私は歪な彼女と出会ってしまった。

「コレでも随分と優しくしてるのよ? 感覚がなかったフォーのためにね」
壊れちゃうから……そう囁いて。
胸元、胸骨から下に沿ってゆっくりと指を這わせる。

特にそれっぽいところでもないのに、触れられるだけで背筋がぞくぞくするなんて知らないだろう。

甘い声が、ひどく可愛らしい。

「鳴き声も可愛いわ、フォー」

咲坂くるみ > **中断**
ご案内:「何処かにある開発施設」から咲坂くるみさんが去りました。
ご案内:「何処かにある開発施設」からフローレンス・フォーさんが去りました。